ラ・リカ ロブスト/La Rica Robusto Tubos
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ラ・リカ |
| シリーズ名 | ラ・リカ |
| ビトラ | ロブスト |
| 葉巻の長さ | 123.8mm (4.875インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.1mm (48) |
| ラッパー | エクアドル産 コネチカット種シェード |
| バインダー | インドネシア産 スマトラ種 |
| フィラー | ニカラグア産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 | 780円 (2026年4月現在) |
この”ラ・リカ ロブスト/La Rica Robusto Tubos”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、この”葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ”に初めて投稿した葉巻シリーズからの1本となる、”ラ・リカ ロブスト/La Rica Robusto Tubos”です。
以前に喫煙したこの葉巻シリーズの”ラ・リカ コロナ”では、”味はシンプルに大地系フレーバー(革・木・草・土・ナッツ)が主体で、甘さは中盤のみ限定で控えめだが、コストパフォーマンスが高く、良く出来た葉巻”と、私はレビューしています。
今読み返すと、良く分からない(?)総評となっていますが、”フィリピンの”タバカレラ”や”アントニオ・ヒメネス”、ドミニカ共和国の”プリンシペ”に比べれば、断然この”ラ・リカ コロナ”に軍配が挙がる”と述べていることには、今現在の私も同意できそうです。
この葉巻ブランドの情報に関して、今更ながらネットで検索してみたところ、キューバのタバコ栽培一家の出身である”カルロス・トラーノ/Carlos Torano”氏が経営する葉巻工場が請負製造していたようですが、今現在は世界最大の葉巻メーカーである”セネラル・シガー/General Cigar”社に買収されていることから、この遠い島国である日本でも認知度の高い葉巻として定着しているのかも知れません。
しかしながら、既に販売を終了している海外ネット通販サイトを見かけることから、この葉巻は”デッド・ストック”(廃盤)となっていて、在庫限りで販売を終了する葉巻シリーズ(葉巻ブランド)なのかも知れません。
詳しくは分かりませんが、今現在はまだ吸うことの出来るこの”ラ・リカ ロブスト”を、私が考案した”自家製発酵器熟成”を施した上で、どんな味だったのかを思い出しながら楽しんでみることにしましょう!
それでは、”ラ・リカ ロブスト/La Rica Robusto Tubos”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー


まずは外観から見ていきましょう。
エクアドル産 コネチカット種シェードのラッパーで巻かれた、”ラ・リカ ロブスト/La Rica Robusto Tubos”は、少し茶色味を帯びたクラロ色(薄茶色)をしていて、葉巻表面は滑らかで薄い艶があり、格安葉巻ながら程々に美しい外観をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、黄色と黒色を使用して、太陽と大地を表したような抽象的な絵と、”La Rica”という葉巻ブランド名が描かれています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さはあるものの、とても軽い仕上がりになっています。
葉巻ボディからは、ごく僅かにナッツのような軽い香りがします。
この葉巻は、”自家製発酵器”により38日間熟成させた後、平均室内温度22℃・湿度65%に維持した自家製ヒュミドール内にて7日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する9時間程前に、葉巻を湿度47%のシリカゲル(乾燥剤)が入ったドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移し、”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、純粋な麦わらの味がして、引き抵抗はごく僅かに重めですが、良好と言えるでしょう。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分30秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、少し酸味寄りの爽やかさを伴う杉の木とナッツと革の味からスタートする。
背景には、ごく僅かなリコリス(甘草)の風味がある。
旨い!とまでは言い切れないが、決して悪い味では無い。
少し酸味寄りの喫味が、そう思わせるのだろう。
着火後の引き抵抗(ドロー)が僅かに重めであることが、今後の喫味に影響しないことを願う。
燃焼挙動は良好で、火入れ修正を必要とすることなく、火は均一に燃え進む。
喫煙開始10分時点で、ごく僅かなクリームの味が追加される。
さらに、ごく僅かな鉱物由来のミネラル成分の味があることを確認する。
ミネラル成分は熟成年数の短いタバコ葉を使用した葉巻に確認されやすい味だが、不快である金属的な味や鉛筆(鉛)の味にまでは至っていないことは特筆すべきことだと考える。
ストレングス(ニコチン量)はマイルド~ミディアム、フレーバー(風味)もマイルド~ミディアムと言ったところだが、ごく僅かに酸味寄りの煙であることから、それほど”滑らか”という訳ではない。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔を僅かに刺激する適量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。
副流煙の香りには、鉱物由来の風味が含まれている。
喫煙開始23分時点で、1回目の灰折を行う。
