ロッキーパテル CSWC 葉巻世界選手権公式シガー マレーバ/Rocky Patel CSWC Cigar Smoking World Championship Mareva
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ロッキーパテル |
| シリーズ名 | CSWC シガースモーキングワールドチャンピオンシップ |
| ビトラ | マレーバ |
| 葉巻の長さ | 130.1mm (5.125インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 16.7mm (42) |
| ラッパー | メキシコ産 サンアンドレス種 |
| バインダー | ニカラグア産 |
| フィラー | ニカラグア産 & ホンジュラス産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 |
この”ロッキーパテル CSWC 葉巻世界選手権公式シガー マレーバ/Rocky Patel CSWC Cigar Smoking World Championship Mareva”の葉巻/シガー喫煙レビュー
この葉巻は、2010年からクロアチアにて毎年行われている、”葉巻世界選手権(シガースモーキングワールドチャンピオンシップ)”で、2020年から公式シガーとして使用されているものです。
”葉巻世界選手権”とは、シガーの”スロースモーキング”に関する国際大会であり、競技者は1回の着火のみで、葉巻をどれだけ長い時間吸えるかを競い、灰を割ったり、シガーリングを燃やしたりすることでもタイムペナルティが与えられるというもの。
葉巻喫煙には、”クールスモーキング”が推奨されており、早く吸おうとすると、より多く発生する熱によって苦みが生じやすくなるため、なるべくゆっくりと吸って(1分間に1回吸うぐらいのペース)、葉巻ボディ内に余計な熱を発生させないようにします。
おそらくは、その延長線上から生まれた競い合いなのではないかと、私は推測しています。
この葉巻世界選手権での最長喫煙記録時間は、なんと、3時間52分です!
もちろん、私がこれに挑戦しようとして、この葉巻を購入したのではありません。(^^;)
この”ロッキーパテル CSWC 葉巻世界選手権公式シガー マレーバ/Rocky Patel CSWC Cigar Smoking World Championship Mareva”(日本での財務省登録名称は”ロッキーパテル CSWC マレーバ”)の購入理由は、
- 葉巻世界選手権に使用されるということは、ベテラン葉巻愛好家でもある競技者たちから好評価を得る葉巻でないと、大会後にブーイングが出るであろうから。(不味い葉巻だと、ただの我慢大会になってしまうから)
- ダークチョコレートやアーモンドなどのアロマプロファイルを持つと言われている、メキシコ産サンアンドレス種のタバコ葉が使われている葉巻を吸ってみたかったから。
上記2つが主な理由です。
特に、この葉巻はラッパーにメキシコ産サンアンドレス種のタバコ葉を使っているということが、私が現時点で一番好きな葉巻である、”ホヤ・デ・ニカラグア アンターニョ 1970 コンスル/Joya de Nicaragua Antano 1970 Consul”と似た味を楽しめるのではないかと思ったからです。
しかしながら、この葉巻は、今現在、世界的に絶大な人気を誇る新進気鋭の葉巻メーカーである、”ロッキーパテル/Rocky Patel”製です。(ロッキーパテル社の経緯に関してはこちらを参照)
過去に、ロッキーパテル製の高評価葉巻2本と1本のミニ葉巻を試して、何れも失敗?していることから、正直、不安ではあります。
もし、この葉巻が私の口に合わなければ、もうロッキーとはおさらばでしょう。(^^;)
私としては、葉巻世界選手権向けに開発されたこの葉巻に、ぜひ期待したいところです。
それでは”ロッキーパテル CSWC 葉巻世界選手権公式シガー マレーバ/Rocky Patel CSWC Cigar Smoking World Championship Mareva”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
メキシコ産サンアンドレス種のタバコ葉に巻かれたラッパーを持つ”ロッキーパテル CSWC 葉巻世界選手権公式シガー マレーバ/Rocky Patel CSWC Cigar Smoking World Championship Mareva”は、僅かに艶があるオスクロ色(黒褐色)をしており、見るからにダークチョコレートの味を思わせる風貌をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、銅色と白色の2色が使われたシンプルなもの。
葉巻を指で摘まんでみると、異常なほどの硬さがあり、手に持つとずっしりとした重みを感じ、十分過ぎる量のタバコ葉が使われていることが分かります。
おそらくは、葉巻世界選手権用の葉巻として、より長時間の喫煙に耐えれるように作られているのだと思います。
ちなみに、この葉巻のビトラ(サイズ)である”マレーバ”というのは、葉巻世界選手権を考案したクロアチアの”シガークラブ マレーバ/CLUB MAREVA”の名前から命名したようです。
この葉巻は、湿度70%に維持した自家製ヒュミドール内にて、11日間の加湿・熟成を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、コールドドローは深くローストされた干し草とカカオの香りがあり、引き抵抗はかなり強く感じます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)を炎で煽るようにゆっくり且つしっかりと炙り(約2分10秒間)、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行ってガス抜きをしてから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、深くローストされた草・木・ナッツの味でスタート。
