タトゥアヘ コホヌ 2003/Tatuaje Cojonu 2003
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | タトゥアヘ |
| シリーズ名 | セレクシオン デ カサドール・マイアミ |
| ビトラ | トロ |
| 葉巻の長さ | 165.1mm (6.5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 20.6mm (52) |
| ラッパー | エクアドル産 ハバノ種 |
| バインダー | ニカラグア産 |
| フィラー | ニカラグア産 |
| 生産国 | アメリカ合衆国製 (ニカラグア製?) |
| 価格 | 3,100円 (2025年10月現在) |
この”タトゥアヘ コホヌ 2003/Tatuaje Cojonu 2003”の葉巻/シガー喫煙レビュー
この葉巻は、元ヘヴィメタルバンドのベースギタリストの経歴がある”ピート・ジョンソン/Pete Johnson”と、ペッパーが効いた葉巻を提供することで有名な”マイ・ファーザー/My Farther”葉巻ブランドの”ドン・ペピン/Don Pepin”の2人が協力して生まれた、”タトゥアヘ/Tatuaje”葉巻ブランドからの1本である、”タトゥアヘ コホヌ 2003/Tatuaje Cojonu 2003”です。
この葉巻は、過去に喫煙レビューした小さな葉巻である”タトゥアヘ ペティカサドレス”と同じカテゴリーとなる”セレクシオン デ カサドール”に分類される葉巻シリーズであり、薄茶色の下地に白文字で”Tatuaje”と記載されたバンドロールが巻かれていることで見分けることが出来ます。
この”コホヌ/Cojonu”シリーズには幾つかのバージョンが存在し、今回喫煙レビューする”コホヌ 2003”を始め、”コホヌ 2006”、”コホヌ 2009”、”コホヌ 2012”が存在し、年数は製造された年ではなく、ブレンドされた年を表しています。
タトゥアヘの公式Webサイトによると、アメリカ合衆国マイアミにある”エル・レイ・デ・ロス・ハバノス/El Rey de los Habanos”(マイファーザーの工場)で巻かれていることになっていますが、今現在はニカラグアの工場で製造されている可能性もあるようです。
今回喫煙レビューする”タトゥアヘ コホヌ 2003”は、喫味の強さを特徴とするドン・ペピン・シガーズが製造するタトゥアヘの葉巻であり、見るからに”決して初心者の方は手を出してはいけません!”と、言われているような風貌をしています。
しかしながら、過去に喫煙した”タトゥアヘ ペティカサドレス”と同程度のニコチン量であるならば、それが大きくなっただけですので、1時間30分程度で喫煙を終えることが出来ればヤニクラになることもないように思えます。(2時間以上喫煙したら、きっとヤニクラに陥ることでしょう(^^;)
ニコチンがとても強そうな葉巻ですが、その分、風味も芳醇であることが予想出来るため、どのような味を提供してくれるのか、これから喫煙するのが楽しみです!
それでは、”タトゥアヘ コホヌ 2003/Tatuaje Cojonu 2003”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
エクアドル産 ハバノ種のラッパーで巻かれた、タトゥアヘ コホヌ 2003/Tatuaje Cojonu 2003”は、、マデューロ色(褐色)~オスクロ色(黒褐色)をしていて、葉巻表面は全体的にマットな仕上がりですが少しの鈍い艶を持った、とても美しい外観をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は2本あり、サブバンドロールは金色と黒色が使われた中に”Cojonu 2003”と記載され、メインバンドロールは薄茶色の中に”セレクシオン デ カサドール”葉巻シリーズの証である”Tatuaje”の文字が描かれています。
葉巻を指で摘まんでみると、葉巻表層部にごく僅かな弾力は備えているものの、全体的にかなり硬めに巻かれています。
葉巻ボディからは、とても強い牛舎系の良い香りがします。
この葉巻は、平均室温24℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて、51日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する8時間前から、葉巻を湿度44%に保たれたシリカゲル(乾燥剤)入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ロースト感を伴う濃厚な麦わらの味がして、引き抵抗は少し重めですが、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約3分30秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、僅かな酸味が含まれる重厚なナラの木(オーク材)の味からスタートする。
予想していた通りの、とても濃厚な煙が口蓋を満たす。
直ぐに、革と土の味が追加される。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔を刺激することの無い繊細なペッパー(黒胡椒)がたっぷり含まれていることが分かる。
副流煙の香りは、甘く香ばしい香りがする。
ストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)はミディアムフルと言ったところだが、終盤に近づくにつれて、より強くなっていくことが予想される。
燃焼挙動は良好で、最低限の火入れ修正のみで済ますことが出来そうだ。
着火後の引き抵抗(ドロー)は多少重めだが、ゆっくりと煙を吸い込むことで、たっぷりの煙を口蓋に引き込むことが出来る。
流石、エル・タイタン・デ・ブロンズ製の良く出来た葉巻だ!
前回喫煙レビューした”エル・タイタン・デ・ブロンズ レデンプション マイウェイ トロ”と比べると、ナチュラル・ラッパーとマデューロ・ラッパーの大きな違いがあるにも関わらず、喫味に関しては多くの共通点を見いだせる。
旨い!
