ラ・リカ コロナ/La Rica Corona
葉巻情報
| ブランド名 | ラ・リカ |
| シリーズ名 | ラ・リカ |
| ビトラ | コロナ |
| 葉巻の長さ | 133.4mm (5.25インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 15.1mm (38) |
| ラッパー | エクアドル産 コネチカット シェード |
| バインダー | ニカラグア産 スマトラ |
| フィラー | ニカラグア産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 | 650円 (2023年3月現在) |
この”ラ・リカ コロナ/La Rica Coron”の葉巻/シガー喫煙レビュー
この葉巻が記念すべき、私の葉巻/シガー喫煙レビュー第1号となります。
と言っても、これが初の葉巻喫煙ではなく、この記事を書こうと思い立った日に吸った葉巻が、たまたまこの”ラ・リカ コロナ”だったという訳です。
この時点で47本の葉巻(プレミアムシガー)を吸ってきましたが、既に、好きな葉巻や嫌いな葉巻の分類も、私の中で出来つつあります。
この”ラ・リカ コロナ”は、400円~800円前後の格安葉巻の範囲内で、如何に旨い葉巻を見つけられるか?というミッションに於いて、テストした葉巻の1本になります。
これまでにテストした格安葉巻(プレミアムシガー)としては、”タバカレラ”、”プリンシペ”、”アントニオ・ヒメネス”等がありますが、この”ラ・リカ コロナ”はその中でも、味覚の面に於いて、ひと際目立った存在であることを先に伝えておきます。
それでは葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
外観・コールドドロー

まずは外観から。
エクアドル産コネチカット シェードラッパーに包まれた”ラ・リカ コロナ”は、太い葉脈もしっかり取り除かれており、見た目もスムースです。
”コネチカット シェード”とは、コネチカットシード(種)を日陰(シェード)で栽培したタバコ葉という意味であり、それをエクアドルにて育てたものということになります。
その多くの色は、薄い黄金色をしています。
写真では妙に艶があって美しい輝きを放っていますが、実際にはもっと安っぽい色です・・・。(^^;)
エクアドルはその気候条件から曇天の日が多いらしく、シェードラッパーの栽培に適しているのだそう。
”シェード”の対義語としては”サングロウン”があり、こちらはたっぷりの陽射しの中で育てたもので、色は赤みを帯びた褐色となります。
指で葉巻を摘まんでみると、適度な硬さがあり、必要十分な煙草葉が使われていることが分かります。
この葉巻は自家製ヒュミドール内にて、5日間の加湿・熟成を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、干し草系ミントハーブの香りがします。
では、ブタンガスのターボライターを使って、着火して喫煙を開始します。
序盤(1/3ファーストサード)

まず最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、ローストしたナッツと木と革の風味からスタート。
主体はローストナッツの風味。
煙の質はなかなかシルキーであり、白さの濃さもある。
このマイルドな吸い心地は、悪くない。
嫌な苦みや雑味は感じられない。
そして序盤の終わり頃からは、吹き戻した煙の中に僅かな甘みを感じ始めた。
中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から20分以降の中盤は、序盤のローストナッツの風味から、革主体の風味に変わってきた。
もちろん、ナッツもまだ感じ取ることが出来る。
吹き戻した煙からは、序盤よりもしっかりとした甘さを感じるようになった。
この甘さはチョコレートの甘さというよりは、”甘い革”の味といったところか。
ペッパー(胡椒)と酸味も感じ取ることができる。
終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から40分以降の終盤は、中盤と同系統の味に加えて、僅かな苦みが出てきた。
しかし、それほど嫌な苦みではない。
同時に、中盤に活発化していた甘さはかなり減少した。
甘さも含めて、その他のフレーバーが減少または劣化してきて、吸う煙に僅かな熱を感じ始めた時点で喫煙終了。

総評
総評としては、この”ラ・リカ コロナ”は、650円という価格を忘れてしまうほどのものであり、例えば1,000円クラスの葉巻で、”少しフレーバーの種類が少ないかな?”と思う葉巻を吸っているのと同程度の葉巻である。
味はシンプルに大地系フレーバー(革・木・草・土・ナッツ)主体で、甘みは中盤のみ限定でさらに控えめだが、コストパフォーマンスが高く、良く出来た葉巻である。
今までに吸った格安系葉巻である、フィリピンの”タバカレラ”や”アントニオ・ヒメネス”、ドミニカ共和国の”プリンシペ”に比べれば、断然この”ラ・リカ コロナ”に軍配が揚がるのだが、それはやはり個人的に好きなニカラグア産のたばこ葉を使用しているからなのかも知れない。
個人的には、もっとペッパー感があったら、もっと良い葉巻になったに違いないと感じる。
とは言っても、650円の葉巻にこれ以上のものを期待すること自体が無理なことだろう・・・。
しかし、マイルドで嫌みがない葉巻なので、女性が最初に吸う1本としては、とても適切な選択だと言える。
最初に書き忘れたが、この葉巻は鮮やかな黄色に彩られたアルミチューブに入れられて販売されている。
そのチューブの内側にはスペイン杉の薄いシートが入っていて、アルミチューブ内で発酵・熟成されるようになっているという、凝りよう。
このチューブがなければ、さらに安い価格になっていたかも!?
喫煙時間
喫煙時間:55分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★☆☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★☆☆☆ |
| コーヒー | ★☆☆☆☆ |
| トースト | ★★★★☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★★★★☆ |
| 土(素朴さ) | ★★☆☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★★★☆☆ |
| ナッツ | ★★★★☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★☆☆☆ |
| フルーツ | ★☆☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★★☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 -
- ヨーロッパ圏内参考価格 €4.20 (1ユーロ160円換算にて672円)
- 日本国内価格 ¥650 (参考日本販売価格倍率0.97倍)

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