ブリックハウス ロブスト/Brick House Classic Robusto
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ブリックハウス |
| シリーズ名 | クラシック |
| ビトラ | ロブスト |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 21.4mm (54) |
| ラッパー | ニカラグア産 ハバナ・スビド種 |
| バインダー | ニカラグア産 |
| フィラー | ニカラグア産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 |
この”ブリックハウス ロブスト/Brick House Classic Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューするのは、1895年に創業したアメリカ最古の葉巻メーカーである、”J.C.ニューマン/J.C.Newman”が製造する、”ブリックハウス ロブスト/Brick House Classic Robusto”です。
”ブリックハウス/Brick House”は、1937年に創業者のジュリアス・シーザー・ニューマンによって立ち上げられたブランドであり、当初はキューバ産タバコ葉のみで作られていましたが、2009年に3代目オーナーである”エリック・ニューマン”と”ボビー・ニューマン”が、ニカラグア産タバコ葉を使用して、復活を成し遂げた葉巻ブランドです。
”ブリックハウス/Brick House”葉巻ブランドには、
- ”ブリックハウス クラシック/Brick House Classic”シリーズ
- ”ブリックハウス マデューロ/Brick House Maduro”シリーズ
- ”ブリックハウス ダブルコネチカット/Brick House Double Connecticut”シリーズ
上記3つの葉巻シリーズがあります。
過去に、”ブリックハウス マデューロ/Brick House Maduro”シリーズを喫煙し、レビューしましたが、マデューロ葉巻にも関わらず、意外にもマイルドで吸いやすい葉巻でした。(”ブリックハウス”葉巻ブランドの簡単な経歴に関しても、そちらの投稿を参照して下さい)
”ブリックハウス ダブルコネチカット/Brick House Double Connecticut”シリーズは、日本国未入荷の葉巻ですが、その名の通り、ラッパーとバインダーに、アメリカ合衆国産のコネチカット シェードとコネチカット ブロードリーフを使用していて、スパイシーでありながら、この3シリーズの中で一番マイルドな葉巻に仕上げているようです。
今回喫煙するのは、”ブリックハウス クラシック/Brick House Classic”シリーズであり、”ブリックハウス”葉巻ブランドの基本となる葉巻となります。
私がこの、”ブリックハウス ロブスト/Brick House Classic Robusto”を喫煙するのは、今回で2本目となりますが、その時の私の喫煙メモには、”革の味メインの味で、苦みや雑味もないが、全体的に風味が弱く、非常にマイルドな葉巻であり、もっとメープルシロップのような甘みや、ペッパー感が欲しい”と、記述していました。
この頃は、まだ葉巻を吸い始めて間もない頃でしたので、詳細な喫煙レビューは行えていませんが、ある程度のトレーニングを積んできた今の私になら、この葉巻に潜んでいる、”深い味”を見つけ出せるかも知れません。
この、”ブリックハウス ロブスト/Brick House Classic Robusto”は、ニカラグア産ハバナ スビド種(H2000?)のラッパーに、ニカラグア産のバインダーとフィラーを使用した、真のニカラグアン・ピューロです。
葉巻初心者の方や、葉巻を始めたばかりの葉巻女子の方で、ニカラグアン・ピューロを初めて吸うという方には、価格も1本1,060円と比較的リーズナブルですし、”ホヤ・デ・ニカラグア アンターニョ”や”シーエーオー ピロン”のようなフレーバーの強さもなく、葉巻としての基本的な風味を味わえるため、お勧めできる葉巻だと思っています。
でも、それは、今回の新たな葉巻レビューをした後に、再考したほうが良さそうですね。
それでは”ブリックハウス ロブスト/Brick House Classic Robusto”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
ニカラグア産ハバナ スビド種のラッパーで巻かれた”ブリックハウス ロブスト/Brick House Classic Robusto”は、コロラドマデューロ色(濃い茶色)をしていて、僅かに黒光りしています。
葉巻表面には、適度な艶があり、美しい仕上がりになっています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、金色と赤色と黒色とクリーム色を使用した、豪華な作りとなっています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さがあり、十分な量のタバコ葉が使われているように思えます。
葉巻ボディからは、葉巻らしく、甘く香ばしい、良い香りがします。
葉巻全体を手に持って確認すると、太い葉脈などは見当たらず、少しの艶があって、美しい外観をしています。
この葉巻は、平均気温28℃・湿度69%に維持した自家製ヒュミドール内にて、21日間の加湿・熟成を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ローストされた干し草の香りがして、引き抵抗は、比較的軽めですが、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から2cm程離して、炎で煽るようにゆっくり且つ、しっかりと炙り(2分30秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したら、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行って、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、僅かな酸味を伴うオークウッドの味からスタート。
革とナッツの味も追加される。
背景には、少しのほろ苦さを伴うビターなメープルシロップや蜂蜜の甘さがある。
喫煙開始8分時点で、主役の味が、オークウッドの味から革の味へと入れ替わる。
喫煙開始13分時点で、写真撮影中に葉巻をうっかりと落としてしまい、灰が折れてしまった。
煙はそこそこクリーミーだが、僅かに角がある。
喫煙スタート直後に感じた僅かな酸味は、草の味にも思えるし、フルーツの酸味にも感じる。
序盤の味を纏めると、ロースト感を伴う革の味と、背景にはビターなメープルシロップの甘さと、草やフルーツの酸味がある葉巻だと言える。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から21分以降の中盤は、序盤とあまり変わらない味で、吸い続けている。
ペッパーは適度な量で、多くも少なくもない。
喫煙開始32分時点で、2回目(?)の灰折を行う。
灰は硬く、ポキッと綺麗に折れる。
序盤の草やフルーツの酸味と感じた味は、草やドライフルーツ(オレンジやレーズン)の酸味の味だと、私なりに認定した。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から40分以降の終盤は、序盤・中盤の味に、コーヒーの味が追加される。
