カマチョ コロホ ロブスト/Camacho Corojo Robusto
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | カマチョ |
| シリーズ名 | コロホ |
| ビトラ | ロブスト |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.8mm (50) |
| ラッパー | ホンジュラス産 コロホ種 リジェロ |
| バインダー | ホンジュラス産 コロホ種 リジェロ |
| フィラー | ホンジュラス産 コロホ種 セコ |
| 生産国 | ホンジュラス製 |
| 価格 |
この”カマチョ コロホ ロブスト/Camacho Corojo Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、前々から興味のあった、コロホ種のタバコ葉100%で作られたホンジュラス産の葉巻である、”カマチョ コロホ ロブスト/Camacho Corojo Robusto”です。
ここ最近、私はコロホ種のタバコ葉に注目していて、コロホが使われている葉巻は、概ね旨い葉巻だということに気付きました。
実は、今回喫煙する葉巻の”ロブスト”ビトラを吸う前に、小さなサイズの”カマチョ コロホ マチトス/Camacho Corojo Machitos”を、私は何本か吸っています。
”カマチョ コロホ マチトス”の味の印象は、”甘さを含む革と土の味と強烈なペッパーで、とても刺激的な喫味だが、とても旨い!全ての味が融合されていて、それは美味しいタバコの味と言える。”と、メモしています。
強烈な味なのに、なぜか旨い。
”カマチョ マチトス”は、小さい葉巻でありながら強烈な喫味であるため、短い喫煙時間でも満足感が得られるところが、とても気に入っています。
今回喫煙レビューする、”カマチョ コロホ ロブスト”は、海外レビューサイトによると、マチトスよりも刺激は控えめになっているとのことでしたが、元々ニコチン量が多い葉巻のようですので、ヤニクラ(ニコチン酔い)には十分注意する必要がありそうです。
”カマチョ/Camacho”葉巻ブランドの創業者である、”サイモン・カマチョ/Simon Camacho”は、キューバ革命後フロリダに移り、1961年から葉巻市場に参入し、アメリカ及び国際市場で成功を収めますが、サイモンの死後、エイロア家に買収され、ニカラグア、そして現在のホンジュラスで生産されるようになります。
2009年にエイロア家は、”ダビドフ/Davidoff”にカマチョの商標権とホンジュラスの工場を売却し、2014年からのカマチョ葉巻ブランドは、新たにダビドフによる味の調整が施され、現在に至ります。
2014年以前のカマチョの味を、私は知る由もありませんが、今現在のカマチョの味に満足していますので、それで十分だと思っています。
また、今回のロブストビトラを試飲することで、リジェロ葉とセコ葉の味の違いを知ることが出来ればと考えています。
と言うのも、小さなマチトスビトラはリングゲージが小さいことにより、ラッパーとバインダーの影響を大きく受けることから、風味とニコチンが強いリジェロ葉主体の味になっていると考えますが、ロブストビトラはリングゲージが大きいことからフィラーの割合が増し、風味とニコチンが弱いセコ葉主体の味になっていると予想しています。
幸い、この”カマチョ コロホ”は、ホンジュラス産コロホ種100%の葉巻であるため、タバコ茎から採取した位置(最上部のリジェロと中間部のセコ)が異なるタバコ葉の味の違いを知るには、恰好の素材だと言えます。
リジェロ葉とセコ葉の味の違いが、ただ風味やニコチンが強いものと弱いものというだけの違いなのか、はたまた、それは全く違う味になるのか、非常に興味のあるところです。
さて、ロブストビトラは、小さなマチトスビトラと比べて、どのように味が違うのか、喫煙レビューするのがとても楽しみです!
