アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022

4.5
アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 セリエ オロ LE2022/Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022
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アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022

葉巻/シガー情報

ブランド名 アルファンブラ
シリーズ名 エル ブルヒート セリエ オロ
ビトラ トロ
葉巻の長さ 150mm (5.9インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 21.4mm (54)
ラッパー エクアドル産 ハバノ2000種
バインダー ニカラグア産
フィラー ニカラグア産 (ペロ・デ・オロ種含む)
生産国 ニカラグア製
価格 2,400円 (2026年1月現在)

この”アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、私が葉巻趣味を始めて最初に好きになった葉巻ブランド”アルファンブラ/Alfambra”からの、”エル ブルヒート”葉巻シリーズのリミテッド・エディションとなる、”アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022”です。

この葉巻に関しての情報は多くを得られませんでしたが、通常の”エル ブルヒート”葉巻シリーズのフィラーに、希少品種である”ペロ・デ・オロ種”のタバコ葉をブランドした葉巻であるようです。

しかしながら、”ペロ・デ・オロ種”のタバコ葉を追加しただけで、同様の大きさの葉巻となる”アルファンブラ エル ブルヒート F2 トロゴルド”より、価格が650円も高い設定になっている理由が分かりません。

もしかすると、”リミテッド・エディション”という名に相応しいよう、タバコ葉の熟成期間が通常よりも長いフィラーが使用されている、又はフィラーの大半にペロ・デ・オロ種のタバコ葉が使用されている等々の可能性があるかも知れません。

その真偽は吸ってみれば明らかになると思いますが、問題点として、今回喫煙するこの葉巻は”自家製発酵器熟成”に仕掛けていないため、自家製発酵器熟成された”アルファンブラ エル ブルヒート F2 トロゴルド”の味と正しく比較検討出来ないことが挙げられます。

アルファンブラの葉巻がリーズナブルな価格で販売できる理由は、熟成期間が3年未満のタバコ葉で巻かれていることにあると私は考えており、元々高いポテンシャルを秘めているアルファンブラが自社農園で栽培したタバコ葉に於いては、特に私の自家製発酵器熟成が大きな効果を発揮しているように思います。

もしかすると、今回喫煙レビューする”アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022”よりも、自家製発酵器熟成された”アルファンブラ エル ブルヒート F2 トロゴルド”の方が断然旨かったという意外な結果もあり得ますが、まずは吸ってみて確認してみることにしましょう。

ちなみに、一昨日喫煙レビューした”アルファンブラ エル ブルヒート 10周年記念シガー”は、私が考案した自家製発酵器熟成などという小細工など全く必要とすることなく、素晴らしい喫味の葉巻であったことを付け加えておきたいと思います。

参考までに、アルファンブラのオーナーであるスペイン人の”アレハンドロ・マタ・アルファンブラ”は、元は飲料(スピリッツ)の流通に専念していましたが、スピリッツ(ラム酒)の製造で世界的に有名なキューバへの旅行を重ねるうちに、キューバの特産品として世界的に有名な葉巻の魅力に引き込まれるようになります。

2007年に、アレハンドロは自らの葉巻ブランドを持ちたいと考え、ニカラグアのエステリ県に小さなチンチャル(小さな葉巻農家の意)をオープンし、2組のトルセドールを雇い、他のタバコ葉農園から購入したタバコ葉を用いて巻いた葉巻を販売していました。

しかし、外部から購入したタバコ葉で葉巻を作ることを継続するのが如何に難しいかということがすぐに分かり、自らニカラグアに2つの土地を購入して、タバコ葉農園を営むことになります。

タバコ葉農園を始めた当初は、自らの葉巻を巻いて販売することなく、ビジネスに徹して、他の有名葉巻メーカーへタバコ葉を卸す仕事からスタートしました。

そして2015年には、ついに自身の名前と故郷アンダルシアのアルハンブラ宮殿の中世の名前である、”アルファンブラ”という名のブランド葉巻の生産を開始するまでに至っています。

