ロッキーパテル ヴィンテージ 2003 ロブスト/Rocky Patel Vintage 2003 Cameroon Robusto
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ロッキーパテル |
| シリーズ名 | ヴィンテージ 2003 |
| ビトラ | ロブスト |
| 葉巻の長さ | 139.7mm (5.5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.8mm (50) |
| ラッパー | アフリカ カメルーン産 カメルーン種 |
| バインダー | ニカラグア産 |
| フィラー | ニカラグア産 & ドミニカ共和国産 |
| 生産国 | ホンジュラス製 |
| 価格 |
この”ロッキーパテル ヴィンテージ 2003 ロブスト/Rocky Patel Vintage 2003 Cameroon Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、ロッキーパテルのタビクサ工場で製造された葉巻ではなく、プラセンシアのエル・パライソ工場で製造されたロッキーパテルの葉巻である、”ロッキーパテル ヴィンテージ 2003 ロブスト/Rocky Patel Vintage 2003 Cameroon Robusto”です。
以前喫煙した、”ロッキーパテル エッジ スマトラ トロ/Rocky Patel The Edge Sumatra Toro”記事にて検証したように、私が嫌いなロッキーパテルの葉巻であっても、ホンジュラスにあるプラセンシアのエル・パライソ工場製の葉巻であれば問題なく吸えることが分かったため、今回はこの葉巻を選択しました。
何故そこまでして、嫌いなロッキーパテルの葉巻を吸うのかと言うと、ロッキーパテルの葉巻は葉巻販売店に陳列されている本数が多い上に、価格も1本1,500円前後とリーズナブルな葉巻が多いため、全てを除外してしまうと良い葉巻に出会うチャンスを逃してしまう恐れがあるためです。
今回喫煙レビューする、”ロッキーパテル ヴィンテージ 2003 ロブスト”は、アフリカ・カメルーン産のカメルーン種のタバコ葉をラッパーに使用した葉巻であり、高価なタバコ葉を使用していながら1本1,600円とリーズナブルな価格設定がなされているのは、とても魅力的に映ります。
フィラーに使用されているタバコ葉の詳細までは分かりませんが、ニカラグア産とドミニカ共和国産のものをブレンドしていて、私好みの味であるように思います。
今までロッキーパテルの葉巻を喫煙するときは、おっかなびっくりで喫煙を開始していましたが、もう心配することはありません!
葉巻の製造を請け負っているプラセンシアも、下手な葉巻を作ることはないでしょう。
ロッキーパテルはプラセンシアを、単なる”下請け業者”だとは思っていないでしょうが、もしロッキーがプラセンシアに、”葉巻市場最大のニコチン量を含んだ、引き抵抗(ドロー)も最大限重い葉巻を作ってくれ!”なんて依頼したとしても、きっとプラセンシアはロッキーを懇切丁寧に説得してくれることだと思っています。(^.^)
それ以前に、ロッキーは葉巻市場動向を完全に把握していることでしょうから、強い葉巻や話題性を持つ葉巻は自社のタビクサ工場で製造し、一般的でマイルドな葉巻はプラセンシアのエル・パライソ工場で製造させていることでしょう。
今回はもう、ヤニクラを心配する必要は無さそうです。(^.^)
それでは、”ロッキーパテル ヴィンテージ 2003 ロブスト/Rocky Patel Vintage 2003 Cameroon Robusto”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
アフリカ・カメルーン産カメルーン種のタバコ葉で巻かれたラッパーを持つ、”ロッキーパテル ヴィンテージ 2003 ロブスト/Rocky Patel Vintage 2003 Cameroon Robusto”は、ごく僅かな艶を持つ、サラッとした表面仕上げで、目立った葉脈等も見当たらないクラロ~コロラドクラロ色(薄茶色)をした葉巻です。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は2本あり、葉巻フット側の1本には濃紺色の下地に葉巻シリーズ名である、”Vintage 2003 CAMEROON”と書かれ、葉巻ヘッド側の1本には濃紺色の下地にロッキーパテルのロゴが描かれています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さがある中にも、程良い弾力を備えており、十分な量のタバコ葉が使われていながら、適切な引き抵抗(ドロー)を期待できそうです。
葉巻を持って香りを嗅いでみると、それほど芳香性は強くはありませんが、スパイシーで甘く香ばしい香りがします。
この葉巻は、平均室内温度16度・湿度72%に維持した自家製ヒュミドール内にて、60日間の加湿・熟成を行っています。
喫煙を始める6時間程前から、葉巻をドライボックスに移して、”ドライ・ボクシング”を行ってから喫煙を開始しました。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、コールドドローは枯れた干し草の味があり、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約3分間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、爽やかな杉の木と軽い草の味からスタート。
