プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars

4.0
プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 スター (ロブスト)/Stars (Robusto)
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プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars

葉巻/シガー情報

ブランド名 プラセレス (Kuuts, LLC)
シリーズ名 レゼルバ
ビトラ スター (ロブスト)
葉巻の長さ 122mm (4.8インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 19.8mm (50)
ラッパー ニカラグア産 ハバノ種
バインダー コスタリカ産
フィラー ホンジュラス産 & ニカラグア産
生産国 ホンジュラス製
価格 800円 (2025年4月現在)

この”プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、ホンジュラスの”コンパニア・ホンデュレーニャ・デ・タバコス/Compania Hondurena de Tabacos”の葉巻会社”クーツ/Kuuts, LLC”が販売する葉巻シリーズからの1本である、”プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars”です。

”コンパニア・ホンデュレーニャ・デ・タバコス”は、21世紀初頭からヨーロッパ向けの葉巻を製造していましたが、2013年からは”クーツ”葉巻会社として本格的にアメリカへの進出を開始し、今回喫煙レビューする”プラセレス レゼルバ”を始め、”ミロ”や”タバカレラ サパタ”等の葉巻ブランドの販売を開始しました。

今回喫煙する”プラセレス レゼルバ”や”ミロ”は、葉巻販売店で格安な価格で販売していたため、葉巻趣味を始めた当初からその存在は知っていましたが、あまり興味を持つことなく今現在に至っています。

その大きな理由は、葉巻趣味を始めた当初に”ミロ”を喫煙して、とても不味いと感じたことが大きく影響しているようです。(^^;)

しかしながら、その当時は葉巻管理の方法を全く知らなかったことから、葉巻が過加湿、又は過乾燥、さらにドライシング不実行ということが理由で不味い葉巻に感じたのだと思っています。

今回はそのリベンジとして、”クーツ”が販売する別葉巻ブランドとなる、”プラセレス レゼルバ”を試してみることにしました。

この格安葉巻ブランドの葉巻は、本当はどのような味がするのか、しっかりと葉巻管理を実施した上でその真偽を確かめてみたいと思います。

それでは、”プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1

まずは外観から見ていきましょう。

ニカラグア産 ハバノ種のラッパーで巻かれた、”プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars”は、コロラド色(茶色)~コロラドマデューロ色(茶褐色)をしていて、葉巻表面には適度な艶があり、格安葉巻でありながら程々に美しい仕上がりとなっています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、銀色で装飾された黒色と茶色の下地に、白色の文字で”PLACERES”という葉巻ブランド名と、銀色の文字で”RESERVA”という文字が記載されています。

葉巻を指で摘まんでみると、適度にしっかりと巻かれてはいますが、葉巻表層部には適度な弾力を備えています。

葉巻ボディからは、ごく軽い牛舎系の香りがします。

この葉巻は、平均室温24℃・湿度64%に維持した自家製ヒュミドール内にて、44日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する7時間半前に、湿度43%のシリカゲル入り葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、僅かなロースト感を伴う麦わらの味がして、引き抵抗は重くも軽くも無く、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分20秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、酸味に近い爽やかさを伴うローストした杉の木の味からスタートする。

最初の一服目で感じたその味は、オリバ社製葉巻の味そのものだ!

直ぐに、少量の革と土の味が追加される。

背景には、杉の木の樹液の甘酸っぱさのようなものがある。

旨い!

私はオリバ社製葉巻の味をあまり得意とはしていないが、この価格(ヨーロッパ価格€2.40≒384円)でこのオリバ社製葉巻に酷似した味を実現するとは、恐れ入った。

私はこの葉巻のことを完全にナメていたようだ。

オリバ社製の”オリバ セリー V メラニオ”葉巻シリーズが好きな諸氏は、この”プラセレス レゼルバ”葉巻シリーズが、1/3以下の価格で購入できる完璧な代替葉巻となることだろう。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、少し鼻腔を刺激する適量のペッパー(白胡椒?)があることを確認する。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)もミディアムと言ったところか。

着火後の引き抵抗(ドロー)は重くも軽くも無く良好で、適度な吸引力でしっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。

燃焼挙動は良好で、ボックスプレスの葉巻ながら、火は比較的均一に燃え進む。

プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から25分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行うことから始める。

中盤の味は序盤の味を引き継ぐが、カカオ豆の味が追加され、背景にはトースト(パン)の風味も追加される。

現時点までは、安葉巻にありがちな苦みや鋭さとは無縁の葉巻と言えるだろう。

副流煙の香りは、ローストしたオーク材の香ばしい香りがする。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から50分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始めるが、うっかり葉巻を失火させてしまったため、再火入れ作業も同時に行う。

