ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador

4.0
ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 カザドール/Cazador
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ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador

葉巻/シガー情報

ブランド名 ドン・ドゥアルテ
シリーズ名 クラシコ
ビトラ カザドール
葉巻の長さ 139.7mm (5.5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 21.0mm (53)
ラッパー ニカラグア産 ハバノ2000 (H2000)
バインダー ニカラグア産
フィラー ニカラグア産 & メキシコ・サンアンドレス産
生産国 ニカラグア製
価格 1,700円 (2024年8月現在) → 1,900円 (2025年5月7日~)

この”ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、私が初めて葉巻を購入したリカーショップに置いてあった数少ない葉巻の中の1本であり、葉巻趣味を始めた当初はとても興味があったニカラグア産の葉巻である、”ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador”です。

過去には、この葉巻シリーズの別ビトラである、”ドン・ドゥアルテ クラシコ ロブスト”と”ドン・ドゥアルテ クラシコ コロナ”を喫煙レビューしていますが、そのレビューでは、”ローストされた上質な革と杉の木とナッツと土とコーヒー豆(カカオ豆)の味に、たっぷりのペッパーと、背景に糖蜜や蜂蜜の甘さやレーズンの甘さと酸味、そしてごく僅かなトースト(パン)や小麦粉の味を味わえる葉巻”であると、私は記載しています。

今回レビューする葉巻は、”カザドール”と呼ばれている、”ロブスト”ビトラよりも少し長く、且つ、少し太いサイズのビトラであり、葉巻ボディの質感も素晴らしく、とても良く出来ている葉巻だと思います。

この葉巻は当初、”プラセンシア”のニカラグア工場にて製造していたのですが、新型コロナウィルス感染症の影響により、2020年に会社は”フェルナンド・ナバロ/Fernando Navarro”氏により買収され、製造も”タバカレラ・ページス・デ・ニカラグア SA/Tabacalera Pages de Nicaragua SA”で作られるようになっています。

今現在この葉巻を作っている”タバカレラ・ページス・デ・ニカラグア SA/Tabacalera Pages de Nicaragua SA”という葉巻工場は、実はA.J.フェルナンデスの義理の弟が中心となって動いている会社であり、当然の如く、義理の兄であるA.J.フェルナンデスとも協力関係にあるようです。

このことを知ると、”ドン・ドゥアルテ”葉巻ブランドをより好きになってしまいそうですが、今回喫煙する”クラシコ”葉巻シリーズは既に製造中止となっているようであり、その遺伝子は”ゴールデン”葉巻シリーズに受け継がれているようです。

”ゴールデン”葉巻シリーズと”クラシコ”葉巻シリーズでは、味にそれほどの違いがあるように思えないのですが、何故か私はこの”クラシコ”葉巻シリーズに魅力を感じてしまうため、今回も”ゴールデン カザドール”ではなく、製造中止となっている”クラシコ カザドール”を購入したという訳です。

久しぶりに喫煙する”ドン・ドゥアルテ”葉巻に、今現在の私はどのような味を感じるのか、喫煙するのが楽しみです!

参考までに、今回喫煙する”ドン・ドゥアルテ/Don Duarte”という葉巻ブランドは、キューバー出身の伝説のマスター・ブレンダーであり、シガー・ローラーでもある、”エヴェリオ・オビエド/Evelio Oviedo”が、ブレンドを担当しています。

この、エヴェリオは、キューバの有名葉巻メーカーである、”アップマン/H. Upmann”工場で23年間働いていたことがあり、アップマンの受賞歴のある有名な葉巻のブレンドも担当した人物です。

また、キューバの超有名葉巻メーカーである、”モンテクリスト/Montecristo”の、No.1とNo.4も、このエヴェリオがブレンドを行っているとのことです。

”ドン・ドゥアルテ”という葉巻ブランドは、2008年に立ち上げられた葉巻メーカーであり、オーナーの”ドン・ロジャー・ドゥアルテ・ロドリゲス/Don Roger Duarte Rodriguez”は、ニカラグアのタバコ葉栽培者であり、エステリの創設者の一人でもある、”ドン・ラファエル・ロドリゲス/Don Rafael Rodriguez”を曾祖父に持つ家系の生まれです。

