エッセンツェ トラディション ショートパナテラ/Essenze Tradicion Short Panatella
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | エッセンツェ (コンチネンタル・タバコ・グループ) |
| シリーズ名 | ドラディション |
| ビトラ | ショートパナテラ |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 15.1mm (38) |
| ラッパー | エクアドル産 ハバノ種 |
| バインダー | ニカラグア産 (&エクアドル産?) |
| フィラー | ニカラグア産 (ペルー産?) & エクアドル産 & アメリカ合衆国産 |
| 生産国 | ドミニカ共和国製 |
| 価格 | 1,500円 (2026年2月現在) |
この”エッセンツェ トラディション ショートパナテラ/Essenze Tradicion Short Panatella”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、ハンガリーの”コンチネンタル・タバコ・グループ/Continental Tobacco Group”がドミニカ共和国で製造している葉巻ブランド”エッセンツェ”からの1本である、”エッセンツェ トラディション ショートパナテラ/Essenze Tradicion Short Panatella”です。
正直な話、この葉巻ブランドには何の興味も無いまま購入してしまいました。
ちょっとした気の迷いとでも言いましょうか…。(^^;)
価格もリーズナブルですし安心のドミニカ共和国産ですので、問題がある葉巻では無いと思いますが、それほど旨い葉巻では無いことも確かなようです。
この葉巻を購入後、少しネットで情報収集してみましたが、この”エッセンツェ”葉巻ブランドのセールスポイントは、10年間熟成されたドミニカ共和国産のタバコ葉がフィラーに使用されていることにあるようです。
しかしながら、今回喫煙レビューする葉巻は例外で、それは1本3,000円で販売されている”エッセンツェ・ガイヤ・チャーチル”等の主力葉巻シリーズがそれに該当しているようです。
今回喫煙する葉巻は安価な葉巻シリーズとなるためか、”エッセンツェ”の公式WEBサイトにも掲載されておらず、出回っている葉巻構成内容等の情報も正確性を欠くことから、兎に角、安価なものを作ろうとした結果出来上がった葉巻のようです。(^^;)
どうやら選択を誤ったようです…。
1本3,000円の葉巻が、フィラーに10年間熟成されたタバコ葉が使用されていることを先に知っていれば、その葉巻を購入していたかも知れませんが、全く知らない葉巻メーカーの葉巻に3,000円を支払う勇気も無いため、致し方無かったと言ったところでしょうか。
この葉巻ブランドのもう一つの特徴としては、1つの葉巻シリーズに対して1つのビトラ(サイズ)しか製造していないことが挙げられます。
これは面白い企画だと思います。
葉巻メーカー側としては、このブレンドではこのビトラ(サイズ)が最適だと判断して製造している訳ですから、消費者も迷うことがありません。
さて、初めてのハンガリーのタバコ会社が作る葉巻がどのような味がするのか、兎に角、吸って確かめてみることにしましょう!
それでは、”エッセンツェ トラディション ショートパナテラ/Essenze Tradicion Short Panatella”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
エクアドル産 ハバノ種のラッパーで巻かれた、”エッセンツェ トラディション ショートパナテラ/Essenze Tradicion Short Panatella”は、コロラド色(茶色)をしていて、葉巻表面は滑らかで薄い艶があり、木目細やかな美しい外観をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、オレンジ色を主体とした中に金色と白色の味で”ESSENZE TRADICION SHORT PANATELLA”というブランド名、シリーズ名、そしてビトラ名が書かれています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりと巻かれていながら、葉巻表層部には程良い弾力を備えていることが分かります。
葉巻ボディからは、香ばしいナッツ系のとても良い香りがします。
この葉巻は、平均室内温度18℃・湿度65%に維持した自家製ヒュミドール内にて39日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する5時間程前に、葉巻を湿度44%のシリカゲル(乾燥剤)が入ったドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移し、”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、強い麦わらの味がして、引き抵抗は重くも軽くも無く、良好と言えるでしょう。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約1分40秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、強さ(軽い刺激)を伴う杉の木とナッツの味からスタートする。
軽く吸い込むだけで、大量の濃い煙が喉を刺激する。
とても強い煙だ。
喫煙開始7分時点では、葉巻を灰皿に置いた衝撃で、不意に灰を折ってしまう。
喫煙開始11分時点で、草や麦わらの味があることを確認する。
煙はドライ気味であることと、草や麦わらの味が刺激の元であることを理解する。
ストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)はミディアムと言ったところだろう。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔を少し刺激する適量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。
燃焼挙動は良好で、火入れ修正を必要とすることなく、火は均一に燃え進む。
着火後の引き抵抗(ドロー)は完璧に調整されており、軽く吸うだけで大量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。
この葉巻は、タバコらしい(?)タバコの味がする。
つまりは、ニコチンの強い紙巻タバコを吸っているような感覚だ。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から18分以降の中盤は、まず実質2回目の灰折を行うことから始める。
灰は意外にも、軽いクリック感と共に綺麗に折れる。
中盤の味は序盤の味を引き継ぐが、ごく僅かなミネラル成分(鉱物由来)が追加されると共に、序盤で感じた刺激成分は徐々に弱まっていくのが分かる。
喫煙開始30分時点で、僅かなウイスキー・モルト(麦芽)の風味が追加される。
意外に悪くない葉巻だ。
最初の一服目では、その強さに少し驚かされたが、決して”チンチャレロ”等の格安葉巻とは一線を画する味だ。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から36分以降の終盤は、まず実質3回目の灰折とバンドロール(シガーリング)を剥がす。
終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぐが、序盤に感じられた刺激成分は影を潜め、喫味は強いが意外に心地良いタバコらしい(?)タバコの味で吸い進む。
喫煙開始50分時点で、実質4回目の灰折を行う。
喫煙開始62分時点の、嫌な苦みや鋭さは全く無いが、葉巻を指で摘まめなくなる限界まで吸った段階で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”エッセンツェ トラディション ショートパナテラ/Essenze Tradicion Short Panatella”は、強さ(軽い刺激)を伴う杉の木とナッツと草と麦わらの味に、鼻腔を少し刺激する適量のペッパー(白胡椒)、背景に僅かなミネラル成分(鉱物由来)やウイスキー・モルト(麦芽)の風味が味わえる、喫味は強いが意外に心地良いタバコらしい(?)タバコの味がする葉巻だと言える。
何の興味を持つことも無く購入したこの葉巻だが、予想通りとでも言おうか、少しの刺激を伴う強い喫味の葉巻ではあったのだが、味に関しては僅かなミネラル成分(鉱物由来)やウイスキー・モルト(麦芽)の風味を特徴とする、決して悪いとは言えない葉巻であったことは幸いだった。
だが、この葉巻がもっと旨い葉巻であったならば、”エッセンツェ”葉巻ブランドの真髄が味わえる”エッセンツェ・ガイヤ・チャーチル”を試してみようと思っていただけに、少し残念だ。
初めての葉巻ブランドを試すとき、本来ならば最もスタンダードなラインか、又は最上級の葉巻シリーズから試すことが正しいというのは分かっているのだが、どうしても一番安価な葉巻を手に取ってしまうのは、私の悪い癖だ。
この癖によって、その葉巻ブランドの真髄を掴むのに、どうしても時間が掛かってしまう。
ドミニカ共和国産の10年熟成されたフィラーを使用した”エッセンツェ・ガイヤ・チャーチル” は、試してみる価値がある葉巻だと考えている。
今回喫煙レビューした”エッセンツェ トラディション ショートパナテラ”は、私にとっては煙が強すぎる感はあったものの、ガツンとくる喫味を好む方や紙巻タバコの延長線上にある葉巻を喫煙してみたいという方にとっては、持って来いの葉巻と言えるだろう。
今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、少しの刺激を伴う強い喫味の葉巻ではあるものの、悪くない味の葉巻であったことから、4.0/5点寄りの3.5/5点とすることとした。
喫煙時間
喫煙時間:64分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★☆☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★☆☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★☆☆☆ |
| コーヒー(苦み含む) | ★★☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★☆☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★☆☆☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★★★☆☆ |
| ナッツ | ★★★☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★☆☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★☆☆☆
世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 -
- ヨーロッパ圏内参考価格 4,500 HUF (1フォリント0.48円換算にて2,165円)
- 日本国内価格 ¥1,500 (参考日本販売価格倍率0.69倍)
葉巻重量
- 購入時重量 6.69g
- 加湿・熟成後重量 6.88g (葉巻ヘッドカット後重量6.70g)
- ドライシング後重量 6.67g
- △減少重量 (△減少割合) △0.03g (△0.45%)


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