ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット/Drew Estate Liga Privada Unico Dirty Rat
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | リガ・プリヴァーダ ウニコ by ドリュー・エステート |
| シリーズ名 | リガ・プリヴァーダ ウニコ |
| ビトラ | ダーティラット (コロナ) |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 17.5mm (44) |
| ラッパー | アメリカ合衆国コネチカット州産 ハバノ2000種 ブロードリーフ |
| バインダー | ブラジル産 |
| フィラー | ニカラグア産 & ホンジュラス産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 |
この”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット/Drew Estate Liga Privada Unico Dirty Rat”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、過去に喫煙レビューした”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト”と同様の、元々はドリュー・エステート社のプライベート・ストックとして作られている葉巻である、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット/Drew Estate Liga Privada Unico Dirty Rat”です。
ここ最近、”ホヤ・デ・ニカラグア レッド ロブスト”の追記葉巻レビューを行ったとき、その味が”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト”に似ていたことから、またその葉巻を吸ってみたくなったのですが、折角ですから今回は同系列の葉巻である、この”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット”を購入してみたという訳です。
価格も500円程、安く購入できますからね。(^.^)
ここ最近、ドリュー・エステートの葉巻は日本に輸入されていないらしく、1本1,480円というリーズナブルな価格でありながら上質な味を味わえる”ドリュー・エステート ヘレーラ・エステリ ハバノ ショートコロナゴルダ”も、1年以上前の喫煙レビュー以降、全く吸うことが出来ていないのは、とても残念でなりません。
でも、次に輸入されるときには価格改定されて、1本2,000円以上になっている可能性もあるでしょうから、コストパフォーマンス(葉巻独自5段階評価)も再検討する必要があるでしょう。
まずは、今回喫煙レビューする高級葉巻である、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット”を吸ってみて、ドリュー・エステートの味を存分に楽しもうと思っています。
参考までに、1996年に創業した、新進気鋭の葉巻メーカーである”ドリュー・エステート”は、旧世界貿易センタービル内の小さな葉巻店(5㎡≒3畳)からスタートします。
”ジョナサン・ドリュー/Jonathan Drew”と”マービン・サメル/Marvin Samel”の2人は、他社葉巻工場に葉巻製造を外注するのではなく、なんとしても、自分たちの工場を持ち、自分たちで葉巻を作り、自分たちのやり方で物事を進めたいという夢があったようです。
1999年には、葉巻製法の伝統を覆す、植物エキス、ハーブエキス、そしてエッシェンシャルオイル等をロングフィラーに注入したフレーバー付き葉巻である、自社製造葉巻”ACID”を発売して、一躍スターダムにのし上がります。
今現在では、ニカラグア最大規模の”ラ グラン ファブリカ ドリュー エステート/La Gran Fabrica Drew Estate”葉巻工場をニカラグアに持ち、毎日94,000本の葉巻を製造する一大葉巻メーカーとなっています。
それでは、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット/Drew Estate Liga Privada Unico Dirty Rat”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
アメリカ合衆国コネチカット州産ハバノ2000種ブロードリーフのラッパーで巻かれた、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット/Drew Estate Liga Privada Unico Dirty Rat”は、コロラドマデューロ色(茶褐色)~マデューロ色(褐色)をしていて、葉巻表面はサラサラした質感ですが、とても精巧に出来ていて、目立った葉脈などもなく、美しい外観をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、白地の紙に”Dirty Rat”とシンプルに手書き風の文字が描かれており、その反対側にはリガ・プリヴァーダのライオン(?)のような絵柄がプリントされています。
葉巻を指で摘まんでみると、全体的にしっかりとした硬さがある中に、葉巻表層部にはごく僅かな弾力性も見られます。
葉巻ボディからは、ローストされたような香ばしい良い香りがします。
この葉巻は、平均室温28℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて、34日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する12時間前に、葉巻を湿度57%のドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ローストした干し草や麦わらの味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、深煎りされた上質で濃厚な杉の木の味からスタートする。
直ぐに土と革の味と、ローストされたコーヒー豆やカカオ豆等の豆類の味が追加される。
とても濃厚、且つ、上質な煙の味だ。
旨い!
