ダニエル・マーシャル MD2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona

4.5
ダニエル・マーシャル MD2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 ペティコロナ/Petit Corona
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ダニエル・マーシャル DM2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona

葉巻/シガー情報

ブランド名 ダニエル・マーシャル
シリーズ名 DM2 レッドレーベル
ビトラ ペティコロナ
葉巻の長さ 120mm (4.75インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 16.7mm (42)
ラッパー ニカラグア産 コロラド
バインダー ニカラグア産 エステリ地区
フィラー ニカラグア産 ハラパ地区
生産国 ニカラグア製
価格 2,200円 (2025年3月現在)

この”ダニエル・マーシャル DM2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、高級ヒュミドール製作者として有名な”ダニエル・マーシャル/Daniel Marshall”が、キューバ葉巻の流れを汲む”ケサダ・シガーズ/Quesada Cigars(MATASA)”のオーナー兼マスターブレンダーである”マヌエル・ケサダ/Manuel Quesada”と、ニカラグア最大のタバコ葉栽培事業者である”プラセンシア”との3者がチームを組んで開発した葉巻である、”ダニエル・マーシャル MD2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona”です。

正直言うと、この”ダニエル・マーシャル”という葉巻メーカーには、あまり興味を持っていなかったのですが、ダニエル・マーシャル本人が昨年の5月に来日したこともあり(おそらく観光目的が主?)、この機会に一度は試してみる価値はあると考え、購入してみることにしました。

ダニエル・マーシャルが作る葉巻シリーズは全3種類あり、今回喫煙レビューする”DM2 レッドレーベル”の他に、コネチカット種シェードラッパーを使用した”DM2 ブラックレーベル”と、カメルーン種ラッパーを使用した”DM2 ホワイトレーベル”があるようですが、ダニエル・マーシャルのオフィシャルWEBサイトを見てもその2種は掲載されていないことから、現在は製造していないのかも知れません。

加えて、ダニエル・マーシャル葉巻の代名詞となっている、24Kゴールドの金箔が葉巻全体に貼られて黄金色に輝いている”ダニエル・マーシャル レッドレーベル 24kt ゴールデントルペード”を葉巻販売店で見たことがある人もいることでしょう。

喫煙可能(?)な金箔が貼られているとのことですが、きっと、そのふざけた葉巻を葉巻販売店で見たことが”ダニエル・マーシャル”ブランドに興味を持てなくなった理由の一つなのだと思っています。(^^;)

しかしながら、今回喫煙レビューする葉巻は、マルエル・ケサダとプラセンシアが共同開発した(ダニエルも)葉巻であることから、味に関しては全く疑う余地は無いと考えています。

葉巻ボディは多少硬めに巻かれているため、引き抵抗(ドロー)に少し問題があるかも知れませんが、ダニエル・マーシャルが作るニカラグアン・ピューロを味わってみることとしましょう!

それでは、”ダニエル・マーシャル DM2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

ダニエル・マーシャル MD2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1

まずは外観から見ていきましょう。

ニカラグア産のラッパーで巻かれた、”ダニエル・マーシャル DM2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona”は、コロラドマデューロ色(茶褐色)をしていて、葉巻表面には適度な艶を持つ滑らかな仕上がりとなっています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)はに、赤色の下地に金色の装飾がなされている中に、ダニエル・マーシャルのマークが描かれています

葉巻を指で摘まんでみると、かなり硬くしっかりと巻かれていて、葉巻表層部には弾力性がありません。

葉巻ボディからは、軽い牛舎系の良い香りがします。

この葉巻は、平均室温20℃・湿度64%に維持した自家製ヒュミドール内にて、53日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する6時間前に、湿度47%のシリカゲル入り葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ローストした少し辛めの麦わらの味がして、引き抵抗は重めですが良好の範囲内と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

ダニエル・マーシャル MD2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、濃厚な革と土と杉の木の味からスタートする。

背景には、甘い革の味に少量のリコリス(甘草)とクローブやナツメグ等のスパイスの風味があることを確認する。

悪くない。

この葉巻は、このところご無沙汰している”ドリュー・エステート ヘレーラ・エステリ ハバノ”や”ドリュー・エステート アンダークラウン サングロウン”葉巻シリーズの味を彷彿とさせる。

少々濃厚さが際立つが、嫌みの無い喫味だ。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)もミディアム~ミディアムフルと言ったところか。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、ごく僅かな苦みを含むしっかりと効いたたっぷりのペッパー(白黒混合の胡椒)があることを確認する。

燃焼挙動は良好で、火入れ修正を必要とすることなく、火は均一に燃え進む。

着火後の引き抵抗(ドロー)はかなり重めだが、ゆっくりと煙を吸うことで、しっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。

ダニエル・マーシャル MD2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

ダニエル・マーシャル MD2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から22分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行おうとしたところで、不意に灰を膝に自然落下させてしまう。

そんな時は、コードレス掃除機”シャーク”の出番だ。

私は”シャーク”の回し者でもなんでもないが、掃除機ヘッドのモーター機能に頼らない、パワフルな吸引力で力強く吸い込んでいく、良い掃除機だと思う。

中盤の味は序盤の味を引き継ぎ、革の味とスパイスの風味を主体に吸い進む。

序盤ではこの葉巻の味に対して”悪くない”という言葉を発したが、純粋に”旨い”と言ったほうが正しかったようだ。

中盤に於いてのストレングス(ニコチン量)はミディアムフル、フレーバー(風味)もミディアムフルへと強さを増す。

要は喫味が強くなったということだが、嫌な苦みや鋭さや味の劣化も無いため、快適に喫煙を進めることが出来る。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

