ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva

4.5
ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 コロナビバ/Corona Viva
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ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva

葉巻/シガー情報

ブランド名 アンダークラウン by ドリュー・エステート
シリーズ名 アンダークラウン マデューロ
ビトラ コロナビバ (グランコロナ)
葉巻の長さ 127mm (5.625インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 18.3mm (46)
ラッパー メキシコ産 サンアンドレス種 マデューロ
バインダー アメリカ合衆国コネチカット州産 ハバノ種
フィラー ブラジル産 マタフィナ種 & ニカラグア産 ハバノ種
生産国 ニカラグア製
価格 1,870円 (2026年9月現在)

この”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、過去に喫煙して葉巻独自5段階評価に於いて、4.5/5点を叩き出した、”ドリュー・エステート ヘレーラ・エステリ ハバノ ショートコロナゴルダ/Drew Estate Herrera Esteli Habano Short Corona Gorda”と同じ葉巻メーカーが製造・販売する、”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva”です。

この葉巻は、過去に喫煙レビューした”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ”葉巻シリーズの人気が著しく高かったため、製造が間に合わないことからその代替え葉巻として製造されたのだと認識していましたが、ある別の話では、タバコ工場の葉巻職人たちが仕事中にリガ・プリヴァーダばかりを吸っていたことに管理者が腹を立て、取引量が減ってしまうことを理由に止めるよう指示したところ、それに反発した葉巻職人たちが自分たちでリガ・プリヴァーダの代替え葉巻を作り出したという話もあるようです。

その真偽は分かりませんが、兎に角、この”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ”葉巻シリーズは、リガ・プリヴァーダの代替え葉巻として機能するように作られていることに間違いはありません。

過去に、この葉巻シリーズの1本となる”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ フライングピッグ”は喫煙レビュー済みですが、その特異な形状から、この葉巻シリーズ本来の味が発揮出来ていなかったように思います。

それと比べて、今回喫煙する葉巻は”コロナ”ビトラと言う伝統的な葉巻サイズであることから、この葉巻本来の良さが味わえると考えています。

これからこの葉巻を吸ってみて、その真偽を確かめてみたいと思います!

参考までに、1996年に創業した、新進気鋭の葉巻メーカーである”ドリュー・エステート”は、旧世界貿易センタービル内の小さな葉巻店(5㎡≒3畳)からスタートします。

”ジョナサン・ドリュー/Jonathan Drew”と”マービン・サメル/Marvin Samel”の2人は、他社葉巻工場に葉巻製造を外注するのではなく、なんとしても、自分たちの工場を持ち、自分たちで葉巻を作り、自分たちのやり方で物事を進めたいという夢があったようです。

1999年には、葉巻製法の伝統を覆す、植物エキス、ハーブエキス、そしてエッシェンシャルオイル等をロングフィラーに注入したフレーバー付き葉巻である、自社製造葉巻”ACID”を発売して、一躍スターダムにのし上がります。

今現在では、ニカラグア最大規模の”ラ グラン ファブリカ ドリュー エステート/La Gran Fabrica Drew Estate”葉巻工場をニカラグアに持ち、毎日94,000本の葉巻を製造する一大葉巻メーカーとなっています。

それでは、”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva”(日本での財務省登録名称は”Drew Estate Undercrown Corona Viva”)葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

メキシコ産 サンアンドレス種 マデューロのラッパーで巻かれた、”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva”は、コロラドマデューロ色(茶褐色)~マデューロ色(褐色)をしていて、葉巻表面は僅かに脂を含んだ鈍い艶を持つ、無骨ながら美しい外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は2本あり、葉巻フット側の1本は、”MADURO”と書かれていて、メインのバンドロールには、”アンダークラウン マデューロ”葉巻シリーズのマークである、王冠を被ったライオンの絵が、紺色と金色を使用して描かれています。

葉巻を指で摘まんでみると、全体的にかなり硬めに巻かれていることが分かります。

葉巻ボディからは、強い牛舎系のとても良い香りがします。

この葉巻は、平均室温27℃・湿度71%に維持した自家製ヒュミドール内にて、57日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する8時間前から、葉巻を湿度54%に保たれたシリカゲル(乾燥剤)入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、深くローストされたコーヒー豆の味がして、引き抵抗は僅かに重めですが、良好と言えるでしょう。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分40秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、爽やかさとロースト感を伴うオーク材とコーヒー豆の味からスタートする。

最初の一服目から旨い。

その旨さは、唯のメキシコ産サンアンドレス種ラッパーを纏った葉巻の味ではなく、他の味が混ざり合わさっていることからそう感じる。

それは正しく、ブラジル産マタフィナ種の味だ!

