コンタックス ツァイスT*(スター)AE交換レンズシステム(1984年11月配布物)

コンタックス ツァイスT*(スター)AE交換レンズシステム(1984年11月配布物)

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目次

コンタックス ツァイスT*(スター)AEレンズについて

1975年から発売が開始された、コンタックス製フィルム一眼レフカメラのための交換レンズ群である、ツァイスT*(スター)交換レンズシステムのカタログです。

AEレンズと呼ばれる、プログラムAEやシャッター速度優先AEには対応しないタイプのレンズが掲載されています。

このレンズカタログが配布された1984年当時に発売されていたコンタックス製フィルム一眼レフカメラは、コンタックスRTS・RTSⅡ・137MAクォーツ・137MDクォーツ・139クォーツの全5機種となり、まだ、プログラムAE機が存在する前のレンズカタログです。

コンタックスは西ドイツのカール・ツァイス製のレンズが使用できることで有名ですが、「写真はレンズで決まる」という名文句を使うほどの、描写性能に定評のあるレンズを提供しています。

コンタックス ツァイスT*(スター)AEレンズの個人的感想

カール・ツァイスレンズにはT*(スター)マークが付けられており、これは多層膜コーティングを施したレンズに付けられた称号です。

カール・ツァイスのレンズを使用したことがある方には分かるかも知れませんが、カール・ツァイスでは解像力よりもコントラストを重視しており、実際にコントラストの良さを実感することが出来ます。

ツァイス独自の多層膜コーティングやレンズ内部の乱反射防止対策は、他社の追随を許さないほどのものであり、私はツァイス製の双眼鏡も利用していましたが、同仕様のニコン製の双眼鏡と比べても、クッキリはっきり見えたのは、ツァイス製の双眼鏡でした。

解像度や視野周辺の像の流れ方などを比べると、決してツァイス製の双眼鏡が優れているという訳ではなかったのですが、コントラストの良さからクッキリはっきり見えたのはツァイス製のものでした。

この「何に重きを置くか?」という考えをハッキリさせるのは、優柔不断な日本人の苦手とするところなのかも知れません。

同じように作っていても、同じようにはならない。

車で言うなら、メルセデス・ベンツと同じマルチリンク・サスペンションを採用したトヨタ・クラウンでも、やはり同じ乗り心地にはならない、というのにも似ています。

ツァイスは、カメラマニアのみならず、望遠鏡や双眼鏡などを使用する、全てのレンズマニア憧れの存在なのです。

個人的には30年程前、プラナーT*85mmF1.4(MM)やその他数本を所持していたことがありますが、描写性能が良かったのは言うまでも有りません。

しかし、ライカを使用し始め、「綺麗に撮る写真」から少し離れていった時期でもあったため、全てを売却して、1950年代のライカ製レンズ購入資金へと変わってしまいました。(^_^;)

ライカ使いを辞めてしまった今、またツァイスの描写力に少し興味を持ち始めました。(^^)

現カメラカタログの内容と状態

※A4サイズ全8ページ

※カタログ表紙はハゲ等があります。

現カタログの状態の目安:★★☆☆☆

★★★★★:新品同様
★★★★☆:保存状態良好
★★★☆☆:良好だが擦り傷等有り
★★☆☆☆:擦り傷や折れ等有り
★☆☆☆☆:破れ等有り

※現カタログの状態の目安はあくまで主観的なものです。およその保存状態はカタログスキャン画像から推察して下さい。







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