それでは、”アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

エクアドル産 ハバノ2000種のラッパーで巻かれた、”アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022”は、コロラド色(茶色)~コロラドマデューロ色(茶褐色)をしていて、葉巻表面は滑らかで僅かな艶がある美しい外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は3本あり、葉巻フットに巻かれたリングには黒地に銅色の装飾と白色の文字で”CAPA ECUADOR”というラッパー産地が記載され、サブバンドロールには金色の下地に黒色の文字で”Pelo de Oro”と記載され、メインバンドロールには黒地に白色の文字で”EL BRUJITO HECHO A MANO”の記載と、銅色で”エル ブルヒート”を意味する魔女の洞窟壁画が描かれています。

葉巻を指で摘まんでみると、しっかりと巻かれていますが、葉巻表層部には僅かな弾力性を備えています。

葉巻ボディからは、牛舎系のとても良い香りがします。

この葉巻は、平均室内温度18℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて25日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する8時間程前に、葉巻を湿度55%のシリカゲル(乾燥剤)が入っていないドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、癖のないローストされた濃厚な麦わらの味がして、引き抵抗は少し重めですが、良好の範囲内と言えるでしょう。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約5分40秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

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※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、少しの爽やかさを伴うローストされたとても上質な杉の木の味からスタートする。

直ぐに、少量の土と革の味が追加される。

背景には、メープルシロップのような杉の樹液の甘さと少量のカカオ豆の甘さがある。

副流煙から甘く香ばしい香りが立ち込める。

旨い!

最初の一服目の味は、一昨日喫煙した”アルファンブラ エル ブルヒート 10周年記念シガー”とほぼ同じと言って良いだろう。

ここ最近、私は”ザ・ニカラグア”と呼べるような葉巻の味にハマっているようだ。

そもそも、私はどのような味を”ニカラグア産葉巻の味”として認識しているのだろうか?

少し考えてみると、おそらく私の中では”オリバ セリー V メラニオ”葉巻シリーズの味を、”ザ・ニカラグア”と呼ぶべき葉巻なのだと認識しているようだ。

少し酸味寄りで、香ばしい甘さを伴うような味だ。

だが、味としては今回喫煙レビューしているこの葉巻の方が、圧倒的に旨いと思っている。

その理由は、酸味に至ることがない爽やかさ、そしてロースト感(焦げ感)に至らない香ばしい味がするからだ。

ここ最近、私は立て続けに2本の葉巻でアルファンブラの真の実力を知ることが出来た。

だが、私にとっての唯一の難点は、ニコチン量の多さだ。

この葉巻はとても大きいため、どこまで吸い続けることが出来るのか、不安が募る。

序盤でのストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)もミディアム~ミディアムフルと言ったところだろう。

燃焼挙動は良好で、僅かな片燃えを繰り返すが、最小限の火入れ修正のみで済ますことが出来そうだ。

着火後の引き抵抗(ドロー)は少し重めだが、ゆっくりと煙を引き込むことで、しっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔を僅かに刺激する適量のペッパー(白胡椒主体)があることを確認する。

喫煙開始41分時点で、今まで背景に感じていたカカオ豆の風味が強さを増し、カカオ豆の味として追加される。

アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から45分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行うことから始める。

灰は軽い力で折れるが、それは直前にラッパーのみに軽い火入れ修正をしたことによるものだろう。

中盤の味は序盤の味を引き継ぎ、少しの爽やかさを伴う杉の木とカカオ豆の味を主体に吸い進む。

この葉巻には、通常の”エル ブルヒート”葉巻シリーズのフィラーに使用されている熟成年数のものではなく、それ以上の4~5年間熟成させたタバコ葉が使用されているのではないかという私の推測は、吸ってみることで確信に変わった。

間違いなく、通常の”エル ブルヒート”の葉巻の味ではない。

この葉巻と同様のエル ブルヒートの特別バージョンとなる”アルファンブラ エル ブルヒート 10周年記念シガー”と比較すると、同系統の上質な味ではあるが、リコリス(甘草)やクローブ等のスパイス感はこの葉巻の方が少し弱めかの知れない。

喫煙開始75分時点では、香ばしさが軽いロースト感に移行しつつあることを確認する。

つまりは、少しの味の劣化が見え始めたということだ。

喫煙開始78分時点で2回目の灰折を行うと同時に、金色のサブバンドロールを剥がす。

サブバンドロールは簡単、且つ、綺麗に剥がすことが出来る。

喫煙開始88分時点では、大きな問題が起こってしまった。

なんと、葉巻を喫煙中に便意を催してしまったのだ!

