タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127

4.0
タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 FT127 (ロブスト)/FT127 (Robusto)
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タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127

葉巻/シガー情報

ブランド名 タトゥアヘ
シリーズ名 ファウスト
ビトラ FT127 (ロブスト)
葉巻の長さ 127mm (5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 21.4mm (54)
ラッパー エクアドル産 ハバノ2000種 マデューロ
バインダー ニカラグア産
フィラー ニカラグア産 (リジェロ葉のみ使用)
生産国 ニカラグア製
価格 2,100円 (2026年8月現在)

この”タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127”の葉巻/シガー喫煙レビュー

この葉巻は、元ヘヴィメタルバンドのベースギタリストの経歴がある”ピート・ジョンソン/Pete Johnson”と、ペッパーが効いた葉巻を提供することで有名な”マイ・ファーザー/My Farther”葉巻ブランドの”ドン・ペピン/Don Pepin”の2人が協力して生まれた、”タトゥアヘ/Tatuaje”葉巻ブランドからの1本である、”タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127”です。

今回喫煙レビューする葉巻は、私にとって特別な体験となるかも知れません。

何故なら、この葉巻にはフィラーの全てに”リジェロ葉”が使用されているからです。

私の記憶の限りでは、今までにそのような葉巻を吸ったことは無い筈です。

喫味が強い葉巻と言われている”カマチョ コロホ ロブスト”であっても、ラッパーとバインダーにコロホ種のリジェロ葉が使用されているだけで、味の中核を成すフィラーの全てにリジェロ葉が使われた葉巻は、過去に喫煙したことがありません。

一般的にリジェロ葉はニコチンが強いタバコ葉だと言われていますが、私は特段、そのような考えは持ち合わせていません。

それよりも、”旨い葉巻を作るには、リジェロ葉が必要不可欠である”という考えを持っています。

ニコチン量の多いリジェロ葉であっても、発酵方法や熟成期間によってニコチン量は減らすことが出来ます。

もし、この葉巻を吸って、完全なヤニクラ(ニコチン酔い)状態になったなら、きっと熟成期間(タバコ葉が麻袋等に詰められた状態にて)の短いタバコ葉が使用されているのでしょう。

マイファーザーが製造を請け負っていることから、きっと熟成期間が3年~5年物のタバコ葉が使われていると、私は信じています。

さて、この葉巻を吸ってどのような味に感じるのか、早速吸って確かめてみることにしましょう!

それでは、”タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

エクアドル産 ハバノ2000種 マデューロのラッパーで巻かれた、”タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127”は、マデューロ色(褐色)~オスクロ色(黒褐色)をしていて、葉巻表面は鈍い黒光りをした仕上がりとなっており、中々の美しい外観をしていると言えます。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、黒縁された赤地の中に”TATUAJE FAUSTO ESTELI”という葉巻名称が記載されています。

葉巻を指で摘まんでみると、全体的にしっかりと硬めに巻かれている印象があります。

葉巻ボディからは、牛舎系の良い香りがします。

この葉巻は、平均室温28℃・湿度68%に維持した自家製ヒュミドール内にて、68日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する8時間前から、葉巻を湿度42%に保たれたシリカゲル(乾燥剤)入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ロースト感のある濃厚な麦わらの味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約3分20秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、爽やかさを伴う深くローストされたオーク材の味からスタートする。

一服目は特段ニコチンが強いとは思わないが、これはリジェロ葉の味だと理解できる。

直ぐに、革と土の味が追加される。

背景には、ローストされたカカオ豆やコーヒー豆の風味がある。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、舌に僅かな苦みを感じる鼻腔を全く刺激しない適量のペッパー(黒胡椒)があることを確認する。

ストレングス(ニコチン量)はミディアムフル、フレーバー(風味)はミディアム~ミディアムフルと言ったところだが、終盤にはかなり強くなりそうな予感がある。

着火後の引き抵抗(ドロー)はごく僅かに重めだが、たっぷりの量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。

燃焼挙動は良好で、多少の片燃えは発生するが自動修正されるようだ。

副流煙の香りには、ローストされたオーク材の香りが含まれる。

タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から30分以降の中盤は、まず1回目の灰折りを行うことから始める。

灰は心地良い感触と共に、綺麗に折ることが出来る。

中盤の味は序盤の味を引き継ぎ、少し酸味寄りの爽やかさを伴う深くローストされたオーク材と革と土の味に、背景にある酸味を帯びたカカオ豆やコーヒー豆の風味で吸い進む。

味はとても単純だ。

この喫味は、過去に喫煙レビューした”クリストフ ベンジャンス パーフェクト”や”カマチョ コロホ ロブスト”等の味を思い出す。

どちらもリジェロ葉を多用した葉巻だが、今回喫煙している”タトゥアヘ ファウスト FT127”のようなフィラーの全てにリジェロ葉を使用したことを謳った葉巻ではない。

