タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto

3.5
タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 ロブスト/Robusto
この記事は約8分で読めます。

タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto

葉巻/シガー情報

ブランド名 タトゥアヘ
シリーズ名 セリーP ホンジュラス
ビトラ ロブスト
葉巻の長さ 127mm (5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 19.8mm (50)
ラッパー ニカラグア産 ハバノ種
バインダー ホンジュラス産
フィラー ホンジュラス産 (ミディアムフィラー含む)
生産国 ホンジュラス製
価格 1,300円 (2026年6月現在)

この”タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー

この葉巻は、元ヘヴィメタルバンドのベースギタリストの経歴がある”ピート・ジョンソン/Pete Johnson”と、ペッパーが効いた葉巻を提供することで有名な”マイ・ファーザー/My Farther”葉巻ブランドの”ドン・ペピン/Don Pepin”の2人が協力して生まれた、”タトゥアヘ/Tatuaje”葉巻ブランドからの1本である、”タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto”です。

この葉巻は、1本1,300円(アメリカ販売価格1本4.50ドル)という価格から想像できる通りに、ミディアムフィラーが混合された、いわゆる”サンドイッチ・シガー”と呼ばれる葉巻となります。(ロングフィラー40%・ミディアムフィラー60%程度の割合)

味に関しては、それほど期待できるものでは無いかも知れませんが、この葉巻は2025年2月から稼働しているマイファーザー・シガーズ初のホンジュラス工場となる”マイファーザー・シガーズ・ホンジュラス/My Father Cigars Honduras”で巻かれていることから、ホンジュラスの自社農園で栽培されたタバコ葉の味を知る、良い機会となるでしょう。

しかしながら、マイファーザーがホンジュラスに農園を開拓してタバコ葉の栽培を開始したのは2022年からですので、使用するタバコ葉は2年間程度の熟成しかされていないことを考えると、ミディアムフィラー葉巻であることとタバコ葉の熟成年数の短さも鑑みて、やはりそれほど期待は出来ないという結論に至ってしまいそうです。(^^;)

このマイファーザー・シガーズの新しいホンジュラス工場で最初に巻かれた葉巻は”マイファーザー ブルー”であり、ホンジュラスにある自社農園の”フィンカ・ラ・オプレンシア/Finca La Opulencia”で栽培されたタバコ葉が多く使用されているため、ホンジュラス産マイファーザーの味を知るにはその葉巻を吸う方が正しいと言えるでしょう。

さて、このタトゥアヘ・ブランドから送り出される”サンドイッチ・シガー”は、どのような味がするのか、早速吸ってみて確認してみることにしましょう!

それでは、”タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1

まずは外観から見ていきましょう。

ニカラグア産 ハバノ種のラッパーで巻かれた、”タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto”は、、コロラド色(茶色)~コロラドマデューロ色(茶褐色)をしていて、葉巻表面はごく僅かな艶を持つマットな仕上がりで、比較的美しい外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、白地に青色の文字で”Tatuaje”と描かれただけの、シンプルなものとなっています。

葉巻を指で摘まんでみると、葉巻表層部に適度な弾力を備えていることが分かります。

葉巻ボディからは、購入当初は殆ど香りがありませんでしたが、自家製発酵器熟成後には牛舎系の良い香りがするようになりました。

この葉巻は、”自家製発酵器”により52日間熟成させた後、平均室内温度26℃・湿度68%に維持した自家製ヒュミドール内にて8日間の加湿・熟成を行っています。(計60日熟成)

葉巻喫煙を開始する8時間前から、葉巻を湿度52%に保たれたシリカゲル(乾燥剤)入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、刺激の無い純粋な麦わらの味がして、引き抵抗はごく僅かに重めですが、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分30秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、爽やかさを伴う杉の木の味に、軽いリコリス(甘草)の風味からスタートする。

背景には、”ペピン・ペッパー”を思わせる繊細なペッパーと小麦粉の風味がある。

1本4.50ドル(日本販売価格は1本1,300円と少し割高)の葉巻としては、中々の出だしと言って良いだろう。

着火後の引き抵抗(ドロー)はとても良く、軽い吸引力でたっぷりの量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。

