『アメリカンフェスティバル2014』本場アメリカの本格BBQを味わう!
2015/01/31
はたして、本場アメリカのBBQの味はどうなのか?
先日の2014年8月31日に東京都江東区の東京テレポート駅近くのシンボルプロムナード公園夢の広場にて開催された『アメリカンフェスティバル2014』に行ってきました。
コンセプトは『本場アメリカの機材を利用して作られた本格BBQを楽しもう!』とのことで、会場では多くの露店が立ち並び、アメリカでスタンダードとなっている料理を披露していました。
BBQ料理はテイクアウト料理としてそのスモーキーな香りから最も魅力ある商品メニューであると考えている私にとって、大変参考になるイベントです。
それではその料理のレビューをしていきたいと思います。
アメリカ本場のBBQとは、ポークを110℃~120℃程の低い加熱で10時間前後焼き上げる料理のことを指します。
長時間低い温度で加熱することにより、豚肩肉又は豚腕肉の塊(ブロック)はフォークで裂けるほど柔らかくなります。
また、肉の表面近くの内側の層には赤いラインが入ることも特徴。
それを確認することでその調理方法を守って作られていることを判断します。
上の写真は肉のかたまりを裂いたあとの状態ですが、ところどころ『赤み』を帯びていることがお分かりになりますでしょうか?
まさしく、アメリカ本格BBQを提供していくれているようです。
この裂いた状態のポーク(プルドポーク)と定番のコールスローサラダをバンズで挟み込んでいただくのが『プルド・ポーク・ハンバーガー』です。
肉はBBQする段階でパプリカやクミン等のスパイスや塩や砂糖などの調味料でしっかりと味付けされていますが、表面だけにしか調味されないため、BBQソースをプルドポークの上に掛けて供されます。
上の写真ではコールスローが邪魔をして?プルドポークやBBQソースの状態がわかりづらいかもしれませんが、このようなものがプルドポークハンバーガーであることを理解していただけるかと思います。
さて、お味の方はというと、
『そつなく美味い』???
アメリカ本場の本格BBQであることは見て分かりますが、アメリカ南部特有のクミンやパプリカなどのスパイス感が薄い。
ポークも柔らかく美味しいのですが、煮込んで裂いたポークとの違いもそれほど確認できませんでした。(※アンダーソン夏代さんの煮込んで作るプルドポークレシピを参照)
BBQソースも控えめに掛かっているため豪快さもありません。
味のほとんどがコールスローサラダに持って行かれてます。(^_^;)
またバンズも中国から冷凍状態で空輸されたようなものを解凍して使用しているような味であり、できれば鉄板で焼いて味を整えてから供してほしいとも感じました。
上記のことが日本でアメリカ南部スタイルの本格BBQが浸透しない理由なのだと実感いたしました。
長い時間と労力を要して作っても、日本人にはそれを味わうメリットが少ないのです。
実際に、会場の各露店ブースで一番の賑いを見せていたのが、塩・コショウで味付けされたシンプルなBBQステーキです。
その煙の香りで多くの人を惹きつけておりました。
アメリカ南部の味を味わってもらうという企画なら、できれば南部特有のBBQスパイスをまぶしてBBQするなど、それくらいのことはして欲しかったように感じます。
また、オリジナルBBQスパイスやオリジナルBBQソースの販売もしておりませんでした。
次にサイドメニュー。
マカロニ&チーズです。
アメリカでは『マックンチーズ』と省略されて呼ばれているほどポピュラーなサイド料理です。
こちら『そつないお味』です。(^_^;)
日本人にはチーズ感が強すぎてクドく感じることでしょう。
マカロニグラタンが主流の日本では、ベシャメルソースにチーズを加えて作ったほうがより美味く感じるかもしれませんね。
さらにオーブン等で焼き目をつけるほうがより魅力的です。
もちろん、本場のマックンチーズがこれなのですから何も疑いようがないのですが・・・。
次にベイクドビーンズ。
豆のトマト煮です。
材料には豆(白インゲン豆?)とベーコンが使用されていました。
何かしらの野菜が入っていたのですが、それが何かは分かりませんでしたが、スプリングオニオン(日本名=わけぎ)?的な香味野菜のように感じました。
味はトマトソースを強く感じることもなく、良い仕上がりだったのではないでしょうか。
チリコンカンと呼ばれるアメリカ南部のテクス・メクス料理との違いが私にはよく分かりません。(^_^;)
もっとスープ状のものもあるようですが、こちらはドロっとしているものとスープ状のものの中間的なものでありました。
アメリカンフェスティバル2014に行った感想
総じて、日本でアメリカ南部の本格BBQを浸透させるには商業的にも少々無理があるのではないかと思いました。
日本バーベキュー協会の催しも開催されておりましたが、こちらはアメリカ南部の本格BBQ調理方法を推進するものではなく、BBQをコミュニケーションのツールとしてもっと日本に浸透させようという趣旨のようです。
私も日本には日本人が受け入れるBBQ料理方法があると常々思っております。
そしてテクス・メクス、アメリカ南部を感じることができる味を醸し出す、『BBQソース』と『BBQスパイス』の浸透こそ、日本人に広めるべきことだと考えています。
みなさんもまずはアメリカ南部本場の味を知ることから始めてはみませんか?
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この記事を書いた人
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テイクアウト料理のメニューを考えて、作って、食べるのが趣味の、自称テイクアウト料理推進委員会代表。
テイクアウトに関わらず、飲食店で人気のある店や話題性のある店には必ず足を運びます。
繁盛している飲食店とそうでない飲食店の、傾向と対策を考えることも大好きな、立ち飲み酒場好きアラフィフ男です。(^_^;)
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