アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ グランロブスト/Aganorsa Leaf La Validacion Corojo Gran Robusto

4.0
アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ グランロブスト/Aganorsa Leaf La Validacion Corojo Gran Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 グランロブスト/Gran Robusto
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アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ グランロブスト/Aganorsa Leaf La Validacion Corojo Gran Robusto

葉巻/シガー情報

ブランド名 アガノルサリーフ
シリーズ名 ラ・バリダシオン コロホ
ビトラ グランロブスト (ロブスト)
葉巻の長さ 127mm (5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 21.4mm (54)
ラッパー ニカラグア産 コロホ’99種
バインダー ニカラグア産
フィラー ニカラグア産
生産国 ニカラグア製
価格 1,850円 (2026年1月現在)

この”アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ グランロブスト/Aganorsa Leaf La Validacion Corojo Gran Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、ニカラグア最大のタバコ葉生産者である”アガノルサリーフ/Aganorsa Leaf”からの1本である、”アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ グランロブスト/Aganorsa Leaf La Validacion Corojo Gran Robusto”です。

今回喫煙する葉巻は、以前に喫煙レビューした”アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ トロ”の”ロブスト”版となるため、似たような味になることは明らかですが、”トロ”ビトラよりも葉巻が短いことから、苦みの蓄積や引き抵抗(ドロー)が最適化され、喫味がより良くなることが期待できます。

前回喫煙した”トロ”ビトラでは、”少し酸味寄りの爽やかさを伴う上質な杉の木とカカオ豆と少量の革と土の味に、少し鼻腔をくすぐる適量のペッパー(白胡椒)、背景にカカオ豆やナッツの甘さにごく少量の柑橘系果実の甘酸っぱさやクローブやナツメグ等のミックス・スパイスの風味が味わえる、キューバ産葉巻の味を彷彿とさせる葉巻”であると、私はレビューしています。

キューバ産葉巻を彷彿とさせるその味に、特に大きな不満点はありませんでしたが、強いて挙げるなら、燃焼スピードが遅いことが原因だったのか、葉巻半分程の喫煙で苦みが発生してしまい、私の心が不完全燃焼のまま喫煙を終了してしまったことでしょうか。

とは言え、喫煙時間は2時間を超えていたことも、伝えておく必要があるでしょう。

今回の葉巻は、それらの不満を改善するべく、私が考案した”自家製発酵器熟成”を施しての喫煙となります。

さて、今回の葉巻は前回喫煙した”トロ”ビトラと比べて、どのような味に変貌しているのか、これから喫煙して確かめてみることにしましょう!

参考までに、アガノルサリーフの経営者である”エドゥアルド・フェルナンデス/Eduardo Fernandez”は、キューバで生まれた後、少年時代にアメリカへ移住し、”ウォートン・スクール/Wharton School of the University of Pennsylvania”を卒業した後、ニューヨーク・マンハッタンで銀行員としてキャリアをスタートさせます。

ニューヨークで10年過ごした後、スペイン・マドリードに移住して兄と共に”レテピザ/Telepizza”レストランチェーンを設立し、大成功を収めます。

”テレピザ”の成功で築いた巨額の資産を用いて、元々土地を耕すことに憧れていたこともあり、ニカラグアにて農地を購入し、1998年からタバコ事業に参入します。

タバコ事業に不慣れなエドゥアルドは、キューバ人のタバコ葉発酵業務の専門家である”アルセニオ・ラモス/Arsenio Ramos”と、同じくキューバ人のタバコ葉衛生管理の専門家である”ハシント・イグレシアス/Jacinto Iglesias”という2人の農学者を招き入れ、タバコ葉栽培を開始します。

今現在ではニカラグア最大のタバコ葉生産者として、”アルタディス/Altadis”や”ドリュー・エステート/Drew Estate”等にタバコ葉を卸すだけでなく、”イリュージョン/Illusione Cigars”、”ワープド/Warped”等のブティック・ブランド葉巻の下請け製造、さらに自社オリジナル・ブランド葉巻となる”アガノルサリーフ”や”JFR”を製造・販売するに至っています。

それでは、”アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ グランロブスト/Aganorsa Leaf La Validacion Corojo Gran Robusto”(日本での財務省登録名称は”Aganorsa Leaf La Validacion Corojo Gran Robusto BP”)葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

ニカラグア産 コロホ’99種のラッパーで巻かれた、”アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ グランロブスト/Aganorsa Leaf La Validacion Corojo Gran Robusto”は、コロラド色(茶色)~コロラドマデューロ(茶褐色)をしていて、葉巻表面は滑らかで僅かな艶があり、美しい外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は2本あり、サブバンドロールは金色と濃紺色を使用した中に、”COROJO”と”La Validacion”というシリーズ名が描かれ、メインバンドロールは濃紺色と金色と赤色を使用した中に、アガノルサリーフ・ブランド名とタバコ葉を持つ腕の絵のロゴマークが描かれています。

ボックス・プレスされた葉巻を指で摘まんでみると、しっかりと巻かれていながら、葉巻表層部には僅かな弾力性を備えています。

葉巻ボディからは、軽い牛舎系の良い香りがします。

この葉巻は、”自家製発酵器”により37日間熟成させた後、平均室内温度19℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて7日間の加湿・熟成を行っています。(計44日熟成)

葉巻喫煙を開始する3時間程前に、葉巻を湿度42%のシリカゲル(乾燥剤)入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移し、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ローストされた麦わらやシリアルの味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約3分間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

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※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、爽やかさを伴う濃厚で上質なオーク(ナラの木)の味からスタートする。

直ぐに、革と土の味が追加される。

出だしから、旨い!

