ラ・ガレラ インペリアルジェイド メイアパーフェクト/La Galera Imperial Jade Mayor Perfecto
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ラ・ガレラ |
| シリーズ名 | インペリアルジェイド |
| ビトラ | メイアパーフェクト (ペルフェクト) |
| 葉巻の長さ | 120.6mm (4.75インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.1mm (48) |
| ラッパー | カメルーン共和国産 カメルーン種 |
| バインダー | ドミニカ共和国産 クリオロ種 |
| フィラー | ドミニカ共和国産 ピロト・クバーノ種 , クリオロ’98種 |
| 生産国 | ドミニカ共和国製 |
| 価格 | 2,000円 (2025年12月現在) |
この”ラ・ガレラ インペリアルジェイド メイアパーフェクト/La Galera Imperial Jade Mayor Perfecto”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、1936年にドミニカ共和国で創業した”タバカレラ パルマ/Tabacalera La Palma”タバコ葉農園兼葉巻工場を持つ葉巻ブランドの”ラ・ガレラ/La Galera”から、2021年に発売された新作葉巻シリーズからの1本である、”ラ・ガレラ インペリアルジェイド メイアパーフェクト/La Galera Imperial Jade Mayor Perfecto”です。
この葉巻は、過去に喫煙レビューした”ラ・ガレラ インペリアルジェイド チキートパーフェクト”の形はそのままに、ただ大きくしただけの葉巻と言えますが、その特殊な形状から味の移り変わりを存分に堪能できることから、今回喫煙する”メイアパーフェクト”ビトラも私のお気に入りの1本になるのではないかと考えています。
ただ、この葉巻名に”チキート”という名前が入っていないことから、もしかすると熟練のトルセドールである”チキート”さんが巻いた葉巻では無い可能性もありますが、それは実際に吸ってみて燃焼挙動等を確認してみるしか無さそうです。
さらに、もっと大きな問題として、この”ラ・ガレラ”葉巻ブランドを日本に輸入している”kagaya”(フカシロ)は、この”ラ・ガレラ インペリアルジェイド”葉巻シリーズの売れ行きが芳しくないことから、輸入を終了したという情報を入手しました。
旨い葉巻だったので、非常に残念です…。
ならば、コネチカット種ブロードリーフラッパーを使用した”ラ・ガレラ アネモイ/La Galera Anemoi”葉巻シリーズを新たに輸入してもらいたいところですが、難しい相談でしょうか?
この”ラ・ガレラ インペリアルジェイド”葉巻シリーズを日本で楽しめるのも在庫限りとなってしまいましたが、今回も存分にその味を堪能したいと思います!
参考までに、”ラ・ガレラ/La Galera”という葉巻ブランドは、1936年にドミニカ共和国で創業した、”タバカレラ パルマ”タバコ葉栽培&葉巻製造工場で製造されている葉巻であり、三世であり四代目オーナーの、”ホセ・アルナルド・ブランコ/Jose Arnaldo Blanco”(通称ジョシー/Jochy)が開発した、自社葉巻ブランドです。
”タバカレラ パルマ”工場では、”ブティック ブレンド シガー/Boutique Blends Cigars”葉巻メーカーの生産パートナーとして、アルタディスU.S.A.傘下の”エイジングルーム/Aging Room”などの葉巻ブランドも委託され、製造しています。
それでは、”ラ・ガレラ インペリアルジェイド メイアパーフェクト/La Galera Imperial Jade Mayor Perfecto”(日本での財務省登録名称は”La Galera Imperial Jade Mayor Perfecto”)葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
カメルーン共和国産 カメルーン種のラッパーで巻かれた”ラ・ガレラ インペリアルジェイド メイアパーフェクト/La Galera Imperial Jade Mayor Perfecto”は、コロラド色(茶色)~コロラドマデューロ色(茶褐色)をしていて、葉巻表面にはごく僅かな艶はあるものの、全体的にマットな仕上がりとなっています。
葉巻に巻かれている大きなバンドロール(シガーリング)は、白地に淡い緑色を使用した、なんとも言い難い色使いとなっているのですが、これには”完全生分解性”のものが使用されていて、土壌や水中の微生物により最終的には水と二酸化炭素に分解されて自然に還るよう作られているものだそうで、色使いのセンスには疑問を感じましたが、その意義には納得しています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さがあり、葉巻表層部の弾力も殆どありません。
葉巻ボディからの芳香性は、カメルーン種ラッパーらしい、スパイシーで爽やかな甘い香りと、僅かですが牛舎系の香りもします。
この葉巻は、平均気温20℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて、41日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する9時間前から、葉巻を湿度47%のシリカゲル(乾燥剤)入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行おうとしましたが、葉巻フット側が閉じらている為、行うことができませんでした。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(1分40秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、爽やかな花(フローラル)と土と革と少量の杉の木が融合した味からスタートする。
背景には、少量の蜂蜜や樹液を思わせる甘さとペッパー・スパイスの風味がある。
旨い!