背景には、軽い糖蜜の甘さがある。
直ぐに、ナッツの味も追加される。
着火後の引き抵抗(ドロー)は少し重めだが、口蓋に引き込める煙の量はそれほど多くは無い。
煙には、ごく僅かな苦さが含まれる。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、僅かな苦さを含む適量のペッパーがあることを確認する。
背景にある甘さには、糖蜜以外の何かの甘さもあると感じていたが、これを敢えて具体的に例えるとすると、干し草の甘さと言ったところか。
ストレングス(ニコチン量)はマイルド~ミディアム、フレーバー(風味)もマイルド~ミディアムと言ったところだろう。
喫煙開始15分時点で、1回目の灰折を行う。
灰はしっかりとしていて、変に崩れる様子もない。
ここまでの味は、草や干し草系の味が主体で、私好みの葉巻の味ではない。
葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から20分以降の中盤は、序盤の味を引き継ぎ、草や干し草とナッツと杉の木の味に、背景にある糖蜜や干し草の甘さが味わえる。
この葉巻は、序盤から舌に僅かな苦みを感じる。
考えられるその原因は、引き抵抗が少し重く、強く吸わないと多くの煙を口蓋に引き込めないことが関係しているかも知れない。
序盤での燃焼挙動は良好だったが、中盤以降は、多少の片燃えが発生するため、数回の火入れ修正は必要だ。
喫煙開始33分時点で、2回目の灰折を行う。
レトロヘイルで副鼻腔に煙を通すと、ペッパーの量がかなり増加していることを確認する。
喫煙開始41分時点で、葉巻フット側のサブバンドロール(シガーリング)を剥がす。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から50分以降の終盤は、まず3回目の灰折を行うことから始める。
終盤の味は、序盤・中盤の味に、ほんのごく僅かなカカオ豆の味が追加される。
しかし、依然として草(干し草)の味が主体だ。
喫煙開始64分時点で、メインバンドロールを剥がす。
特段、嫌な苦みや鋭さは感じないが、この草(干し草)メインの味に飽きてきたため、この辺で喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この、”ロッキーパテル ヴィンテージ 2003 ロブスト/Rocky Patel Vintage 2003 Cameroon Robusto”は、草(干し草)と杉の木とナッツの味に、しっかりと効いた中程度以上のペッパー、背景には糖蜜や干し草の甘さが味わえる葉巻だと言える。
序盤からごく軽い苦みを舌に感じるが、喫煙を続けるに支障はない。
序盤から終盤まで、嫌な苦みや鋭さがない葉巻だが、私が苦手とする草(干し草)の味がメインであるため、私好みの味ではなかったことが残念だ。
しかしながら、これは好みの問題でもあるため、不味い葉巻という訳ではない。
それは”ロブスト”ビトラながら、74分吸い続けられたことが物語っている。
ロッキーパテルの葉巻ながら、ストレングス(ニコチン量)も全般を通してマイルドであるため、草の味が好きな喫煙初心者の方や女性葉巻愛好家の方にお勧めできる葉巻だ。
私はカカオ豆と土の味がメインの葉巻でないと、高評価は出来ない味覚になってきているようだ。
この葉巻の葉巻独自5段階評価は、3.0/5点寄りの3.5/5点とした。
今後、またプラセンシアの”エル・パライソ”工場で製造された、別のロッキーパテルの葉巻を試してみようと思う。
参考までに、この、”ロッキーパテル ヴィンテージ 2003/Rocky Patel Vintage 2003 Cameroon”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、87ポイント~93ポイントという評価を得ており、この”ロブスト”ビトラは、ランク外となっています。また、この葉巻シリーズの”チャーチル”ビトラは、2017年の葉巻トップ25(92ポイント第16位)に輝いています。
喫煙時間
喫煙時間:72分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★★☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★☆☆ |
| コーヒー | ★☆☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★☆☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★☆☆☆☆ |
| 草(ハーブ含む) | ★★★★★ |
| ナッツ | ★★☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★★☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $11.40 (1ドル148円換算にて1,687円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €9.50 (1ユーロ160円換算にて1,520円)
- 日本国内価格 ¥1,600 (参考日本販売価格倍率0.99倍)


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