複合された煙の味からは、リコリス(甘草)の風味が生成されている。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、しっかりとした量の繊細なペッパー(黒胡椒)があることを確認する。
繊細なペッパーであるが故、鼻に噛みつくことはない。
ストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)はミディアムフルと言ったところか。
着火後の燃焼挙動は良好で、火入れ修正を必要とすることなく、均一に燃え進む。
喫煙開始16分時点で、背景にはカカオ豆の甘さやリコリス(甘草)の甘さがあることを確認する。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から20分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行うことから始める。
灰は軽い力で折れるが、1円玉を重ねたような美しい形をしっかりと保っている。
中盤の味は、序盤の味を引き継ぎ、深煎りした上質で濃厚な杉の木と豆類と革と土の味に、その味が複合されたことで生まれたリコリス(甘草)の味で吸い進む。
現時点に於いては、嫌な苦みや鋭さとは全く無縁の葉巻だと言って良いだろう。
副流煙の香りは、甘さは控えめだが、とても香ばしい香りがする。
この葉巻は、リコリス(甘草)の味をどう捉えるかで、評価が分かれることだろう。
リコリスはその名の通り、漢方薬の甘草(かんぞう)の味であるため、日本人やおそらく中国人にとっては、どうしても薬のイメージが付き纏ってしまう。
西洋人にとっては、リコリスを使用した菓子類が多く存在することから、きっと”お菓子の甘さ”として認識出来るのだろう。
私も一日本人として例外ではなく、漢方薬のイメージが払拭できないようだ。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から45分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。
終盤の味は、序盤・中盤の味を引き継ぐが、少し粉っぽいドライな煙になってくる。
喫煙開始60分時点では、この喫煙終盤の時点でありながら、ごく僅かな大麦(モルト)の風味が追加される。
喫煙開始66分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。
バンドロールは簡単、且つ、綺麗に剥がすことが出来る。
喫煙開始75分時点の、煙がかなり粉っぽくドライになってきた段階で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット/Drew Estate Liga Privada Unico Dirty Rat”は、深煎りされた上質で濃厚な杉の木と土と革とカカオ豆やコーヒー豆やナッツ等の豆類の味に、しっかりと効いた繊細なペッパー(黒胡椒)、背景にカカオ豆やリコリス(甘草)の甘さが味わえる葉巻だと言える。
リコリスの味は背景にある味と言うよりも、この葉巻の中核を成す味だと言って良いかも知れない。
このリコリスの味が好きかどうかで、この葉巻の評価が分かれるだろう。
過去にリコリスの味がした葉巻としては、”レボリューション ショートロブスト”を筆頭に、”タトゥアヘ タトゥー カバレロ ロブスト”や”ラ・オーロラ 107 エクアドル ロブスト”等があるが、その後もあまりリピート購入していないことを考えると、私にはあまり向いていない味なのかも知れない。
しかしながら、この”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ ダーティラット”は、深煎りされた上質で濃厚な杉の木やコーヒー豆やカカオ豆やナッツ等の豆類の素晴らしい味を楽しめることから、それらのリーズナブル系葉巻とは一線を画す葉巻であることは間違いない。
この葉巻は、”ホヤ・デ・ニカラグア レッド ロブスト”の追記葉巻レビューを行ったときに、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト”の味と似通っていると感じたことから、再度確認のため喫煙してみる運びとなった訳だが、味の系統としては確かに似ているが、この”リガ・プリヴァーダ”葉巻シリーズの方が間違いなく上質で濃厚な煙の味がする。
しかし、この葉巻は個人的にあまり好みではないと思われるリコリスの味がネックとなっていることと、終盤に煙がドライ気味になることから、今後は価格も半額以下で購入できる”ホヤ・デ・ニカラグア レッド ロブスト”を代替品として楽しむことになるだろう。
この葉巻の葉巻独自5段階評価は、リコリスの味が好きな方なら4.5/5点を付けるだろうと考えるが、個人的な味覚の嗜好性から4.0/5点を与えるの妥当だと判断した。
参考までに、この”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ ウニコ /Drew Estate Liga Privada Unico”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、85ポイント~91ポイントという評価を得ており、この”ダーティラット”ビトラに於いては、88~89ポイントという評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:75分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★★★☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★☆☆☆ |
| コーヒー | ★★★☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★★☆ |
| 革 | ★★★☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★☆☆ |
| 草(ハーブ含む) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★★☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★☆☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★★☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $18.00 (1ドル148円換算にて2,664円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €15.60 (1ユーロ160円換算にて2,496円)
- 日本国内価格 ¥3,190 (参考日本販売価格倍率1.24倍)
葉巻重量
- 加湿・熟成後重量 9.85g (葉巻ヘッドカット後重量9.63g)
- ドライシング後重量 9.58g (葉巻ヘッドカット後)
- △減少重量 (減少割合) △0.05g (0.52%)


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