ドン・ドゥアルテ ゴールデン ショート/Don Duarte Clasico Golden Short
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ドン・ドゥアルテ |
| シリーズ名 | ゴールデン |
| ビトラ | ショート |
| 葉巻の長さ | 114.3mm (4.5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 18.3mm (46) |
| ラッパー | ニカラグア産 ハバノ2000 (H2000) ※2020年以降はエクアドル産 ハバノ2000 (H2000) |
| バインダー | ニカラグア産 |
| フィラー | ニカラグア産 & メキシコ産 ※2020年以降はニカラグア産のみ |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 |
この”ドン・ドゥアルテ ゴールデン ショート/Don Duarte Clasico Golden Short”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、以前に喫煙レビューした、”ドン・ドゥアルテ クラシコ ロブスト/Don Duarte Clasico Robusto”の別シリーズ&別ビトラとなる、”ドン・ドゥアルテ ゴールデン ショート/Don Duarte Clasico Golden Short”です。
前回吸った、”ドン・ドゥアルテ クラシコ ロブスト”は、ローストされた上質な革と杉の木とナッツと土の味に、たっぷりのペッパーと、背景に糖蜜や蜂蜜の甘さやレーズンの甘さと酸味、そしてごく僅かなトースト(パン)の味を味わえる、とても優秀な葉巻でした。
その旨さをもう一度体感したいと思い、今回は、同じ葉巻ブランドですが、別の葉巻シリーズである、”ドン・ドゥアルテ ゴールデン ショート”の喫煙レビューをしてみたいと思います。
名前に、”ゴールデン”と付くことから、クラシコよりも上位シリーズに当たる葉巻のようですが、価格は僅か100円程度の違いしかありません。
もしかすると、”ドン・デュアルテ”社の公式WEBサイトには、”ゴールデン”シリーズしか掲載されていないことから、今現在はクラシコシリーズは製造されていなく、ゴールデンシリーズが代替品となっているのかも知れません。(他に”レゼルバ プリバーダ/Reserva Privada”シリーズがありますが、日本国未入荷です)
今回喫煙する葉巻も、クラシコシリーズと同様に、キューバー出身の伝説のマスター・ブレンダーであり、シガー・ローラーでもある、”エヴェリオ・オビエド/Evelio Oviedo”が、ブレンドを担当しています。
この、エヴェリオは、キューバの有名葉巻メーカーである、”アップマン/H. Upmann”工場で23年間働いていたことがあり、アップマンの受賞歴のある有名な葉巻のブレンドも担当していました。
また、キューバの超有名葉巻メーカーの葉巻で、且つ、世界一売れている葉巻である、”モンテクリスト No.4/Montecristo No.4”も、このエヴェリオがブレンドを行っています。
葉巻の製造は、今までは、”プラセンシア”のニカラグア工場にて製造していたのですが、新型コロナウィルス感染症の影響により、2020年に会社は、”フェルナンド・ナバロ/Fernando Navarro”氏により買収され、製造も、”タバカレラ・ページス・タバコ/Tabacalera PAGES tobacco”で作られるようになりました。
私が購入した葉巻が、いつ製造されたものなのかは分かりませんが、2020年以降に製造されたものだとすると、フィラーに使われていたメキシコ産サンアンドレス種のものは除外され、ラッパーはエクアドル産に変更されているようです。
今は亡き、”エヴェリオ・オビエド”がブレンドしたこの葉巻は、図らずも別の葉巻に姿を変えて行くのかも知れません。
何はともあれ、今ここにある葉巻を楽しむことにしましょう!
それでは、”ドン・ドゥアルテ ゴールデン ショート/Don Duarte Clasico Golden Short”(日本での財務省登録名称は”Don Duarte Clasico Golden Short”)葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
ニカラグア産ハバノ2000(エクアドル産ハバノ2000)で巻かれたラッパーを持つ、”ドン・ドゥアルテ ゴールデン ショート/Don Duarte Clasico Golden Short”は、少しザラっとしていて、コロラドマデューロ色(茶褐色)をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、マット調の赤色を主体とした作りで、中世ヨーロッパを思わせる絵柄は、やや高級感に欠けますが、悪くはありません。
葉巻を指で摘まんでみると、程々にしっかりとした硬さがあり、十分な量のタバコ葉が使われていることが分かります。
葉巻ボディ表面は、特に太い葉脈等も見当たらりません。
この葉巻は、平均温度28℃・湿度68%に維持した自家製ヒュミドール内にて、32日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する2~3時間前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移し、”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、干し草の香りがして、引き抵抗は、重くも軽くもなく、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)を炎から2cm程離して煽るようにゆっくり且つしっかりと炙り(約2分間)、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行ってガス抜きをしてから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、杉の木の味からスタート。
ごく僅かなレーズンの酸味を伴う。
ごく僅かなパンの味も確認する。
ペッパーは程々にしっかりと効いている。
背景にはレーズンの甘さがある。
旨い!
