タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original

4.0
タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 ランセロ オリジナル/Lancero Original
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タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original

葉巻/シガー情報

ブランド名 タトゥアヘ
シリーズ名 エル・トリウンファドール
ビトラ ランセロ
葉巻の長さ 190.5mm (7.5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 15.1mm (38)
ラッパー アメリカ合衆国産 コネチカット種ブロードリーフ
バインダー ニカラグア産
フィラー ニカラグア産
生産国 ニカラグア製
価格 2,500円 (2026年5月現在)

この”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original”の葉巻/シガー喫煙レビュー

この葉巻は、元ヘヴィメタルバンドのベースギタリストの経歴がある”ピート・ジョンソン/Pete Johnson”と、ペッパーが効いた葉巻を提供することで有名な”マイ・ファーザー/My Farther”葉巻ブランドの”ドン・ペピン/Don Pepin”の2人が協力して生まれた、”タトゥアヘ/Tatuaje”葉巻ブランドからの1本である、”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original”です。

この葉巻は、私が好んで吸っていた1本1,100円のリーズナブル系葉巻となる”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ペティロブスト”と同じ葉巻シリーズの名を冠していますが、葉巻構成内容から察するに、この葉巻は過去に喫煙レビューした”タトゥアヘ ペティカサドレス”に近い喫味であることが想像できます。

正に、その味を期待して購入した1本と言えます。

1本1,000円の”タトゥアヘ ペティカサドレス”を2本繋げたら、この”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル”になるように思えますが、何故か割高な2,500円で販売されていることを考えると、今回喫煙する”ランセロ”の方がより上質なタバコ葉が使用されているのかも知れません。

”ランセロ”ビトラとして過去最高の旨さを感じた”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ L40”を超えることが出来るのか、又は、”タトゥアヘ”葉巻ブランドの中で過去最高に旨いと思った”タトゥアヘ コホヌ 2003”の味に迫ることが出来るのか、これから喫煙して確かめてみることにしましょう!

それでは、”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original”(日本での財務省登録名称は”El Triunfador Lancero Original”)葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

アメリカ合衆国産 コネチカット種ブロードリーフのラッパーで巻かれた、”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original”は、マデューロ色(褐色)~オスクロ色(黒褐色)をしていて、葉巻表面は全体的にマットで粗めの仕上がりですが、少しの鈍い艶を持った美しい外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、薄茶色の中に白色の文字で”LANCEROS EL TRIUNFADOR”という葉巻名称が記載されています。

葉巻を指で摘まんでみると、葉巻が細いことからか、全体的にかなり硬めに巻かれています。

葉巻ボディからは、とても強い牛舎系の良い香りがします。

この葉巻は、平均室温23℃・湿度65%に維持した自家製ヒュミドール内にて、93日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する8時間前から、葉巻を湿度45%に保たれたシリカゲル(乾燥剤)入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ダークチョコレートの味がして、引き抵抗はとても重く、良好とは言えない状態です。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分40秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

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※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、少し酸味寄りの爽やかさを含む濃厚なオーク材と革と土の味からスタートする。