ドゥアルテ自身も、タバコ葉栽培供給会社であり、葉巻製造会社でもある、”アガノルサ・リーフ/Aganorsa Leaf”で社長を務めていた経歴があり、そのときに、”マイファーザー”葉巻会社のドン・ペピン・ガルシアなどの人たちと協力関係にありました。

その人たちのツテから、キューバの伝説的マスター・ブレンダーである、エヴェリオ・オビエドに出会い、この葉巻ブランドが完成するまでに至ります。

それでは、”ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador”(日本での財務省登録名称は”Don Duarte Clasico Intermedia Cazador”)葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1

まずは外観から見ていきましょう。

ニカラグア産 ハバノ2000種のラッパーで巻かれた、”ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador”は、コロラドマデューロ色(茶褐色)をしていて、葉巻表面はとても滑らかで適度な艶があり、とても美しい外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、アイボリー色の中に、赤色と金色を使って描かれた紋章(?)がデザインされていて、金色の中に黒色の文字で”DON DUARUTE”という葉巻ブランド名が描かれています。

バンドロールのデザインは、今までに購入した”クラシコ”葉巻シリーズとは少し異なっており、こちらの方が豪華な作りとなっています。

葉巻ボディからはニカラグア産ハバノ2000種ラッパーらしい、濃厚で香ばしい牛舎系の良い香りがします。

葉巻ボディ表面はとても色艶が良く、他ビトラの”クラシコ”葉巻シリーズで使用しているラッパーはもっとくすんだ色であったと記憶していますが、このビトラのラッパーは色艶が良く、とても美しく感じます。

この葉巻は、平均室温29℃・湿度64%に維持した自家製ヒュミドール内にて、27日間の加湿・熟成を行っています。

この葉巻は購入当初、葉巻ボディが少し柔らかい状態であったことから多少過加湿気味であるように感じたため、葉巻をヒュミドールに入れる前に5日間の予備乾燥(プレ・ドライシング)を行ってから27日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する28時間前に、葉巻を湿度55%のシリカゲル入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移して、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、軽い干し草の香りがして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分40秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、上質で爽やかな杉の木とナッツの味からスタートする。

背景には、蜂蜜や糖蜜の甘さがある。

喫煙開始5分時点で、小麦粉の味、又は軽く焼いたトースト(パン)の味が追加される。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻に噛みつかない適量の繊細なペッパー(白胡椒)があることを確認する。

喫煙開始10分時点で、コーヒー豆の味が追加され、背景にはごく僅かだがドライフルーツの甘酸っぱさも追加される。

副流煙の香りは、甘く香ばしい香りというよりも、香ばしいパンの香りがする。

旨い!

この葉巻は、上質な葉巻に現れる基本的な味を備えており、下手に1本2,000円以上する葉巻を購入するよりも、より良い安価な選択肢となるかも知れない。

燃焼挙動は良好で、火入れ修正を行うことなく、火は均一に燃え進む。

ストレングス(ニコチン量)はマイルド~ミディアム、フレーバー(風味)はミディアムと言ったところか。

ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から25分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行うことから始める。

灰は軽い力で折れてしまうが、形は綺麗に保ったまま折ることが出来る。

中盤の味は、軽い土と革の味も追加されるが、どれか一つが際立つということがなく、味のバランスがとても良い。

苦みや鋭さ等の嫌みがなく、マイルドな喫味であることから、デイリー・シガーとして万人に受け入れてもらえることだろう。

喫煙開始42分時点で、葉巻ボディ中程付近のラッパーが爆発し始めた。

理由は定かではないが、通常よりも低い湿度のドライシングボックス内で、より長い時間のドライシングを行ったことが原因かも知れない。

取り敢えず、気にせず喫煙を続けることにする。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から50分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。

