フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso

3.5
フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 ベリコソ/Belicoso
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フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso

葉巻/シガー情報

ブランド名 フロール・デ・コパン (アメリカブランド名:Gispert)
シリーズ名
ビトラ ベリコソ
葉巻の長さ 152.4mm (6インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 19.8mm (50)
ラッパー エクアドル産 コネチカット シェード
バインダー ホンジュラス産
フィラー ホンジュラス産 & ニカラグア産
生産国 ホンジュラス製
価格 1,140円 (2024年5月現在) → 1,500円 (2025年6月~)

この”フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回の葉巻/シガー喫煙レビューするのは、リーズナブル系の葉巻である、”フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso”です。

”フロール・デ・コパン”葉巻ブランドの葉巻は、過去に何本か喫煙したことがあり、クリーミーな杉の木とナッツの味を味わえる良い葉巻だとは思うのですが、常に感じる僅かなほろ苦さと鋭さがネックとなり、それ以降、喫煙することを避けていました。

個人的にはこれを、”ホンジュラス製の葉巻の味”として認識してしまい、それ以降、ホンジュラス製のタバコ葉の味は、あまり好みではないと思うようになってしまいました。

但し、”フロール・デ・コパン コロナ/Flor de Copan Corona”を前回喫煙したときは、7日間の加湿・熟成しか行っていないことや、ドライシングも行っていないことなど、葉巻管理が適切では無かった可能性も否定できないため、今回はある意味、リベンジ・チャレンジとしての喫煙となります。

”フロール・デ・コパン”葉巻ブランドは、ヨーロッパ市場にて、とても人気のある葉巻ブランドになっているようですが、実はアメリカ市場でも、”Gispert”という葉巻ブランド名で販売されており、その葉巻ブランドは元々キューバの葉巻ブランドであったようですが、2005年(2003年?)からは”アルタディス USA/Altadis USA”が買収し、ホンジュラスで製造しているそうです。

アルタディス USAは、この歴史あるキューバの葉巻ブランドを再紹介するために、2003年からホンジュラスにある”ラ・フロール・デ・コパン”葉巻工場で製造を開始し、それをヨーロッパ向けに再ラベル化したものが、この”フロール・デ・コパン”葉巻となります。

”フロール・デ・コパン”葉巻の特徴は、葉巻1本1本に、スペイン杉のシートが巻かれていることにあります。

私は当初、このスペイン杉材は、見た目の高級感を出すことと、葉巻に杉の木の香りを移すためにあると思っていたのですが、具体的な使用方法としては、葉巻に火を点けるときに、このスペイン杉シートを燃やして、その火で葉巻に火を点けるために用意されているようです。

私はそんなワイルドな着火方法は行いませんが…。(^^;)

それでは、”フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1

まずは外観から見ていきましょう。

エクアドル産コネチカットシェードラッパーで巻かれた”フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso”は、クラロ色(薄茶色)をしていて、意外と美しい外観をしています。

葉巻表面は適度に艶がある仕上がりとなっています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、リーズナブル系葉巻にも関わらず、意外と豪華なデザインとなっています。

葉巻を指で摘まんでみると、購入当初はかなり柔らかくブヨブヨしていたのですが、加湿・熟成後には、しっかりとした硬さの中にも程良い柔らかさを備えた葉巻に変わりました。(過加湿状態の葉巻が放湿して適正状態になったようです)

葉巻ボディからは、軽いナッツ系の良い芳香があります。

葉巻全体を手に持って確認すると、太い葉脈などは見当たらず、美しいと思います。

この葉巻は、平均室温23℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて、55日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する13時間前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、干し草の味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、爽やかな杉の木とナッツの味からスタートする。

酸味があると言うよりも、とても爽やかな喫味と言ったほうが、適切だ。

直ぐに、麦わらや干し草の味が追加される。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、少しの鋭さを伴う適量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。

ストレングス(ニコチン量)はマイルド、フレーバー(風味)はマイルド~ミディアムと言ったところか。

ごく僅かな酸味を含むような爽やかな喫味だが、鋭さはなく、煙はクリーミーだ。

なかなか旨い。

燃焼挙動は良好で、片燃えが発生する予兆も無く、均一に燃焼をし続ける。

副流煙の香りには、ナッツの香ばしい香りがある。

喫煙開始18分時点で、1回目の灰折を行う。

灰は軽いが、綺麗に折れる。

フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から20分以降の中盤は、序盤の味を引き継ぎ、ナッツと杉の木と麦わらの味に、背景にあるクリームやバニラのような甘さを味わえる。

