ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ チャーチル/Joya de Nicaragua Clasico Churchill
葉巻情報
| ブランド名 | ホヤ・デ・ニカラグア |
| シリーズ名 | クラシコ オリジナル |
| ビトラ | チャーチル |
| 葉巻の長さ | 174.6mm (6.875インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.1mm (48) |
| ラッパー | エクアドル産 コネチカット シェード |
| バインダー | ニカラグア産 |
| フィラー | ニカラグア産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 | 1,200円 (2024年4月現在) |
この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ チャーチル/Joya de Nicaragua Clasico Churchill”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、私が葉巻を吸い始めて、最初に衝撃を受けた葉巻である、”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション B”の別ビトラとなる、”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ チャーチル/Joya de Nicaragua Clasico Churchill”です。
この葉巻は、まだこのブログを始める前に1本だけ喫煙したことがあるのですが、その時の私のメモには、”基本的にホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル セレクション Bの味を引き継ぐが、比べると、その特徴であるミルクチョコレートやバニラの甘みが弱く、喫煙中盤終わり頃からロースト感メインの味となる”と記載していることから、あまりこの葉巻に興味が持てなかったようです。
しかしながら、その当時はまだ葉巻趣味を始めたばかりであり、加湿・熟成期間も7日間しか行っていなかったり、又、ヒュミドール内の湿度管理にも問題があったでしょうし、私の葉巻に対しての味覚・嗅覚も未発達であったことから、今回の喫煙レビューでは、また違った印象を受ける可能性も大きいのではないかと考えています。
また、なぜ今になって、この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ オリジナル”のチャーチルという大きなビトラを試してみたくなったのかは、セレクションBは間違いなく旨い葉巻なのですが、リングゲージ42というサイズ(太さ)は、口に咥えるとどうしても葉巻としての醍醐味に欠けてしまうからです。
このチャーチルビトラのリングゲージ48というサイズならば、私の好きなロブストビトラ(リングゲージ50)には及ばないものの、口に咥えたときの感覚は、葉巻としての醍醐味を十分に味わえると思っています。
参考までに、”ホヤ・デ・ニカラグア”という葉巻メーカーは、1968年に”フアン・フランシスコ・ベルメホ”と”シモン・カマチョ”の2人により創設された会社であり、1971年にはホワイトハウスの公式葉巻に選ばれた輝かしい歴史のある会社ですが、ニカラグア国内の内戦により、1978年にはホヤ・デ・ニカラグアの工場は全焼してしまいます。
新たにニカラグアを支配したサンディニスタ民族解放軍政府は、葉巻工場の再建を実施しますが、葉巻工場に労働者はいるものの、葉巻会社を運営できる経営者が不在の状況で、財政的な苦戦が続きます。
そこで葉巻工場の代表者は、1993年当時、ニカラグアの経済学者であり、ニカラグア中央銀行総裁でもあった、ホヤ・デ・ニカラグアの先代の社長である”アレハンドロ・マルティネス・クエンカ博士”に支援を求め、クエンカはこの会社を引き継ぐことにしました。
”ホヤ・デ・ニカラグア”の商標を取り戻すことに時間は掛かりましたが、1998年には無事に”ホヤ・デ・ニカラグア”の商標も復活し、現在に至ります。
現在はクエンカの息子であるフアンが、自ら会社の広告塔にもなり、積極的なブランド葉巻シリーズの立ち上げとマーケティングを行っています。
さて、今回で2本目となる、この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ チャーチル/Joya de Nicaragua Clasico Churchill”に、私はどのような喫煙レビューが出来るのか、私自身、とても楽しみです!
