ベガフィナ オリジナル ショートロブスト/VegaFina Original Short Robusto
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ベガフィナ |
| シリーズ名 | オリジナル (クラシック) |
| ビトラ | ショートロブスト |
| 葉巻の長さ | 101.6mm (4インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.8mm (50) |
| ラッパー | エクアドル産 コネチカットシェード |
| バインダー | インドネシア産 TBN (コネチカット種とベスキ種の勾配種シェード) |
| フィラー | ドミニカ産 & コロンビア産 & ホンジュラス産 |
| 生産国 | ドミニカ共和国製 |
| 価格 |
この”ベガフィナ オリジナル ショートロブスト/VegaFina Original Short Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、”ベガフィナ オリジナル/Vegafina Original”葉巻シリーズからの1本である、”ベガフィナ オリジナル ショートロブスト/VegaFina Original Short Robusto”(日本での財務省登録名称は”ベガフィナ・ショートロブスト”)です。
”ベガフィナ オリジナル”葉巻シリーズは、過去に、”ロブスト”ビトラと、”ペルラ”ビトラを喫煙しましたが、共にマイルドで嫌な苦みや雑味もなく、とても好感が持てる葉巻でした。
今回はその2つの中間サイズである、”ショートロブスト”ビトラを喫煙レビューします。
葉巻は同じシリーズの同じタバコ葉構成であっても、ビトラが変われば味も変わってきます。
現に、”ペルラ”ビトラでは、”ロブスト”ビトラでは感じない、”草の味”を確認しています。(※その後の追記喫煙レビューで、”ロブスト”ビトラでも、草の味を確認しました。)
さて、この”ショートロブスト”ビトラは、どのような味になるのでしょうか?
もし、この、”ベガフィナ オリジナル ショートロブスト”が、50分~60分間喫煙できて、私が苦手な草の味もしないようなら、私としては、敢えて180円も高い、”ベガフィナ オリジナル ロブスト”を、購入する必要もないのではないかと思っています。
この、”ベガフィナ オリジナル/VegaFina Original”葉巻シリーズは、初心者向けと言われている葉巻ですが、特にヨーロッパ圏では、ベテラン葉巻愛好家にも人気がある葉巻であり、その中には、どんなに高価で旨いと言われている葉巻を以てしても、”このベガフィナの味には勝てない!”と、言う人がいる程です。
”高価な葉巻=旨い葉巻”とする風潮は、日本に限らず、全世界共通の認識だと思いますが、葉巻は趣味嗜好の世界ですので、値段に関わらず、自分が旨いと思うものは、世間に対しても旨いと言えるようになりたいものです。
とは言っても、ある程度の価格と旨さの関連性は、否定できませんが…。(^^;)
この、820円の葉巻に、私はどのような味を感じるのか、とても楽しみです!
それでは”ベガフィナ オリジナル ショートロブスト/VegaFina Original Short Robusto”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
エクアドル産コネチカットシェードのタバコ葉で巻かれたラッパーを持つ、”ベガフィナ オリジナル ショートロブスト/VegaFina Original Short Robusto”は、僅かに艶があるクラロ色(薄茶色)をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、白色と銀色を基調とした中に、赤色の文字でシンプルに、ベガフィナのイニシャルである、”VF”の文字が描かれています。
葉巻を指で摘まんでみると、葉巻フット側は少しだけ柔らかくはありますが、程々にしっかりとした硬さはあり、十分な量のタバコ葉が使われていることが分かります。
葉巻ボディ表面は、滑らかで、太めの葉脈等も見当たらず、とても美しいと思います。
この葉巻は、平均温度28℃湿度69%に維持した自家製ヒュミドール内にて、23日間の加湿・熟成を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、干し草系の香りがして、引き抵抗は、軽くも重くもなく、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)を炎から2cm程離して煽るようにゆっくり且つしっかりと炙り(約2分20秒間)、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行ってガス抜きをしてから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、良質な杉の木の味からスタート。
ごく僅かな、酸味を伴う味だ。
僅かだが、ナッツと草の味も追加される。
背景には、ごく僅かのバニラクリーム的な甘さを感じる。
喫煙開始10分時点で、メインの味が杉の木から、革の味へと入れ替わるが、杉の木・革・ナッツ・草、どの味もほぼ平均的に存在する。
序盤からごく僅かなほろ苦さを舌に感じるが、大した問題とはならないだろう。
それよりも、吸い初めに感じた、ごく僅かな酸味の方が問題となるかも知れない。
酸味というのは、”揮発性成分”や”鋭さ”と捉えることも出来る。
この葉巻に、もっと顕著な甘みがあれば、その酸味はフルーツの酸味と認知することも出来るが、甘み量はそれほど多くは無いので、揮発性成分の味として捉えられてしまうかも知れない。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から20分以降の中盤は、ごく僅かな酸味は感じるものの、杉の木・革・ナッツ・草の味と、クリームの甘さに適度なペッパーが伴い、マイルドな吸い心地を楽しむことが出来る。