ダニエル・マーシャル MD2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から45分以降の終盤は、まず実質2回目の灰折を行うことから始める。

灰は程よい感触と共に折ることが出来る。

終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぎ、濃厚な革と土の味に、革由来の甘みとスパイスの風味を主体とした喫味で吸い進むが、濃厚さ(強さ)はかなり増してくる。

副流煙の香りからは、とても甘く香ばしい良い香りがする。

喫煙開始55分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

バンドロールはとても簡単に、且つ、とても綺麗に剥がすことが出来る。

喫煙開始60分時点では、舌にごく僅かな苦みを感じだすが、その苦みに嫌みは無い。

喫煙開始64分時点で、実質3回目の灰折を行う。

喫煙開始76分時点でも、嫌な苦みや鋭さや味の劣化が無く、限界ギリギリまで吸い続けたこの時点でも十分に旨いのだが、葉巻を指で摘まめなくなり、吸う煙に熱を感じだした段階で喫煙を終了することとした。

ダニエル・マーシャル MD2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”ダニエル・マーシャル DM2 レッドレーベル ペティコロナ/Daniel Marshall DM2 Red Label Petit Corona”は、濃厚な革と土と杉の木の味に、ごく僅かな苦みを含むしっかりと効いたたっぷりのペッパー(白黒混合の胡椒)、背景に革由来の甘さとリコリス(甘草)とクローブやナツメグ等のスパイスの風味が味わえる、喫煙終了時まで嫌な苦みや鋭さや味の劣化も無く、フルボディとまではいかないでもそれに近い濃厚な喫味が味わえる上質な葉巻だと言える。

この葉巻を吸う前までは、金箔を巻いたふざけた葉巻を作るようなマーケティングを主体とする葉巻メーカーの葉巻だと高を括っていたが、その予想に反して、”ドリュー・エステート”が作り出す葉巻の味を彷彿とさせるような、濃厚にして上質な葉巻であることに驚いた。

価格も比較的リーズナブルに設定されており、”ドリュー・エステート ヘレーラ・エステリ ハバノ ショートコロナゴルダ”が購入できない今、十分な代替葉巻として、否、それ以上の役目を果たしてくれる葉巻となるだろう。

さらに、喫煙終了時まで嫌な苦みや鋭さや味の劣化を感じることなく、”ペティコロナ”ビトラという小さな葉巻でありながら、80分という長い時間の喫煙を楽しめる葉巻であったことも特筆すべきことだ。

しかしながら、全体的に強い喫味であることから、ある程度の熟練した葉巻喫煙者向きの葉巻であることも付け加えておきたい。

もし、私が葉巻趣味を始めたばかりの頃にこの葉巻を吸っていたなら、この強い喫味に圧倒されたのだろうが、数百本の葉巻を喫煙してきた今では十分に追従出来るようになった。

否、強い喫味の”いなし方”を自然に身に着けたと言ったほうが正しいかも知れない。

そのお陰か、今では強いニコチンでぶっ倒れることも無くなった。(^^;)

この葉巻を喫煙することで、先入観だけで葉巻の味を決めつけるのは良くないということがよく分かった。

今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、4.5/5点を与えるに相応しい葉巻だと判断した。

参考までに、この”ダニエル・マーシャル DM2 レッドレーベル/Daniel Marshall DM2 Red Label”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて87ポイント~92ポイントという高評価を得ており、この葉巻シリーズの”ペティコロナ”ビトラに於いては、89ポイントという評価を得ています。

喫煙時間

喫煙時間:80分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★★☆☆
コーヒー(苦み含む) ★☆☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★☆☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★☆☆
★★★★☆
土(素朴さ) ★★★★☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★☆☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★★☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★☆☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $10.4 (1ドル148円換算にて1,539円) ※DM レッドレーベル ペティコロナにて
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €6.90 (1ユーロ160円換算にて1,104円)
  • 日本国内価格 ¥2,200 (参考日本販売価格倍率1.66倍)

葉巻重量

  • 購入時重量 8.83g
  • 加湿・熟成後重量 8.61g (葉巻ヘッドカット後重量8.46g)
  • ドライシング後重量 8.42g (葉巻ヘッドカット後)
  • △減少重量 (△減少割合) △0.04g (△0.47%)

ギャラリー

コメント

  1. 野良スモーカー より:

    自分も今までダニエル・マーシャルは「そもそもがヒュミドールメーカー」というのと、仰る通り「ふざけた金ピカ棒」のおかげで興味が薄かったのですが、なかなか見くびれたものでもないのですね…
    いつか試してみたいものですが、どちらかと言うと葉巻本体よりはヒュミドールの方に興味をそそられてしまいます。(値段から目を背けながら)

    • 北原 樹一 北原 樹一 より:

      返信が遅れまして申し訳ありませんでした。
      コメント承認だけして、返信するのをすっかり忘れておりました。(^^;)
      ダニエル・マーシャルのヒュミドールは、数万円のものから恐ろしく高価なものまであるようですね。
      私は未だにシガー・ボックス代用派ですが、いつかは温湿度調節機能が付いた電子式ヒュミドールなんぞを使ってみたいものです。