それでは、”カマチョ コロホ ロブスト/Camacho Corojo Robusto”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
ホンジュラス産コロホ種リジェロのラッパーで巻かれている、”カマチョ コロホ ロブスト/Camacho Corojo Robusto”は、コロラド色(茶色)をしていて、僅かな艶があり、色味は少しくすんでいますが、中々美しい外観をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、刺激的な赤色を基調とした中に、この葉巻のイメージシンボルである、”サソリ”のシルエットが描かれています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりと硬く、十分な量のタバコ葉が使われていると思います。
葉巻ボディからは、スパイシーで甘く香ばしい香りがしています。
葉巻全体を手に持って確認すると、太い葉脈などは見当たらず、滑らかな仕上がりになっています。
この葉巻は、平均室温27℃・湿度70%に維持した自家製ヒュミドール内にて、48日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する3時間程前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移し、”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ローストした干し草の味がして、引き抵抗は、軽くも重くもなく、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から20度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分30秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したら、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行って、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、濃厚な革と杉の木の味からスタート。
背景には、濃厚な蜂蜜の甘さがある。
喫煙開始4分時点で、僅かな土とナッツの味が追加される。
旨い!。
しかし、”カマチョ コロホ マチトス”に感じられるような強烈な刺激はなく、香ばしい甘さも欠けているように思えるし、土の味も弱いような気がする。
喫煙開始15分時点で、ごく軽い酸味を検出するが、現段階では特段問題は無さそうだ。
引き抵抗(ドロー)は良好で、しっかりとした量の煙を引き込める。
ストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)もミディアム~ミディアムフルと言ったところか。
レトロヘイル喫煙技法で副鼻腔に煙を通すと、強いペッパーを感じるが、マチトスビトラほど強くはない。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から25分以降の中盤は、まず灰折を行うことから始める。
灰はあまり硬くはなく、軽い力で折れた。
中盤は、革の味が主体となり、土の味も増してきて、”カマチョ コロホ”らしい強い喫味になってきた。
舌にはごく軽い苦みを感じだすが、この葉巻ならそれも悪くはないと感じる。
燃焼挙動は良好で、均等に燃え進む。
副流煙の香りは、弱いながらも甘く香ばしい香りがする。
喫煙開始33分時点で、序盤に感じたごく軽い酸味が、少し気になりだす。
マチトスビトラに酸味は存在しなかっただけに、少し残念だ。
しかしこの濃厚な革と土と蜂蜜のシンプルな味は、吸っていて心地良い。
それぞれの味も融合されていて、一つに纏まっている。
他のブレンディット葉巻では味わえない味だ。
喫煙開始42分でバンドロール(シガーリング)を剥がす。
バンドロールは綺麗に剥がすことが出来て、気持ちが良い。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から50分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。
終盤は、序盤・中盤の味に、コーヒーの味が追加され、ロースト感が少し強くなる。
ペッパーの量は、序盤から強くも弱くもならず、変わることはない。
背景にある蜂蜜の甘さは、メープルシロップの甘さに変化したが、甘み量は変わらない。
言い忘れたが、この葉巻の煙はクリーミーであり、それは序盤からこの終盤にかけて変わることはない。
喫煙開始75分時点で、3回目の灰折を行う。
舌に熱を感じだした時点で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この、”カマチョ コロホ ロブスト/Camacho Corojo Robusto”は、濃厚な革と土と杉の木とナッツとコーヒーの味に、しっかりと効いたペッパー、背景には蜂蜜やメープルシロップの甘さを味わうことが出来る、良質にして異質な素晴らしい葉巻だと言える。
喫煙終了時まで嫌な苦みを味わうことなく、快適に喫煙することが出来る葉巻だ。
逆に、終盤の方がマチトスビトラに近い、濃厚で刺激的な味がした。
”カマチョ コロホ マチトス”との大きな違い、それは即ち、リジェロ葉とセコ葉の味の違いだが、この葉巻の方がただ風味やニコチンが少し弱くなっただけのように感じる。
しかし、この葉巻には序盤・中盤に感じたごく軽い酸味を持ち合わせていることから、初回~3回目にプライミング(ボラド葉やセコ葉)したタバコ葉は、私が苦手な酸味を持ち合わせているのではないかと推測した。
あるデータによると、世の中に出回っている葉巻の内、約40%の葉巻には酸味が含まれているらしく、それを感じる人と感じない人がいるとのこと。
私は酸味を感じる部類の人間に入ると考えているが、太陽の陽射しを多く浴びて育ったリジェロ葉、またシェードでも太陽の拡散光を多く浴びて育ったリジェロ葉は、酸味を含みずらいのかも知れない。
しかし、セコ葉は世の中の葉巻の40%よりも、もっと多くの葉巻に使用されていると考えらるので、発酵方法や熟成期間によっても酸味を無くすことが可能なことにより、約60%の葉巻には酸味が含まれていないという結果になっているだと考えている。
何れにせよ、リジェロ葉とセコ葉と違いを、私なりに理解できたように思う。
この葉巻はマチトスビトラよりもニコチン量が少ないとは言え、90分以上という長時間に及んで葉巻を吸い切ってしまったことで、私は久しぶりに軽いヤニクラ(ニコチン酔い)を起こしてしまった。(^^;)
体が熱くなり、汗が出てきたため、横になって15分程扇風機にあたる必要があったことを伝えておきたい。
このロブストビトラもニコチン量が多い葉巻のため、私のようにならないためにも、注意して吸っていただくことをお勧めする。
このロブストビトラよりも、序盤から終盤にかけて強い刺激と喫味が味わえるマチトスビトラの方が、喫煙も短時間でヤニクラにもならないため、私に合っている葉巻だと言えよう。
この葉巻の独自5段階評価は、4.0/5点とした。
参考までに、この、”カマチョ コロホ/Camacho Corojo”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、83ポイント~94ポイントという評価を得ており、このは”ロブスト”ビトラに於いては、87ポイント~88ポイントという評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:92分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★☆☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★★☆ |
| コーヒー(苦み含む) | ★★★☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★★☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★★☆ |
| 革 | ★★★★★ |
| 土(素朴さ) | ★★★★☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★★☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★★☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★☆☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $9.25 (1ドル148円換算にて1,369円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €9.40 (1ユーロ160円換算にて1,504円)
- 日本国内価格
¥1,950→¥2,100→ ¥2,400 (参考日本販売価格倍率1.36倍→1.46倍→ 1.67倍)


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