ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B/Joya de Nicaragua Clasico Original Seleccion B

4.0
ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクションB/Joya de Nicaragua Clasico Seleccion B|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|葉巻外観 セレクション B/Seleccion B
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ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B/Joya de Nicaragua Clasico Original Seleccion B

葉巻情報

ブランド名 ホヤ・デ・ニカラグア
シリーズ名 クラシコ オリジナル
ビトラ セレクション B
葉巻の長さ 139.7mm (5.5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 16.7mm (42)
ラッパー エクアドル産 コネチカット シェード
バインダー ニカラグア産
フィラー ニカラグア産
生産国 ニカラグア
価格 900円 (2023年3月現在)

この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B/Joya de Nicaragua Clasico Original Seleccion B”の葉巻/シガー喫煙レビュー

この葉巻は私が葉巻を吸い始めて、最初に衝撃を受けた葉巻です。

兎に角、甘いのです!

葉巻は、タバコ葉が燃えた、焦げた煙の香りであることが当たり前だと思っていた私には衝撃だったのです。

紙巻タバコを吸っても、こんな味がする訳がありません。

味付けもされていなく、ただタバコ葉を発酵・熟成させるだけで、こんな素晴らしい味が出せる葉巻(プレミアムシガー)というものに、完全にハマった瞬間でもあります。

ホヤ・デ・ニカラグアは、1968年にニカラグアに設立され、ニカラグアで初めてプレミアムシガーを作った葉巻メーカーです。

1970年には、キューバ禁輸措置の関係から、キューバ葉巻に代わる代替品としてホワイトハウス公式葉巻に認定されるなど、輝かしい歴史もあります。

そんなホヤ・デ・ニカラグアを代表する葉巻の1シリーズとして、この”クラシコ オリジナル”があります。

ボディ(強さ)はマイルド~ミディアムであり、煙はシルキーで白く濃く、アロマティックな芳香を備えた葉巻です。

この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”(日本での財務省登録名称は”ホヤ デ ニカラグア セレクション”)を喫煙するのは、今回で5本目となりますので、自身の過去のレビューメモも顧みながら喫煙レビューをしていきたいと思います。

それでは葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

外観・コールドドロー

ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクションB/Joya de Nicaragua Clasico Seleccion B|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|葉巻外観

まずは外観から。

エクアドル産コネチカット シェードラッパーに包まれている”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”は、美しい黄金褐色をしており、葉巻表面もスムースな仕上がりです。

”コネチカット シェード”は、コネチカットシード(種)を日陰(シェード)で栽培したタバコ葉ですが、多少の陽を浴びているせいか、薄い黄金色ではありません。

葉巻ボディには、歴史あるデザインのバンドロール(腹帯)が2本巻き付けられています。

そのバンドロール裏面は、通常は無地であることが多いのですが、ホヤ・デ・ニカラグア クラシコのものには”#Stay Clasico”というハッシュタグが記載されており、ただ歴史ある会社なだけでなく、現代の若者に対しても積極的に働きかけていく姿勢が見受けられます。

葉巻を指で摘まんでみると、適度な硬さがあり、必要十分なタバコ葉が使われていることが分かります。(個人的にはもっと硬く巻かれている葉巻のほうが好きですが・・・)

この葉巻は、湿度72%に維持した自家製ヒュミドール内にて、12日間の加湿・熟成を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、干し草系ミント風味の香りがします。

では、ブタンガスのターボライターを使って、葉巻フット(火を点ける側)を炙り、その後葉巻を咥えて吸いながらの着火をして、喫煙を開始します。

序盤(1/3ファーストサード)

ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクションB/Joya de Nicaragua Clasico Seleccion B|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、ローストした杉の木とローストナッツの風味からスタート。

最初からローストした甘い杉の木の味がする。

この甘さを、敢えて例えて表現するならば、バニラビーンズ、オレンジアーモンドチョコレート(リンツ エクセレンス ダークオレンジ)、チョコピーナッツヌガー(スニッカーズ)、メープルシロップ・・・と言ったところか。

少なくとも、その味を彷彿させることは間違いないだろう。

この葉巻は、序盤からロースト感(焦げ感)を葉巻固有のプロファイルとして持っており、それは嫌な苦さではなく、”ほろ苦さ”と表現するのが妥当だ。

煙はシルキーであり、白く濃い煙を味わえる。

この葉巻はマイルドな葉巻に分類されているが、実際にはミディアムボディの葉巻だと私は思っている。

喫煙開始から15分経過した時点で、第一回目の灰折。

灰は比較的硬いが、軽くてもろいため、灰の長さが2cmほどのところで灰折をしておいたほうが無難である。

中盤(2/3セカンドサード)

ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクションB/Joya de Nicaragua Clasico Seleccion B|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|中盤セカンドサード

喫煙開始から20分以降の中盤は、序盤とあまり変わりないが、適度なペッパー(胡椒)と僅かな酸味を感じはじめる。

ほろ苦さの度合いも、序盤と変わらない。

ローストした甘い杉の木の味が続いている。

それはまさに”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ”の特徴的な味であり、煙はシルキーで白く濃く、引き抵抗も適度にあり、それが序盤から中盤にかけての長い時間を楽しむことが出来る。

喫煙開始から30分の時点で第一バンドロールを剥がす。

それと同時に、1.5cmほどの灰が自然落下しまった。

この葉巻の灰は硬さはあるが軽くもろいため、注意していたものの、灰落ちはなかなか予期できないのが難点の1つ。

終盤(3/3ファイナルサード)

ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクションB/Joya de Nicaragua Clasico Seleccion B|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|終盤ファイナルサード

喫煙開始から35分以降からの終盤は、僅かに甘みが減少したが、まだまだアロマティックな味を堪能できる。

喫煙開始40分の時点で、第二バンドロールを剥がす。

最後の最後であるにも関わらず、今までの甘い杉の木の味から、甘い革の味に変わってきた。

喫煙開始48分の時点で、またもや約1cmの灰が机に自然落下してしまった。

このあたりで、吸う煙に少し熱を帯びてきたので、ここで喫煙終了とした。

ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクションB/Joya de Nicaragua Clasico Seleccion B|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ファイナルアッシュ

総評

総評としては、この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”は、軽いほろ苦さの中の甘い杉の木、甘い革、ナッツ、軽い酸味、適度なペッパーを味わえる葉巻だと言える。

この葉巻固有のプロファイルである、ほろ苦さが好きかどうかで意見は分かれるかも知れないし、ペッパー(胡椒)が多い葉巻が好きな人も刺激がなく受け付けないかも知れない。

私もその2つに賛同する側ではあるが、この葉巻のアロマティックな甘さは他の葉巻では味わえないものであるため、常にヒュミドールに保管しておきたい葉巻の1つだと思っている。

この”クラシコ オリジナル”シリーズの違うビトラである”チャーチル”も喫煙したことがあるのだが、こちらはこの”セレクション B”とは異なり、アロマティックな甘さが中盤でしか味わうことが出来ない。

ビトラによって違いがあるのも、手巻き製造プレミアムシガーの面白さであると思う。

この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”は私が好きな葉巻の1本ではあるが、この葉巻だけを毎日吸っていたいかというと、答えはもちろん”No!”である。

他に好きな葉巻の味として、大地系フレーバー(私が勝手にそう呼んでいる)である、木・革・土・草・ナッツの5つの基本フレーバーが主体で、且つ、ペッパー(胡椒)が効いていて、さらに背景に僅かな甘みがある葉巻も味わいたい。

逆にそちらの方が、デイリースモークシガーとして、適していると思う。

この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”は、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”や”シガージャーナル/Cigar Journal”では高い評価は得ていないが、900円でこの特別な味を堪能できることは幸せであり、私が好きな葉巻の1つであるのは間違いない。

※この記事と併せて、自家製発酵器により熟成させた”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B (自家製発酵器熟成)/Joya de Nicaragua Clasico Original Seleccion B (Fermentation chamber aging)”葉巻レビュー記事も、是非ご一読下さい。

喫煙時間

喫煙時間:50分

味覚フレーバーグラフ(追記レビュー時毎に更新)

チョコレート(カカオ豆) ★★★☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★★☆
クリーム(滑らかさ) ★★★★☆
コーヒー ★★☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★★☆☆
土(素朴さ) ★☆☆☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★★☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★☆☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度(追記レビュー時毎に更新)

おすすめ度:★★★★☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 -
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €4.80 (1ユーロ160円換算にて768円)
  • 日本国内価格 ¥900 (参考日本販売価格倍率1.17倍)