この葉巻シリーズを始めて吸ったときは葉巻趣味を始めたばかりであったことに加えて、フライングピッグという特殊な形状をした葉巻だったこともあり、その当時は知る由もなかったことだが、今現在では私が”鉄壁の組み合わせ”と考えているメキシコ産サンアンドレス種とブラジル産マタフィナ種の組み合わせにより、この葉巻は素晴らしい味を実現している。

だが、出来ればマタフィナ種のタバコ葉がバインダーに使われていたなら、尚良かったように思う。

喫煙開始15分時点で、背景にウイスキー・オーク樽の風味が追加される。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔を僅かに刺激する適量のペッパー(白黒混合の胡椒)があることを確認する。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)はミディアム~ミディアムフルと言ったところか。

燃焼挙動は良好で、火入れ修正を必要とすることなく、火は均一に燃え進む。

着火後の引き抵抗(ドロー)は僅かに重めだが、軽く吸うだけでたっぷりの煙を口蓋に引き込むことが出来る。

副流煙の香りには、カカオ豆の香りが含まれている。

喫煙開始28分時点で、不意に灰を膝に折り落してしまう。

ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から30分以降の中盤は序盤の味を引き継ぐが、少量の土とカカオ豆の味と、背景にごく僅かだが良く焼いて焦がしたトーストの風味が追加される。

だが、トーストの風味は爽やかさの中に隠れてしまっているため、検知することが難しい。

その爽やかさはカルダモン由来の風味と言えるだろう。

この時点でやっと気付いたのだが、この葉巻はスパイスの爽やかな風味に溢れている。

カルダモンを始めとした、クローブやフェンネル等のミックス・スパイスの爽やかさを特徴とした葉巻と言って間違いない。

ロースト感と爽やかさという、相反する2つの味が両立した葉巻と言えるだろう。

喫煙開始51分時点で、不意に葉巻を失火させてしまったため、一旦灰折りをしてからの再着火を試みる。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から60分以降の終盤は序盤・中盤の味を引き継ぎ、嫌な苦みや鋭さを感じることなく吸い進めることが出来る。

この葉巻は”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9”シリーズの代替え葉巻として作られたものだが、この葉巻の喫味は過去に喫煙レビューした”A.J. フェルナンデス ベジャス アルテス マデューロ”シリーズの代替え葉巻としても機能するように思う。

勿論、その葉巻ほど複雑でもなく心地良い喫味でもないが、価格差を考えると致し方ないことだろう。

だが、私が考えるサンアンドレス種とマタフィナ種の”鉄壁の組み合わせ”理論が証明できたようで、とても嬉しい。

この”鉄壁の組み合わせ”としては、コロホ種とクリオロ種の組み合わせが素晴らしい味を実現することは多くの人が理解していると認識しているが、サンアンドレス種とマタフィナ種の組み合わせに関しては、まだ認識が乏しいのではないだろうか?

事実、その組み合わせを実施している葉巻はまだ少ない。

今後は多くの葉巻でこの”鉄壁の組み合わせ”を実施した葉巻が現れてくることだろう。

喫煙開始78分時点で、実質3回目の灰折りを行う。

喫煙開始85分時点で、少しの苦みを舌に感じ始める。

喫煙開始88分時点の、少しの苦みと少しの劣化が確認された段階で、喫煙を終了することとした。

ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ/Drew Estate Undercrown Maduro Corona Viva”は、爽やかさとロースト感を伴うオーク材とコーヒー豆と少量の土とカカオ豆の味に、鼻腔を僅かに刺激する適量のペッパー(白黒混合の胡椒)、背景にウイスキー・オーク樽とカルダモンを始めとした爽やかなミックス・スパイスの風味に、ごく僅かだが良く焼いて焦がしたトーストの風味が味わえる葉巻だと言える。

久しぶりに喫煙したこの”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ”シリーズは、以前に喫煙した”フライングピッグ”ビトラでは感じ取ることが出来なかった素晴らしい味を体感することが出来た。

まだ葉巻趣味を始めたばかりの頃に喫煙したことと、フライングピッグという特殊な形状から喫味が異なっていたことが重なり、その当時は知る由もなかったが、今現在私が考えるサンアンドレス種とマタフィナ種の”鉄壁の組み合わせ”が功を奏したと言える、良い例だと思う。

これは、まだまだ使用例が少ないマタフィナ種のタバコ葉が素晴らしいということではない。

現に、ブラジル産マタフィナ種のラッパーを纏ったことを売りにしている”A.J. フェルナンデス ディアス デ グロリア ブラジル ロブスト”では、それほどの良さを感じ取ることが出来ていない。

フィラーにメキシコ産サンアンドレス種のタバコ葉が配合されてたならば、もっと高い評価が出来ていたことだろう。

今回喫煙した”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ コロナビバ”は、1本1,870円というリーズナブルな価格であることから、流石に”A.J. フェルナンデス ベジャス アルテス マデューロ”シリーズと同等の喫味とまではいかないものの、高いコストパフォーマンスを実現した素晴らしい葉巻と言えるだろう。

今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、高いコストパフォーマンスを実現していることから、4.0/5点点寄りの4.5/5点とすることとした。

参考までに、この”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ/Drew Estate Undercrown Maduro”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、87ポイント~91ポイントという評価を得ており、この葉巻シリーズの”コロナビバ”ビトラは、87ポイントの評価となっています。また、”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ チャーチル”は、2017年の葉巻トップ25(91ポイント25位)に輝いています。

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喫煙時間

喫煙時間:90分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★★☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★★☆☆
コーヒー(苦み含む) ★★★☆☆
トースト(パン・穀物) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★☆☆☆☆
土(素朴さ) ★★☆☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★☆☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★★☆

世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $9.20 (1ドル148円換算にて1,361円)
  • ヨーロッパ圏内参考価格 -
  • 日本国内価格 ¥1,870 (参考日本販売価格倍率1.37倍)

葉巻重量

  • 購入時重量 11.58g
  • 加湿・熟成後重量 11.47g (葉巻ヘッドカット後重量11.28g)
  • ドライシング後重量 11.19g
  • △減少重量 (△減少割合) △0.09g (△0.80%)

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