終盤の味は、序盤・中盤の味を引き継ぐが、少しロースト感が増してきているようだ。

喫煙開始60分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

バンドロールは少し粗い付け方だが、ラッパーを破損させることなく剥がすことが出来る。

喫煙開始65分時点で、少しの苦みを感じ始めるが、まだまだ問題と呼べるレベルの苦みではない。

喫煙開始80分時点では、流石に安葉巻らしく、味の劣化が顕著になる。

喫煙開始84分の時点で、自然失火させてしまったこともあり、この辺で喫煙を終了することとした。

プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”プラセレス レゼルバ スター/Placeres Reserva Stars”は、酸味に近い爽やかさを伴うローストした杉の木と少量の革と土とカカオ豆の味に、鼻腔を少し刺激する適量のペッパー(白胡椒)、背景に杉の木の樹液の甘酸っぱさや少し焦がし気味にトーストしたパンの風味が味わえる葉巻だと言える。

正直言って、私はこの葉巻のことを完全に見くびっていた。

吸う前から絶対に不味い葉巻だと、信じて疑わなかった。

この葉巻を喫煙する前日には、”明日は不味い葉巻のレビューか、仕方ない…。我慢して吸うことにしよう…。”と、思っていたほどだ。

実際には、”セリー V メラニオ”葉巻シリーズと殆ど変わらない味を楽しめるとは、知る由も無かった。

だが、価格が価格だけに、喫煙開始70分以降からは味の劣化と少しの苦みが顕著になり始めるが、それは致し方ないことだと考える。

喫煙中は”オリバ セリー V メラニオ ロブスト”を吸っていると勘違いする程だった。

きっと目隠しでのブラインド・スモーキングでこの葉巻を吸ったなら、多くの人が”オリバ セリー V メラニオ ロブスト”を吸っていると勘違いするだろう。

元々私はオリバ社製葉巻の味はあまり好みではないが、オリバ社の葉巻が好きな諸氏であるならば、この葉巻は、即、購入すべき葉巻の1本だと思う。

この葉巻を製造・販売している”クーツ社/Kuuts, LLC”の他の葉巻として、”エセンシア・デ・カリブ ショートロブスト”(1本500円)を今現在、自家製発酵器に仕掛けて熟成中であるため、その葉巻も喫煙してみるのが楽しみだ。

この葉巻の葉巻独自5段階評価は、格安葉巻であるにも関わらず、オリバ社製葉巻の喫味を味わえることが出来ることを鑑みて、4.5/5点寄りの4.0/5点とした。

参考までに、この”プラセレス レゼルバ/Placeres Reserva”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて87ポイント~90ポイントという高評価を得ており、この葉巻シリーズの”スター”(ロブスト)ビトラは、ランク外となっています

喫煙時間

喫煙時間:84分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★☆☆☆
コーヒー(苦み含む) ★★☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★☆☆☆
土(素朴さ) ★★★☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★☆☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★★☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★★☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 -
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €4.60 (1ユーロ160円換算にて736円)
  • 日本国内価格 ¥800 (参考日本販売価格倍率1.09倍)

葉巻重量

  • 購入時重量 11.01g
  • 加湿・熟成後重量 11.20g (葉巻ヘッドカット後重量11.10g)
  • ドライシング後重量 11.03g (葉巻ヘッドカット後)
  • △減少重量 (△減少割合) △0.07g (△0.63%)

ギャラリー

追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2025/11/30

今回が3本目となる、”プラセレス レゼルバ スター”(自家製発酵器熟成)を喫煙する。

今回喫煙する葉巻は、”自家製発酵器内密封熟成”方法で29日間葉巻を熟成させ、その後、平均室温20℃・湿度65%の自宅ヒュミドール内にて7日間加湿・熟成させている。(計36日間熟成)

喫煙前に8時間ほど、湿度46%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行う。

ドライシング前に8.13g(カット後)あった葉巻重量は、ドライシング後には8.08gに減少し、全体重量の0.62%という適切な葉巻内包湿度が減少したことを確認してから喫煙を開始する。

着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約2分半かけて着火する。

自宅リビングソファーにて、2023年5月からApple TV+にて配信が開始されたアメリカのディストピアSFドラマである”サイロ/Silo”のシーズン2第3話を見ながら喫煙する。

このドラマは、”レベッカ・ファーガソン”が主演を務める他、”ティム・ロビンス”や”ウィル・パットン”等の有名俳優も出演している。

シーズン1は既に見終えているが、話の展開が遅く、途中で見るのを止めようかと思ったが、最終話でやっと話が前に進んだため、仕方なく(?)シーズン2も見始めることにした。