失火させてから再着火すると喫味が変わってしまうことがあるため、仕方なく葉巻と灰皿をトイレに持ち込んで早々に用を足した後、火力が弱くなった葉巻に追加火入れを行って通常の喫煙状態に戻す。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から90分以降の終盤は、まず3回目の灰折を行うことから始める。

当然の如く、強い追加火入れを行っていることから、灰は崩れるように折れる。

終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぐが、ロースト感が増した味となる。

喫煙開始110分時点で、メインバンドロールを剥がす。

喫煙開始115分時点での、嫌な苦みや鋭さとは無縁だが体内にニコチンが蓄積されてきた予兆があったため、少し早いがこの辺で喫煙を終了することとした。

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葉巻テイスティング総評

総評として、この”アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022/Alfambra El Brujito Serie Oro Pelo de Oro Edicion Limitada 2022”は、少しの爽やかさを伴うローストされたとても上質な杉の木とカカオ豆と少量の土と革の味に、鼻腔を僅かに刺激する適量のペッパー(白胡椒主体)、背景にメープルシロップのような杉の樹液の甘さと少量のカカオ豆の甘さが味わえる、少しニコチンは強めだがとても上質なニカラグア産葉巻だと言える。

味に関しては、一昨日喫煙した”アルファンブラ エル ブルヒート 10周年記念シガー”とほぼ同様の素晴らしい喫味を楽しむことが出来た。

しかしながら、私にとって問題なのは、10周年シガーよりもニコチン量が多い葉巻であったことだ。

10周年シガーでのトータル喫煙時間となる120分を目前に喫煙を終了したのだが、その後軽いヤニクラ(ニコチン酔い)を起してしまった。

それが意味しているのは、10周年シガーのようにラッパーを除く全てのタバコ葉に最低4年間以上熟成されたタバコ葉が使用されている訳では無く、おそらくはフィラーの一部にしか使用されていないということだ。

だからこそ、より大きなビトラ(サイズ)であるにも関わらず、少し安い価格で提供できるのだろう。

味に関しては双方ともに上質で素晴らしい葉巻なのだが、この”セリエ オロ”はニコチン残留量が少し多めの葉巻となっているようだ。

個人的には今回喫煙レビューしたこの葉巻よりも、”アルファンブラ エル ブルヒート 10周年記念シガー”をお勧めしたい。

勿論、ニコチンなど屁でもないという諸氏には、少し安くてより大きなこの”アルファンブラ エル ブルヒート セリエ オロ LE2022”が正しい選択だと考える。

ここ最近、立て続けにアルファンブラの上級葉巻を喫煙したことで、アルファンブラは”やれば出来る!”ということを私に証明してみせた。

私にとってアルファンブラの葉巻は、オリバ社の葉巻よりも上位にランク付けされる葉巻となってしまった。

以前喫煙したキューバ産のタバコ葉を使用した”アルファンブラ ホセ・ヘネル ロブスト”なんかよりもずっと旨いと思う。

アルファンブラも長期間熟成されたタバコ葉のストックが増えてくれば、きっと通常生産ラインで高級葉巻を生産し始めることだろう。

待ち遠しい限りだ。

今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、上質で素晴らしい葉巻であったものの、私にとってはにニコチンが強めの葉巻であったことから、4.0/5点寄りの4.5/5点とすることとした。

喫煙時間

喫煙時間:118分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★★☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★★☆☆
コーヒー(苦み含む) ★☆☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★☆☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★☆☆☆
土(素朴さ) ★★☆☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★☆☆

世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 -
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €9.90 (1ユーロ160円換算にて1,584円)
  • 日本国内価格 ¥2,400 (参考日本販売価格倍率1.51倍)

葉巻重量

  • 購入時重量 20.48g
  • 加湿・熟成後重量 20.02g (フットリング外し後19.89g・葉巻ヘッドカット後重量19.68g)
  • ドライシング後重量 19.61g
  • △減少重量 (△減少割合) △0.07g (△0.36%)

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