この葉巻はその2本の葉巻と比べると、よりロースト感が強く濃厚な喫味の葉巻と言えるだろう。

だが、その3本全ての葉巻に共通することは、味がごく単純であるということだ。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から60分以降の終盤は、まず2回目の灰折りを行うことから始める。

終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぐが、少し酸味が増してきただろうか。

喫煙開始72分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

バンドロールは簡単、且つ、綺麗に剥がすことが出来る。

喫煙開始80分時点になっても、特段喫味が強くなることもなく、嫌な苦みが発生することも無い。

現時点ではまだ分からないが、ニコチン量もそれほど増えたように思えない。

勿論、30分後には強いヤニクラ(ニコチン酔い)になっている可能性もあるのだが、その予兆はまだ無い。

それはおそらく、リジェロ葉であってもしっかりと熟成させていれば、ニコチンは抜けてしまうということなのだろう。

軽そうな喫味の葉巻なのに、ヤニクラになってしまう葉巻は世の中に沢山ある。

喫味の強さとニコチンの強さは、一概に同じだとは言い切れない。

今回喫煙している葉巻は、喫煙が強いというよりも、ロースト感がより深いと言う方が適しているかも知れない。

喫煙開始97分時点で、3回目の灰折りを行う。

喫煙開始100分時点では、コーヒー豆由来の苦みが強さを増してくる。

だが、嫌みのある苦みではない。

喫煙開始112分時点の、葉巻が指で摘まめなくなる限界まで吸った段階で喫煙を終了することとした。

タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127 Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”タトゥアヘ ファウスト FT127/Tatuaje Fausto FT127”は、少し酸味寄りの爽やかさを伴う深くローストされたオーク材と革と土の味に、舌に僅かな苦みを感じる鼻腔を全く刺激しない適量のペッパー(黒胡椒)、背景に少し酸味を帯びたカカオ豆やコーヒー豆の風味が味わえる葉巻だと言える。

今回初めてフィラーにリジェロ葉のみを使用していることを謳う葉巻を喫煙したが、深いロースト感が主体の味であることに間違いは無いが、その量が多い訳ではなく、あくまでロースト感がより深いだけのことであり、決してカカオ豆やコーヒー豆由来の苦みが多いという訳では無い。

喫味は案外、スムースだ。

その証拠に、この強いと言われている葉巻を、私は指で摘まめなくなる限界まで喫煙している。

吸った後も、ヤニクラになることはなかった。

但し、味に関しては、ロースト感主体の単純な味であることは否めない。

旨いかと問われれば、”私好みの味ではないかも知れないが、この味が最高だという人がいても全く変に思わない”、と答えるだろう。

燃焼挙動や引き抵抗(ドロー)も良好で、葉巻の作りが味に悪影響を与えることは一切無かった。

総じて、良い葉巻だと思う。

この葉巻はタトゥアヘの葉巻だが、”クリストフ”の味を彷彿とさせるところがあるので、クリストフのファンの方には是非一度吸ってみて頂きたいと思う。

今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、私好みの味ではないにしても、完成されたリジェロ葉フィラーの葉巻であることを鑑みて、4.0/5点を与えるに相応しいと判断した。

参考までに、この”タトゥアヘ ファウスト/Tatuaje Fausto”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、85ポイント~93ポイントという高い評価を得ており、今回喫煙した”FT127”ビトラも、87ポイント~90ポイントという高い評価を得ています。また、この葉巻シリーズの”FT153(トロ)”ビトラは、2018年の葉巻トップ25(93ポイント第14位)への入賞を果たしています。

喫煙時間

喫煙時間:115分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★☆☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★☆☆☆
コーヒー(苦み含む) ★★★☆☆
トースト(パン・穀物) ★☆☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★★☆☆
土(素朴さ) ★★★☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★☆☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★☆☆☆

世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $9.00 (1ドル148円換算にて1,332円)
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €10.20 (1ユーロ160円換算にて1,632円)
  • 日本国内価格 ¥2,100 (参考日本販売価格倍率1.42倍)

葉巻重量

  • 購入時重量 15.62g
  • 加湿・熟成後重量 15.45g (葉巻ヘッドカット後重量15.15g)
  • ドライシング後重量 15.03g
  • △減少重量 (△減少割合) △0.12g (△0.79%)

ギャラリー

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