それが、ロースト感の増加を助長する。
喫煙開始47分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。
喫煙開始50分時点で、僅かな苦みが出始める。
3回目の灰折を行うと同時に、火を使わないパージ(煙を逆に吹き戻す)を行う。
一時的に苦みは減少するが、味のバランスが崩れてきたこの時点で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”ブリックハウス ロブスト/Brick House Classic Robusto”は、革とオークウッドとナッツとコーヒーの味に、草やドライフルーツの酸味、背景にビターなメープルシロップや蜂蜜の甘さを味わえる葉巻だと言える。
ストレングス(強さ)はマイルド~ミディアムで、ペッパーも適量なので、葉巻初心者の方でも吸いやすい葉巻ではないかと思う。
この葉巻の味わうべきポイントは、ローストされた革や樹木の味を伴う、ビターなメープルシロップの甘さだと考える。
私には、ドライフルーツの酸味が、草の味にも思えてしまったことから、個人的にはあまりハマらなかったが、リーズナブルであるにも関わらず、良い葉巻であることは確かだと思う。
以前に喫煙レビューした、”ブリックハウス ロブスト マデューロ/Brick House Robusto Maduro”と比較すると、個人的には草の味がしない、マデューロの方が好みかも知れない。
以前吸ったときと比べると、確かに、より味の詳細を掴めることが出来たと考えるが、感じなくても良い、苦手な”草の味”を感じてしまったのは、個人的に残念でならない。
参考までに、この”ブリックハウス クラシック/Brick House Classic”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、86ポイント~92ポイントという評価を得ており、このロブスト葉巻ビトラに於いては、88ポイント~92ポイントという高評価を以て、2010年の葉巻トップ25(92ポイント17位)に輝いています。また、”ブリックハウス/Brick House”葉巻ブランド全体としては、84ポイント~93ポイントという評価を得ており、”ブリックハウス チャーチル/Brick House Churchill”は、2022年の葉巻トップ25(92ポイント18位)、”ブリックハウス コロナラルガ/Brick House Corona Larga”は、2016年の葉巻トップ25(93ポイント17位)に輝いています。
喫煙時間
喫煙時間:58分
味覚フレーバーグラフ (追記レビュー時毎に更新)
| チョコレート(カカオ豆) | ★★☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★☆☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★☆☆☆ |
| コーヒー(苦み含む) | ★★★☆☆ |
| トースト(パン・小麦粉) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★★☆ |
| 革 | ★★☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★☆☆☆ |
| 草(わら・ハーブ等) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★★☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度 (追記レビュー時毎に更新)
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $7.60 (1ドル148円換算にて1,125円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €6.20 (1ユーロ160円換算にて992円)
- 日本国内価格 ¥1,060時点 (参考日本販売価格倍率1.00倍)
ギャラリー
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2024/12/22
今回で2本目となる、”ブリックハウス ロブスト”を喫煙する。
平均室温18℃・湿度68%の自宅ヒュミドールにて、29日間加湿・熟成したものを吸う。
喫煙前に6時間ほど、湿度47%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行う。
ドライシング前に13.92gあった葉巻重量は、ドライシング後には13.81gになっており、全体の0.79%の適切な葉巻内包湿度が減少していることを確認し、喫煙を開始する。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約3分かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2023年にアメリカにて公開されたSFアクションスリラー映画である”ドミノ/Hypnotic”を見ながら喫煙する。
この映画には、”ベン・アフレック”や”ウィリアム・フィクナー”等が出演しており、中々の話の進行具合を見せていたが、話のオチとしてはバブル期に流行ったような昔のオチであり、上映時間が94分という短い時間であったことに救われた。(^^;)
特に悪い映画だとは思わないが、今更見る映画でもないだろう。
そんな映画の話はさておき、葉巻レビューに入りたい。
序盤は、爽やかな杉の木と少量の革と土の味からスタートする。
その爽やかな喫味は、どちらかというと酸味に近いかも知れない。
この葉巻には”ブリックハウス”特有の味があり、”カビ臭い”風味とでも言おうか、それは決して私が好きな”素朴な土の味”ではない。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、少しの苦みと小麦粉の風味を含んだ適量のペッパー(白黒混合の胡椒)があることを確認する。
ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)もミディアムと言ったところだろう。
副流煙の香りには、香ばしさも含まれているが、それほど魅力的な香りではない。
喫煙開始40分時点では、ごく僅かのカカオ豆(コーヒー豆)の味が追加される。
味の系統としては、格安葉巻の”ロベルト・P・デュラン”葉巻シリーズに似たものがある。
少しの苦みや酸味が序盤から含まれていることもあり、個人的にはあまり好きな味ではない。
以前に喫煙レビューした”ブリックハウス ショートトルペード”ではもう少し旨い葉巻に感じたのだが、もしかするとビトラによって味が大きく変わる葉巻なのかも知れない。
つい最近発表された、2024年のシガーアフィショナードTOP25では、”ブリックハウス チャーチル”が93ポイント10位にランクインしていたが、”ブリックハウス”葉巻シリーズの中ではチャーチルビトラが最も高い点数を叩き出し続けているため、一度はチャーチルビトラを吸ってみる必要があるのかも知れない。
今回の”ロブスト”ビトラでの葉巻独自5段階評価は、前回と同様の3.5/5点としたが、あくまで3.0/5点に近い味だと付け加えておきたい。
喫煙時間70分。


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