コンタックス139QUARTZ フィルム一眼レフカメラ(1984年10月配布物)

コンタックス139QUARTZ フィルム一眼レフカメラ(1984年10月配布物)

(contax-005)

目次

コンタックス139QUARTZについて

1979年に発売。

新生コンタックス初の一眼レフであるコンタックスRTSに次いで発売されたカメラ。

プロ用カメラであるコンタックスRTSより優れている点も幾つかあり、シャッター速度は水晶発振で制御されるため精度が高く、フラッシュ同調は1/60秒から1/100秒となり、AEロックも装備されている。

コンタックスの特徴である、軍艦部左側にシャッターダイヤル、右側にASAフィルム感度と露出補正ダイヤルという仕様はこのコンタックス139クォーツも同様となっている。

当時の販売価格はボディ価格で66,800円。

ワインダー内蔵モデルということで、カタログ内もスポーツ撮影をメインに取り上げている。

コンタックスは1974年にカール・ツァイスが日本のカメラメーカーであるヤシカとライセンス契約を行ってスタートしたカメラメーカーであり、ボディの製造はヤシカ、レンズの設計はカール・ツァイス、レンズの製造はヤシカとカール・ツァイス、ボディのデザインはポルシェデザインが担当しています。

ドイツのツァイス・イコンのコンタックスと区別するために、「ヤシカ・コンタックス」とも称されます。

1983年以降は京セラがヤシカを買収したため、「京セラ・コンタックス」と称していました。

コンタックス139QUARTZの個人的感想

このコンタックス139クォーツは、その当時、かなり気になっていた一眼レフカメラの1つです。

まずはツァイスレンズが使用できるということ。

私のカメラの趣味は、天体観測で使用する天体望遠鏡から写真の世界に入りましたので、カール・ツァイス・イエナ製(東ドイツ)の天体望遠鏡やカール・ツァイス製(西ドイツ)の双眼鏡などから、その高性能ぶりは十二分に知っていました。

「あのツァイスの写真レンズが使用できるカメラ」として、コンタックスに興味を持たない訳がありません。

それに加えて、ポルシェデザインによる、コンタックス139クォーツの洗練されたボディデザインと素晴らしい質感。

さらに、絞り優先AEとマニュアル露出が使用できるという当時のカメラの基本を抑えていて、頻繁に使用する露出補正ダイヤルが軍艦部右側にあるというのも好みでした。

唯一の難点は価格が少々高かったこと。

最終的に私が購入したペンタックスMEスーパーよりも11,800円高いし、ツァイスレンズを揃えていくのもの高くつく。

しかし、カタログを見返すと、今でもまた欲しくなってしまいそうになるカメラです。

ジウジアーロがデザインした、ニコンEMも同様です。

こういうカメラこそ、今、見直されるべきカメラであると思います。

現カメラカタログの内容と状態

※変形A4サイズ全20ページ

現カタログの状態の目安:★★★☆☆

★★★★★:新品同様
★★★★☆:保存状態良好
★★★☆☆:良好だが擦り傷等有り
★★☆☆☆:擦り傷や折れ等有り
★☆☆☆☆:破れ等有り

 







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