過去に”フロール・デ・コパン コロナ”を喫煙した時の印象とは大きく異なり、気になる苦みや鋭さを殆ど感じることなく、快適に喫煙出来ている。

それはおそらく、加湿・熟成の期間の問題ではなく、13時間のドライシング(ドライ・ボクシング)が功を奏したことは、間違いない。

喫煙開始32分時点で、少量の土の味が追加され、ローストしたナッツの味が強さを増す。

この葉巻のような喫味の軽い、コネチカット種シェードラッパーを使用したマイルド系の葉巻としては、最近喫煙した”A.J. フェルナンデス サンロターノ コネチカット ロブスト”や”A.J. フェルナンデス ニューワールド コネチカット ロブスト”と比べても、決して劣ることは無い。

この葉巻は、A.J.のコネチカット種シェードラッパー葉巻の半額程度で購入できるのだから、この葉巻の価値は高いと言えるだろう。

フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤の終わり頃セカンドサード

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から42分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことと、バンドロール(シガーリング)を剥がすことから始める。

灰は綺麗に折ることが出来るし、バンドロールは簡単、且つ、綺麗に剥がすことが出来る。

終盤の味は、序盤・中盤の味を引き継ぐが、序盤の爽やかさは後退し、ナッツや杉の木をローストした風味が増してくる。

序盤ではその爽やかさな喫味が、少し気になるようにも思えたが、その風味が影を潜めてしまうと、逆に爽やかさが恋しくなっている自分に驚く。

この葉巻の良さは、爽やかにしてクリーミーな味を楽しめることにあるようだ。

喫煙開始60分時点で、味は劣化し始め、舌に軽い苦みを感じ始める。

喫煙開始65分時点で、3回目の灰折を行う。

燃焼挙動はとても良好で、火入れ修正を全く必要としない葉巻だ。

舌に軽い苦みを感じ始めてから15分後、さらに苦みが強くなってきた時点で、喫煙を終了することとした。

フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”フロール・デ・コパン ベリコソ/Flor de Copan Belicoso”は、爽やかなナッツと杉の木と麦わらと土の味に、少しの鋭さを伴う適量のペッパー(白胡椒)、背景にクリームやバニラの甘さが味わえる、爽やかにしてクリーミーな葉巻だと言える。

今回、約1年ぶりに喫煙した”フロール・デ・コパン”の葉巻だが、前回喫煙したときの印象とは大きく異なり、気になるほろ苦さや鋭さを殆ど感じることなく、最後まで快適に喫煙することが出来た。

これが本当の”フロール・デ・コパン”の実力であったようだ。

前回喫煙した時は、まだ葉巻趣味を始めたばかりの頃であり、葉巻の加湿・熟成方法やドライ・ボクシングについて詳しく知らなかったため、その葉巻本来の味を試す準備が出来ていなかったのだろう。

今回のリベンジ・チャレンジでは、良い結果が得られて、とても満足している。

しかしながら、個人的にはコネチカット種シェードラッパーの葉巻は好みではないため、またリピート購入するかはどうかは分からないが、葉巻初心者や女性葉巻喫煙者の方には”ベガフィナ”葉巻シリーズと同様にお勧め出来る葉巻だ。

マイルドな葉巻であることから、葉巻初心者にお勧めできるのは理解できるが、では何故、女性葉巻喫煙者にもお勧め出来るのかと言うと、うちのかみさんにも私が吸う葉巻を”試し吸い”させているのだが、私が好きなA.J.やラ・ガレラの葉巻を吸わせても、やはりベガフィナが一番のお気に入りであることが、大きな理由だ。

ちなみに、うちのかみさんは、2人でレストランに行ってデザートをそれぞれ注文したとき、私が注文したデザートを一口食べさせると、大抵の場合、”こっちがの方いい!”と言って、交換させられる羽目になるのだが、葉巻の場合では同じことが起きないことから、本当に”ベガフィナ”が好きなのだと、理解している。

きっと、女性には”女性が好む葉巻の味”というのがあるのだろう。

この葉巻の葉巻独自5段階評価は、私の好みも鑑みて、4.0/5点に近い3.5/5点とした。

参考までに、この”フロール・デ・コパン/Flor de Copan”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、83ポイント~90ポイントという高評価を得ており、この”ベリコソ”ビトラに於いては、88ポイントという評価を得ています。

喫煙時間

喫煙時間:76分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★★★★
コーヒー(苦み含む) ★★☆☆☆
トースト(パン・小麦粉) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★☆☆☆☆
土(素朴さ) ★★★☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★★★☆☆
ナッツ ★★★★☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★★☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★★☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $7.28 (1ドル148円換算にて1,077円) ※ブランド名”Gispert Natural Belicoso”にて
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €7.20 (1ユーロ160円換算にて960円)
  • 日本国内価格 ¥1,140時点 (参考日本販売価格倍率1.20倍)

葉巻重量

  • 加湿・熟成後重量 14.42g
  • ドライシング後重量 14.28g
  • △減少重量 (減少割合) △0.14g (0.97%)

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