それでは葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
外観・コールドドロー

まずは外観から。
エクアドル産コネチカット シェードラッパーに包まれている”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ チャーチル/Joya de Nicaragua Clasico Churchill”は、美しい黄金褐色をしており、葉巻表面もスムースな仕上がりです。
”コネチカット シェード”は、コネチカットシード(種)を日陰(シェード)で栽培したタバコ葉ですが、多少の陽を浴びているせいか、”ドリュー・エステート アンダークラウン シェード ロブスト”のような、光輝く黄金色にまでは至っていません。
葉巻ボディには、歴史を感じさせるデザインのバンドロール(腹帯)が2本巻き付けられています。
そのバンドロール裏面は、通常は無地であることが多いのですが、ホヤ・デ・ニカラグア クラシコのものには”#Stay Clasico”というハッシュタグが記載されており、ただ歴史ある会社なだけでなく、現代の若者に対しても積極的に働きかけていくという姿勢が表れています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さがありながら、葉巻ボディ表層部には適度な柔らかさがあり、着火後の引き抵抗(ドロー)も良好であることを予感させます。
この葉巻は、平均室内温度19℃・平均湿度74%に維持した自家製ヒュミドール内にて、51日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する10時間程前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移し、”ドライ・ボクシング”を行っています。
ちなみに、今回から葉巻重量の変化も下に記載することにしました。
・加湿熟成後重量14.95g → ドライシング後重量14.84g (0.11g減少・全体重量の0.74%が減少)となっています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと麦わらの味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、爽やかな杉の木とナッツの味からスタートする。
煙に重厚さはないが、とても上質、且つ、爽やかだ。
その爽やかさは、ナッツの酸味と言うことも出来るだろう。
ストレングス(ニコチン量)はマイルド、フレーバー(風味)はミディアムと言ったことろか。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、適量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。
燃焼挙動は今のことろ良好で、火は均一に燃え進む。
喫煙開始17分時点で、背景にほんのごく僅かなミルクチョコレートの甘さがあることを確認する。
この葉巻シリーズの”セレクションB”ビトラでは、もっと多くの甘さを感じることが出来るのだが、今回喫煙レビューする”チャーチル”ビトラは甘さが少なく、爽やかさが目立つ傾向があるようだ。
喫煙開始20分時点で、1回目の灰折を行う。
灰は軽いが、しっかりと形を保ったまま、小気味良い感触と共に折れる。
副流煙の香りには、甘く香ばしい香りが含まれるようになる。

中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から30分以降の中盤は、序盤の味を引き継ぎ、爽やかな杉の木とナッツの味に、ごく僅かな麦わらと土の味が追加される。
副流煙の香りは、序盤よりも甘く香ばしい香りが増す。
なかなか旨い。
しかし、”セレクションB”ビトラで感じ取れるようなクリーミーな甘さが少ないのは残念だが、ナッツの風味を伴う酸味や、杉板を嗅いだときの清々しい香りがするこの葉巻の味も、悪くはない。
喫煙開始45分時点で、2回目の灰折を行う。
ここまでは、嫌な苦み(ほろ苦さ含む)や鋭さは無い。
コネチカットシェードラッパーを使用したマイルド系の葉巻だが、私が苦手とする草の味が無く、代わりに土が付いた麦わらの味がすることに、好感が持てる。

終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から60分以降の終盤は、序盤・中盤の味を引き継ぐが、ロースト感が少し増えることで、重厚さがプラスされる。
喫煙開始62分時点で、葉巻フット側のサブバンドロール(シガーリング)を剥がす。
バンドロールは綺麗に剥がすことが出来る。
喫煙開始72分時点で、3回目の灰折を行う。
喫煙開始75分時点で、メインバンドロールを剥がす。
バンドロールはとても簡単、且つ、綺麗に剥がすことが出来るのは、紙質や接着剤の量の問題ではなく、使用する接着剤の種類の違いなのだろうか?
