A.J. フェルナンデス ブレンド 15 トロ/A.J. Fernandez Blend 15 Toro
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | A.J. フェルナンデス |
| シリーズ名 | ブレンド 15 |
| ビトラ | トロ |
| 葉巻の長さ | 152.4mm (6インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.8mm (50) |
| ラッパー | ニカラグア産 |
| バインダー | ニカラグア産 |
| フィラー | ニカラグア産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 |
この”A.J. フェルナンデス ブレンド 15 トロ/A.J. Fernandez Blend 15 Toro”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、高級葉巻ブランドである、”A.J. フェルナンデス/A.J. Fernandez”葉巻ブランド初の格安系バンドル葉巻である、”A.J. フェルナンデス ブレンド 15 トロ/A.J. Fernandez Blend 15 Toro”(財務省登録名称は”AJF ブレンド 15 トロ”)です。
以前に葉巻/シガー喫煙レビューした、”レポサド 96 エステートブレンド コネチカット トロ/Reposado 96 Estate Blend Connecticut Toro”は、A.J. フェルナンデスが製造を請け負っていましたが、今回はA.J. フェルナンデス自社で開発した葉巻を吸いたいと考え、この葉巻を購入しました。
本当は、この格安系バンドル葉巻ではなく、”A.J. フェルナンデス エンクラーベ ハバノ ロブスト/A.J. Fernandez Enclave Habano Robusto”等を吸ってみたかったのですが、まずは安い葉巻から試してみようと考えました。
また、そうすることで、同じ格安系バンドル葉巻で、且つ、同じ”タバカレラ・A.J.フェルナンデス/Tabacalera A.J. Fernandez”で作る葉巻であっても、製造下請け葉巻と、自社開発葉巻との違いが明らかになります。
この、”A.J. フェルナンデス ブレンド 15 トロ/A.J. Fernandez Blend 15 Toro”葉巻は、2020年からヨーロッパ圏にて販売を開始した、まだ新しい葉巻であり、高級葉巻ブランドであるA.J. フェルナンデスが初めて作る格安系バンドル葉巻でもあります。
私が想像するに、A.J. フェルナンデスは、お金のための下請け製造とは言え、スカンジナビアン・タバコ・グループ発注の”レポサド 96 エステートブレンド”の味に常々不満を持っていて、格安系葉巻を製造するためのコスト管理は既に身に着けているため、ならば自社開発でA.J. フェルナンデス基準でも合格点が付けられる、もっと旨い格安系バンドル葉巻を作ってしまおうではないか!と、息巻いたのではないかと考えています。
この推測が正しければ、きっとこの”A.J. フェルナンデス ブレンド 15 トロ/A.J. Fernandez Blend 15 Toro”は、格安系葉巻であっても、旨い葉巻に違いありません!
でも、もし間違っていたら、きっと不味い・・・。(^^;)
他の有名葉巻メーカーでも、格安系葉巻は製造していますが、多くの場合、ブランド名を変えて販売していることが多いようです。
例えば、”ラ・オーロラ/La Aurora”なら、”プリンシペ/Principes”、”ダビドフ/Davidoff”なら、”クザーノ/Cusano”のようにブランド名を変えて、メインブランドの価値を落とさないようにしています。
しかし、今回喫煙する、”A.J. フェルナンデス ブレンド 15/A.J. Fernandez Blend 15”葉巻シリーズは、れっきとした”A.J. フェルナンデス”ブランドです。
これはもう、旨い葉巻だと思って吸うしかなさそうです。(^.^)
この葉巻に、私はどのような味を感じるのか、とても楽しみです!
