アロマ・デ・ニカ マデューロ 505/Aroma de nica Maduro 505

4.0
アロマ・デ・ニカ マデューロ 505/Aroma de nica Maduro 505 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 505 (ロブスト)/505 (Robusto)
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アロマ・デ・ニカ マデューロ 505/Aroma de nica Maduro 505

葉巻/シガー情報

ブランド名 アロマ・デ・ニカ
シリーズ名 マデューロ
ビトラ 505 (ロブスト)
葉巻の長さ 127mm (5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 19.8mm (50)
ラッパー 産地・品種情報見当たらず (マデューロ)
バインダー 産地・品種情報見当たらず
フィラー 産地・品種情報見当たらず
生産国 ニカラグア製
価格 1,600円 (2026年8月現在)

この”アロマ・デ・ニカ マデューロ 505/Aroma de nica Maduro 505”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回の葉巻/シガー喫煙レビューするのは、日本の葉巻輸入会社である”ヒロミエンタープライズ株式会社”が、自社とTLC(全国たばこショップリーダーズクラブ)の共同で開発を手掛けて、ニカラグアにて製造している葉巻である、”アロマ・デ・ニカ マデューロ 505/Aroma de nica Maduro 505”です。

葉巻製造国は”ニカラグア”となりますが、葉巻メーカー国は”日本”となる葉巻です。

この葉巻メーカーの葉巻としては、過去にマデューロ・バージョンでは無い”アロマ・デ・ニカ 505”を喫煙レビューしていますが、正直、私好みの味では無かったため、このマデューロ・バージョンの購入を躊躇していました。

さらに、価格もナチュラルのロブストが1本1,200円であるのに対して、このマデューロ版のロブストは1本1,600円という価格設定になっていたことも理由の一つです。

しかしながら、その価格差の分だけ良質なタバコ葉が使用できていると考えるなら、試してみる価値は十分にありそうです。

私の情報収集能力が足らないせいか、この葉巻の葉巻構成内容をネットから見つけ出すことが出来ませんでしたが、この葉巻に使用されているマデューロラッパーは、見た目と香りから推測するにエクアドル産ハバノ種のマデューロラッパーではないかと思っています。

さて、400円という価格差分の価値を感じ取ることが出来るかどうか、これから吸って確認してみることにしましょう!

それでは”アロマ・デ・ニカ マデューロ 505/Aroma de nica Maduro 505”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

産地・品種の情報は得られませんでしたが、マデューロ・ラッパーで巻かれた”アロマ・デ・ニカ マデューロ 505/Aroma de nica Maduro 505”は、ごく僅かに艶があるコロラドマデューロ色(茶褐色)をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、赤色の下地に筆記体の文字で”Aroma de nica”と書かれていて、その下に”50 MADURO”とリングゲージが記載されています。

葉巻を指で摘まんでみると、しっかりと硬く巻かれていますが、葉巻表層部には僅かな弾力性を備えています。

葉巻を香ってみると、芳香性は弱いですが、ごく僅かに牛舎系の香りがします。

この葉巻は、”自家製発酵器”により29日間熟成させた後、平均室内温度28℃・湿度68%に維持した自家製ヒュミドール内にて10日間の加湿・熟成を行っています。(計39日熟成)

葉巻喫煙を開始する7時間程前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移し、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ローストされた麦わらの味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分30秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

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※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、少し酸味寄りの爽やかさを伴う軽くローストされた杉の木の味からスタートする。

直ぐに、革と土といった一般的な味が追加される。

なかなか旨い。

私が考える、”ザ・ニカラグア”の味がする。

マデューロ版ではない”アロマ・デ・ニカ 505 ナチュラル”(1本1,200円)の葉巻よりも、この葉巻のマデューロ版の方がニカラグア産葉巻の典型的な味がする。

この葉巻のラッパーに使用されているタバコ葉は、味から推測するに”ニカラグア産ハバノ2000種サングロウン”ではないかと思う。

マデューロ発酵されたラッパーなのだろうが、ここ最近のニカラグア産葉巻は色が濃いラッパーが一般的になりつつあるため、この程度の色合いではサングロウン扱いとなるだろう。

ニカラグア産ハバノ2000種のラッパーが使用されていると考えれば、400円の価格差も納得だ。

それは当然の如く味にも反映され、濃厚な喫味が味わえる葉巻となっている。

喫煙開始15分時点で、背景にカカオ豆やコーヒー豆の風味が追加される。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)もミディアムと言ったところか。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔を刺激することのない適量のペッパー(白黒混合の胡椒)があることを確認する。

燃焼挙動は良好で、火入れ修正を必要とすることなく、火は均一に燃え進む。

着火後の引き抵抗(ドロー)は重くも軽くもなく、適切な吸引力でたっぷりの煙を口蓋に引き込むことが出来る。

副流煙の香りには、軽いカカオ豆の香りが含まれている。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

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喫煙開始から30分以降の中盤は、まず1回目の灰折りを行うことから始める。

