マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト/Macanudo Inspirado White Robusto
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | マカヌード |
| シリーズ名 | インスピラード ホワイト |
| ビトラ | ロブスト |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.8mm (50) |
| ラッパー | エクアドル産 コネチカット種 シェード |
| バインダー | インドネシア産 |
| フィラー | ニカラグア産 ハラパ・コンデガ & メキシコ産 サンアンドレス種 |
| 生産国 | ホンジュラス製 |
| 価格 | 1,200円 (2023年9月現在) |
この”マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト/Macanudo Inspirado White Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューするのは、過去に喫煙レビューした、”マカヌード インスピラード オレンジ ロブスト/Macanudo Inspirado Orange Robusto”の姉妹葉巻シリーズである、”マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト/Macanudo Inspirado White Robusto”です。
2014年にヨーロッパ市場向けに発売された、”オレンジ”葉巻シリーズは、2017年のシガーアフィショナードのTOP25に選ばれたこともあり、2018年には、新たな姉妹葉巻シリーズである、この、”ホワイト”葉巻シリーズがリリースされることになります。
”ホワイト”葉巻シリーズは、”オレンジ”葉巻シリーズに比べて、マイルドでありながら、クリーミーで複雑な風味を特徴としています。
ラッパーには、6年熟成したエクアドル産コネチカットシェードが使用され、バインダーには中性的なインドネシア産、フィラーには甘さが特徴のニカラグアのハラパ地区及びコンデガ地区、並びに土の風味を伴うメキシコ産サンアンドレス種とのミックスが使用されています。
ここ最近、個人的には、コネチカットシェードがあまり好みではなくなってきているのですが、この4か国のタバコ葉のブレンドは、旨い葉巻になると感じさせるものがあります。
出来れば、ドミニカ共和国産のタバコ葉の、例えばコロホ種とかも加えて欲しいところですが…。
実は、この、”マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト/Macanudo Inspirado White Robusto”は、以前に一度喫煙したことがあり、その時の喫煙メモには、”序盤は、革・草・木・ナッツの味からスタート。煙はクリーミーで、少しのチョコレートの甘さと、少量のペッパーと塩の味がある。中盤から終盤にかけては、常に軽い苦みを伴うようになる。総評としては、序盤から中盤にかけては、複雑なフレーバーと甘みのある、芳醇な煙を楽しむことができたが、終盤は、常に軽い苦みを感じるようになってしまったことがとても残念。”と、記載されていました。
どうやら、苦みと苦戦した内容となっていたようですが、私が葉巻趣味を始めた頃であったため、加湿・熟成期間も、たった3日間しか取っていなかったことが原因だったのかも知れません。
今回は、48日間の加湿・熟成期間を取っていますので、その点は問題なさそうです。
さて、今回の再挑戦で、この葉巻にどんな喫煙レビューが出来るのか、私自身が楽しみです!
それでは、”マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト/Macanudo Inspirado White Robusto”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
エクアドル産コネチカット種シェードのタバコ葉で巻かれたラッパーを持つ、”マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト/Macanudo Inspirado White Robusto”は、僅かな艶があるクラロ色(薄茶色)をしていて、目立つ葉脈等もなく、美しい外観をしていると言えます。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、白色と銀色を基調としているシンプル且つ現代的なデザインとなっています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さの中にも弾力があり、必要十分な量のタバコ葉が使われていると思います。
この葉巻は、平均温度26℃・湿度70%に維持した自家製ヒュミドール内にて、48日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する2時間程前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、軽い干し草の香りがして、引き抵抗は少し軽めですが、良好と言えるでしょう。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から20度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分10秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したら、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行って、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、軽い草の味と杉の木の香りからスタート。
背景には、ミルクチョコレートの軽い甘さを感じる。
引き抵抗(ドロー)は軽いが、しっかりと煙を引き込むことが出来る。
ストレングス(ニコチン量)はマイルド~ミディアム、フレーバー(風味)はミディアムだと判定する。
喫煙開始8分時点で、ナッツの味を確認する。
マイルドでシンプルな味だが、旨い。
背景にあるミルクチョコレートの甘さが、この葉巻の味を引き立てている。