私はバンドロールの接着にも、葉巻を巻くときに使用する天然系接着剤が使用されていると思っているが、その種類によって綺麗に剥がせるかどうかが決まるのかも知れない。
喫煙開始90分時点で、特に嫌な苦みや鋭さを感じることはないが、この味に飽きてきた時点で、喫煙を終了することとした。

総評
総評としては、この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ チャーチル/Joya de Nicaragua Clasico Churchill”は、とても爽やかな杉の木とナッツと麦わらと土の味に、適量のペッパー(白胡椒)、背景にほんのごく僅かなミルクチョコレートの甘さが味わえる葉巻だと言える。
この葉巻は今回で2本目の喫煙となるが、もしかすると”セレクションB”ビトラと同じ味で、太いリングゲージによる葉巻の醍醐味を得られるかも知れないと思い、再び喫煙してみることにしたのだが、”セレクションB”ビトラと比べると、クリーミーなミルクチョコレートの甘さが僅かしか感じられず、味の面で劣ることは確かなようだ。
さらに、”セレクションB”ビトラではあまり感じることが無かった爽やかな風味(ナッツの風味を伴う酸味や、杉板を嗅いだときの清々しさ等)が存在するため、それも個人的には必要のない風味だったようだ。
しかしながら、10時間のドライシングの効果もあり、前回喫煙したときのようなロースト感を気にすることなく、100分という長時間を快適に喫煙することが出来た。(最後は少し飽きてしまったが…。)
今回、”セレクションB”ビトラでのクリーミーな喫味をチャーチルビトラで再現することが出来なかったため、”クラシコ”葉巻シリーズではやはり、”セレクションB”ビトラをお勧めすることになるだろう。
但し、葉巻内包湿度が高めだと、常にほろ苦さが付き纏うことになる葉巻であるため、湿度は低めに調整をすることを忘れないで頂きたい。
この葉巻の葉巻独自5段階評価は、4.0/5点寄りの3.5/5点とした。
参考までに、この”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ/Joya de Nicaragua Clasico”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、81ポイント~89ポイントという評価を得ており、この葉巻シリーズの”チャーチル”ビトラに於いては、83~86ポイントという評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:100分
味覚フレーバーグラフ (追記レビュー時毎に更新)
| チョコレート(カカオ豆) | ★★☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★☆☆ |
| コーヒー(苦み含む) | ★★☆☆☆ |
| トースト(パン・小麦粉) | ★★☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★☆☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★☆☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★★★☆☆ |
| ナッツ | ★★☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★☆☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★★☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度 (追記レビュー時毎に更新)
おすすめ度:★★★★☆
世界各国葉巻値段比較 (アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 -
- ヨーロッパ圏内参考価格 €6.40 (1ユーロ160円換算にて1,024円)
- 日本国内価格 ¥1,200 (参考日本販売価格倍率1.17倍)
葉巻重量 (2025年3月8日追記レビュー時のデータ)
- 購入時重量 13.32g
- 加湿・熟成後重量 13.60g (葉巻ヘッドカット後重量13.45g)
- ドライシング後重量 13.36g (葉巻ヘッドカット後)
- △減少重量 (△減少割合) △0.09g (△0.67%)
ギャラリー
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2026/4/12
今回が4本目となる、”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ チャーチル”(自家製発酵器熟成)を喫煙する。
今回喫煙する葉巻は、36日間自家製発酵器内で熟成させた後、平均室温22℃・湿度68%の自宅ヒュミドールにて8日間加湿・熟成させたものを吸う。(計44日間)
喫煙前に8時間ほど、湿度51%のシリカゲルが入ったドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行い、全体の0.58%という適切な葉巻内包湿度が減少していることを確認してから喫煙を開始する。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約2分半かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2026年4月から配信が始まったアメリカ合衆国のディストピアドラマである、”テスタメント/誓願/The Testaments”シーズン1の第1話と第2話を見ながら喫煙する。
このドラマは”ハンドメイズ・テイル/侍女の物語”の続編であり、エリザベス・モスが続投していることは勿論のこと、新たなキャスティングとして”ワン・バトル・アフター・アナザー”のレオナルド・ディカプリオの娘役を演じていた”チェイス・インフィニティ”が主役を演じている。
新たな主役として、とても良い女優を選んだようだ。
同時に、第1話の終わり間際に出てきたエリザベス・モスは、ちょっと産後太りが過ぎるようだが、一瞬画面に現れるだけで、何故か嬉しくなってしまうほどの存在感がある。
出だしは上々、これからの話の展開が楽しみなドラマだ。
ま、そんなドラマの話はさておき、早速、葉巻レビューに入りたいと思う。
序盤は、爽やかさを伴うナッツと杉の木とクリームと少量の土の味からスタートする。
暫くして、麦わらの味が追加される。
なかなか旨い!