灰はしっかりと形を保ったまま綺麗に折れる。

中盤の味は序盤の味を引き継ぎ、少し酸味寄りの爽やかさを伴うローストされた杉の木と土と革の味に、背景にあるカカオ豆やコーヒー豆の風味で吸い進む。

ここまでは嫌な苦みが鋭さを感じることは一切無く、吸い心地はとても良い。

この葉巻の喫味は過去に喫煙レビューした”ホヤ・デ・ニカラグア レッド”葉巻シリーズを彷彿とさせる。

吸い易さでは、この葉巻に軍配が挙がるかも知れない。

喫煙開始50分時点では、背景に微かだが小麦粉がパンに焼成される寸前の風味を検出する。

つまりは、完全なパンにまでは焼けていないが、小麦粉の生っぽい風味は無いということを意味している。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

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喫煙開始から60分以降の終盤は、まず2回目の灰折りを行うことから始める。

直ぐに、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

バンドロールは簡単、且つ、綺麗に剥がすことが出来る。

終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぐが、喫味が少々強くなり、ニコチン量も増してきたように思う。

だが、この時点でも嫌な苦み等の雑味は発生していない。

喫煙開始83分時点の、味が劣化し始めて体内にニコチンが蓄積されてきたと感じた段階で、喫煙を終了することとした。

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葉巻テイスティング総評

総評として、この”アロマ・デ・ニカ マデューロ 505/Aroma de nica Maduro 505”は、少し酸味寄りの爽やかさを伴う軽くローストされた杉の木と土と革の味に、鼻腔を刺激することのない適量のペッパー(白黒混合の胡椒)、背景にカカオ豆やコーヒー豆の風味と微かだが小麦粉がパンに焼成される寸前の風味が味わえる葉巻だと言える。

日本の葉巻メーカーが作った葉巻は多くはないが、今回喫煙した”アロマ・デ・ニカ マデューロ 505”は、今まで喫煙したの中では群を抜いて旨い葉巻であった。

まず第一に、喫味に嫌みが無いところがとても良く思えた。

私が考える”ザ・ニカラグア”と呼べるほどの味を呈してくれた。

もしこの葉巻がシガーアフィショナードで評価されることがあったなら、88ポイント~90ポイントは獲得できるだろう。

しかしなら海外市場では、この葉巻の場合、1本1,600円(≒10.80ドル)の販売価格で顧客を獲得するのは難しいため、1本8.00ドル程度に抑える必要はありそうだ。

私が考えるに、過去に喫煙レビューした”アロマ・デ・ニカ 505 ナチュラル”を基本の葉巻とするのではなく、今回喫煙した”アロマ・デ・ニカ マデューロ”を”アロマ・デ・ニカ サングロウン”と改名して基準葉巻とし、今までのナチュラルは名前はそのままにエクアドル産ハバノ種ラッパーからエクアドル産コネチカット種シェードラッパーに変更し、さらに”アロマ・デ・ニカ マデューロ”は”アロマ・デ・ニカ オスクロ”に名前を変更した上でダーク・ファイヤ・キュアード、又はダーク・エア・キュアードされたオスクロ色(黒褐色)のラッパーを纏わせるのが良いのではないかと考える。

販売ターゲット国は、アメリカだ。

コネチカット種シェードラッパーの葉巻には力を入れる必要は無いが、サングロウンはそのままに、そしてオスクロの見た目は真っ黒でぶっ倒れそうになるほどの強い喫味に仕上げるという算段だ。

兎に角、今現在販売している”アロマ・デ・ニカ 505 ナチュラル”は味の面から必要ないと考える。(失礼!)

今回喫煙した”アロマ・デ・ニカ マデューロ 505”のような世界に通用するような葉巻を垂直統合型葉巻メーカーとして作れるのであれば、いつしかシガーアフィショナードで評価され、世界に通用する日本の葉巻メーカーになることを願うばかりだ。

今回喫煙した”自家製発酵器熟成”された葉巻の葉巻独自5段階評価は、その喫味の良さから、4.0/5点を与えるに相応しい葉巻だと判断した。

喫煙時間

喫煙時間:85分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★☆☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★☆☆☆
コーヒー ★★☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
革 ★★★☆☆
土(素朴さ) ★★★☆
草(ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★☆☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★☆☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★★☆

葉巻重量

  • 購入時重量 11.97g
  • 自家製発酵器熟成後 11.87g (葉巻ヘッドカット後重量11.61g)
  • 加湿・熟成後重量 11.74g
  • ドライシング後重量 11.64g
  • △減少重量 (△減少割合) △0.10g (△0.85%)

ギャラリー

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