ペンタックス35mm一眼レフアクセサリー総合カタログ(1982年4月配布物)
ペンタックス35mm一眼レフアクセサリー総合カタログ(1982年4月配布物)
目次
ペンタックス35mm一眼レフアクセサリーについて
1982年に配布された、ペンタックス製一眼レフカメラ用のアクセサリー総合カタログです。
この当時、ペンタックスから販売されていたカメラは、ペンタックスLX、ME F、MEsuper、MG、MV1、MXの計6機種です。
フィルムカメラ全盛時代のペンタックス一眼レフカメラアクセサリーが掲載されています。
内容としては、モータードライブ、ワインダー、オートストロボ、LX用ファインダー、フォーカシングスクリーン、データバック、接写リング、ケース、バッグ、フィルター等々を掲載。
ペンタックス35mm一眼レフアクセサリーの個人的感想
1980年代は、マニュアルフォーカスフィルム一眼レフカメラが成熟期を迎えた時代です。
各カメラメーカーから用途や予算に合わせたフィルム一眼レフカメラをシステム化して販売しており、共通のカメラアクセサリー類を多数販売していました。
1つのカメラに対して、専用のカメラアクセサリーを販売するという手法では、開発・製造予算も多く掛かってしまいますが、同様の型式のカメラボディを使用して、機能や価格や名前を変更して販売することで、カメラボディの開発・製造予算のみならず、オプションとなるアクセサリーの開発・製造予算も削減することができます。
この当時は、「オプションで儲ける」という発想は、まだ定着していなかったかも知れませんが、顧客の満足を満たすために、特段、プロカメラマンの要望を満たすために、魅力的なアクセサリーが用意されていました。
長尺マガジンなどは良い例で、アマチュアや素人には全く必要ないものです。
面白いものとしては、ミラーアダプターという望遠レンズ先端に装着する特殊撮影アダプターがあり、これを付けるとカメラを向けた方向と直角方向を撮影できるといもの。
これって、何に使うのでしょうか?
まさか・・・盗撮っ!?
でも、私も昔はライカM2をぶら下げて、街中を行き交う人物像をスナップしていましたが、最近は個人情報保護法やら、肖像権やらで、なにかとうるさい時代になってしまい、人物に向けての積極的な撮影が出来なくなってしまいました。
若い頃は、綺麗な人を見つけたら、声を掛けて写真を撮らせてもらっていたりしましたが、もうそんな積極性もありません。(^_^;)
ちょっと話はそれますが、昔、カメラ雑誌(日本カメラかアサヒカメラかは忘れました)のフォトコンテストページの審査員をしていた篠山紀信が、今回落選した写真をチョイスし、その写真がなぜ落選したかの理由を記載している欄がありました。
その落選した写真は、どう見ても美人とは言えない女性の顔が、どアップで写っているものでした。
その評論として篠山紀信はこう書いておりました。
「モデルが平凡です。」
子供の頃、この記事をみて、「被写体となる人物の良いところを引き出して撮影するのが、真のプロカメラマンだ」などという考えは、ただの綺麗ごとであることを理解しました。
人物スナップ写真でも、魅力的なモデルを含む画を被写体にすることが、第一条件だと思います。
カメラを向けると嫌な顔をされそうなとき、このミラーアダプターを使用すれば良い写真が撮れるかもしれませんね。(ちょっと犯罪的な臭いがしてしまいますが・・・)
しかし、その他カメラアクセサリー類は、一眼レフカメラを使用する上で、必要不可欠なものだと思います。(^^)
現カメラカタログの内容と状態
※A4サイズ全16ページ
現カタログの状態の目安:★★★☆☆
★★★★★:新品同様
★★★★☆:保存状態良好
★★★☆☆:良好だが擦り傷等有り
★★☆☆☆:擦り傷や折れ等有り
★☆☆☆☆:破れ等有り
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カメラカタログ通販サイト管理運営・執筆者。
子供の頃、カメラが好きで集めていたカメラカタログを、ネット通販で取り扱う「カメラカタログ通販」の管理運営をしています。
このネットショップサイトの運営を開始してから、自らもフィルムカメラによる写真撮影に目覚め、銀塩写真撮影を再開した、アラフィフ男です。