喫煙開始23分時点で、1回目の灰折を行う。
灰は、なかなか綺麗に折ることが出来る。
喫煙開始35分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。
この時点で、草とナッツの味が主役となる。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から40分以降の終盤は、甘み量が減少し、ロースト感主体の味となるが、まだ嫌な苦みや雑味はそれほど感じない。
喫煙開始45分時点で、2回目の灰折を行う。
苦みや熱を感じ始めたこの時点で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”ベガフィナ オリジナル ショートロブスト/VegaFina Original Short Robusto”は、ローストした杉の木と革とナッツと草の味に、適度なペッパー、背景にクリームの甘さと、ごく僅かな酸味を伴う味の葉巻だと言える。
序盤は良質な杉の木の味からスタートしたが、最後には草の味へと変わってしまい、個人的には少々残念だ。
初回に、”ベガフィナ オリジナル ロブスト”を吸ったときは、そのマイルドな吸い心地と草の味があまりしないことから高評価をしてしまったが、2回目の追記喫煙レビューでは、やはり草の味がしたことで、葉巻独自評価を、4.0/5点から3.5/5点と下げたが、この葉巻も、”ロブスト”ビトラとほぼ変わらない味と言って良いだろう。
今まで喫煙した全ての”ベガフィナ”ビトラで共通するのは、ごく僅かな酸味があることだと気が付いた。
その酸味はそれほど気になるものではないが、新鮮なフルーツの酸味に関連付けることは、私には出来なかった。
同じ葉巻シリーズの葉巻でも、何本か吸ってみないと、正確な評価は出来ないのだと、学ぶことが出来た。
参考までに、この”ベガフィナ オリジナル/VegaFina Original”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、85ポイント~91ポイントという高評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:48分
味覚フレーバーグラフ (追記レビュー時毎に更新)
| チョコレート(カカオ豆) | ★☆☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★☆☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★☆☆ |
| コーヒー | ★☆☆☆☆ |
| トースト(パン・小麦粉) | ★★☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★★☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★☆☆☆☆ |
| 草(わら・ハーブ等) | ★★★☆☆ |
| ナッツ | ★★★☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★☆☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★☆☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度 (追記レビュー時毎に更新)
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 -
- ヨーロッパ圏内参考価格 €6.00 (1ユーロ160円換算にて960円)
- 日本国内価格 ¥1,210 (参考日本販売価格倍率1.26倍)
葉巻重量 (2025/4/27追記レビュー時のデータ)
- 購入時重量 11.43g
- 加湿・熟成後重量 11.70g (葉巻ヘッドカット後重量11.53g)
- ドライシング後重量 11.43g (葉巻ヘッドカット後)
- △減少重量 (△減少割合) △0.10g (△0.87%)
ギャラリー
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2026/3/29
今回が3本目となる、”ベガフィナ オリジナル ショートロブスト”(自家製発酵器熟成)を喫煙する。
今回喫煙する葉巻は、37日間自家製発酵器内で熟成させた後、平均室温21℃・湿度65%の自宅ヒュミドールにて8日間加湿・熟成させたものを吸う。(計45日間)
喫煙前に8時間ほど、湿度50%のシリカゲルが入ったドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行い、全体の0.76%という適切な葉巻内包湿度が減少していることを確認してから喫煙を開始する。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約2分半かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2026年3月に配信されたアメリカ合衆国のホラーミニシリーズである、”なにかが、起きる/Something Very Bad Is Going to Happen”の第5話と第6話を見ながら喫煙する。
このドラマは、最近流行りの”ストレンジャー・シングス 未知の世界”のショーランナーである”ダファー兄弟”が製作総指揮していることを売り文句にしてたが、そのドラマが嫌いな私は見るか見ないかを少し迷ってはいたものの、結局見てみることにした。
