ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ L40/Drew Estate Liga Privada Unico L40
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | リガ・プリヴァーダ ウニコ by ドリュー・エステート |
| シリーズ名 | リガ・プリヴァーダ ウニコ |
| ビトラ | L40 (ランセロ) |
| 葉巻の長さ | 178mm (7インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 15.9mm (40) |
| ラッパー | アメリカ合衆国コネチカット州産 ハバノ2000種 サングロウン |
| バインダー | ブラジル産 マタフィナ種 |
| フィラー | ニカラグア産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 | 2,750円 (2026年1月現在) |
この”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ L40/Drew Estate Liga Privada Unico L40”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、過去に喫煙レビューした”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト”と同様の、元々はドリュー・エステート社のプライベート・ストックとして作られている葉巻である、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ L40/Drew Estate Liga Privada Unico L40”です。
この葉巻は、過去に喫煙レビューした”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット”のビトラ違いとなりますが、最も大きな特徴は”ランセロ”ビトラであるということに尽きるでしょう。
リングゲージ38を基本とする細長い”ランセロ”ビトラとして、私が過去に喫煙したのは”ラ・パリィーナ マデューロ 40 VTG”のみであり、今回喫煙する葉巻が2本目の”ランセロ”ビトラとなります。
”ランセロ”ビトラは、熟練葉巻愛好家から根強い支持を受けている葉巻サイズのようですが、正直、私にはその魅力がまだ分かっていません。
今回の葉巻レビューでは、味としては申し分の無い”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ”葉巻シリーズの”ランセロ”ビトラを吸ってみることで、その魅力を探ってみたいと思います。
参考までに、1996年に創業した、新進気鋭の葉巻メーカーである”ドリュー・エステート”は、旧世界貿易センタービル内の小さな葉巻店(5㎡≒3畳)からスタートします。
”ジョナサン・ドリュー/Jonathan Drew”と”マービン・サメル/Marvin Samel”の2人は、他社葉巻工場に葉巻製造を外注するのではなく、なんとしても、自分たちの工場を持ち、自分たちで葉巻を作り、自分たちのやり方で物事を進めたいという夢があったようです。
1999年には、葉巻製法の伝統を覆す、植物エキス、ハーブエキス、そしてエッシェンシャルオイル等をロングフィラーに注入したフレーバー付き葉巻である、自社製造葉巻”ACID”を発売して、一躍スターダムにのし上がります。
今現在では、ニカラグア最大規模の”ラ グラン ファブリカ ドリュー エステート/La Gran Fabrica Drew Estate”葉巻工場をニカラグアに持ち、毎日94,000本の葉巻を製造する一大葉巻メーカーとなっています。
それでは、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ L40/Drew Estate Liga Privada Unico L40”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
アメリカ合衆国コネチカット州産ハバノ2000種ブロードリーフのラッパーで巻かれた、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ L40/Drew Estate Liga Privada Unico L40”は、オスクロ色(黒褐色)という葉巻としては最も黒い色をしていて、葉巻表面は少し凸凹してザラザラした質感をしていますが、目立った葉脈などもなく、独特な美しい外観をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、白地の紙に”L40”とシンプルに手書き風の文字が描かれており、その反対側にはリガ・プリヴァーダのライオン(?)のような絵柄がプリントされています。
葉巻を指で摘まんでみると、全体的にしっかりとした硬さがある中に、葉巻表層部にはごく僅かな弾力性も見られます。
葉巻ボディからは、ローストされたようなとても香ばしい良い香りがします。
この葉巻は、平均室温19℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて、30日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する10時間前に、葉巻を湿度56%のシリカゲル(乾燥剤)の入っていないドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ローストした濃厚な麦わらの味がして、引き抵抗はごく僅かに重めですが、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約3分30秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、少しのロースト感を伴う上質にして濃厚なオーク材(ナラの木)の味からスタートする。
直ぐに、強い土の味と少量の革の味が追加される。
背景には、ベリー系果実とダーク・チョコレートが練り込まれた甘酸っぱいトースト(パン)の風味がある。
旨い!
