コンタックスRTSⅡ QUARTZ フィルム一眼レフカメラ(1983年11月配布物)

コンタックスRTSⅡ QUARTZ フィルム一眼レフカメラ(1983年11月配布物)

(contax-001)

目次

コンタックスRTSⅡQUARTZについて

1982年に発売された、コンタックスRTSの後継機にあたるフラッグシップ一眼レフ、コンタックスRTSⅡのカタログです。

当時の販売価格は、ボディ価格が138,000円。

コンタックスは1974年にカール・ツァイスが日本のカメラメーカーであるヤシカとライセンス契約を行ってスタートしたカメラメーカーであり、ボディの製造はヤシカ、レンズの設計はカール・ツァイス、レンズの製造はヤシカとカール・ツァイス、ボディのデザインはポルシェデザインが担当しています。

ドイツのツァイス・イコンのコンタックスと区別するために、「ヤシカ・コンタックス」とも称されます。

1983年以降は京セラがヤシカを買収したため、「京セラ・コンタックス」と称していました。

RTSⅡは絞り優先AEとマニュアル露出を搭載し、フェザータッチと称される0.7mmストロークの電磁レリーズシャッターボタンを備えています。

コンタックスRTSⅡQUARTZの個人的感想

このカメラは1975年に発売された新生コンタックスブランドの第一弾となる「コンタックスRTS」の布製シャッター幕をチタン幕製に変更したり、水晶発信制御にするなどの改良が加えられた後継機のカメラです。

プロ用機材としての扱いになるので、当然価格もボディのみで138,000円と安くない。

コンタックスの魅力は何と言っても、「ツァイスレンズ」です。

ツァイスレンズ無くして、コンタックスの魅力は語れません。

ツァイスレンズが使用できるからこそ、コンタックスのカメラボディを購入するのです。

では、ヤシカが製造するコンタックスのカメラボディは全く魅力のないものかと言われると、それも違う。

ポルシェがデザインするそのカメラボディは、なんとも言えない美しさがあります。

良く故障しようが、革がボロボロになり易すかろうが、日本のカメラにはない魅力があります。

車のデザイナーがデザインしたカメラとしては、ニコンF3やニコンEMがジウジアーロデザインとして有名ですが、やはり美しさが他とは違う。

このコンタックスRTSⅡのデザインも、他のカメラとどこが大きく違うのかと言われると答えづらいですが、やはり海外のデザイナーは美的感覚が優れている人が多いのでしょう。

しかし、この程度の性能でこの価格、プロ用カメラとは言え、購入対象にはなりませんでしたね。(^_^;)

現カメラカタログの内容と状態

※A4サイズ全32ページ

※カタログ表紙下部の一部に欠けがあります。

現カタログの状態の目安:★★★☆☆

★★★★★:新品同様
★★★★☆:保存状態良好
★★★☆☆:良好だが擦り傷等有り
★★☆☆☆:擦り傷や折れ等有り
★☆☆☆☆:破れ等有り

 







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