中々面白いホラードラマだ。
よくよく調べてみると、このドラマのショーランナーは”ヘイリー・Z・ボストン”という人が担っており、ダファー兄弟は脚本等には関わってはいないようだ。
私が”ストレンジャー・シングス 未知の世界”を嫌っているのは、子供を主演にする映画やドラマが嫌いだからだ。
何話か見てみたが、全く面白いとは思えなかった。
私はそれを、”マーケティング主導型”のドラマだと捉えている。
子供や動物を出せば、大体は良い数字を叩き出せると私は考えている。
今回見ている”なにかが、起きる”も、ダファー兄弟のアドバイスを受けてか、少しのマーケティング要素を取り入れている(長文の原題等)ものの、上質なホラードラマに仕上がっていると思う。
あと2話で視聴終了となるが、最後まで一気に見ることが出来そうだ。
ま、そんな映画の話はさておき、早速、葉巻レビューに入りたいと思う。
序盤は、少しの爽やかさを伴うクリームと柑橘系果実と杉の木の味からスタートする。
背景には、ごく少量のリコリス(甘草)の風味がある。
良い喫味だ。
嫌な苦みや鋭さなど全く感じることなく、快適に喫煙を進めることが出来る。
今まで喫煙してきた”ベガフィナ オリジナル”葉巻シリーズの中では、最も良い喫味を呈している葉巻コピーと言って良いだろう。
これは間違いなく、”自家製発酵器熟成”の成果であると考える。
だが、喫煙中盤頃からは、何かしらの味が喫味の良さを邪魔していることに気付く。
よく考えてみると、それはごく僅かな揮発性成分であることが分かった。
よく考えないと分からない程度の揮発性成分であるため、気にする必要も無いのだが、格安葉巻であることを考えると致し方無いことだと納得する。
私が考案した”自家製発酵器熟成”は、コネチカット種シェードラッパーに対しては、特に大きな効果があることを、今回の葉巻コピーでも確認することが出来た。
今回の自家製発酵器熟成された葉巻の葉巻独自5段階評価は、前回の3.5/5から、4.0/5点寄りの3.5/5点とすることとした。
喫煙時間43分。
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2025/4/27
今回で2本目となる、”ベガフィナ オリジナル ショートロブスト”を喫煙する。
平均室温23℃・湿度64%の自宅ヒュミドールにて、36日間加湿・熟成したものを吸う。
喫煙前に5時間ほど、湿度44%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行う。
ドライシング前に11.53g(カット後)あった葉巻重量は、ドライシング後には11.43gになっており、全体の0.87%の適切な葉巻内包湿度が減少していることを確認し、喫煙を開始する。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約3分かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2008年に放送が開始されたアメリカのテレビドラマシリーズである”ブレイキング・バッド/Breaking Bad”の最終シーズンとなるシーズン5を見ながら喫煙する。
もうじき全てのシーズンを見終えることになる。
このドラマの話の展開は、私の予想通りに進展したり、全く予想だにしていない展開になったりしていたが、ドラマの結末だけは私の予想通りになって欲しいと願っている。
予想通りではない結末とは、”やっぱり人生は上手くいかないことが多いよね…”などと言う、現実的でくだらない結末にはして欲しくないと思っている。
映画やドラマが現実的であって良いのは、ドキュメンタリー作品やジャーナリズム作品だけで十分だと、私は思っているからだ。
ま、そんな話はさておき、葉巻レビューに入りたいと思う。
序盤は、少しの鋭さがある杉の木とナッツとクリームの味からスタートする。
直ぐに、草や麦わらの味が追加される。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、少量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。
味自体は悪くないし、嫌な苦みの発生もないのだが、少しの鋭さが喫煙の邪魔をしている。
この葉巻を喫煙するのは今回で2本目となるが、1本目と比べてドライシングも適切に行っているし、ヒュミドールでの加湿・熟成も1ヶ月間以上しっかりと行っている。
それでも少しの鋭さがあることから、この葉巻は通常の保管方法では最高の味が味わえない葉巻なのだと確信した。
この葉巻シリーズに必要なものは、私の考案した”自家製発酵器熟成”することなのだと考える。
実はこの葉巻も、自家製発酵器に仕掛けるかどうか迷ったのだが、この葉巻を購入した時はまだ自家製発酵器熟成に自信が持てなくて、通常の保管方法でしっかりとドライシングをして喫煙してみようと決めたのだが、今回通常通りに喫煙したことで、逆に自家製発酵器熟成に自信を持つことが出来た。
次回はこの葉巻を、1ヶ月以上自家製発酵器熟成させたものを葉巻レビューとして報告したいと思う。
昨年の2024年11月からはベガフィナ葉巻シリーズの値段も上がり、決して安い葉巻とは言えなくなってきたこともあり、通常のヒュミドールで数か月間熟成させたとしても、その価格に見合った味が得られなくなってきていると言って良いだろう。
だが、自家製発酵器熟成させたものなら、その上昇した価格に見合った味に変貌させることが出来るであろうと私は考えている。
今回の葉巻独自5段階評価は、通常の保管方法で喫煙した場合は前回と同様の3.5/5点が妥当な葉巻だと判断した。
喫煙時間60分。


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