良く出来た葉巻だ。
過去に喫煙した”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット”や”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト”よりも、この葉巻の方が旨く感じる。
着火後の引き抵抗(ドロー)はとても良く、コールド・ドローでは少し重めに感じていたが、着火後は軽く吸うだけでたっぷりの煙を口蓋に引き込むことが出来る。
ストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)はミディアムフルと言ったところだろう。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔を刺激することの無い繊細なペッパー(黒胡椒)が大量に含まれていることを確認する。
副流煙の香りには、ロースト感を伴う甘く香ばしい香りが含まれている。
燃焼挙動は良好で、火入れ修正を必要とすることなく、火は均一に燃え進む。
喫煙開始22分時点で、1回目の灰折を行う。
灰は形を保ったまま、軽い力で折れてしまう。
今回が2本目となる”ランセロ”ビトラだが、最初に吸った”ラ・パリィーナ マデューロ 40 VTG”は引き抵抗(ドロー)が重すぎて、それが味に影響を与えてしまっていたが、今回の葉巻はドローが良いことから存分にアメリカ合衆国コネチカット州産ハバノ2000種ラッパーとブラジル産マタフィナ種バインダーの味を楽しむことが出来る。
おそらく、この”リガ・プリヴァーダ ウニコ”葉巻シリーズの味の魅力はラッパーとバインダーの味によるものであり、必然的にフィラーの割合が少なくなる”ランセロ”ビトラでは、その良質な2枚のタバコ葉の味がより顕著になったのであろうと考える。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から40分以降の中盤は、序盤の味を引き継ぎ、とても濃厚なオーク材と土と追加されたカカオ豆の味に、背景にあるベリー系果実とダーク・チョコが練り込まれたトースト(パン)の味を主体に吸い進む。
喫煙開始46分時点で、不意に失火させてしまったため、2回目の灰折を行った後に再着火を試みる。
喫煙開始56分時点で、ストレングス(ニコチン量)は完全なミディアムフルとなる。
併せて煙はとても濃厚であるため、とてもヘビーな喫味となる。
どこまでこの旨い葉巻を吸い続けることが出来るのか、不安だ。
喫煙開始69分時点で、またもや不意に失火させてしまった。
これはおそらく、この葉巻はリジェロ葉やヴィソ葉が多用されていることで、タバコ葉の燃焼スピードが遅い(悪い)ことが理由なのだろう。
又は、細いビトラであることも関わっているかも知れない…。
否、とてもヘビーな喫味になっていることから、ヤニクラ(ニコチン酔い)にならないよう自分を気遣って、スロー・スモーキングになっていることが最大の原因だと気付く。
3回目の灰折を行うと同時に再着火を試みて、通常の喫煙に戻る。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から80分以降の終盤は、序盤・中盤の味を引き継ぎ、嫌な苦みや鋭さとは無縁ではあるものの、とても重厚な喫味で吸い進む。
喫煙開始96分時点で、4回目の灰折を行う。
喫煙時間100分時点で、吸い疲れを起し始めたことに気付く。
このまま最後まで喫煙出来れば、優に2時間20分以上は喫煙できる葉巻だと思う。
だが、問題は喫煙者側にあり、この重厚な喫味に耐えうる選び抜かれた人間にしか、この旨い葉巻を最後まで吸い切ることは出来ないようだ。
喫煙開始106分時点の、3回目の不意な失火を起した時点で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ L40/Drew Estate Liga Privada Unico L40”は、少しのロースト感を伴うとても濃厚なオーク材(ナラの木)と土と革とカカオ豆の味に、鼻腔を刺激することの無い大量の繊細なペッパー(黒胡椒)、ベリー系果実とダーク・チョコレートが練り込まれた甘酸っぱいトースト(パン)の風味が味わえる、とても上質にして重厚な喫味の葉巻だと言える。
素晴らしい葉巻であることに間違いはないのだが、問題は喫煙者側(私)にあり、その重厚さ故に最後まで喫煙することが出来なったことがとても悔やまれる。
ストレングス(ニコチン量)が強い葉巻というよりも、フレーバー(風味)が強すぎると言ったほうが正しいだろう。
煙の量も膨大だ。
この葉巻をリピート購入するときには、葉巻を半分(3.5インチ)に切って喫煙するのが良さそうだ。
1本あたり実質1,375円という出費で、優に60分を超える喫煙時間を楽しむことが出来るだろう。
この葉巻の喫味は、過去に喫煙レビューした”タトゥアヘ ペティカサドレス”と似たところがあると考えるが、それなら1本1,000円で購入できるその葉巻で良いのではないかと思うかも知れないが、味とドローの良さでは今回喫煙した”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ L40”が上を行くため、”ハーフカット喫煙”を試してみて損は無いと考えている。
この葉巻の葉巻独自5段階評価は、喫煙者側の理由で最後の最後まで吸い切れなかったことを鑑みても、4.5/5点を与えるに相応しい葉巻だと判断した。
参考までに、この”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ /Drew Estate Liga Privada Unico”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、85ポイント~91ポイントという評価を得ており、この”L40”ビトラに於いては、87~91ポイントという評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:106分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★★★☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★☆☆ |
| コーヒー | ★☆☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★★★☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★★☆ |
| 革 | ★★☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★★☆ |
| 草(ハーブ含む) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★☆☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★★☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★★☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $20.00 (1ドル148円換算にて2,960円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €15.90 (1ユーロ160円換算にて2,544円)
- 日本国内価格 ¥2,750 (参考日本販売価格倍率1.00倍)
葉巻重量
- 購入時重量 11.00g
- 加湿・熟成後重量 11.38g (葉巻ヘッドカット後重量未計測)
- ドライシング後重量 11.18g
- △減少重量 (減少割合) △-g (-%)


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