味の系統としては、”ベガフィナ オリジナル”と同じに感じる。
レトロヘイル喫煙技法により副鼻腔に煙を通すと、少しの苦みを伴うホワイトペッパーがしっかりと効いていることを確認する。
燃焼挙動は多少の片燃えはあるものの、火入れ修正するほどではなく、良好だと言える。
喫煙開始22分時点で、1回目の灰折を行う。
灰は軽いが、意外としっかりとしている。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から25分以降の中盤は、序盤の味に、軽い革の味が追加される。
中盤からは、舌にごく軽い苦みを感じるようになる。
しかし、前回この葉巻を吸ったときのような、不快感はない。
私の苦手な草の味がする葉巻ではあるが、リーズナフル系葉巻であるにも関わらず、甘く香ばしい副流煙の香りが草の味を和らげているため、問題なく吸うことが出来ている。
喫煙開始30分時点で、軽い苦みを舌に感じるが、酸味や揮発性成分などからくる鋭さはない。
喫煙開始36分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から45分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。
終盤の味は、舌に感じる苦みが少し目立ち始めるが、味のバランスはまだ崩れてはいない。
レトロヘイル喫煙技法を利用しての喫煙は、より舌に苦みを感じやすくなるため、以後は行わないようにした。
喫煙開始60分時点の、苦みが強くなり、吸う煙に熱を感じ始めた時点で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト/Macanudo Inspirado White Robusto”は、軽い草と杉の木とナッツと革の味に、しっかりと効いたホワイトペッパー、背景にあるミルクチョコレートの軽い甘さとほろ苦さが味わえる葉巻だと言える。
前回この葉巻を喫煙したときには、常に軽い苦みを感じたが、今回も同様に軽い苦みに付き纏われる結果となった。
このほろ苦さは、”ホヤ・デ・ニカラグア オリジナル クラシコ セレクションB”に通じるものがあるが、その葉巻は強いミルクチョコレートの甘さとほろ苦さとのバランスが取れているのに対し、この葉巻はミルクチョコレートの甘さが弱いため、少々ほろ苦さが気になってしまったことが残念だ。
自宅のヒュミドールで48日間加湿・熟成を行っても、酸味や揮発性成分が抜けることはあっても、その葉巻本来の苦み成分が消えることはないということが分かった。
しかしながら、終盤ギリギリまで葉巻を吸うことが出来たのは、ただ苦みが増すだけで、味のバランスは崩れることがなかったためであり、その点に於いては素晴らしい葉巻だと言える。
また、副流煙の甘く香ばしい香りも、この葉巻の良さを引き立てている。
以後、リピート購入することは、”ホヤ・デ・ニカラグア オリジナル クラシコ セレクションB”という安価で秀逸な葉巻が存在するため、無いと言えるかも知れないが、この葉巻もリーズナブルで良い葉巻だと言うことが出来るだろう。
私は葉巻との”ペアリング”をあまり考えたことがないが、この葉巻と甘いミルクチョコレートとのペアリングは、意外と面白い結果が得られるかも知れない。
この葉巻の”葉巻独自5段階評価”は、4.0/5点に近い、3.5/5点とした。
参考までに、この”マカヌード インスピラード ホワイト/Macanudo Inspirado White”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、87ポイント~89ポイントという評価を得ており、この葉巻シリーズのロブストビトラは、87ポイントという評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:65分
味覚フレーバーグラフ (追記レビュー時毎に更新)
| チョコレート(カカオ豆) | ★★☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★☆☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★☆☆☆ |
| コーヒー | ★★☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★★☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★★★☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★☆☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★★★☆☆ |
| ナッツ | ★★★☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★☆☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★☆☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度 (追記レビュー時毎に更新)
おすすめ度:★★★★☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $7.49 (1ドル148円換算にて1,109円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €6.10 (1ユーロ160円換算にて976円)
- 日本国内価格 ¥1,200 (参考日本販売価格倍率1.15倍)
葉巻重量 (2024/9/14追記レビュー時のデータ)
- 葉巻購入時重量 12.20g
- 加湿・熟成後重量 12.12g (葉巻ヘッドカット後重量11.94g)
- ドライシング後重量 11.86g (葉巻ヘッドカット後)
- △減少重量 (△減少割合) △0.08g (△0.67%)
ギャラリー
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2025/6/1
今回で3本目となる、”マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト”(自家製発酵器熟成)を喫煙する。
今回喫煙する葉巻は、29日間自家製発酵器内で熟成させた後、平均室温26℃・湿度68%の自宅ヒュミドールにて7日間加湿・熟成させたものを吸う。
