タバカレラ コロナ スマトラ/Tabacalera Coronas Sumatra
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | タバカレラ |
| シリーズ名 | スマトラ |
| ビトラ | コロナ |
| 葉巻の長さ | 140mm (5.51インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 17.5mm (44) |
| ラッパー | インドネシア産 スマトラ種 |
| バインダー | フィリピン産 |
| フィラー | フィリピン産 |
| 生産国 | フィリピン製 |
| 価格 | 350円 (2024年2月現在) |
この”タバカレラ コロナ スマトラ/Tabacalera Coronas Sumatra”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、おそらく日本国内で最も売れているであろう、フィリピン製”タバカレラ/Tabacalera Incorporada”社の格安系葉巻である、”タバカレラ コロナ スマトラ/Tabacalera Coronas Sumatra”です。
私の”葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ”を読んでいただいている方はもうご存じだと思いますが、私はタバカレラ社の葉巻が嫌いです。
何故なら、”不味いこと、この上ない葉巻”だからです。(^^;)
私は過去に、この葉巻メーカーの、”タバカレラ ロブスト”を3本と、”タバカレラ コロナ”を2本、葉巻趣味を始めた当初に喫煙したことがありますが、葉巻の味が全く分からない状態であったため、血迷って何本も吸ってしまいましたが、旨い葉巻の味を知ってしまった今では、喫煙を楽しめる葉巻だとはとても言えません。
しかし、原点回帰の意味合いを込めて、もう一度、久しぶりにタバカレラを吸ってみようと決意しました。
日本で一番売れているだろう”ヘチョアマノ/Hecho a Mano”(手巻き葉巻)葉巻として、この葉巻喫煙レビューWEBサイトで、まだ喫煙レビューをしていないというのも、少し変ですからね。(^.^)
今回の喫煙レビュー用に選択したタバカレラの葉巻は、1本350円の”タバカレラ コロナ スマトラ”です。
この葉巻の情報は殆ど出回ってはいませんが、おそらくはラッパーには葉巻の名前となっているインドネシア産スマトラ種のタバコ葉を使用し、バインダーとフィラーにはフィリピン産のタバコ葉が使用されているのではないかと推測します。
ま、正直、それほど興味はありませんが…。(^^;)
よって、タバカレラ社の歴史に関しても、今回は割愛させていただきます。
さて、今回で6本目となるこの、”タバカレラ”社ブランドの葉巻に、私はどのように感じるのか、私も少しだけですが、楽しみです。
それでは、”タバカレラ コロナ スマトラ/Tabacalera Coronas Sumatra”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
インドネシア産 スマトラ種(?)のラッパーで巻かれた”タバカレラ コロナ スマトラ/Tabacalera Coronas Sumatra”は、少しくすんだコロラドマデューロ色(茶褐色)をした、ごく僅かな艶を持つ葉巻であり、全体的な作りは悪くありません。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は2本あり、黒色のサブバンドロールには白文字で”SUMATRA”と記載されており、メインバンドロールには、朱色と金色を使用した中に白色で”Tabacalera Incorporada”という文字と絵柄が描かれています。
葉巻を指で摘まんでみると、殆どカチカチの弾力がない硬さに仕上がっていて、正直、不安を隠せません。
葉巻ボディからは、ごく僅かにスパイシーな香りがしています。
この葉巻は、平均室内温度15℃・湿度74%に維持した自家製ヒュミドール内にて、54日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する5時間前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、干し草の味がして、引き抵抗はとても重く、良好とは言えません。
ちなみに、フラットカットした時に、葉巻ヘッド側のラッパーが吹き飛び、バインダーがむき出しの状態になってしまったことを付け加えておきます。(^^;)
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、ドライ気味な草と木の味からスタート。
着火後の引き抵抗(ドロー)はとても重く、ゆっくり、且つ、強く煙を引き込まなければならない。
口蓋に引き込める煙の量が限られてるため、味の検出は困難を極めるが、背景にはごく僅かな杉の木の樹液の甘さのようなものがある。
ストレングス(ニコチン量)はマイルド、フレーバー(風味)はマイルド~ミディアムと言ったところか。
喫煙開始11分時点で、1回目の灰折を行う。
灰は硬く、小気味良い感触と共に折れる。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、苦みを含んだ弱いペッパー(白胡椒)があることを確認する。
喫煙開始15分時点で、土とナッツの味が追加される。
副流煙の香りには、僅かに香ばしい香りが含まれている。
葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から18分以降の中盤は、序盤と比べて幾分引き抵抗(ドロー)が軽くなり、煙を吸い込み易くなってきた。
中盤の味としては、杉の木と草と土とナッツの味に、背景にある杉の木の樹液の甘さというシンプルな味で吸い進む。
今のところ、気になる程の苦みや鋭さは無い。
煙にはごく僅かなナッツや革の酸味を含んでいるが、”鋭さ”には、至っていない。
