ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto

4.0
ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 ロブスト/Robusto
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ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto

葉巻/シガー情報

ブランド名 ラ・オーロラ
シリーズ名 ギレルモ・レオン
ビトラ ロブスト
葉巻の長さ 127mm (5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 19.8mm (50)
ラッパー エクアドル産 ハバノ種
バインダー ドミニカ共和国産 コロホ種 & 中央アフリカ産 カメルーン種
フィラー ドミニカ共和国産 & コロンビア産 (ペルー産?) & ニカラグア産
生産国 ドミニカ共和国製
価格 1,900円 (2026年4月現在)

この”ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、”ラ・オーロラ”創業者の孫であり、現社長(この当時は副社長)の”ギレルモ・レオン・ハーバート”が、自身が毎日吸いたいと思う葉巻を、ラ・オーロラ社のマスター・ブレンダーである”マヌエル・イノア”に指示して作らせた葉巻となる、”ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto”です。

この葉巻はラ・オーロラ社の社長である”ギレルモ・レオン”自身が吸いたいと思う葉巻の味に仕上げていることもあり、ラ・オーロラ社の葉巻の中では比較的高額な価格設定がされています。

この葉巻シリーズの”コロナゴルダ”ビトラを喫煙したのは3年程前であり、当時はそのバランスの取れた味に感動したものですが、葉巻の味をある程度理解してきた今現在の味覚で、再度吸ってみたらどのような味に感じるのかを知りたくて、この葉巻を購入してみることにしました。

その当時の”コロナゴルダ”ビトラの喫煙レビューでは、”深くローストされた香ばしい木(杉)・革・土・ナッツ・コーヒーの味に、多くのペッパー(黒胡椒)と、甘い杉の木やメープルシロップやココアパウダーを思わせるほのかな甘みがある、終始バランスの取れた喫煙を楽しめる葉巻”であると総評で述べています。

良い印象の葉巻ではあったようですが、当時の写真を見ると葉巻の半分程度しか吸っていないにも関わらず、100分という長い喫煙時間であったことから、何かしらの問題を抱えていた葉巻コピーであったことが窺えます。

葉巻の構造(作り)は味そのものに影響を与えるため、今回喫煙する葉巻がそうでないことを祈ることにしましょう。

それでは、”ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto”(財務省登録名称は”ギレルモ・レオン ロブスト”)葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

エクアドル産 ハバノ種のラッパーで巻かれた、”ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto”は、少しの艶を持つ、赤みを帯びたコロラドマデューロ色(茶褐色)をしており、中々の美しい外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、赤色と茶色と銀色の3色が使われている中に、ギレルモ・レオンの直筆風サインとブランドロゴが描かれています。

葉巻を指で摘まんでみると、しっかりと巻かれていながら、葉巻表層部には適度な弾力を備えています。

葉巻ボディからは、革とカカオ豆と牛舎系の良い香りがします。

この葉巻は、”自家製発酵器”により39日間熟成させた後、平均室内温度23℃・湿度64%に維持した自家製ヒュミドール内にて23日間の加湿・熟成を行っています。(計62日熟成)

葉巻喫煙を開始する8時間程前に、葉巻を湿度44%のシリカゲル(乾燥剤)が入ったドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移し、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、濃厚な麦わらの味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えるでしょう。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分40秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、ごく僅かな爽やかさを伴う濃厚なオーク材とローストされたカカオ豆の味からスタートする。

直ぐに、土と革の味が追加される。

背景には、ごく僅かだが甘さの無いダーク・チョコレートの風味がある。

旨い!

喫味は強めだが、玄人好みする味だ。

この葉巻シリーズの”コロナゴルダ”ビトラを吸ったときは、まだ葉巻趣味を始めたばかりであったことから知る由も無かったが、250本以上の葉巻レビューをしてきた今現在の私でも、この葉巻と似た味の葉巻を思い出すことが出来ない。

この葉巻の味は、”ラ・オーロラの味”としか例えようがない。

きっと、ここ最近はニカラグア産やドミニカ共和国産等の”ピューロ”を多く吸っていることから、5ヶ国のタバコ葉がブレンドされたこの葉巻の味が新鮮に感じるからだろう。

使われているタバコ葉の品種は、ハバノ種、コロホ種、そしてカメルーン種の他に、クリオロ種とピロト・クバーノ種も使われていると推測する。

品種に関しても5種類以上が使われているため、今流行りのピューロと味が異なるのは当然のことだ。

燃焼挙動は良好で、最低限の火入れ修正のみで火は均一に燃え進む。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)もミディアム~ミディアムフルと言ったところか。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔を僅かに刺激する適量のペッパー(白黒混合の胡椒)があることを確認する。