それでは”A.J. フェルナンデス ブレンド 15 トロ/A.J. Fernandez Blend 15 Toro”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
ニカラグア産のタバコ葉で巻かれたラッパーを持つ、”A.J. フェルナンデス ブレンド トロ/A.J. Fernandez Blend 15 Toro”は、僅かに艶があるコロラド色(少し濃い茶色)をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、赤色を基調とした中に、白色の文字で”BLEND 15”と描かれており、周りには金色の縁取りもされていて、バンドル葉巻にしては意外と豪華な作りです。
葉巻を指で摘まんでみると、程々にしっかりとした硬さがあり、必要十分な量のタバコ葉が使われていることが分かります。
葉巻フット側から断面を見てみると、葉巻の巻き方も、フィラーリーフをねじって細い巻物にしたものを数束ねて作る、キューバで最も古く伝統的な巻き方で、香りと風味が良くなる特徴がある、”エントゥバド・バンチング/Entubado Bunching”技法を採用して巻き上げられているようにも見えます。
葉巻ボディ表面は、特に太めの葉脈等も見当たらず、中々の美しさを感じます。
この葉巻は、平均温度26℃湿度69%に維持した自家製ヒュミドール内にて、15日間の加湿・熟成を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、軽いミント系干し草の香りがして、引き抵抗はごく僅かに重みを感じますが、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)を炎から2cm程離して煽るようにゆっくり且つしっかりと炙り(約1分50秒間)、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行ってガス抜きをしてから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、軽くローストした杉の木の味からスタート。
適度な量のペッパーを感じる。
徐々に、ごく僅かな甘みを背景に感じ始めるが、この甘さを具体的に例えるとすると、糖蜜や杉の樹液の甘さと言ったところか。
ごく僅かだが、軽いトースト(パン)の味も追加される。
煙はなかなかクリーミーであり、格安系バンドル葉巻にありがちな鋭さは無い。
ストレングス(強さ)は、マイルド~ミディアム程度。
なかなか、旨い。
この葉巻はバンドル葉巻にしては価格が高いと言えるが、その甲斐あってか、味もバンドル葉巻の味ではなく、他の1本1,000円クラス以上の箱売り葉巻と同等と見て良いだろう。
喫煙開始18分時点で、灰を自然落下させてしまった。
灰は少々もろいと言える。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から25分以降の中盤は、僅かな革とナッツの味も確認できたが、あくまでも、軽くローストした杉の木の味と、軽い糖蜜の甘さが主役だ。
喫煙開始30分時点で、土とコーヒーの味が追加され、それがロースト感の増加に繋がっている。
喫煙開始35分時点で、序盤には僅かだった、軽く焼いたロースト(パン)の味が、顕著になってきた。
旨い。
やはり、レポサドのような、バンドル葉巻の味ではない。
同時にごく僅かな苦みを舌に感じだしたが、それほど気にするものでもない。
喫煙開始40分時点で、2回目の灰折を行うと同時に、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から45分以降の終盤は、中盤とあまり変わりはないが、徐々にロースト感が増してきて、それが僅かな苦みにも繋がってきた。
喫煙開始50分時点で、徐々に味のバランスが崩れ出してきた。
僅かに感じだしてきた苦みも、味に影響を及ぼしているようだ。
喫煙開始55分で3回目の灰折を行う。
序盤・中盤の旨味が感じられなくなり、苦みも顕著になってきたその時点で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”A.J. フェルナンデス ブレンド 15 トロ/A.J. Fernandez Blend 15 Toro”は、軽くローストした杉の木と、僅かな革・ナッツ・土・コーヒーに適度なペッパー、背景に糖蜜や杉の木の樹液の甘さがあり、さらに喫煙中盤から顕著になる、軽く焼いたトースト(パン)の味がする葉巻だと言える。
バンドル葉巻としてはとても優秀な葉巻だと言えるが、終盤からロースト感の増加に伴う苦みが顕著になることが少々残念だ。
私はこの葉巻を1,200円で購入したのだが、翌月に葉巻販売店で確認すると、価格は1,450円に値上げされていた。
A.J.フェルナンデスの葉巻は、軒並み全て値上げされており、私が狙っていた、”A.J.フェルナンデス エンクラーベ ハバノ ロブスト/A.J. Fernandez Enclave Habano Robusto”も、1,600円から2,050円に値上げされていて、必然的に私のターゲットから外れることとなってしまった。
この葉巻が1,200円であるならば、再購入もあり得るが、1,450円となってしまっては、もう格安系バンドル葉巻と言うこともできないであろうし、私ならあと200円追加して、アルトゥーロ・フエンテを購入するだろう。
しかし、何れはA.J.フェルナンデスの中心価格帯である葉巻を吸ってみて、A.J.フェルナンデス葉巻の真価を確かめる必要がありそうだ。
※この記事と併せて、1本1,600円の”A.J. フェルナンデス ラストコール ハバノ ヘニアレス”、及び1本1,650円の”A.J. フェルナンデス ラストコール ハバノ コルティカス”も是非ご一読下さい。
喫煙時間
喫煙時間:60分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート | ★★☆☆☆ |
| スィーツ | ★★★☆☆ |
| クリーム | ★★★☆☆ |
| コーヒー | ★★☆☆☆ |
| トースト | ★★★☆☆ |
| 木 | ★★★★☆ |
| 革 | ★★☆☆☆ |
| 土 | ★★☆☆☆ |
| 草 | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★☆☆☆ |
| ペッパー | ★★★☆☆ |
| フルーツ | ★☆☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★☆☆


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