良いドラマかは定かではないが、もう少し話の展開スピードを速めるか、謎に対する答えをもっと小出しにして欲しいものだと考える。

ま、そんなどうでもよい話はさておき、早速、葉巻レビューに入りたい。

序盤は、”カビ臭”を伴う土の味からスタートする。

背景には、リコリス(甘草)と小麦(粉)の風味がある。

悪くない喫味だが、味の主体は土の味由来の”カビ臭”であるため、好き嫌いは分かれるだろう。

前回喫煙したこの葉巻と、ほぼ同じ喫味と言って良いだろう。

前回の喫煙で、この葉巻は”自家製発酵器熟成”しないようが良い喫味だと言ってるにも関わらず、何故かまた自家製発酵器に仕掛けてしまって、カビ臭メインの味の葉巻にしてしまった。

次回からは、通常の加湿・熟成を行ってから喫煙しようと反省する。

”カビ臭”も嫌いでは無いのだが、普通に保管して喫煙すれば、また1本目のようにパンの味も味わうことが出来るだろう。

今回の”自家製発酵器熟成”された葉巻の葉巻独自5段階評価は、カビ臭に飽きたとは言え、良い喫味であることに変わりないことから、前回と同様の4.0/5点を与えることとした。

喫煙時間50分。

追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2025/6/29

今回で2本目となる、”プラセレス レゼルバ スター”(自家製発酵器熟成)を喫煙する。

今回喫煙する葉巻は、31日間自家製発酵器内で熟成させた後、平均室温28℃・湿度70%の自宅ヒュミドールにて5日間加湿・熟成させたものを吸う。

喫煙前に6時間ほど、湿度54%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行い、全体の0.55%の適切と言える葉巻内包湿度が減少していることを確認してから喫煙を開始する。

着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約4分かけて着火する。

自宅リビングソファーにて、2023年にNetflixにて配信されたアメリカ映画である”REBEL MOON: パート1 炎の子/Rebel Moon: Part One – A Child of Fire”を見ながら喫煙する。

この映画にはとむ・クルーズ主演の”ザ・マミー/呪われた砂漠の王女”に出演していた”ソフィア・ブテラ”が主演を務め、”ジャイモン・フンスー”や”チャーリー・ハナム”等の有名俳優も出演している。

この手の映画はあまり得意ではないが、”マン・オブ・スティール”等の映画を監督している”ザック・スナイダー”が監督・脚本を担当していることから、見て損はないと考え視聴する。

悪くない映画だ。

パート2も見てみようと思える映画だった。

ま、そんな話はさておき、早速、葉巻レビューに入りたいと思う。

序盤は、爽やかさを伴う杉の木と土の味からスタートする。

土の味には、良い意味でごく僅かな”カビ臭”が含まれている。

直ぐに、僅かなカカオ豆の味が追加される。

背景には、杉の木の樹液を思わせる甘さやカカオ豆の甘さがある。

暫くすると、リコリス(甘草)やクローブやナツメグ等のスパイスの風味が追加される。

1本目に喫煙した”自家製発酵器熟成”していない味と比べると、酸味が抑えられていて、ごく僅かな”カビ臭”を含む土の味を主体とした葉巻に変貌していることに驚いた。

この味は、”オリバ セリー V メラニオ”葉巻シリーズの味というよりは、ドミニカ共和国産ピロト・クバーノ種のタバコ葉の味を彷彿とさせる葉巻の味だ。

強いて、似た味の葉巻を挙げるとするならば、”ラ・ガレラ”葉巻ブランドの味だろうか。

”自家製発酵器熟成”を行うことで、これほどまでに味が変化するとは驚きだ。

どちらが好きな味かと問われれば、どちらもそれぞれの良さがあるため甲乙付け難いが、今回はパンの味が感じられなかったことから、前回の葉巻の方が僅かに勝っているかも知れない。

喫煙開始70分以降からは多少の苦みを含むようになり、最終的な喫煙時間も87分であったことは、自家製発酵器熟成されていない1本目と同様の結果と言えるだろう。

この葉巻は格安系(リーズナブル系)葉巻と言えるが、ラッパーにはニカラグア産ハバノ種が使用されており、個人的にはエクアドル産ハバノ種よりも強い風味が得られる素晴らしいタバコ葉だと捉えていることもあり、”自家製発酵器熟成”してもしなくても、この価格でよくこの味を実現できるものだと感心させられる。

今回の自家製発酵器熟成された葉巻の葉巻独自5段階評価は、パンの味を検出することが出来なかったことから、前回と同様の4.5/5点寄りの4.0/5点から、4.0/5点そのものとすることとした。

喫煙時間87分。

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