ロメオ Y ジュリエッタ 1875 ブリー/Romeo Y Julieta 1875 Bully
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ロメオ Y ジュリエッタ (アルタディスUSA製) |
| シリーズ名 | 1875 |
| ビトラ | ブリー (ロブスト) |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.8mm (50) |
| ラッパー | インドネシア産 TBN種 (コネチカット種とベスキ種の勾配種シェード) |
| バインダー | ドミニカ共和国産 |
| フィラー | ドミニカ共和国産 |
| 生産国 | ドミニカ共和国製 |
| 価格 | 3,800円 (2026年3月現在) ※2026年2月以前に2,500円で購入 |
この”ロメオ Y ジュリエッタ 1875 ブリー/Romeo Y Julieta 1875 Bully”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、私が初めて購入したドミニカ共和国産亡命キューバ葉巻の1本となる、”ロメオ Y ジュリエッタ 1875 ブリー/Romeo Y Julieta 1875 Bully”です。
今回喫煙レビューするこの葉巻のポイントは、1ヶ月前程に喫煙レビューした”モンテクリスト ダーク No.4 ボックスプレス”と同じく、ドミニカ共和国にある大手タバコ葉仲買業者”ホセ・メンデス/Jose Mendez”社が納品したタバコ葉の味を確認することと、さらにインドネシア産TBN種(コネチカット種とベスキ種の勾配種シェード)ラッパーの味を確認することにあると考えています。
インドネシア産TBN種のタバコ葉は、過去にドミニカ共和国産亡命キューバ葉巻である”モンテクリスト”や”H.アップマン”や”ロメオ Y ジュリエッタ”等の権利を持っていた”コンソリデーテッド・シガー/Consolidated Cigar Corp.”社が、1990年代初頭に、品不足、品質低下、そして価格高騰の問題を抱えていたカメルーン種ラッパーの代替品として開発したタバコ葉であり、コネチカット種とベスキ種の勾配種をインドネシアにて栽培したものとなります。
権利が”アルタディスUSA”に移った今現在も、”ベガフィナ オリジナル”葉巻シリーズのバインダー等に使用されています。
しかしながら、インドネシア産のタバコ葉はあまり評判が良くないことが多く、例えばエクアドル産スマトラ種ラッパーは上質ですが、本家本元のインドネシア産スマトラ種ラッパーは品質・味共に良くないと言われている印象があります。
このインドネシア産TBN種のラッパーも、流通当初は”脆くて苦くて金属的な風味がある”等の噂が流れたそうですが、実際にはインドネシア産のタバコ葉は全てTBN種であるとの誤解が生じたため、粗悪なインドネシア産のベスキ種シェードや中央ジャワで栽培されたコネチカット種シェードをTBN種と偽って流通させていたことが原因なのだそうです。
私にとって初めてのインドネシア産TBN種ラッパーを纏った葉巻がどんな味であるのか、吸ってみて確認してみることにしましょう!
それでは、”ロメオ Y ジュリエッタ 1875 ブリー/Romeo Y Julieta 1875 Bully”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
インドネシア産 TBN種(コネチカット種とベスキ種の勾配種シェード)のラッパーで巻かれた”ロメオ Y ジュリエッタ 1875 ブリー/Romeo Y Julieta 1875 Bully”は、少しの斑点があるコロラド色(茶色)をしていて、葉巻表面は滑らかですが少し素朴感のある外観をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、赤色と白色を基調とした中に、金色と白色の文字で”1875”と”ROMEO Y JULIETA CIGARROS”と記されており、中心部には金メダルを意味する”MEDALLAS de ORO”という文字が記載されていますが、キューバ産ロメオ Y ジュリエッタに記載されている”HABANA CUBA”の文字は当然の如くありません。
葉巻を指で摘まんでみると、葉巻表層部にはごく僅かな弾力が確認できますが、全体的にしっかりとした硬さに巻かれています。
葉巻ボディからはの芳香性は、牛舎系の甘く香ばしい良い香りがします。
この葉巻は、平均気温20℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて、68日間の加湿・熟成を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、嫌味の無い純粋な麦わらの味がして、引き抵抗は僅かに重めですが、この程度が逆に良好と言えそうです。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約3分間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、爽やかさを伴う上質な杉の木の味からスタートする。
直ぐに、素朴な土の味と少量のナッツの味が追加される。
背景には、ごく僅かなミネラル成分(鉱物由来)の風味がある。
なかなか旨い。
この味は、過去にも吸ったことがあるように思えたが、なかなか思い出せない。
だが、ドミニカ共和国産の葉巻の味であることに間違いは無いだろう。
燃焼挙動はとても良好で、火入れ修正を一切必要とすることなく、火は均一に燃え進む。
着火後の引き抵抗(ドロー)はごく僅かに重めだが、適切な吸引力でしっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。
ストレングス(ニコチン量)はマイルド~ミディアム、フレーバー(風味)はミディアムと言ったところだろう。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻腔をごく僅かに刺激する適量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。
喫煙開始27分時点で、1回目の灰折を行う。
灰は、抵抗感を感じることも無く、軽い力で折れてしまう。
