マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro

4.0
マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 トロ/Toro
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マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro

葉巻/シガー情報

ブランド名 マイファーザー・シガーズ
シリーズ名 マイファーザー ル・ビジュー 1922
ビトラ トロ
葉巻の長さ 152.4mm (6インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 20.6mm (52)
ラッパー ニカラグア産 ペロ・デ・オロ種 (ニカラグアン ハバノ オスクロ)
バインダー ニカラグア産
フィラー ニカラグア産
生産国 ニカラグア製
価格 2,800円 (2024年5月現在)

この”マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、11歳のときから葉巻を巻き始め、”コイーバ”や”モンテクリスト”などの葉巻も加工してきた、キューバ出身の偉大なマスター・ブレンダーである、”ドン・ペピン・ガルシア/Don Pepin Garcia”が作り上げた葉巻、”マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro”です。

現時点で、マイファーザー(ドン・ペピン・ガルシア)の葉巻としては、

上記5本の喫煙レビューをしてきましたが、どの葉巻も、”ドン・ペピン”が作る葉巻の代名詞となっている”ペピン・ペッパー”を備えていながら、各葉巻の個性を打ち出すことに成功しています。

特に、私がリピート購入したいと思う葉巻は、”ドン ペピン ガルシア キューバンクラシック トロ 1950”です。

1本2,300円でありながら、キューバン・シガーの風味とドン・ペピン独自の味を、トロビトラという大きな葉巻で味わえることに魅力を感じています。

今回喫煙レビューする葉巻である、”マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro”は、今まで購入してきたマイファーザー・シガーズの葉巻の中では最も値段の高い葉巻であり、シガーアフィショナードでも2015年のシガー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるなど、味の面でも高い評価を得ている葉巻です。

この葉巻は、ドン・ペピンが父親への敬意を表してブレンドされたものであり、父親の生年月日である”1922”という年号が葉巻名に付けられています。

この葉巻の最も大きな特徴としては、ラッパーに”ニカラグアン ハバノ オスクロ”とも呼ばれている、非常に濃い色になるまで発酵させた”ペロ・デ・オロ”種のタバコ葉が使用されていることです。

”ペロ・デ・オロ”種のタバコ葉は、”ラ・ガレラ”の葉巻でもフィラーとして使われていますが、スペイン語で”金の髪”という意味の名を持つこのタバコ葉の実力は、既にラ・ガレラの葉巻レビューで実証済みです。

キューバからやってきた”ペロ・デ・オロ”種子は、病気に弱く、今現在キューバでは栽培されていませんが、ニカラグアでは、ペロ・デ・オロ種子とスマトラ種子を交配させた、病気に強いハイブリッド種が栽培されているようです。

その味を確かめるだけでも、この葉巻を味わってみる価値があると思っています。

参考までに、ドン・ペピンは、2001年に息子の”ハイメ・ガルシア/Jaime Garcia”と共に、キューバからアメリカ合衆国へ移住し、ニカラグア最大規模のタバコ葉栽培農園”アガノルサ SA/Aganorsa SA”のオーナーである、”エドゥアルド・フェルナンデス/Eduardo Fernandez”の協力のもと、小さな葉巻工場”エル・レイ・デ・ロス・ハバノス”社を、フロリダ州マイアミに立ち上げます。

ドン・ペピンが最初に作った葉巻ブランドは、2003年に”ピート・ジョンソン”と協力して作った”タトゥアヘ/Tatuaje”なのですが、これが、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”で大絶賛され、葉巻の生産が追い付かなくなり、2006年には、もっと高い生産能力を持つ、”タバカレラ・キュバーナ/Tabacalera Cubana”葉巻工場をニカラグアに設立し、現在に至ります。

さて、この葉巻には、どのような味を感じるのか、とても楽しみです!

