ミノルタ TC-1 35mmレンズシャッター式AFフィルムコンパクトカメラ(1996年2月配布物)

ミノルタ TC-1 35mmレンズシャッター式AFフィルムコンパクトカメラ(1996年2月配布物)

(c-minolta-002)

目次

ミノルタ TC-1について

1996年に発売された、超小型にして超高性能な35mmレンズシャッター式オートフォーカスフィルムコンパクトカメラ、ミノルタTC-1のカタログです。

外装にはチタン合金を使用し、完全円形マニュアル絞りの搭載、非球面レンズ2枚3面使用の5群5枚構成ガラスレンズの採用、一眼レフと同様のアクティブAF方式の採用、マニュアルフォーカス搭載、中央部重点測光とスポット測光が使用可能、絞り優先AE専用機、露出補正機能、視度調整が出来るファインダー、フィルムDXコード自動読み取り方式だがマニュアルでも設定可能なフィルム感度、等々、一眼レフ顔負けの機能が充実したコンパクトカメラ。

当時の販売価格は、148,000円(税別、ケース・ストラップ付き)

カメラグランプリ’96受賞のカメラです。

ミノルタ TC-1の個人的感想

このミノルタTC-1は、カメラマニアであれば、ミノルタファンでなくとも、興味を持たずにはいられないコンパクトカメラだったと言えるでしょう。

まずはその外観。

シンプルな箱型のデザインで、チタン外装をまとった超小型のボディ、さらにグリップ部分には革張りを施し、高級感溢れるものとなっている。

絞り優先AE専用機というのもいい。

さらに絞り操作がレンズ部分にあるコンパクトカメラというのは非常に珍しく、最近ではデジタル一眼レフでも絞りリングがレンズに付いていないため、非常に操作がしづらかったりする。

カメラをグリップしている右手の人差し指でダイヤルやボタンをチョコチョコしで絞りを操作しないといけないカメラなど、本物のカメラではないと思っているのは私だけだろうか?

絞り操作はカメラを支える左手の親指と人差し指で行うのが、やはりベストだ。

このミノルタTC-1は、そこまで拘っているカメラと言えます。

完全円形絞りの採用で、ボケ味も自然なものになる。

欲を言うと、F2.8程度の、もう少し明るいレンズを搭載して欲しかったかな。

レンズは非球面を取り入れた全ガラスレンズである、Gロッコール28mmF3.5。

コンパクトカメラのレンズで、一眼レフ用交換レンズのブランド名を冠するのは特別なコンパクトカメラであることの証とも言えよう。

そんな超高級超小型カメラであるミノルタTC-1ではありますが、私は購入しませんでした。

148,000円はやはりお高い・・・。

このカメラの発売当時、私は「ライツミノルタCL」を使っていましたが、これだってライカMシリーズのカメラに比べれば、十分に小さいし軽い。

ジーンズやワイシャツのポケットに入ると言うのなら話は違ってくるが、どうせストラップで肩から吊り下げたり、ウエストケースに入れるのなら、ミノルタTC-1もライツミノルタCLも大きさは、私にとっては同様だったということかも知れない。

現カメラカタログの内容と状態

※A4サイズ全20ページ

現カタログの状態の目安:★★★★☆

★★★★★:新品同様
★★★★☆:保存状態良好
★★★☆☆:良好だが擦り傷等有り
★★☆☆☆:擦り傷や折れ等有り
★☆☆☆☆:破れ等有り

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