副流煙の香りは、焦げ感を感じることの無い、とてもナチュラルなタバコの香りがする。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から30分以降の中盤は、序盤の味を引き継ぎ、爽やかさを伴う上質な杉の木と土の味に、背景にあるミネラル成分とごく僅かな柑橘系果実の風味で吸い進む。
嫌みが全く無い味で、とても吸いやすい葉巻だ。
中盤になって気付いたのだが、この葉巻はミネラル成分が味わえる心地良さから、味は少々異なるが最近喫煙レビューした”EGMシガー”葉巻ブランドの喫味に近いと言って良いだろう。
アルタディスUSAにタバコ葉を卸している、大手タバコ葉仲買業者”ホセ・メンデス/Jose Mendez”社が仲介したタバコ葉を使用してることから、同じようなミネラル成分の味を感じることが出来るようだ。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から60分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。
終盤の味は序盤・中盤の味を引き継ぎ、複雑さには欠けるが序盤から終盤まで味が変わることが無く、ネガティブな味が追加されることも無く吸い進む。
この葉巻はデイリー・シガーとして、午前中にコーヒーを飲みながら喫煙するにの適した葉巻だと思う。
喫煙開始68分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。
バンドロールは簡単、且つ、綺麗に剥がすことが出来るが、紙厚は薄く、高級感には少し欠ける。
この中盤になって少し思ったのだが、このミネラル成分の味はもしかするとドミニカ共和国産のタバコ葉の味では無く、ラッパーに使用されている”インドネシア産 TBN種”(コネチカット種とベスキ種の勾配種シェード)の味なのかも知れない。
インドネシア産TBN種のタバコ葉の味は金属的な味がするという噂が流れたそうだが、それはあながち嘘では無かったのかも知れない。
金属的というと聞こえは悪いだろうが、ミネラル成分として認識できるのなら、私としては上々だ。
喫煙開始100分時点では、映画を見ながら喫煙していたため、不意に失火させてしまったことから、3回目の灰折を行った上での再着火を試みる。
再着火後は味が変わることもなく、問題なく吸い続けることが出来る。
喫煙開始114分時点の、嫌な苦みや鋭さは全く発生していないが、少し吸い飽きてきたこともあり、この辺で喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”ロメオ Y ジュリエッタ 1875 ブリー/Romeo Y Julieta 1875 Bully”は、爽やかさを伴う上質な杉の木と素朴な土と少量のナッツの味に、鼻腔をごく僅かに刺激する適量のペッパー(白胡椒)、背景にミネラル成分(鉱物由来)とごく僅かな柑橘系果実の風味が味わえる葉巻だと言える。
この葉巻と過去に喫煙レビューしたキューバ産の”ロメオ Y ジュリエッタ ミルフレイユ”とを比較すると、全く別物の葉巻と言って良く、独自路線を突き進むドミニカ共和国産の味がする葉巻だと言える。
それはそれで悪くは無いのだが、問題はその価格だ。
私が購入したのは2025年の年末にこの葉巻を1本2,500円で購入したのだが、2026年2月10日からは1本3,800円(アメリカでは1本9.44ドル≒1,400円)という大幅な値上げが敢行されている。
キューバ産葉巻の味がしなければ安くて当然とは思わないが、如何せんこの葉巻が高すぎると感じるのは、私だけでは無いだろう。
確かに、この葉巻の作りはとても良く出来ており、引き抵抗(ドロー)や燃焼挙動に関しては完璧と言えるものだし、嫌な苦みや鋭さとは無縁の葉巻であることも間違いないが、味は単純であり、2時間近く吸い続けると流石に飽きてくることも事実だ。
ミネラル成分の味が好きな私ですら、最後には飽きてしまったほどだ。
この”ロメオ Y ジュリエッタ 1875 ブリー”を購入するくらいなら、本家本元(?)のキューバ産”ロメオ Y ジュリエッタ ミルフレイユ”を、1本2,420円で購入した方がよほど良いように思う。
だが、今回この葉巻を喫煙したことで、大手タバコ葉仲買業者”ホセ・メンデス/Jose Mendez”社が卸しているタバコ葉の味を、少しは理解できたように思う。
勿論、提携しているタバコ葉農家は数多いため一概には言えないだろうが、次に喫煙を控えている”H.アップマン ヴィンテージ カメルーン コロナ”を吸うことで、より答えに近づきたいと思っている。
今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、個人的には好きな喫味の葉巻であったが、その単純さから吸い飽きてしまったことを鑑みて、3.5/5点寄りの4.0/5点とすることとした。
参考までに、この”ロメオ Y ジュリエッタ 1875 ブリー/Romeo Y Julieta 1875 Bully”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、87ポイント~89ポイントという評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:115分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★☆☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★☆☆☆ |
| コーヒー | ★☆☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★★☆ |
| 革 | ★☆☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★☆☆ |
| 草(ハーブ含む) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★★☆
世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $9.44 (1ドル148円換算にて1,397円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 –
- 日本国内価格
¥2,500→ ¥3,800 ※2026年2月10日以降 (参考日本販売価格倍率1.79倍→ 2.72倍)


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