燃焼挙動は良好で、火入れ修正を必要とすることなく、火は均一に燃え進む。

この葉巻の喫味は、過去に喫煙レビューした”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ペティロブスト”の、良質な葉巻コピーに当たった時の味に似ている。

この葉巻はミディアムフィラーを混合した”サンドイッチ・シガー”であるため、もしかすると、この葉巻の方が品質が安定していると言えるかも知れない。

と言うのも、”タトゥアヘ エル・トリウンファドール ペティロブスト”の欠点は重い”ドロー”にあり、引き抵抗が重いことで強い苦みが発生することが多々あったが、ミディアムフィラーが混合されたこの葉巻では必然的にドローも軽くなることが幸いしている。

だが、ミディアムフィラーやショートフィラーを使用した葉巻に見られがちな、僅かな苦みを含む傾向はこの葉巻にも感じられる。

それは私が言うところの”くすみ感”として存在するが、それほど気にする必要もない程度だ。

タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から30分以降の中盤は、まず1回目の灰折りを行うことから始める。

灰は適度な感触と共に、とても綺麗に折ることが出来る。

中盤の味は序盤の味を引き継ぐが、少量の土と革の味が追加される。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、少しの苦みを含む鼻腔を刺激することの無い適量の繊細なペッパー(白黒混合の胡椒)があることを確認する。

ストレングス(ニコチン量)はマイルド~ミディアム、フレーバー(風味)もマイルド~ミディアムと言ったところだろう。

副流煙の香りには、ナッツやカカオ豆の香りが含まれている。

喫煙開始42分時点で、背景にも軽いナッツやカカオ豆の風味が追加される。

この葉巻はミディアムフィラーが混合された葉巻であるため、”くすみ感”があることは否めないが、喫味は上々だ。

単純な味の葉巻ではあるものの、1本4.50ドルの葉巻としては申し分無いと言って良いだろう。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から60分以降の終盤は、まず2回目の灰折りを行うことから始める。

終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぐが、”くすみ感”が少しの苦みへと変化してくる。

喫煙開始67分時点で、緩く巻かれたバンドロール(シガーリング)を葉巻ヘッド側から引く抜く。

喫煙開始80分時点の、苦みが顕著になりだした段階で、喫煙を終了することとした。

タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”タトゥアヘ セリーP ホンジュラス ロブスト/Tatuaje Series P Honduras Robusto”は、爽やかさを伴う杉の木と少量の土と革の味に、少しの苦みを含む鼻腔を刺激することの無い適量の繊細なペッパー(白黒混合の胡椒)、背景に軽いリコリス(甘草)とナッツとカカオ豆と小麦粉の風味が味わえる葉巻だと言える。

1本4.50ドルの葉巻としてはかなり良く出来た葉巻だと言えるが、喫煙全般を通して”くすみ感”があることと、終盤ではそれが苦みへと変化することも含めて、喫煙前に予測した通りの味だったと言えるだろう。

しかしながら、味の方向性は悪くない。

喫煙前半に於いては、1本2,000円前後の葉巻として通用する味であったことも確かだ。

ミディアムフィラーを使用した葉巻として、良い作品に仕上がっていると思う。

ショートフィラーを使用しなかったことも、流石、タトゥアヘだと感心させられた。

今後、機会があれば、マイファーザー・シガーズのホンジュラス製葉巻第1号となる”マイファーザー ブルー”を喫煙してみて、マイファーザーのホンジュラス製葉巻の真価を確かめてみたいと思う。

今回喫煙した”自家製発酵器熟成”された葉巻の葉巻独自5段階評価は、3.5/5点が妥当だと判断した。

喫煙時間

喫煙時間:80分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★☆☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★☆☆☆
コーヒー(苦み含む) ★★☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★☆☆
★★☆☆☆
土(素朴さ) ★★☆☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★☆☆☆

世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $4.50 (1ドル148円換算にて666円)
  • ヨーロッパ圏内参考価格 -
  • 日本国内価格 ¥1,300 (参考日本販売価格倍率1.95倍)

葉巻重量

  • 葉巻購入時重量 12.44g
  • 自家製発酵器熟成後 12.23g (葉巻ヘッドカット後重量11.95g)
  • 加湿・熟成後重量 11.92g
  • ドライシング後重量 11.87g
  • △減少重量 (△減少割合) △0.05g (△0.42%)

ギャラリー

コメント