ギャラリー

追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2024/8/17

今回で9本目となる”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”を喫煙する。

平均室温29℃・湿度64%の自宅ヒュミドールにて、7日間加湿・熟成したものを吸う。

喫煙前に9時間ほど、湿度50%のシリカゲル入りヒュミドール内で”ドライ・ボクシング”を行ってから、喫煙を開始する。

ドライシングにより0.06gの水分を抜き、葉巻全体重量の0.66%を減少させたことを確認する。

着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約2分かけて着火する。

自宅リビングソファーにて、”フレディ・ハイモア”が主演を務めるアメリカドラマの”グッド・ドクター 名医の条件 シーズン6”を見ながら喫煙する。

このドラマはシーズン1からずっと見続けているが(当たり前だが…)、気軽に見れるし飽きがこないことから、見放題放映を待つことなく、有料で視聴しているドラマだ。

韓国製作の”グッド・ドクター”をハリウッド・リメイクした作品だが、本家の韓国版を見たいとも思わないし、見る気もない。

日本版は、もっと見る気が無い。(^^;)

そんなことはどうでもよいので、葉巻レビューに入りたい。

序盤は、杉の木とクリームとカカオ豆の味でスタートする。

直ぐに、少量のナッツと革の味が追加される。

背景には、カカオ豆とクリームの味から生成されたミルクチョコレートの甘さがある。

副流煙の香りは、クリームの香りを含む、甘く香ばしい香りがする。

味の系統としては、高級葉巻である”ダビドフ”の味を彷彿とさせると言うのは、ちょっと言い過ぎだろうか?

1本900円の葉巻にして、十分に旨い葉巻であることは間違いは無い。

ごく僅かなほろ苦さはあるが、しっかりとドライシングを行っていることで、それも最小限に抑えられている。

この葉巻は、葉巻内包湿度が少しでも多くなってしまうと、たちまちほろ苦さ主体の葉巻となってしまうため、湿度65%程度のヒュミドールで加湿した後、喫煙前に葉巻全体重量の0.70%前後の水分(今回は0.66%)をドライシングによって抜くことをお勧めしたい。

葉巻重量を計測するためには、0.01g単位の電子はかりが必要となるが、私は趣味のフィルム写真の現像液を作るための薬品計量用のものを使用しているが、1,000円~2,000円も出せば購入できるものなので、是非購入することをお勧めしたい。

勘に頼らない葉巻管理によって、快適な葉巻喫煙ライフが送れること請け合いだ。

今回の葉巻独自5段階評価も、今までと同様にリーズナブル系葉巻でありながらクリームとカカオ豆の味を味わえることから、前回と同様の4.0/5点とした。

喫煙時間約70分。

追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2023/11/19

今回で8本目の”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”を喫煙する。

自宅ヒュミドールにて51日間加湿・熟成したものを吸う。

ヒュミドールは、平均室温22℃・湿度72%の設定。

喫煙前に約3時間、ドライ・ボックス内での”ドライシング”を行ってから喫煙を開始する。

着火は、詰め替え式ソフトフレームライターにて2分程かけて着火。

海外ドラマの、”レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー”(リーヴ・シュレイバー主演)を見ながら、リビングで喫煙する。(全シーズン丸ごと2回目の視聴)