終盤の味は、コーヒー豆と土の味が強さを増し、僅かだがロースト感が増してくる。

喫煙開始60分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

タイトに巻かれていたバンドロールは、なんとか綺麗に剥がすことが出来た。

喫煙開始65分時点からは、ストレングス(ニコチン量)が少し強くなり、味のバランスも少し崩れ出す。

だが、食欲をそそる副流煙の甘く香ばしいパン(トースト)の香りが助けとなり、喫煙を続けさせてくれる。

喫煙開始76分時点で、煙にごく僅かな苦みを感じだし、特段、嫌な苦みや鋭さは無いのだが、序盤・中盤の旨さが感じられなくなった時点で、喫煙を終了することとした。

ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール/Don Duarte Clasico Cazador”は、上質で爽やかな杉の木とナッツとコーヒー豆と土と革の味に、鼻に噛みつくことのない適量の繊細なペッパー(白胡椒)、背景にある蜂蜜や糖蜜の甘さとドライフルーツの甘酸っぱさ、さらにトーストされたパンの風味を味わうことが出来る、リーズナブル系葉巻ながら良く出来た葉巻だと言える。

少し残念であることは、上質で爽やか、且つ、マイルドな喫味が楽しめる序盤・中盤の味が、終盤からは味のバランスが崩れ始めてしまうことだろうか。

だが、1本1,700円(ヨーロッパ圏販売価格€6.20≒992円)の葉巻であることを考えると、十分過ぎるほどの出来であることは間違いない。

この”ドン・ドゥアルテ”を吸い始めた頃は、この葉巻のブレンドを担当したキューバー出身の伝説のマスター・ブレンダーである”エヴェリオ・オビエド/Evelio Oviedo”が作った葉巻として注目していたが、エヴェリオが亡くなった今、権利は”シガー・コネクション/Cigar Conexion”に引き継がれ、製造工場も”プラセンシア/Plasencia”から”タバカレラ・ページス・デ・ニカラグア SA/Tabacalera Pages de Nicaragua SA”へと変わり、さらには後継葉巻となる”ゴールデン”葉巻シリーズではブレンドにも変更が加えられている。

今回喫煙した”クラシコ”葉巻シリーズは、以前のエヴェリオがブレンドした葉巻のままのデッドストックであることを私が信じているため、この”クラシコ”葉巻シリーズに惹かれてしまうのだろう。

しかしながら、”ゴールデン”葉巻シリーズであっても、A.J.フェルナンデスの義理の弟が管理する”タラバカレラ・ページス・タバコ”で製造していることに惹かれることは事実だ。

ちなみに、以前にこの葉巻を製造していた”プラセンシア”と、現在製造している”タバカレラ・ページス・タバコ”、そして”A.J.フェルナンデス”は、血縁関係のある同族の会社であるので、仕事は上手く回しているようだ。

話は少し逸れたが、今回喫煙した”ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール”は、今までに喫煙したドン・ドゥアルテ葉巻の中では、最も上質で良い味を示してくれた。

但し、”喫煙序盤と中盤に於いては…”という注釈付きになってしまうが…。

今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、序盤・中盤のバランスの取れた味が終盤からは崩れ始めてしまうが、それでも4.0/5点を与えるに相応しい葉巻だと判断した。

喫煙時間

喫煙時間:78分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★★☆☆
コーヒー ★★★☆☆
トースト(パン・穀物) ★★★☆☆
木(杉・オーク等) ★★★☆☆
★★☆☆☆
土(素朴さ) ★★☆☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★★☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★★☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★★☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 -
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €6.20 (1ユーロ160円換算にて992円)
  • 日本国内価格 ¥1,700時点 (参考日本販売価格倍率1.71倍)

葉巻重量

  • 葉巻購入時重量 15.34g
  • 予備乾燥後重量 未計測 (5日間)
  • 加湿・熟成後重量 15.31g (葉巻ヘッドカット後重量15.16g)
  • ドライシング後重量 15.04g (葉巻ヘッドカット後)
  • △減少重量 (△減少割合) △0.12g (△0.79%)

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