だが、私には少し喫味が重すぎるだろうか…。
この葉巻シリーズの小さなビトラとなる”タトゥアヘ ペティカサドレス”なら、その小ささから重厚な煙であっても問題なかったのだが、”トロ”ビトラ以上に大きいこの葉巻の場合は優に2時間以上は喫煙出来るため、最後まで私の体が耐えられるか、とても不安だ。
喫煙開始30分時点で、1回目の灰折を行う。
灰は適度な感触と共に、綺麗に折ることが出来る。
喫煙開始35分時点で、ローストされたカカオ豆の味が追加されると共に、背景にはカカオ豆90%の甘さの無いビターチョコレートの風味を感じ始める。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から45分以降の中盤は、序盤の味を引き継ぎ、僅かな酸味が含まれる重厚なナラの木(オーク材)と革と土の味を主体に、背景にカカオ豆90%の甘さの無いビターチョコレートの風味を感じながら吸い進む。
予想に反して、喫煙時間60分時点になっても、ストレングス(ニコチン量)が強くなることは無く、序盤と変わらぬ喫味で吸い進めることが出来る。
この葉巻にはエクアドル産ハバノ種のラッパーが使用されているが、その色合いからマデューロ発酵させているか、又はダーク・エア・キュアードの乾燥工程を経ているかのどちらかだと推測するが、色味からはニコチンを多く含んでいそうなイメージがあるものの、実際にはその発酵又は乾燥工程を経ていることで、案外ニコチンが放出されている可能性もあるようだ。
だが、フレーバー(風味)はとても重厚であることに間違いは無い。
喫煙時間63分時点で、2回目の灰折を行う。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から90分以降の終盤は、序盤・中盤の味を引き継ぐが、ロースト感が追加され、煙の重厚さがより増してくる。
喫煙開始105分時点で、3回目の灰折を行う。
喫煙開始120分時点で、サブバンドロール(シガーリング)を剥がす。
サブバンドロールは簡単、且つ、綺麗に剥がすことが出来る。
喫煙開始122分時点では、ごく僅かな苦みが発生し始め、この重厚な煙がより重い煙となってくる。
喫煙開始130分時点での、ニコチン量は序盤から増えることは無いのだが、既に煙には少しの苦みが追加されていることもあって重厚に成り過ぎていることから、この辺で喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”タトゥアヘ コホヌ 2003/Tatuaje Cojonu 2003”は、僅かな酸味が含まれる重厚なナラの木(オーク材)と革と土の味に、鼻腔を刺激することの無いたっぷりの繊細なペッパー(黒胡椒)、背景にカカオ豆90%の甘さの無いビターチョコレートの風味が味わえる、とても濃厚でありながらニコチン量はそれほど多くない、良く出来た作りの葉巻だと言える。
この葉巻を喫煙する前までは、とても強いニコチンにやられてしまうのではないかと危惧したが、それは全くの杞憂であった。
フレーバー(風味)はミディアムフルで強めだと言えるが、ストレングス(ニコチン量)は全般を通してミディアム~ミディアムフルであり、終盤になっても強くなることが無い葉巻であることに救われた。
この葉巻は、マイアミのリトル・ハバナにある”エル・タイタン・デ・ブロンズ”で作られていているという情報と、ニカラグアにある”マイファーザー”の工場で作られているという情報の2つがあり、どちらが正しいか分からなかったが、喫煙してみることで、この葉巻は間違いなく”エル・タイタン・デ・ブロンズ”で作られている葉巻だと確信した。
全く違う色味のラッパーで巻かれているため、味こそ同じとは言えないが、”喫味”と”作り”に関しては似通ったところが沢山あることからそう判断した。
良く出来た葉巻だ。
ただ、私には少し重厚すぎるところがあり、”ロブスト”ビトラであったなら問題は無かったのだろうが、”トロ”ビトラよりも太いリングゲージを持つこの葉巻は、私には大きすぎて吸い疲れを起してしまいそうになった。
そう言えば、最近は大きな葉巻ばかりが店頭に並んでおり、同一葉巻シリーズ内で”ロブスト”ビトラをチョイス出来ないことが多々あることに悲しくなる。
葉巻輸入代理店や葉巻販売店にとっては、大きい葉巻の方が少しばかりは粗利が多くなるだろうし、若い方にとっては大きい葉巻を吸っている方が”格好良い”という観点から、売れ行きが良いことも分かってはいるのだが、出来れば葉巻購入時に”ニューワールドシガー”(非キューバ産葉巻)の基本サイズとなる”ロブスト”ビトラは、是非、外すことなく販売して頂きたいと願うばかりだ。
ま、今回喫煙レビューした”タトゥアヘ コホヌ 2003”は、ワンサイズしかないため嘆いても致し方無いのだが…。
今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、個人的には重厚すぎる感はあったものの、上質な味を終盤まで味わえたことから、4.5/5点を与えるに相応しい葉巻だと判断した。
参考までに、この”タトゥアヘ コホヌ 2003/Tatuaje Cojonu 2003”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、89ポイント~90ポイントという高い評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:130分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★★★☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★☆☆☆ |
| コーヒー | ★☆☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★★☆ |
| 革 | ★★★☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★☆☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $16.00 (1ドル148円換算にて2,368円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €15.70 (1ユーロ160円換算にて2,512円)
- 日本国内価格 ¥3,100 (参考日本販売価格倍率1.27倍)
葉巻重量
- 購入時重量 19.03g
- 加湿・熟成後重量 19.16g (葉巻ヘッドカット後重量18.89g)
- ドライシング後重量 18.77g
- △減少重量 (△減少割合) △0.12g (△0.64%)


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