ワープト クラウド ホッパー No.485/Warped Edition One Cloud Hopper No.485
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ワープト |
| シリーズ名 | クラウドホッパー (by Edition One) |
| ビトラ | No.485 |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.1mm (48) |
| ラッパー | ニカラグア産 コロホ’99種シェードグロウン ハラパ地区 |
| バインダー | ニカラグア産 |
| フィラー | ニカラグア産 コロホ’99種 & クリオロ’98種 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 | 2,400円 (2023年12月現在) ※2023年11月9日以前の1,820円にて購入 |
この”ワープト クラウド ホッパー No.485/Warped Edition One Cloud Hopper No.485”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、アメリカ合衆国フロリダ州ジュピターに本拠地を置く新進気鋭のブティック葉巻ブランド、”ワープト/Warped”葉巻ブランドからの1本である、”ワープト クラウド ホッパー No.485/Warped Edition One Cloud Hopper No.485”です。
この”ワープト”という葉巻ブランドは、2009年当時、まだ大学生であった”カイル・ゲリス/Kyle Gellis”が、大学在学中に起業した葉巻ブランドです。
2014年にワープト・レーベルを設立し、マイアミの”エル・タイタン・デ・ブロンズ葉巻工場/El Titan de Bronze cigar factory”や、ニカラグアの”タバカレラ・ヴァレ・デ・ハラパ S.A./Tabacalera Valle de Jalapa S.A. (TABSA)”で葉巻を製造し、世界に向けて葉巻を流通させるようになります。
ワープト・シガーで使用しているタバコ葉は、ニカラグアにて”エドゥアルド・フェルナンデス”が経営するタバコ葉農園”アガノルサ S.A.”のものであり、葉巻工場の”タバカレラ・ヴァレ・デ・ハラパ S.A.”もその傘下となっています。
この葉巻は、私が行きつけの葉巻販売店でも、前々から陳列されていたのですが、価格が3,000円前後と高価であったため、見て見ぬふりを決め込んでいました。(^^;) ※2023年11月9日より価格は更に値上げされました。
ここ最近、1本3,000円級の葉巻にも手を出せるようになったこともあり、この葉巻を詳しく調べてみると、ニカラグア産のコロホ’99種とクリオロ’98種を上手くブレンドさせて風味豊かな葉巻に仕上げていることを知り、これは間違いなく私好みの葉巻であると確信し、購入してみることにしました。
しかも、マイアミの”エル・タイタン・デ・ブロンズ葉巻工場”では、ドリュー・エステートのマスター・ブレンダーである”ウィリー・ヘレーラ/Willy Herrera”から多くのことを学んだらしく、カイル・ゲリスが尊敬する人物の一人となっているようです。
これはもう、旨い葉巻に違いありません!
しかしながら、実はこの”ワープト クラウド ホッパー”は、2017年に発売された当初は、カイル・ゲリスと彼の弟のデビン・ゲリスとの合弁会社である”エディション・ワン/Edition One”から発売された葉巻であり、低価格での販売を試みた最初の葉巻シリーズとのことです。
今現在は、ワープトのWebサイトにも、ワープトの葉巻シリーズの1つとして掲載されていますし、バンドロール(シガーリング)からも”Edition One Inc.”の文字が消え去っていることから、合弁事業は解消されたのかも知れません。
ワープトの葉巻にしては価格が少し安価であることは気になりますが、使用しているタバコ葉の品種も農園も工場も同じであることから、品質に問題はないと考えています。
さて、この初めて味わうことになる、新進気鋭の葉巻はどんな味がするのか、とても楽しみです!
それでは、”ワープト クラウド ホッパー No.485/Warped Edition One Cloud Hopper No.485”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
ニカラグア産コロホ’99種ハラパ地区シェードグロウンのタバコ葉で巻かれたラッパーを持つ、”ワープト クラウド ホッパー No.485/Warped Edition One Cloud Hopper No.485”は、サラッとした質感に、ごく僅かな艶を持つ、コロラド~マデューロ色(茶褐色)をした葉巻です。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、筆記体でシンプルに”Cloud Hopper”とだけ描かれていて、リング裏面には”By Kyle Gellis”と記載されています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さがある中にもある程度の弾力があり、ドロー(引き抵抗)も軽めであることが予想できます。
この葉巻は、平均温度18℃湿度72%に維持した自家製ヒュミドール内にて、51日間の加湿・熟成を行っています。
喫煙を始める4時間程前から、葉巻をドライボックスに移して、”ドライ・ボクシング”を行ってから喫煙を開始しました。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、少し辛みを帯びているローストした干し草の香りがして、引き抵抗は多少重めですが、良好の範囲内と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分間)、葉巻フットのラッパーが2mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、とても上質な杉の木の味からスタートする。
背景には軽いカカオ豆(ダークチョコレート)の甘さがある。
直ぐに土の味が追加され、味に素朴さが加わる。
引き抵抗(ドロー)は重めではあるが、しっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。
煙には僅かにコーヒー由来の酸味が含まれている。
燃焼挙動はとても良く、火入れ修正を全く必要とせず、均一に火は燃え進む。
喫煙開始16分時点で、ごく僅かな小麦粉(粉っぽいパンの風味)の味を確認する。
旨い!