杉の木と甘いナッツの味に、軽いほろ苦さを伴うミルクチョコレートのクリーミーな甘さを楽しみながら、海外ドラマを見る。

今回もまた、葉巻が指で持てなくなる寸前まで、吸い切ることが出来た。

他の葉巻が軒並み値上がりしている中、1本900円で購入できるこの葉巻は、私が好きなカカオ豆や土の味はしないものの、十分楽しめる葉巻だ。

毎日この葉巻を吸いたいとは思わないが、ヒュミドールには欠かせない葉巻だと思っている。

喫煙時間:約55分

追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2023/8/5

自宅ヒュミドールにて28日間加湿・熟成したものを吸う。

ヒュミドールは、平均室温28℃・湿度66%の設定。

今回で7本目の”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”を喫煙する。

着火は、詰め替え式ソフトフレームライターにて2分程かけて着火。

海外ドラマの、”救命医ハンク セレブ診療ファイル シーズン5”(マーク・フォイアスタイン主演)を見ながら、リビングで喫煙する。

杉の木とナッツの味に、ごく僅かなドライフルーツの酸味とほろ苦さを伴う、ミルクチョコレートのクリーミーな甘さを楽しみながら、海外ドラマを見る。

今回も、葉巻が指で持てなくなる寸前まで、吸い切ることが出来た。

やはりこの葉巻は、とても軽い喫感で、とても吸いやすく、私のデイリー・シガーとして欠かせない1本だと再確認できた。

喫煙時間:約53分

追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2023/5/21

自宅ヒュミドールにて19日間加湿・熟成したものを吸う。

ヒュミドールは、平均室温25℃・湿度69%の設定。

今回で6本目の”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”を喫煙する。

着火は、詰め替え式ソフトフレームライターにて2分程かけて着火。

マッド・デイモン主演の”AIR/エア”を見ながら、リビングで喫煙する。

今まで吸った”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”の中で、一番旨く感じた1本だった。

この葉巻の特徴でもあるほろ苦さも最少で、最後まで嫌な苦みや雑味もなく、ギリギリまで吸いきってしまった。

やはりこの葉巻は、マイルドで吸いやすく、その甘い味わいは、私のデイリー・シガーとして欠かせない1本だと思っている。

喫煙時間:約50分

追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2023/4/23

自宅ヒュミドールにて15日間加湿・熟成したものを吸う。

今回で6本目の喫煙となる”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”。

着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約2分かけて着火する。

今回は詳細なテイスティングノートのメモを省略したため、自宅リビングソファーにて海外ドラマを見ながら喫煙する。

味の詳細を気にすることなく、ただ美味しく葉巻を吸うのは楽しい。

喫煙中は葉巻を灰皿に置くことなく、ずっと手で持っていたため、灰折は長さ2cmペースを守って行い、不用意に灰が落ちないように心掛けた。

この葉巻は、複雑さはないが、特別とも言える”甘い杉”の味と、”軽いロースト感”が味わえる、素晴らしいマイルド・デイリー・シガーだと思う。

葉巻初心者の方や葉巻を始めたい女性の方に、ぜひ試していただきたいと思う。

喫煙時間50分。

追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2023/4/16

自宅ヒュミドールにて14日間加湿・熟成したものを吸う。

今回で5本目の喫煙となる”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”。

コールドドローは、ミント系干し草の香りがする。

着火は詰め替え式ソフトフレームライターにて2分かけて着火。

序盤は、軽くローストした杉の木の味からスタート。

程よく効いたペッパー(白胡椒)と共に、序盤から甘い杉の木の味が始まる。

着火をソフトフレームライターを使用してじっくり遠火で煽るように着火したお陰か、今まででは一番ほろ苦さが少なく感じた。

しかし、この葉巻特有の軽いロースト感は健在だ。

序盤から、しっかりと効いたペッパー(白胡椒)を背景に、軽くローストされた甘い杉の木を味わえる。

喫煙開始15分時点で1回目の灰折を行う。

喫煙開始から20分以降の中盤は、軽い革の味が追加されるが、甘さは軽くローストされた”甘い杉の木”の味をキープしている。

煙はシルキーで白く濃く、クリームを思わせる味がする。

ストレングス(強さ)は、マイルド~ミディアムボディ。

喫煙開始23分時点で2回目の灰折を行う。

灰はそれほど硬くもなく、また、しっかりもしていないため、長さ2cm未満で灰折することを推奨する。

喫煙開始26分時点で第一バンドロールを剥がす。

喫煙開始30分時点で、甘みが僅かに減少し始めた。

甘みが減少することで、土とトーストの味が現れ、葉巻の重厚感が増してきた。

喫煙開始から35分以降の終盤は、煙に多少の熱と苦みを舌に感じ始めた。

喫煙開始38分時点で第二バンドロールを剥がす。

喫煙開始39分時点で3日目の灰折を行う。

その後すぐにパージ(葉巻を逆に吹き戻す)を軽く行ったら、出始めた苦みが一時的に和らいだ。

パージするときは、灰を折ってから行わないと、灰が吹き飛んでしまうので注意が必要だ。

この時点でもまだ甘みは感じ取れる。

喫煙開始45分を過ぎた時点で葉巻の味が劣化してきたので、このあたりで喫煙を終了することとした。

今回の総評として、この葉巻は、軽くローストした杉の木の甘さを、しっかりと効いたペッパー(白胡椒)と共に味わえる葉巻であり、喫煙途中には革、ナッツ、土、トーストの味も確認できた。

1本900円の葉巻としては非常にコストパフォーマンスの優れた葉巻だと言える。

ただ、着火方法によっては序盤から苦みが発生しやすくなる葉巻でもあるため、弱火でじっくりと着火することをおすすめしたい。

喫煙時間50分。

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