この葉巻シリーズを吸うのは約1年ぶりとなるが、これほど独特な喫味であったことに驚いた。
この葉巻シリーズは売り上げが芳しくないことから、輸入代理店は輸入を停止することにしたそうだが、確かにこの喫味は一般的なキューバ産及び非キューバ産葉巻とは異なるため、人気がないことにも頷ける。
だが、私にとっては未だお気に入りの味だ。
燃焼挙動は、特異な形状をしているにも関わらずとても良く、火入れ修正を必要とすることなく火は均一に燃え進む。
着火後の引き抵抗(ドロー)は、軽く吸い込むだけでしっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来ることから、この葉巻も間違いなく一流トルセドールである”チキート”さんが巻いた葉巻だと確信する。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、少しの苦みを含んだ鼻腔を僅かに刺激するしっかりと効いたペッパー(白胡椒)があることを確認する。
ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)もミディアムと言ったところだろう。
副流煙の香りには、爽やかな草の風味を伴う香ばしさがある。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から25分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行うことから始める。
灰は軽い感触と共に折れるが、形を保ったままとても綺麗に折ることが出来る。
中盤の味は序盤の味を引き継ぎ、土と花が融合した”花畑”の味に、心地良いホワイト・ペッパーの風味で吸い進む。
良い喫味の葉巻だが、欲を言うと、もう少し甘さが欲しいところだ。
喫煙開始40分時点で、煙にごく僅かな紅茶の苦みのようなものを感じ始めるが、これを心地良さと捉えるか、又は不快に感じるかでこの葉巻の評価が分かれるように思う。
私はこの”紅茶の苦み”に対して不快さは感じないが、他の良質な非キューバ産葉巻の味を考えると、必要ないように思えるのも確かだ。
だが、非キューバ産葉巻の良さは、キューバ産葉巻の味を模倣することなく、新たな喫味を体感できることにあると私は考えているため、この葉巻の味は大いに認められるべきだと考える。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から50分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。
灰は心地良い感触と共に、綺麗に折ることが出来る。
この葉巻は、燃焼挙動と引き抵抗(ドロー)に関して完璧な葉巻だと言い切って良いだろう。
何故なら、葉巻フットの小さな突起部分に火を点けるだけで、最後まで完璧な燃焼を続けるのだから当然だ。
終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぎ、嫌な苦みや鋭さも無く、心地良いスパイシーな花畑とごく僅かな紅茶の苦みで吸い進む。
喫煙開始74分時点で、3回目の灰折を行う。
喫煙開始78分時点の、葉巻が指で摘まめなくなる限界まで吸った段階で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”ラ・ガレラ インペリアルジェイド メイアパーフェクト/La Galera Imperial Jade Mayor Perfecto”は、爽やかな花(フローラル)と土と革と少量の杉の木の味が融合した”花畑”を彷彿とさせる味に、少しの苦みを含んだ鼻腔を僅かに刺激するしっかりと効いたペッパー(白胡椒)、背景に僅かな蜂蜜や樹液を思わせる甘さと紅茶の苦みが味わえる、完璧な燃焼挙動と引き抵抗(ドロー)を持ち合わせた葉巻だと言える。
心配していた燃焼挙動と引き抵抗は完璧と言える程のものであり、この葉巻も一流のトルセドールである”チキート”さんが巻いた葉巻だと確信することが出来た。
非キューバ産葉巻の中でも独特の喫味が味わえる、素晴らしい葉巻だと思う。
だが欲を言うと、もう少し甘さを感じ取れる葉巻であったなら、より良い印象を受けたことだろう。
この”ラ・ガレラ インペリアルジェイド”葉巻シリーズの葉巻が、日本では在庫限りとなるのは悲しいが、またどんどん新しい葉巻が開発されて輸入されてくることから、葉巻趣味は楽しみが尽きることが無い。
今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、”チキートパーフェクト”ビトラでは4.5/5点を付けているが、もう少しの甘さが欲しいと欲が出てきたことで、4.0/5点寄りの4.5/5点とするのが正しい評価だと判断した。
参考までに、この”ラ・ガレラ インペリアルジェイド/La Galera Imperial Jade”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、87ポイント~90ポイントという評価を得ていますが、この”メイアパーフェクト”ビトラに於いては、ランク外となっています。
喫煙時間
喫煙時間:78分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★☆☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★☆☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★☆☆☆ |
| コーヒー(苦み含む) | ★★☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★★★☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★★☆☆☆ |
| ナッツ | ★☆☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 10.49$ (1ドル148円換算にて1,553円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 -
- 日本国内価格 ¥2,000 (参考日本販売価格倍率1.29倍)
葉巻重量
- 購入時重量 9.24g
- 加湿・熟成後重量 9.39g (葉巻ヘッドカット後重量9.27g)
- ドライシング後重量 9.22g
- △減少重量 (△減少割合) △0.05g (△0.54%)


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