それでは、”マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

ニカラグア産 ペロ・デ・オロ種のラッパーで巻かれた”マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro”は、コロラドマデューロ色(茶褐色)~マデューロ色(褐色)をしていて、葉巻表面は多少のざらつき感はあるものの、鈍い艶を持ち、滑らかな仕上げとなっていて、目立った葉脈などもない、美しい外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は3本あり、1本は葉巻フット側の広がりを抑える役目のオレンジ色のもので、真ん中のサブバンドロールには”Le Bijou 1922”と記載されていて、葉巻ヘッド側のメインバンドロールは、マイファーザーのロゴが描かれた豪華な作りとなっています。

葉巻を指で摘まんでみると、程良い弾力を備えていながら、しっかりと巻かれており、吸い心地の良さが窺えます。

葉巻ボディからは、ニカラグア産ペロ・デ・オロ種の香りと思われる甘くて香ばしい、ハバノ2000種に似た牛舎系の良い香りがします。

この葉巻は、平均室温23℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて、42日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する11時間前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ローストした麦わらや干し草の味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約3分20秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、濃厚な杉の木の味からスタートする。

直ぐに、革の味が追加される。

濃厚であるがゆえに、喫味は少し強めだ。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、小麦の風味を伴う、たっぷりの繊細なペッパー(黒胡椒)があることを確認する。

背景には、ドライフルーツ(レーズンやドライチェリー)の甘酸っぱさがある。

喫煙開始11分時点で、土とコーヒー豆の味が追加される。

喫煙開始17分時点で、軽いトースト(パン)、否、軽いグラハムクラッカーの味が追加される。

旨い!

とても複雑な味がする葉巻だ。

喫煙開始23分時点で、1回目の灰折を行うと同時に、軽い片燃えに対する火入れ修正を行う。

灰は軽いが、小気味良い感触と共に折れる。

燃焼挙動は悪くは無いが、多少の片燃えは発生するようだ。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)はミディアムフル~フルボディと言ったところか。

マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から30分以降の中盤は、序盤の素晴らしい複雑な味を引き継いだまま、喫煙を進めることが出来る。

喫煙開始29分時点では、ウイスキーのスモーキーな風味があることを確認する。

つまりは、オーク樽(ナラ材)を焦がしたような風味や大麦の麦芽(モルト)のような風味があることを意味している。

この風味こそが、この葉巻の濃厚さの源となっているようだ。

初めて関連付けることが出来た、このモルトの風味に、少し酔いしれる。

序盤に背景の味として感じた、レーズンやドライチェリーの甘酸っぱさはまだ健在で、濃厚なモルトの風味と相まって、とても心地良い喫煙を楽しめる。

しかし、喫味は強く、ニコチン量は私が思っている量よりも強い可能性があるため、注意して喫煙を進めることにする。

今のところ、嫌な苦みや鋭さは皆無の葉巻だと言って良いだろう。

喫煙開始55分時点で、葉巻フット側のサブバンドロール(シガーリング)を剥がすと同時に、2回目の灰折を行う。

ドン・ペピンが作る葉巻のバンドロールは、どれも簡単、且つ、綺麗に剥がせることに、とても好感が持てる。

マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤の終わり頃セカンドサード

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から60分以降の終盤は、序盤・中盤の味を引き継ぎ、フルフレーバーの風味を堪能できる。

副流煙の香りは、十分に甘く香ばしい香りがする。

この葉巻は、過去に喫煙レビューした”アルトゥーロ・フエンテ シャトーフエンテ サングロウン”と少し似たところがあり、その味を濃厚にしてスパイシーにした味だと言える。

”アルトゥーロ・フエンテ シャトーフエンテ サングロウン”の味は好きだが、少し物足りないと感じる諸氏には、この”マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ”をお勧めしたい。

きっと気に入っていただけることだろう。

喫煙開始83分時点で、メインバンドロール(シガーリング)を剥がす。

喫煙開始93分時点で、3回目の灰折を行う。

この時点でもまだ味は劣化していないが、喫味はより強さを増してくる。

嫌な苦みや鋭さは無いが、全ての味がフルボディとなった時点で、喫煙を終了することとした。

マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro”は、濃厚な革とオーク(ナラ材)とコーヒー豆と土の味に、しっかりと効いた繊細なペッパー(黒胡椒)、背景にドライフルーツ(レーズンやドライチェリー)の甘酸っぱさと軽いグラハムクラッカーの味、さらにモルト(オーク樽を焦がしたような風味や大麦麦芽の風味)の風味が味わえる、濃厚且つスパイシーな葉巻だと言える。