直ぐに、深くローストしたカカオ豆の味があることを確認する。

味云々よりも、着火後の引き抵抗(ドロー)が重すぎて、多くの煙を口蓋に引き込むことが難しい。

このドローの重さが今後味に影響しないように、軽い吸引力で長くゆっくりと煙を吸い込むよう心掛ける。

喫煙開始11分時点で、1回目の灰折を行う。

灰は軽い力で折れてしまうが、細いビトラであるため、早めの灰折を心掛けたほうが良いだろう。

喫煙開始20分時点で、背景にダーク・ベリー系果実の甘酸っぱさがあることを確認する。

この葉巻の味は、過去に喫煙レビューした”タトゥアヘ ペティカサドレス”の味そのものだと言って良いだろう。

だが、引き抵抗(ドロー)が重すぎることで、多少の不完全燃焼を起こしているようだ。

その結果、苦み成分や酸味成分が発生してしまっている。

もし、この葉巻にパン(穀物系)の風味があったとしたならば、パンに焼成しきれていない生焼けの小麦粉の風味に終わっていたことだろう。

そう考えていたら、その考えそのままに、生焼けの小麦粉の風味を感じ始めた。

葉巻を正しい味で喫煙するには、十分な火力を維持することが重要だと私は考えている。

この葉巻は、使用しているタバコ葉やブレンドに問題はないが、ランセロとしての巻き方に問題があると言って良いだろう。

喫煙開始26分時点で、2回目の灰折を行う。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から30分以降の中盤は序盤の味を引き継ぐが、引き抵抗の重さから少しの苦みや酸味を伴う味となる。

喫煙開始47分時点で、不意に灰を灰皿に折り落してしまった。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、少し鼻腔を刺激する苦みを含んだたっぷりのペッパー(白胡椒?)があることを確認する。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)はミディアム~ミディアムフルと言ったところか。

燃焼挙動は良好で、火入れ修正を必要とすることなく火は均一に燃え進むが、引き抵抗(ドロー)の重さから火力が弱くなっているため、適宜の追加火入れは必要だ。

副流煙の香りには、カカオ豆の甘く香ばしい香りが含まれている。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

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喫煙開始から60分以降の終盤は、まず実質4回目の灰折を行うことから始める。

終盤の味は中盤の味を引き継ぎ、少しの苦みや酸味を抱えながら吸い進む。

この段階では既に葉巻も短くなっているため、引き抵抗(ドロー)の重さも改善し始めているが、序盤・中盤のツケは大きく、今更ながら味の改善は望めないだろう。

喫煙開始80分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

喫煙開始98分時点の、少しの苦みや酸味を含むこの味に飽きてきた段階で、喫煙を終了することとした。

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葉巻テイスティング総評

総評として、この”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original”は、酸味寄りの爽やかさを含む濃厚なオーク材と革と土の味に、少し鼻腔を刺激する苦みを含んだたっぷりのペッパー(白胡椒)、背景にダーク・ベリー系果実の甘酸っぱさと生焼けの小麦粉の風味を味わえる葉巻だと言える。

この葉巻に使用されているタバコ葉の質やブレンドの技術には何の不満も無いのだが、唯一、ランセロとしての巻き方に問題があると言わざるを得ない。

本来は素晴らしい味の葉巻であるにも関わらず、引き抵抗(ドロー)が重すぎることから少しの苦みや酸味が発生してしまい、この葉巻の良さをスポイルしてしまっている。

”ランセロ”ビトラの巻き方としては、私が過去に喫煙した”A.J. フェルナンデス ベジャス アルテス マデューロ ランセロ”や”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ L40”の巻き方を、是非、見習って欲しいものだと考える。

今回喫煙した”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル”の本来の味を体感したいなら、”タトゥアヘ ペティカサドレス”をお勧めしたい。

同じ硬さ(密度)で巻かれているものの、短い葉巻であることから、多少引き抵抗が重くても味に影響を与えることなく最後まで喫煙することが出来るだろう。

今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、引き抵抗(ドロー)の重さから少しの苦みや酸味が発生してしまうが、この葉巻本来の味は悪くないことから、3.5/5点寄りの4.0/5点とすることとした。

参考までに、この”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ランセロ オリジナル/Tatuaje El Triunfador Lancero Original”は、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、87ポイント~89ポイントという評価を得ています。

喫煙時間

喫煙時間:100分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★★☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★☆☆☆
コーヒー(苦み含む) ★★☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★★☆☆
土(素朴さ) ★★★☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★★☆
フルーツ(酸味含む) ★★★☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★☆☆☆

世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $11.00 (1ドル148円換算にて1,628円)
  • ヨーロッパ圏内参考価格 -
  • 日本国内価格 ¥2,500 (参考日本販売価格倍率1.54倍)

葉巻重量

  • 購入時重量 11.37g
  • 加湿・熟成後重量 11.37g (葉巻ヘッドカット後重量11.12g)
  • ドライシング後重量 11.04g
  • △減少重量 (△減少割合) △0.08g (△0.72%)

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