ペンタックス オートロンAF 35mmフィルムコンパクトカメラ(1983年3月配布物)

ペンタックス オートロンAF 35mmフィルムコンパクトカメラ(1983年3月配布物)

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目次

ペンタックス オートロンAFについて

1982年に発売された、ペンタックス初のコンパクトカメラであるオートロンシリーズのフィルムコンパクトカメラ、ペンタックス オートロンAFのカタログです。

当時の販売価格は、37,000円。(ストラップ付き)

オートフォーカス、オートストロボ内蔵のコンパクトカメラだが、フィルム巻き上げと巻き戻しは自動ではなく手動式となる。

勿論、フィルム感度設定もDXコード対応ではなく、手動設定となる。

ペンタックス オートロンAFの個人的感想

このペンタックスオートロンAFはペンタックス初のコンパクトカメラシリーズのカメラです。

AFでありながら、フィルム巻き上げはダイヤルを回して行うという原始的な仕様となっています。

しかしながら、シャッター半押しでフォーカスロック出来ることや、逆光露出補正ボタン(+1.5EV)が付いていたり、また、ファインダー内情報で、ストロボ充電完了表示ランプが付いていたり、緑が点灯すれば撮影OK、橙が点灯すれば手ブレ警告のランプが付いていたりするなど、カメラに慣れた人が欲しがる機能が搭載されていたりする。

おそらく、ペンタックスはコンパクトカメラのターゲットを、全く理解していなかったのでしょう。

その当時のカメラマニアが、このコンパクトカメラを、買う訳ないでしょ!?

カメラ製造メーカーとしてのプロの目線が、どうしても残ってしまっている。

いっそのこと、女性や子供を企画開発会議に招いて、そのままの要望で作ってしまったほうが余程売れるものが作れたのではないだろうか?

このペンタックスオートロンAFが発売された4年後には、富士フィルムから世界初のレンズ付きフィルム「写ルンです」が発売され、爆発的なヒットを産む。

素人なんてそんなもの。

L判サイズプリントで、取り敢えず、写ってりゃいいんです。

より美しく撮影できるカメラを作ろうとか、より撮影者の使い勝手の良いものを作ろうなんて、半端なことをするから、こんなコンパクトカメラになってしまうのですよ。

さらに、このコンパクトカメラには別売りで、専用のワインダー(5,000円)まで用意されている。

全くをもって、意味不明なコンパクトカメラです。(^_^;)

さらに、自動巻き上げでもないのに、単4乾電池を2本も使用する。

このカメラのどこにそんな電源を必要とすることがあることやら・・・。

ただ、カメラマニアにとっては、今でも使い勝手が良さそうなカメラではありますが・・・ね。(^_^;)

【↓こちらの記事も参考にして下さい↓】

【フィルムコンパクトカメラ実写レビュー】 ペンタックス オートロンAF PC35AF(1982年発売)

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現カメラカタログの内容と状態

※A4サイズ全6ページ

現カタログの状態の目安:★★★☆☆

★★★★★:新品同様
★★★★☆:保存状態良好
★★★☆☆:良好だが擦り傷等有り
★★☆☆☆:擦り傷や折れ等有り
★☆☆☆☆:破れ等有り

 







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