この葉巻は、オーク(ナラ材)や革やコーヒー豆と言った単体の味だけではなく、それらが融合されて新たに生まれた、モルトやグラハムクラッカーやドライフルーツの風味を主体に味わえる葉巻だと言って良い。

全ての味が1つに融合された味を味わうのは、”ラ・ガレラ”の葉巻を喫煙して以来、久しぶりのことだ。

”ラ・ガレラ”葉巻との違いは、ラ・ガレラでは全ての味が1つに融合されたその味を、”とても美味しいタバコの味”として認識したが、今回喫煙した”ル・ビジュー”では、新たに生まれ出た、”モルト単体の味”を認識したことだ。

とても良く出来た葉巻で、感心することしきりだ。

しかし、ストレングスもフレーバーもフルボディに近く、決して初心者向けの葉巻ではないことを理解する必要がある。

私も、喫煙開始から100分以降もまだまだ喫煙できたにも関わらず、その時点で喫煙終了を余儀なくされることとなった。

今回、この葉巻を喫煙して感じた味は、ドライシング時間が適切であり、葉巻内包湿度が上手く調整されたことから得られたものであり、もし葉巻内包湿度が高ければグラハムクラッカーの味や大麦麦芽(モルト)の風味は得られなかったのではないかと考えている。

特にトースト(パン)やグラハムクラッカーの味はとても繊細であり、葉巻が過加湿の状態では決して味わえない味なのだと、ここ最近知るようになった。

是非、ドライシングを取り入れて、葉巻内包湿度を適切にコントロールしてから喫煙に臨んでいただくことを試していただきたいと思う。

この葉巻の葉巻独自5段階評価は、文句なしの4.5/5点とした。

参考までに、この”マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ/My Father Le Bijou 1922 Toro”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、87ポイント~97ポイントという高評価を得ており、この”トロ”ビトラに於いても、89ポイント~90ポイントという高評価を得ています。また、この葉巻シリーズの”トルペード”ビトラは、2015年の葉巻トップ25(97ポイント1位)のシガー・オブ・ザ・イヤーに輝いており、2013年にも葉巻トップ25(93ポイント19位)への入賞を果たしています。さらに”チャーチル”ビトラも、2022年の葉巻トップ25(94ポイント7位)に選ばれるなど、シガーアフィショナード・ショーレースの常連葉巻シリーズとなっています。

喫煙時間

喫煙時間:108分

味覚フレーバーグラフ (追記レビュー時毎に更新)

チョコレート(カカオ豆) ★★★☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★★☆
クリーム(滑らかさ) ★★★★☆
コーヒー ★★★★☆
トースト(パン・小麦) ★★★☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★★☆☆
土(素朴さ) ★★★★☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★★☆
フルーツ(酸味含む) ★★★☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度 (追記レビュー時毎に更新)

おすすめ度:★★★★☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $12.30 (1ドル148円換算にて1,820円)
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €17.20 (1ユーロ160円換算にて2,750円)
  • 日本国内価格 ¥2,800 (参考日本販売価格倍率1.23倍)

葉巻重量

  • 加湿・熟成後重量 17.66g
  • ドライシング後重量 17.58g
  • △減少重量 (減少割合) △0.08g (0.45%)

ギャラリー

追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2025/8/17

今回で2本目となる、”マイファーザー ル・ビジュー 1922 トロ”を喫煙する。

今回喫煙する葉巻は、”自家製発酵器内密封熟成”方法で29日間葉巻を熟成させ、その後、平均室温29℃・湿度68%の自宅ヒュミドール内にて7日間加湿・熟成させている。(計36日間熟成)

喫煙前に6時間ほど、湿度49%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行う。

ドライシング前に18.27g(カット後)あった葉巻重量は、ドライシング後には18.14gになっており、全体の0.71%という適切と言える葉巻内包湿度が減少したことを確認してから喫煙を開始する。