喫煙開始16分時点では、革と土の味が追加され、主役の杉の木の味は、革の味へと入れ替わる。
以前吸った、”ドン・デュアルテ クラシコ ロブスト”と基本、同じ味であると思う。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から20分以降の中盤は、まずは1回目の灰折と葉巻フット側の第1バンドリング(シガーリング)を剥がす。
灰はしっかりしていて、小気味良く折れる。
中盤は、序盤と変わらない味を提供し続けているが、序盤のレーズンの酸味は少し後退して、革と土の味がメインとなる。
背景にある甘さは、カカオ豆や革の甘さとなる。
燃焼挙動は良好で、1回も火入れ修正することなく、均等に燃え進む。
ストレングス(強さ)は、序盤はミディアムだったが、中盤からはミディアムフルになったと感じる。
喫味は少々強めかも知れない。
喫煙開始32分時点で、葉巻ヘッド側の第2バンドロールを剥がす。
中盤初期頃に後退したと思われたレーズンの酸味はまだ健在であり、中盤での味は、レーズンのフルーツ感と、カカオ豆や土の重厚さを味わうことが出来る。
この時点までは、嫌な苦みや鋭さはない。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から40分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行う。
喫煙開始45分時点では、ロースト感主体の味になってきた。
舌に僅かな苦みを感じだす。
完全にロースト感だけの味になった時点で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”ドン・ドゥアルテ ゴールデン ショート/Don Duarte Clasico Golden Short”は、杉の木と革と土とカカオ豆の味に、ごく僅かなパンの味、程々にしっかりと効いたペッパー、背景にレーズンのフルーツ感を伴う酸味と甘みを味わうことが出来る、コストパフォーマンスに優れた良い葉巻だと言える。
おそらく、以前吸った、”ドン・デュアルテ クラシコ ロブスト”のビトラ違いの葉巻と見て良いだろう。
私はこの葉巻を、良く出来たニカラグア産の味の葉巻だと思うのだが、それ程良い評価が与えられていないのが、少し残念だ。
喫味が少々強いため、葉巻初心者の方は、少し注意して吸った方が良いかも知れない。
私の”葉巻独自5段階評価”は、小さい葉巻のため、葉巻としての醍醐味に少々欠ける点や、終盤で味が崩れることから、4.0/5点に近い3.5/5点とした。
喫煙時間
喫煙時間:55分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★★☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★☆☆ |
| コーヒー | ★★★☆☆ |
| トースト(パン・小麦粉) | ★★★☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★★☆ |
| 革 | ★★★★☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★☆☆ |
| 草(わら・ハーブ等) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★★☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★★★☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 -
- ヨーロッパ圏内参考価格 €6.60 (1ユーロ160円換算にて1,056円)
- 日本国内価格 ¥1,200 (参考日本販売価格倍率1.14倍)
葉巻重量 (2024/10/12 追記葉巻レビュー時例)
- 葉巻購入時重量 11.19g
- 加湿・熟成後重量 11.11g (葉巻ヘッドカット後重量10.82g)
- ドライシング後重量 10.75g (葉巻ヘッドカット後)
- △減少重量 (△減少割合) △0.07g (△0.65%)
ギャラリー
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2024/10/12

今回が2本目となる”ドン・デュアルテ ゴールデン ショート”を喫煙する。
今回追記レビューする葉巻は、過去に喫煙レビューした”ドン・ドゥアルテ ゴールデン ショート”ではあるのだが、葉巻に巻かれているバンドロールは以前のものとは違い、艶のあるコート紙に文字がエンボス加工されている新しいタイプのものだ。
きっと、製造がA.J.フェルナンデスの義理の弟が中心となって動いている会社であるタバカレラ・ページス・デ・ニカラグア SA/Tabacalera Pages de Nicaragua SAに移ってからの葉巻なのだろう。
平均室温26℃・湿度67%の自宅ヒュミドールにて、7日間加湿・熟成したものを吸う。
喫煙前に8時間ほど、湿度54%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行ってから、喫煙を開始する。