1本1,200円で購入できるチャーチルビトラの葉巻として、間違いなくお勧めすることが出来る葉巻だと言えよう。
多少の”くすみ感”はあるものの、嫌な苦みや鋭さは皆無だし、燃焼挙動や引き抵抗も完璧に調整されている。
この葉巻の割安感は、きっと葉巻輸入代理店とホヤ・デ・ニカラグアの双方が協力の下、実現しているのだろう。
その上、葉巻の品質にバラツキがなく、安心して吸うことが出来る葉巻だ。
今回の自家製発酵器熟成された葉巻の葉巻独自5段階評価は、4.0/5点を付けたいところだが、前回と同様の4.0/5点寄りの3.5/5点のままとするのが妥当だと判断した。
喫煙時間98分。
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2025/10/18
今回で3本目となる、”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ チャーチル”を喫煙する。
今回喫煙する葉巻は、”自家製発酵器内密封熟成”方法で42日間葉巻を熟成させ、その後、平均室温26℃・湿度68%の自宅ヒュミドール内にて7日間加湿・熟成させている。(計49日間熟成)
喫煙前に5時間ほど、湿度37%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行う。
ドライシング前に13.35g(カット後)あった葉巻重量は、シリカゲルを電子レンジで乾燥させたものを使用して、急速に0.14g減少させ、全体重量の1.05%減少という少し強めのドライシングを行った。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約2分半かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2012年からNetflixにて配信が開始されたアメリカのコメディホラーテレビドラマシリーズとなる、”ウェンズデー/Wednesday”のシーズン2の最終話を見ながら喫煙する。
暇つぶしのつもりで見始めたドラマだが、とても良く出来たドラマだ。
キャストも、”キャサリン・ゼタ=ジョーンズ”や”スティーヴ・ブシェミ”等の馴染みの俳優が出演している。
さらに、”ゲーム・オブ・スローンズ”で、大女の不愛想な剣士”ブライエニー”役で出演してた、”グウェンドリン・クリスティー”も、とても綺麗な姿で出演していることに驚く。
だが、そんな熟練の俳優陣を脇役に追いやり、しっかりとした存在感を示しているのが”ウェンズデー・アダムス”役の”ジェナ・オルテガ”だ。
このドラマを見るまでは良く知らない若い女優だったのだが、ハリウッド業界もいい娘を見つけてきたものだと感心した。
”ウェンズデー/Wednesday”シーズン1とシーズン2の全てを見終わったが、既にシーズン3の配信が決定していることにも頷ける、良いドラマだと思う。
ま、海外ドラマの話はその程度にしておき、早速、葉巻レビューに入ろう。
序盤は、爽やかさを伴う杉の木と麦わらとクリームと土の味でスタートする。
背景には、少しの柑橘系果実の風味と、カカオ豆とクリームが混ざり合った甘さがある。
1本1,200円で購入できる、大きくて良く出来た葉巻だ。
引き抵抗(ドロー)は完璧で、軽く吸い込むだけでたっぷりの煙を口蓋に引き込むことが出来る。
燃焼挙動はとても良く、火入れ修正を一度も行うことなく、火は均一に燃え進む。
ストレングス(ニコチン量)はマイルド~ミディアム、フレーバー(風味)はミディアムと言ったところだろう。
味のレベルとしては、過去に喫煙レビューした”ヘンリー・クレイ ウォーホーク”葉巻シリーズには及ばないだろうが、この価格とこの大きさを考えると十分に価値のある葉巻だと思う。
その違いとしては、この葉巻はごく僅かな鋭さを伴うことと、少しの”くすみ感”があることだろうか。
それは喫煙開始から60分経過した頃から感じ始めることとなる。
そんなことを思いながらも、最後まで嫌な苦みも無く、喫煙時間はこの葉巻としては過去最長の120分を記録していた。
2時間ものの映画等を見ながら喫煙するときには、葉巻に気を取られることのない、良い葉巻だと思う。