着火直後は乏しかったが、喫煙開始20分時点では副流煙に甘く香ばしい香りが広がりだす。
レトロヘイルで副鼻腔に煙を通すと、適度な量の粉っぽいペッパーを確認する。
葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から25分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行うことから始める。
灰は1円玉を重ねたように美しいが、柔らかくてもろい。
中盤の味は序盤の味を引き継ぐが、ナッツの味が追加され、香ばしい土とナッツの味に、カカオ豆の甘さを楽しむことが出来る。
この葉巻は、粉っぽさ(小麦粉)があることを特徴としているようだ。
上質で旨い葉巻だが、毎回恒例のごく僅かな酸味があることはご愛嬌と言ったところか。
だが、嫌な酸味ではないし、鋭さに繋がることもない酸味だ。
私が常に利用している喫煙技法である”レトロヘイリング・フレンチ・スモーキング”技法から、酸味を感じづらくする喫煙方法である、”咥え噴かし喫煙技法”(私が勝手に命名した)に切り替えて喫煙を続ける。
エドゥアルド・フェルナンデス”が経営するタバコ葉農園”アガノルサ S.A.”傘下の葉巻工場”タバカレラ・ヴァレ・デ・ハラパ S.A.”で作られたこの葉巻の作りはとても良く、一度、”アガノルサ”葉巻ブランドの葉巻も吸ってみたいと思わせる。
喫煙開始43分時点で、灰が僅かな衝撃で自然落下してしまった。
思っていた通り、灰はかなりもろいようだ。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から50分以降の終盤は、序盤・中盤の味を引き継ぎ、甘く香ばしい副流煙の香りとともに、土の味にカカオ豆の甘さと、小麦粉の粉っぽいパンの風味を楽しめる。
喫煙開始60分時点で、うっかり失火してしまったため、再着火を行う。
喫煙開始62分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がすと同時に、実質3回目の灰折を行う。
バンドロールの裏面には若い経営者の会社らしく、QRコードが印刷されている。
スキャンするとワープドの公式WEBサイトにアクセスできるようになっている。
吸う煙に熱と苦みを感じだした時点で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”ワープト クラウド ホッパー No.485/Warped Edition One Cloud Hopper No.485”は、土とカカオ豆と杉の木とナッツの味に、適量のペッパー、背景の軽いカカオ豆(ダークチョコレート)の甘さとコーヒー由来の酸味、さらに小麦粉の粉っぽいパンの風味が味わえる、とても上質な葉巻だと言える。
この葉巻は、”ワープト クラウド ホッパー”最大の特徴である、”小麦粉の粉っぽいパンの風味”を楽しめるかどうかが鍵となるだろう。
シガーアフィショナードで2021年トップ25の93ポイント11位にランクインした、”クラウド ホッパー No.53”(リングゲージ42)のレビューによると、”ベーキング・スパイスの性質を持つ”と記載されているが、それがこの小麦粉の粉っぽい味ということなのだろうか?
私が小学生の頃、母親がデコレーションケーキを作るのを手伝っていたときに使用していた”ベーキング・パウダー”(膨らまし粉)なら知っているのだが、それはどうやらワインの味を例える、クッキーやパイなどの味を示す記述子のようであり、おそらくそれは今回感じた小麦粉の粉っぽさを示しているのだろう。
その粉っぽさを紙巻きタバコに例えると、”洋モク”と”和モク”の違いに近く、粉っぽいさが嫌いな人はマイルドセブン等の和モクを選択する傾向があるように思う。
私は粉っぽい洋モクが好きであったため、”ラーク/LARK”を30年以上吸い続けている。
即ち、この葉巻の味は、私の味覚に合っていたと言えるだろう。
今回喫煙した葉巻は、ニカラグア産のコロホ’99種とクリオロ’98種を使用した”ザ・ニカラグアン・ピューロ”と呼べる味であるため、私が考える”非キューバ産葉巻は多国産ブレンド技術で花開く”という考えと異なってはいるが、上質な土とカカオ豆の甘く香ばしい味を楽しめる、1本3,000円クラスの葉巻と見間違ってもおかしくは無い葉巻だと考える。
出来れば、ドミニカ共和国産の”ピロト・クバーノ種”のタバコ葉をブレンドに加えてくれれば、もっと私好みの味になっていただろう。
この葉巻の葉巻独自5段階評価は、4.0/5点とした。
参考までに、この”ワープト クラウド ホッパー/Warped Edition One Cloud Hopper”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、93ポイントという高評価を得ており、この葉巻シリーズの”No.485”ビトラはランク外となっています。また、この葉巻シリーズの”No.53”ビトラは、2021年の葉巻トップ25(93ポイント11位)に輝いています。
喫煙時間
喫煙時間:73分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★★★★☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★☆☆ |
| コーヒー | ★★☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★★★★☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★★☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★★☆ |
| 草(ハーブ含む) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★★☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★★☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $8.00 (1ドル148円換算にて1,184円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 -
- 日本国内価格 ¥2,400 (参考日本販売価格倍率2.03倍)


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