着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約3分かけて着火する。

自宅リビングソファーにて、2021年に公開されたスペインのアクションスリラー映画である、”ウェイ・ダウン/The Vault”を見ながら喫煙する。

この映画は、医療ドラマ”グッド・ドクター 名医の条件”の”フレディ・ハイモア”が主演を務め、”ゲーム・オブ・スローンズ”の”リアム・カニンガム”等が出演している。

脚本はスリリングでなかなかな良いと思えるのだが、如何せん、主役のフレディ・ハイモアの演技がグッド・ドクターの自閉症役にしか見えないのは、私だけだろうか?

目の表情が挙動不審的であり、焦点が定まっていないのだ。

もしかするとフレディ・ハイモアは、子役とサイコキラーと自閉症の役しか出来ないのではないだろうか?

それに比べ、ゲーム・オブ・スローンズのリアム・カニンガムは、味のある良い演技をしており、この俳優無しにはこの映画は成り立たないように思う。

この映画でフレディ・ハイモアは製作にも関わっていることから、やはり今後は製作を主体に関わっていく方が無難だと感じた。

そんな海外映画の話はさておき、早速、葉巻レビューに入りたいと思う。

序盤は、強烈なペッパー・スパイスを伴う濃厚なオーク材と土と強い革の味でスタートする。

強烈な喫味だ。

ストレングス(ニコチン量)とフレーバー(風味)は、共にフルボディと言って良い。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、小麦粉の風味を含んだ鼻腔を強烈に刺激するペッパー(白黒混合の胡椒)があることを確認する。

暫くすると、ペッパーは少し落ち着きを見せ始めるが、ロースト感が強いため、喫味の強さは変わらない。

副流煙の香りは、しっかりと焦がしたウイスキー・オーク樽の香りがする。

背景には、しっかりと焼いたトーストの風味がある。

前回喫煙したこの葉巻の印象よりも、より強い喫味に感じる。

味は良いのだが、如何せん私には強すぎる。

喫煙開始60分以降からは、少しの苦みを舌に感じるようになり、80分以降からはさらに苦みが強さを増してくる。

もしかすると何かの間違いで、葉巻管理を失敗してしまったのだろうか?注1

私の計画では、自家製発酵器熟成の効果で、最後まで嫌な苦みや鋭さが無くなっている筈だったのだが、今回は全く違う結果となってしまった。

喫煙開始95分で、強さを増した苦みに耐えられなくなり、喫煙を終了することとなってしまったのはとても残念だ。

そうなってしまった理由は兎も角として、この強い喫味を存分に楽しむためには”ショートロブスト”ビトラ程度の小さなビトラでないと、私には最後まで吸うことが出来ず、達成感が得られないようだ。

今回の”自家製発酵器熟成”された葉巻の葉巻独自5段階評価は、この葉巻コピーに関しての話だが、前回の4.5/5点から4.0/5点に格下げすることとしたが、適切な葉巻管理方法を見つけることが出来れば、また高い評価を与えることが出来るかも知れない。

喫煙時間95分。

注1:

ここ最近、苦みを感じることが無かった葉巻で、喫煙終盤等に苦みを感じる事態が発生していたため、これは私の葉巻管理方法に問題があると考え、今後は”絶対湿度”を考慮してドライシングしてみることにしました。

近頃の室内の気温は、エアコンを使用してはいるとは言え、室温29℃前後であることが多く、これは葉巻を管理する基本温度である18℃の時と比較すると、同じ湿度70%であっても絶対湿度は2倍近くになっていることから、今までのドライシングでの葉巻重量減少率0.50%~0.80%としていたものを、この暑い時期に限っては1.00%~1.20%程度で行ったほうが良いのではないかと思うようになりました。

次回喫煙する葉巻は、久しぶりに喫煙する”クランデスティノス ラッシュ ベグエロ”を予定していますが、”自家製発酵器熟成”に加えて、葉巻内包湿度をより多く減少させることで、この異常に暑い夏の時期に於いて、どのような結果が得られるか試してみたいと思います。

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