引き抵抗(ドロー)がかなり強く、煙を吸い込みづらい。
すぐにローストされた革の味が追加される。
背景には、ダークチョコレートの味がある。
それにしても、この葉巻は引き抵抗(ドロー)が強すぎる。
この葉巻のコピーだけの問題か、または葉巻世界選手権で新記録が出せるようにと、通常より硬く巻かれた仕様だからなのかは不明。
序盤の味は、深くローストされた木・革・ナッツ・草に、軽いダークチョコレートの味があり、そのバランスは悪くなく、なかなか旨いと言える。
喫煙開始12分時点で、葉巻を灰皿に置いた衝撃で簡単に折れる。
ストレングスはマイルド~ミディアムボディ。
葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から20分以降の中盤は、序盤とあまり変わりないが、草の味が消えただけで、深くローストされた木・革・ナッツと、ダークチョコレートの味をキープしている。
味は良いのだが、如何せん、引き抵抗が未だ強く、多くの煙を吸うことが出来ない。
そのためか、何か物足りなく感じてしまう。
ちなみに、普段は葉巻喫煙のお供にダークラム入りミルクコーヒーを飲んでいるのだが、今回はダークラム・ハイボールを頂いた。
炭酸飲料は、葉巻喫煙のお供に意外と適している。
写真に写っているワンショットグラスの飲みものは、ニカラグア産7年物のダークラムである”フロール・デ・カーニャ/Flor de Cana”であり、”ニカの葉巻には、ニカの飲み物が合う”という考えから愛飲している。
喫煙開始30分時点からは引き抵抗が多少弱くなり、徐々に煙が吸い込みやすくなってきた。
序盤よりも多くの煙が吸えることで、より旨く感じてきた。
喫煙開始38分時点で、2回目の灰折りを行う。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から45分以降の終盤は、序盤・中盤とあまり変わりはないが、土とコーヒー豆の味が追加され、深くローストされた木・革・土・コーヒー豆と、カカオ豆90%のダークチョコレートの軽い甘みが続く。
味のバランスは良いと思うが、単調であり、刺激が足らない。
背景には僅かにペッパー(黒胡椒)も感じるが、そのペッパーがロースト感で隠れてしまっているせいかも知れない。
喫煙開始50分時点でも、まだ葉巻の半分くらいまでしか吸っていないことに気付く。
流石は、”葉巻世界選手権公式シガー”だと言える。
長く吸うことを意識していなくても、長く吸うことが出来るようだ。
この時点で甘みは少しづづ減少してきた。
引き抵抗は序盤よりはかなり改善されたが、他の葉巻に比べると、依然強いままである。
喫煙開始62分時点で、ダークチョコレートの甘みは極僅かとなり、深くローストされた木・革・土・コーヒー豆・カカオ豆の味となる。
喫煙開始70分時点で、3回目の灰折りを行う。
バンドロール(シガーリング)までは、あと1cm以上はある。
葉巻世界選手権の規約では、バンドロールを燃やす直前までの時間が公式記録となるため、まだ吸い続けることは出来るが、そろそろ単調なこの味に飽きてきた。
この時点でのストレングス(強さ)は、ミディアム~ミディアムフルであり、ニコチンも強くなってきたように感じる。
喫煙開始80分時点で、熱や苦みはないが、旨味が無くなってきたのでここで終了することとした。


葉巻テイスティング総評
総評として、この”ロッキーパテル CSWC 葉巻世界選手権公式シガー マレーバ/Rocky Patel CSWC Cigar Smoking World Championship Mareva”は、深くローストされた木・革・ナッツ・土・カカオ豆・コーヒー豆と、カカオ豆80%のダークチョコレートの甘みを味わえる、最後まで苦みや雑味を感じることなく吸い切れる葉巻だと言える。
しかし、ロッキーパテルの葉巻は、総じてニコチン量が多い葉巻のように感じた。
この葉巻を吸い終わった後に、私は不覚にもニコチン酔い(ヤニクラ)になってしまった。
実は、以前吸った”ロッキーパテル グランドリザーブ ロブスト”でも同じような症状に陥ったことから、間違いないと思う。
以前は、ただ味覚が体に合わなかったからだと思っていたが、今回の喫煙で、やはりそれは”ヤニクラ”だと確信した。
”ヤニクラ”は、吸っているときは分からないが、吸い終わった後に症状が出てくるから、厄介だ。
今現在、アメリカで流行して売れる葉巻は、”強い葉巻”であり、ロッキーパテルは世界で最も大きいマーケットであるアメリカをメインターゲットにしているため、マーケティングの一環として強濃度のニコチンを含む葉巻を製造・販売しているのかも知れない。
今回の葉巻/シガー喫煙レビューで、今後ロッキーパテルは二度と購入しないことが決定した。
”さらば!ロッキーパテル!”
しかしながら、味の面では悪い葉巻ではないことを付け加えておく。
ただ如何せん、引き抵抗(ドロー)が強すぎて吸いずらい。
この葉巻を購入した理由の一つである、メキシコ産サンアンドレス種のラッパーを使用した葉巻の味としては、ほぼ私が想像した通りの味であったので、今度はロッキーパテル以外の葉巻メーカーでサンアンドレス種を使用した葉巻を喫煙してみたいと思う。
私にはもう、ロッキーパテルとは無縁だから、この備忘録もこの辺にしておくとしよう。
喫煙時間
喫煙時間:80分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート | ★★★★☆ |
| スィーツ | ★★☆☆☆ |
| クリーム | ★☆☆☆☆ |
| コーヒー | ★★★☆☆ |
| トースト | ★★☆☆☆ |
| 木 | ★★★★☆ |
| 革 | ★★★☆☆ |
| 土 | ★★★☆☆ |
| 草 | ★★★☆☆ |
| ナッツ | ★★★☆☆ |
| ペッパー | ★★☆☆☆ |
| フルーツ | ★☆☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★☆☆☆


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