だが、背景にリコリス(甘草)やクローブ等のスパイスの風味と少しのロースト感があるため、煙はとても濃厚に感じる。

以前に吸った”アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ トロ”とは少し異なり、今回の”ロブスト”ビトラは前回の酸味寄りの喫味ではなく、ロースト感が目立つ喫味となっている。

喫煙開始12分時点では、背景に香ばしいコーンフレーク(シリアル)の風味が追加される。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔を僅かに刺激する適量の繊細なペッパー(白胡椒)があることを確認する。

燃焼挙動は悪くは無いが、僅かな片燃えを頻繁に繰り返すため、軽い火入れ修正を余儀なくされる。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)はミディアム~ミディアムフルと言ったところか。

着火後の引き抵抗(ドロー)は重くも軽くも無く、適度な吸引力でしっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。

副流煙の香りには、香ばしいコーンフレークの甘い香りがある。

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葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

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喫煙開始から35分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行うことから始める。

灰は心地良い感触と共に折ることが出来る。

中盤の味は序盤の味を引き継ぎ、依然としてロースト感が少し目立つ喫味で吸い進む。

序盤最初の一服目ではとても旨い葉巻に感じたが、以前に吸った”トロ”ビトラと比べて少しのロースト感があることと爽やかさや甘酸っぱさが乏しいことから、味の優劣としては”トロ”ビトラに軍配が挙がると考えるが、それは好みの問題かも知れない。

喫煙開始51分時点で、サブバンドロール(シガーリング)を剥がす。

喫煙開始56分時点で、背景にウイスキー・オーク樽や麦芽の風味があることを確認する。

この葉巻は手に持った感覚として、巻き密度が低い葉巻のように感じたにも関わらず、燃焼スピードがとても遅く、中々燃え進んでくれない。

その理由としては、フィラーに燃焼しにくいリジェロ葉やヴィソ葉が多く使われていることが考えれる。

だが、ニコチン量がそれほど多いように感じないのは、きっとアガノルサリーフの発酵技術や熟成によってニコチン量を減少させているからだろう。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

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喫煙開始から70分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。

終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぐが、土とカカオ豆の味に、背景にあるカカオ豆やコーンフレークの甘さにオーク樽の風味で吸い進む。

喫味は意外と悪くなく、中盤と比べると味は持ち直したようだ。

喫煙開始80分時点で、メインバンドロールを剥がす。

喫煙開始84分時点で、コーンフレークの風味は焼いたパン(トースト)の風味に入れ替わる。

喫煙開始106分時点で、3回目の灰折を行う。

喫煙開始120分時点の、ロースト感が増して少しの苦み成分を感じ始めた段階で、喫煙を終了することとした。

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葉巻テイスティング総評

総評として、この”アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ グランロブスト/Aganorsa Leaf La Validacion Corojo Gran Robusto”は、少しの爽やかさを伴う濃厚で上質なオーク(ナラの木)と土と革とカカオ豆の味に、鼻腔を僅かに刺激する適量の繊細なペッパー(白胡椒)、背景にリコリス(甘草)とクローブ等のスパイスの風味に少量のコーンフレーク(シリアル)や焼いたパンの風味(トースト)とウイスキー・オーク樽の風味が味わえる、喫煙全般に少しのロースト感が伴う葉巻だと言える。

この葉巻の味を言葉で並べると複雑な味がする葉巻のように思えてしまうが、喫煙全般を通して少しのロースト感を伴うことと、後から気付いたことだが麦わら由来のドライ感(くすみ感)が喫味の良さを阻害しているように思う。

とどのつまり、葉巻とは”何の味がするか”では無く、”喫味が良いか悪いか”こそが重要であることを思い知らされる。

過去に喫煙した”アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ トロ”と比べると、そちらの方が良い喫味であったように思えたが、再度喫煙してみたら意外と今回と同じような感想を述べているかも知れない。

だが、”ロブスト”ビトラであるにも関わらず120分を超える時間を問題なく喫煙出来たのは、葉巻としての基本性能(タバコ葉の質)の高さ故のことだと考える。

アガノルサリーフの次回喫煙する葉巻としては、最上級葉巻に当たる”アガノルサリーフ アルセニオ ロブスト/Aganorsa Leaf Arsenio Robusto”(1本2,600円)を吸ってみて、アガノルサリーフの真の実力を確かめてみたいと考えている。

また、言及するのが最後になってしまったが、今回喫煙した葉巻コピーは”自家製発酵器熟成”されたものであったが、アガノルサリーフが栽培・発酵・熟成したタバコ葉に於いては、その上質さ故に自家製発酵器熟成の効果は殆ど無かったと付け加えておきたい。

今回喫煙した”自家製発酵器熟成”された葉巻の葉巻独自5段階評価は、4.0/5点が妥当だと判断した。

参考までに、この”アガノルサリーフ ラ・バリダシオン コロホ/Aganorsa Leaf La Validacion Corojo”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、90ポイントという高評価を得ています。

喫煙時間

喫煙時間:121分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★☆☆☆
コーヒー(苦み含む) ★☆☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★★☆☆
土(素朴さ) ★★★☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★☆☆

世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $9.75 (1ドル148円換算にて1,443円)
  • ヨーロッパ圏内参考価格 -
  • 日本国内価格 ¥1,850 (参考日本販売価格倍率1.28倍)

葉巻重量

  • 購入時重量 15.36g
  • 自家製発酵器熟成後 15.12g (葉巻ヘッドカット後重量14.79g)
  • 加湿・熟成後重量 15.03g
  • ドライシング後重量 14.99g
  • △減少重量 (△減少割合) △0.04g (△0.27%)

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