今回の”自家製発酵器熟成”された葉巻の葉巻独自5段階評価は、4.0/5点を付けても問題ない葉巻のように思えたが、ごく僅かな鋭さが多少気になることを鑑みて、前回と同様の4.0/5点寄りの3.5/5点のままとした。
喫煙時間120分。
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2025/3/8
今回で2本目となる、”ホヤ・デ・ニカラグア クラシコ チャーチル”を喫煙する。
平均室温18℃・湿度62%の自宅ヒュミドールにて、27日間加湿・熟成したものを吸う。
喫煙前に7時間半ほど、湿度47%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行う。
ドライシング前に13.45g(カット後)あった葉巻重量は、ドライシング後には13.36gになっており、全体の0.67%の適切な葉巻内包湿度が減少していることを確認し、喫煙を開始する。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約2分半かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、Netflixで2023年にストリーミング配信されたディストピア心理スリラー映画である”終わらない週末/Leave the World Behind”を見ながら喫煙する。
この映画には、”ジュリア・ロバーツ”、”イーサン・ホーク”、”マハーシャラ・アリ”、そして”ケヴィン・ベーコン”というなだたる俳優が出演しているということで興味が沸き、見てみることにした。
マハーシャラ・アリの演技は特に素晴らしく、2019年に放映されたアメリカのテレビドラマである”TRUE DETECTIVE/迷宮捜査”で1人3役(青年期と中年期と老年期)を演じたときには、その演技力に度肝を抜かれ、2018年に公開されたアメリカ映画である”グリーンブック”で素晴らしい俳優だということを確信することになったが、この映画でもただならぬ存在感を発揮している。
当初はマハーシャラ・アリの役を”デンゼル・ワシントン”が演じる予定だったそうだが、どう考えてもマハーシャラ・アリのほうが適役だ。
デンゼル・ワシントンも数多くの賞を受賞するほどの俳優だが、今や主役しか出来ない俳優になってしまったように思う。
”グラディエーターII 英雄を呼ぶ声”で助演男優賞が取れなかったことも、私には当然のように思えてしまう。
この映画に関しては、良く出来た原作と脚本により、2時間20分という長い映画であるにも関わらず、最後まで見入ることが出来る良い映画だった。
そんな映画の話はさておき、早速、葉巻レビューに入ろう。
序盤は、杉の木と草と麦わらの味でスタートする。
直ぐに、少量のクリームとカカオ豆の味が追加されるが、ミルクチョコレートの甘さを感じるまでには至らない。
背景には、少量の杉の木の樹液の甘さがある。
悪くない葉巻だ。
また、1本1,200円というリーズナブルな価格で、チャーチルサイズという大きな葉巻が手に入るということも大きな魅力だ。
燃焼挙動は良好で、灰折時のみに少しの片燃えに対する火入れ修正を行うだけで事足りる。
着火後の引き抵抗(ドロー)も良好で、軽く吸引力でしっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。
ただ、巻きが少し緩めであることから、大きなチャーチルサイズであってもそれほど長い時間は喫煙することが出来ない。
ファスト・スモーキングであることも影響してか、今回も喫煙時間107分という、2時間に満たない時間で喫煙を終了することとなった。
この葉巻は、”ホヤ・デ・ニカラグア”葉巻ブランドの基本となる葉巻だが、出来ればもう少し爽やかさがあれば、もっと良い葉巻になったことだろう。
そう、この葉巻は少し、”味がくすんでいる”のだ。
嫌な苦みや鋭さ等のマイナス要素がある訳ではなく、少し味がくすんでいることで最高の味とならないことがとても残念に思える葉巻だ。
だが、この価格、この大きさでこの味なら、文句を付けるほうが間違ってるのかも知れない。
今回の葉巻独自5段階評価は、前回と同様の4.0/5点寄りの3.5/5点とした。
喫煙時間107分。


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