私が今まで感じていた”タバカレラ”製葉巻のイメージとは少し異なり、意外と”吸えなくはない葉巻”であることを知った。
勿論、旨いという訳ではないが、それ程、不味いという訳でもない。
喫煙開始26分時点で、サブバンドロール(シガーリング)を剥がすと同時に、2回目の灰折を行う。
喫煙開始31分時点で、僅かな酸味と苦みが、煙に含まれ始める。
喫煙開始33分時点で、メインバンドロール(シガーリング)を剥がす。
バンドロールはコート紙でありながらとても薄いため、上手く剥がれないことから、引き千切ることにした。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から38分以降の終盤は、序盤・中盤の味を引き継ぐが、僅かな酸味と苦みを舌に感じ始めるようになる。
しかし、”耐え難い苦み”には、至っていない。
この終盤にて、やっと引き抵抗(ドロー)が良く(軽く)なり、多くの煙を口蓋に引き込むことが出来るようになったことで、今更ながら、この葉巻の味も分かりやすくなってきた。
この終盤に於いては、少しの苦みはあるものの、嫌みが無く、まだまだ最後まで吸える葉巻だと感じる。
喫煙開始45分時点で、3回目の灰折を行う。
燃焼挙動はとても良好で、一度も火入れ修正することなく、均一に燃え進む。
この葉巻唯一の、素晴らしいところだと言える。(^^;)
嫌な苦みや鋭さはないが、吸い続けても特段、楽しい気分にさせてくれないことから、この辺で喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”タバカレラ コロナ スマトラ/Tabacalera Coronas Sumatra”は、ドライ気味な草と杉の木と土とナッツの味に、少しの苦みを伴うペッパー(白胡椒)、背景にごく僅かな杉の木の樹液の甘さを味わえる、350円という格安葉巻ながら、”吸えなくはない葉巻”であると言えるだろう。
葉巻の味云々よりも、序盤・中盤に於いては引き抵抗(ドロー)が重すぎて、多くの煙を口蓋に引き込めないことのほうが、より大きな問題だと思う。
”タバカレラ”製の葉巻は、私が葉巻趣味を始めた頃に5本ほど喫煙したことがあるのだが、今回が一番まともに喫煙できる葉巻だった。
それはおそらく、平均室内温度15℃・平均相対湿度74%の自宅ヒュミドールで54日間加湿・熟成を行い、喫煙前に5時間のドライシングを行ったことが、たまたま功を奏したようだ。
葉巻内部の湿気が多すぎると苦みを生じやすくなるようだし、逆に乾燥し過ぎても鋭さが出てしまうようだ。
まぁ、今後、”タバカレラ”製の葉巻を購入することはなさそうなので、あまり深く追求する必要も無いだろう。(^^;)
吸っていて、心が癒される葉巻でないことは確かだ。
私は紙巻タバコの喫煙常習者であり、この葉巻を吸うくらいなら、私が愛飲している、”LARK ULTLA 1mm 100’S”を吸ったほうが、余程心が癒される。
その紙巻タバコは、双極性障害の治療にも使用されている、”炭酸リチウム”のようなミネラル(鉱物)成分の味を感じ取れることから、もう何十年も愛飲している。
今回喫煙した”タバカレラ スマトラ コロナ”は取り敢えず吸える葉巻ではあったが、折角、葉巻を吸うのだから、”安かろう、不味かろう”ではなく、せめて、”安かろう、意外と旨かろう”程度以上の葉巻を吸いたいものだ。
今回喫煙したこの葉巻の葉巻独自5段階評価は、過去に吸ったイメージとは異なり、意外と吸える葉巻であったことを鑑みて、3.0/5点とした。
喫煙時間
喫煙時間:55分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★☆☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★☆☆☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★☆☆☆☆ |
| コーヒー(苦み含む) | ★★☆☆☆ |
| トースト(パン・小麦粉) | ☆☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★☆☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★★★☆☆ |
| ナッツ | ★★☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★☆☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★★☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★☆☆☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 -
- ヨーロッパ圏内参考価格 -
- フィリピン国内参考価格 ₱129.52 (1フィリピンペソ2.68円換算にて347円)
- 日本国内価格 ¥350 (参考日本販売価格倍率1.01倍)


コメント
このタバカレラは「買ってから熟成させる」ことが大前提の葉巻で、上手く熟成させると別物レベルで化けることで有名ですね。(だからこれだけ人気なのでしょう)
ただ、そのレベルまで熟成された物を実際に喫ったことがないのと、「時間と試行錯誤を費やしてわざわざ安葉巻を熟成するくらいなら、最初から信頼できる葉巻を喫った方が良いのでは?」という考えから、自分もタバカレラにはあまり魅力を感じてない人間の一人です…
コメントありがとうございます。
私も同感で、タバカレラ葉巻の安さには私も魅力を感じますが、エイジングにより旨い葉巻に化けるとしても、それが必須となってしまうのは、私にとって苦痛でしかありません。
そもそも、本当に旨い葉巻に化けてくれるのか、それ自体が疑問ですが…。
しかしながら、いつかはタバカレラではない上質な葉巻で、”たまたま吸い忘れていた10年以上熟成された葉巻”であるなら、吸ってみたいと考えています。