副流煙の香りには、カカオ豆の甘く香ばしい香りが含まれている。

着火後の引き抵抗(ドロー)は完璧に近く、適切な吸引力でたっぷりの量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。

喫煙開始22分時点の、灰皿に葉巻を置いた衝撃で、不意に灰が折れてしまった。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から30分以降の中盤は序盤の味を引き継ぎ、濃厚なオーク材とカカオ豆の味を主体に、甘さの無いダーク・チョコレートの風味(又は甘く香ばしいカカオ豆の風味?)で吸い進む。

煙は濃厚で強めだが、嫌な苦み成分や鋭さは無いため、喫味はスムースだ。

喫煙開始50分時点で、実質2回目の灰折を行う。

灰は少し脆いようで、2つに割れて折れることになる。

この葉巻には、フィラーにコロンビア産(又はペルー産)のタバコ葉が使用されているせいか、味を理解することが少々困難だ。

ピューロ葉巻と比較すると、少しの”エグミ”(不純成分)が追加されているように感じる。

煮込み料理をしているときに出る、”アク”を取らずに調理した料理の味とでも言おうか。

葉巻を開発するにあたってブレンド技術は必要不可欠だが、多くの異なる産地や品種を混ぜ合わせると、どうしても難解な味になってしまうようだ。

だからこそ、ここ最近はピューロ葉巻が持て囃されているのだろう。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から60分以降の終盤は序盤・中盤の味を引き継ぐが、中盤から発生した少しの”エグミ”(不純成分)を抱えながら吸い進む。

だが、嫌な苦みや鋭さは皆無だし、濃厚で強い煙ながら喫味は至ってスムースだ。

喫煙開始66分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

バンドロールはとても簡単、且つ、とても綺麗に剥がすことが出来る。

喫煙開始84分時点で、不意に失火させてしまったため、実質3回目の灰折を行った後に再着火を試みる。

再着火後も味が劣化することは無く、問題なく吸い進めることが出来るが、喫煙開始96分時点のストレングス(ニコチン量)とフレーバー(風味)は双方ともにミディアムフル~フルボディになった段階で、喫煙を終了することとした。

ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”この葉巻は、”ラ・オーロラ ギレルモ・レオン ロブスト/La Aurora Guillermo Leon Robusto”は、ごく僅かな爽やかさを伴う濃厚なオーク材と土と革とローストされたカカオ豆の味に、鼻腔を僅かに刺激する適量のペッパー(白黒混合の胡椒)、背景に甘さの無いダーク・チョコレートの風味(又は甘く香ばしいカカオ豆の風味)が味わえる葉巻だと言える。

濃厚で少々強めの煙でありながら、嫌な苦みや鋭さの無いスムースな喫味が楽しめる葉巻だが、多くの産地や品種のタバコ葉が使用されているせいか、少しの”エグミ”(不純成分)を感じることが唯一の不満点となった。

多くの産地や品種のタバコ葉を使用していても、味が複雑になる訳ではなく、逆にシンプルな味わいで吸い進める葉巻だ。

否、もしかすると味が複雑すぎて、細かな味を私が拾い切れていないだけかも知れない。

久しぶりに喫煙する、多くの産地・品種のタバコ葉が使用された葉巻であったが、意外に楽しめる葉巻であったと最後に伝えておきたい。

今回喫煙した”自家製発酵器熟成”された葉巻の葉巻独自5段階評価は、少しの”エグミ”(不純成分)を感じたものの、最後まで嫌な苦みや鋭さも無く、葉巻の作りも完璧と言えるものであったことを鑑みて、4.0/5点を与えるに相応しい葉巻だと判断した。

参考までに、この”ラ・オーロラ ギレルモ・レオン”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、88ポイント~92ポイントという高評価を得ており、この”ロブスト”ビトラに於いては、89ポイントという評価を得ています。

喫煙時間

喫煙時間:96分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★★★☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★☆☆☆
コーヒー(苦み含む) ★☆☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★☆☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★☆☆☆
土(素朴さ) ★★☆☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★☆☆

世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $13.50 (1ドル148円換算にて1,998円)
  • ヨーロッパ圏内参考価格 -
  • 日本国内価格 ¥1,900 (参考日本販売価格倍率0.95倍)

葉巻重量

  • 購入時重量 11.40g
  • 自家製発酵器熟成後 11.40g (葉巻ヘッドカット後重量11.10g)
  • 加湿・熟成後重量 11.08g
  • ドライシング後重量 0.99g
  • △減少重量 (△減少割合) △0.09g (△0.81%)

ギャラリー

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