喫煙前に7時間半ほど、湿度46%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行い、全体の0.52%の適切な葉巻内包湿度が減少していることを確認してから喫煙を開始する。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約3分半かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2008年に放送が開始されたアメリカのテレビドラマシリーズ”ブレイキング・バッド/Breaking Bad”に登場する弁護士ソウル・グッドマンを主役としたスピンオフ・ドラマとなる、”ベター・コール・ソウル/Better Call Saul”シーズン5の第8話と第9話を見ながら喫煙する。
実に素晴らしい脚本のドラマだ。
本家の”ブレイキング・バッド”ばかりが持て囃されているようだが、私はこのドラマのほうが好きかも知れない。
ま、そんな話はさておき、早速、葉巻レビューに入りたいと思う。
序盤は、爽やかさを伴うナッツと麦わらとクリームの味からスタートする。
直ぐに、土とごく僅かなカカオ豆の味が追加される。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、少し鼻腔を刺激する適量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。
これまでに喫煙してきたこの葉巻シリーズの中では、一番良い喫味で吸い進めることが出来る。
だが、ほんのごく僅かな揮発性成分を感じてしまうことが、唯一の難点だ。
最近リピート喫煙した”ドン・ディエゴ クラシック ロブスト”(自家製発酵器熟成)と比べると、同等レベルの喫味だと言えるが、ドン・ディエゴは6月の本日から1本1,550円に値上がりしたため、僅かながらこの”マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト”(自家製発酵器熟成)に分があると言えるだろう。
”自家製発酵器熟成”の効果は十分にあったと考えるが、ごく僅かなに残った揮発性成分を完全に消し去ることが出来なかったのは、とても残念だ。
この葉巻に於いての”自家製発酵器熟成”の一番の効能は、やはり”クリームの味”を出現させることが出来たことだと思う。
前回(2本目)の喫煙では、”ドライ気味な藁の味”が気になっていたが、今回の”自家製発酵器熟成”されたこの葉巻では、ドライどころか、クリームの味を味わえたのだから、その効果の程を理解してもらえると思う。
嫌な苦みや鋭さを感じることなく、80分という時間を快適に喫煙することが出来た。
今回の自家製発酵器熟成された葉巻の葉巻独自5段階評価は、ごく僅かな揮発性成分を感じたものの、クリームの味を楽しめたことから、4.0/5点寄りの3.5/5点とすることとした。
喫煙時間80分。
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2024/9/14
今回が2本目となる”マカヌード インスピラード ホワイト ロブスト”を喫煙する。
平均室温28℃・湿度65%の自宅ヒュミドールにて、14日間加湿・熟成したものを吸う。
喫煙前に12時間ほど、湿度54%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行う。
ドライシング後の減少重量を測定してみると、0.08g減少しており、全体の0.67%の葉巻内包湿度を減少させたことを確認し、喫煙を開始する。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約2分かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2021年に放映が始まった”スーパーマン&ロイス/Superman & Lois”のシーズン1第13話を見ながら喫煙する。
2015年から2021年まで放映された”メリッサ・ブノワ/Melissa Marie Benoist”が主演を務める”SUPERGIRL/スーパーガール”は、6シーズン全てを見終わっているため、その劇中にゲスト出演していた”タイラー・ヘックリン/Tyler Hoechlin”扮するスーパーマンは見たことがあることから、違和感なく視聴することが出来ている。
まぁ、スーパーガールと同じく、このスーパーマン&ロイスもそれほど大したドラマではないが、気軽に見ることが出来る作品だと言えるだろう。
早速、葉巻レビューに入りたい。
序盤は、爽やかな杉の木とナッツと少量の革の味からスタートする。
暫くして、ごく僅かだがカカオ豆と土の味も追加される。
背景には、ごく僅かなカカオ豆とクリームの甘さがある。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、小麦粉の風味を伴う、少し粉っぽい適量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。
燃焼挙動と着火後の引き抵抗(ドロー)は共に良好で、快適に吸い進めることが出来る。
悪くない葉巻だ。
ただ、少し気になるのは、ドライ気味な藁の味がすることだ。
この味は、過去に喫煙した”フロール・デ・コパン”製の葉巻や、”プラセンシア コセチャ 146 サンルイス”等の葉巻で確認した味だと、気が付く。
つまりは、ホンジュラス産のタバコ葉を使用している葉巻、又はホンジュラスで作られた葉巻であるということだ。
何の関連性も無いかも知れないのだが、私の頭の中で少しでも関連付けされてしまうと、ホンジュラス製(産)の葉巻に苦手意識が芽生えてしまいそうだ。
事実、既に私はホンジュラス製(産)の葉巻を避けていたように感じる。
コネチカットシェードラッパーを使用した、この手の葉巻に求められる味は、ズバリ、”クリーミーな味”であることだと思っている。
この葉巻は、嫌な苦みや鋭さもなく、ロブストビトラながら喫煙時間も73分という長い時間を快適に喫煙出来た葉巻なのだが、ドライ気味な藁の味がすることとクリーミーさが少ないことが、”また吸いたい!”という気持ちを抑制してしまう。
ホンジュラス製(産)の葉巻の味に関しては、今後、さらに追及していきたいと思う。
今回の葉巻独自5段階評価は、前回と同様の3.5/5点が妥当だと判断した。
喫煙時間約73分。


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