ドライシング後の葉巻重量を計測すると、葉巻全体の0.65%の重量(水分)が減少していることを確認してから喫煙を開始する。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約1分半かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2018年から配信が開始された”スティーヴン・キング”原作、”J・J・エイブラムス”製作総指揮の海外ドラマである”キャッスルロック”のシーズン1を見ながら喫煙する。
まだ見始めたばかりでよく分からないが、悪くないドラマだと思う。
面白くなさそうなドラマは、大抵の場合、第1話を見ただけでそれ以降視聴することは無いのだが、第4話まで見進めていることから、そう思う。
ドラマの話はさておき、早速、葉巻レビューに入りたい。
序盤は、爽やかさを伴うローストされた杉の木とナッツの味からスタートする。
直ぐに、少量の革の味が追加される。
悪くない。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、僅かな苦みを伴う小麦粉の風味を含むペッパー(白黒混合の胡椒)があることを確認する。
燃焼挙動は比較的良好で、多少の片燃えはあるものの、火は均一に燃え進む。
着火後の引き抵抗(ドロー)はやや重めで、少しだけ強めに煙を引き込む必要がある。
中盤以降は、土の味と少量のカカオ豆の味が主体となるが、ほろ苦さと少量の酸味を伴っている。
率直な感想として、前回リピート購入した艶の無い平坦なバンドロールが巻かれた”ドン・デュアルテ クラシコ ショート”の方が旨いように思う。
だが、副流煙の香りだけは、カカオ豆やナッツの風味を含む香ばしい香りがして、とても心地良い。
どうやら、私は”ゴールデン”よりも”クラシコ”の方が、好みの味なのかも知れない。
また、追記葉巻レビューで味の違いを報告したいと思う。
今回の葉巻独自5段階評価は、3.5/5点(ゴールデン)とした。
喫煙時間約50分。
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2024/9/7
今回が初となる”ドン・デュアルテ クラシコ ショート”を喫煙する。
今回追記レビューする葉巻は、”ドン・ドゥアルテ ゴールデン ショート”ではないが、同じ”ショート”ビトラであり、味の系統は似ていることから、この場を借りて追記レビューしたいと思う。
平均室温28℃・湿度67%の自宅ヒュミドールにて、14日間加湿・熟成したものを吸う。
喫煙前に8時間ほど、湿度54%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行ってから、喫煙を開始する。
ドライシング後の減少重量の計測は行い忘れたため、表記は割愛したいと思う。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約2分かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2022年に放映が始まった”ゲーム・オブ・スローンズ”の続編(前日譚)となる、”ハウス・オブ・ザ・ドラゴン/House of the Dragon”のシーズン1第9話を見ながら喫煙する。
このドラマは当然の如く、面白い。
且つ、ゲーム・オブ・スローンズよりも登場人物が大幅に少ないため、相関図の予習・復習をすることなく、気楽に楽しめるところも良い点だ。
シーズン1第9話では、ゲーム・オブ・スローンズの特徴的な”予想を裏切る展開”をみせてくれた。
最終話がどうなるのか、楽しみだ。
ドラマの話はさておき、葉巻レビューに入りたい。
序盤は、杉の木と革と土とカカオ豆の味からスタートする。
暫くして、僅かなパン(トースト)の味も追加される。
なかなか旨い。
燃焼挙動は良好で、火は均一に燃え進む。
着火後の引き抵抗(ドロー)はやや重めだが、全く問題とはならない。
前回喫煙した”ゴールデン ショート”では、レーズンのフルーツ感を伴う酸味を感じたが、この葉巻では酸味らしい酸味は感じなかった。
ただ、全般を通して軽いほろ苦さを感じるのは、この葉巻シリーズ固有のものだろう。
1本1,300円のリーズナブル系葉巻にしては、悪くない。
1本の葉巻で、1時間の海外ドラマをしっかりと楽しむことが出来た。
今回喫煙した”クラシコ”葉巻シリーズのバンドロールは、前回喫煙レビューした”ドン・ドゥアルテ クラシコ カザドール”のものとは違い、艶の無い平坦な紙製であったため、製造時期が多少違うのかも知れない。
艶のある豪華な作りのバンドロールが巻かれている”カザドール”ビトラや、今現在販売している”ロブスト”ビトラの方が、良い味のようが気がしてならない。
そんなこともあり、本日、豪華な作りのバンドロールが巻かれている1本1,500円の”ドン・ドゥアルテ クラシコ ロブスト”を購入してしまった。
また、追記葉巻レビューで味の違いを報告したいと思う。
今回の葉巻独自5段階評価は、前回と同様の4.0/5点寄りの3.5/5点(クラシコ)とした。
喫煙時間約60分。


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