灰はしっかりとした感触と共に、綺麗に折ることが出来る。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から25分以降の中盤は、序盤の味を引き継ぎ、少し酸味寄りの爽やかさを伴う杉の木とナッツの味に、背景にあるミネラル成分の風味で吸い進む。
この葉巻の味は、悪くない。
だがその理由が、私が考案した短期間の”自家製発酵器熟成”の効果と考えるなら、最低でも自宅のヒュミドールで半年~1年以上の加湿・熟成が必要となる葉巻だと考える。
この葉巻の味は、以前に喫煙した”自家製発酵器熟成”を施していない”EGM ティブロン”の味を彷彿とさせる。
両者の違いは、”EGM ティブロン”は自家製発酵器熟成を施すと、より複雑な味に変化したしたが、この”ラ・リカ ロブスト”は単純な味のままであることだろうか。
だが、この若々しい喫味も、私は嫌いでは無い。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から50分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。
終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぐが、鉱物由来のミネラル成分の味がごく僅かに金属的な味に変化するが、それほど気にすることも無く吸い進めることが出来る。
喫煙開始54分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。
バンドロールは安葉巻ながら、簡単、且つ、綺麗に剥がすことが出来る。
ちなみに、序盤に感じていた不安要素である、引き抵抗(ドロー)が少し重めであることから、終盤に苦みが発生するのではないかと危惧していたが、喫煙開始63分時点でも嫌な苦みを感じることは無い。
喫煙開始72分時点で、流し見の映画に集中してしまったせいで、不意に失火させてしまったため、3回目の灰折を行った後に再着火を試みる。
再着火後も、味が変化することなく吸い進めることが出来る。
喫煙開始81分時点の、嫌な苦みや鋭さは無いが、葉巻を指で摘まめなくなる限界まで喫煙した段階で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”ラ・リカ ロブスト/La Rica Robusto Tubos”は、少し酸味寄りの爽やかさを伴う杉の木とナッツと革と少量のクリームの味に、鼻腔を僅かに刺激する適量のペッパー(白胡椒)、背景に鉱物由来のミネラル成分と僅かなリコリス(甘草)の風味が味わえる葉巻だと言える。
私が葉巻趣味を始めた頃に、何本かの”ラ・リカ コロナ”を喫煙したことがあるが、その時の印象とは全く違う喫味の葉巻になっていることに、まず驚いた。
味に複雑さは無いものの、”EGM ティブロン”のようなミネラル成分の味を存分に味わえる葉巻に、そこそこ満足している自分がいる。
プロローグでも記載した通りに、”タバカレラ ロブスト”、”アントニオ・ヒメネス コロナス”、”プリンシペ クラロ ロブスト”、”チンチャレロ ペティロブスト”、そして”マカヌード カフェ・ハンプトンコート”等の格安葉巻と比べても、一線を画す味であることに間違いは無かったようだ。
今回喫煙した”ラ・リカ ロブスト”が何故そのような良い喫味を呈したのか、考えられる理由は、①自家製発酵器熟成の効果であること、②セネラル・シガー・カンパニーに買収されてから、原材料等を含む製造工程に変更があった、③私の味覚に変化があった、等々が挙げられるが、その理由は定かではない。
だが、この喫味を得るには、自宅のヒュミドールで最低半年~1年程加湿・熟成させる必要はあるようだ。
もし、そんなに長い期間待つことなど出来ないという諸氏には、私が考案した”自家製発酵器熟成”を試してみるのも良いだろう。
1ヶ月程で同等の喫味を得ることが可能だと考える。
”自家製発酵器熟成”は奇をてらった熟成方法などでは無く、私が思うに、単にニカラグアやドミニカ共和国等の平均気温30℃前後・平均湿度70%前後の環境で葉巻を喫煙する葉巻愛好家と、同じ環境を提供しているに過ぎないものだ。
兎にも角にも、1本780円(ヨーロッパ圏販売価格5.20ユーロ)でこの嫌みの無い味が楽しめるのなら、文句の付けようも無いだろう。
今回喫煙した”自家製発酵器熟成”された葉巻の評価は、格安葉巻ではあるものの、3.5/5点寄りの4.0/5点を与えるに相応しい葉巻だと判断した。
喫煙時間
喫煙時間:82分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★☆☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★☆☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★☆☆ |
| コーヒー(苦み含む) | ★☆☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★★☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★☆☆☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★★☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★☆☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★★☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★★☆
世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 -
- ヨーロッパ圏内参考価格 €5.20 (1ユーロ160円換算にて832円)
- 日本国内価格 ¥780 (参考日本販売価格倍率0.94倍)
葉巻重量
- 購入時重量 12.84g
- 自家製発酵器熟成後 12.31g (葉巻ヘッドカット後重量12.10g)
- 加湿・熟成後重量 12.25g
- ドライシング後重量 12.15g
- △減少重量 (△減少割合) △0.10g (△0.82%)

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