ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト/Drew Estate Liga Privada No.9 Robusto Oscuro
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | リガ・プリヴァーダ No.9 by ドリュー・エステート |
| シリーズ名 | リガ・プリヴァーダ No.9 |
| ビトラ | ロブスト |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 21.4mm (54) |
| ラッパー | アメリカ合衆国産 コネチカット ブロードリーフ |
| バインダー | ブラジル産 マタ フィナ種 |
| フィラー | ホンジュラス産 & ニカラグア産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 |
この”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト/Drew Estate Liga Privada No.9 Robusto Oscuro”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、1本1,480円の葉巻ながら、葉巻独自5段階評価に於いて、4.5/5点を叩き出した、”ドリュー・エステート ヘレーラ・エステリ ハバノ ショートコロナゴルダ/Drew Estate Herrera Esteli Habano Short Corona Gorda”と同じ葉巻メーカーが製造・販売する、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト/Drew Estate Liga Privada No.9 Robusto Oscuro”です。
つい最近、”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ フライングピッグ”の喫煙レビューを行いましたが、それは今回喫煙する葉巻の量産型代替葉巻であり、こちらが本家本元の葉巻と言えます。
この葉巻は、1本3,000円越えとなる、私にとって2本目の葉巻となります。(^.^)
ノンキューバ産葉巻で1本3,000円を超えてくると、流石にキューバ産葉巻と同等の価格となってしまいますが、ノンキューバ産葉巻には、キューバ産葉巻には無い、”魅力”があるように思えてなりません。
その”魅力”は日本語の、”紆余曲折”、”波乱万丈”、”切磋琢磨”、”日々精進”、等々の四字熟語で表すことが出来そうです。
決してキューバ産葉巻に上記の四字熟語が当てはまらない訳ではないのでしょうが、私にはキューバの気候や土壌に胡坐をかいているように思えてならないため、1本3,000円以上であっても魅力のあるこの葉巻を購入しています。
さて、今回喫煙する葉巻は、アメリカのフロリダ州マイアミを本拠地とする”ドリュー・エステート”社の前社長であった、”スティーヴ・サカ/Steve Sake”のためだけに作られた、プライベート・ブランドの葉巻でした。
その葉巻を顧客や友人に配ったところ、大きな反響があったことで量産を開始しますが、使用しているタバコ葉が足らないことなどにより、少量生産品となっているようです。
この葉巻を巻くトルセドールも、8人という少人数で作業しているため、1日に1,000本の葉巻しか製造することが出来ません。
たった8人の選び抜かれたトルセドールで巻かれた葉巻が、ニカラグアから遠く離れた日本国の私のヒュミドール内にあるということだけで、ちょっと感動してしまいますね。
今回の1本3,000円越えの葉巻に、どのような味を私は感じるのか、喫煙するのがとても楽しみです!
それでは、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト/Drew Estate Liga Privada No.9 Robusto Oscuro”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
アメリカ合衆国産 コネチカット ブロードリーフのタバコ葉で巻かれたラッパーを持つ、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト/Drew Estate Liga Privada No.9 Robusto Oscuro”には、ごく僅かな鈍い艶はありますが、木目細やかな艶消し仕上げに近い質感を持っている、マデューロ色(茶褐色)をした葉巻です。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、とてもシンプルな白地に黒色の文字で、”Liga Privada No.9”と、手書き風のサインが記されています。
写真には写ってはいませんが、バンドロールの裏側には、”リガ・プリヴァーダ No.9”葉巻シリーズのロゴである、銀色のライオンの絵が描かれています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さがある中に、適度な柔軟性も持ち合わせており、十分な量のタバコ葉が使われていながら、引き抵抗(ドロー)も良好であることが想像できます。
葉巻ボディから香る芳香性は、購入当初から強く、とても濃厚で香ばしい香りがしています。
この葉巻は、平均温度25℃湿度69%に維持した自家製ヒュミドール内にて、44日間の加湿・熟成を行っています。
喫煙を始める3時間程前から、葉巻をドライボックスに移して、”ドライ・ボクシング”を行ってから喫煙を開始しました。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、程良くローストされた干し草の味がして、引き抵抗は多少重めですが、良好の範囲内と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から20度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分40秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したら、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行って、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、強くローストした上質な杉の木の味からスタートする。
それはとても強い、木の味だ。
直ぐにローストしたカカオ豆と土とナッツの味が追加される。
背景には甘さのない、カカオ豆95%のダークチョコレートの甘さ(?)がある。
つまりは、甘さはかなり少ないということを言いたい。
副流煙には僅かに甘く香ばしい香りも含まれているが、かなり多くの煙が発生するため、少々鬱陶しい。
喫煙開始12分時点で、手元を滑らせて、灰が不本意に落ちてしまった。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、強いペッパー(黒胡椒と少量の赤唐辛子)があることを確認する。
喫煙開始23分時点で、1回目の灰折を行う。
灰はしっかりとしているが、それほど硬くはない。
葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から27分以降の中盤は、序盤の味と変わりない、そのままの味を引き継ぐが、ローストした杉の木の味は落ち着きを見せ、カカオ豆やコーヒーの甘さが少し増しているように感じる。
それはカカオ豆80%のダークチョコレートの甘さだと言える。
なかなか旨い。
この高価な葉巻に対して”なかなか旨い”という表現は適切ではないかも知れないが、この濃厚なダークロースト系チョコレート風味主体の味は、最高に上質なフルボディの葉巻であることに間違いないのだが、今の私の好みからは少し外れていることから、その表現となってしまった。
多くの味が融合されている訳でもないし、甘く香ばしい味も少し控えめだ。
但し、味のバランスは良い。
喫煙開始39分時点で、2回目の灰折を行う。
燃焼挙動は良好だが、数回の火入れ修正は必要とする。
引き抵抗(ドロー)は重くも軽くもなく、適度な吸引力で多くの煙を口蓋に引き込むことが出来る。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から53分以降の終盤は、まずバンドロール(シガーリング)を剥がすことから始める。
バンドロールはコート紙ではなため、綺麗に剥がすことは出来なかった。
終盤の味は、序盤・中盤と変わらない、安定した味を私に提供し続けている。
嫌な苦みや鋭さ(酸味)とは、無縁の葉巻だ。
喫煙開始70分時点で、3回目の灰折を行う。
ストレングス(ニコチン量)はミディアムフルで、フレーバー(風味)はフルボディと言ったところか。
吸い込む煙に熱と苦みを感じ始めた時点で、喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ロブスト/Drew Estate Liga Privada No.9 Robusto Oscuro”は、程良くローストしたカカオ豆と土と杉の木とナッツの味に、しっかりと効いたペッパー、背景にはカカオ豆80%のダークチョコレートの甘さを味わえる、嫌な苦みや鋭さとは無縁の最高に上質な葉巻だと言える。
但し、今現在の私が好みとする味からは少し外れているため、”なかなか旨い葉巻”という評価に留まってしまった。
その評価は、1本3,120円(=$20.80,=€19.67)という価格も関係していると考える。
味の系統としては、”ホヤ・デ・ニカラグア アンターニョ”や”シーエーオー ピロン”から不純な味を取り除いて、より上質にしたような味だと言えるが、それらの葉巻の2~3倍のお金を出費してこの葉巻を購入する価値を、私は見い出すことが出来なかった。
今現在の経済社会で生活している以上、価格を完全に無視するとこは不可能だと考える。
しかしながら、この系統の味が好きな諸氏であるならば、きっと最高の満足度を得られる葉巻であることは、私にも十分理解できたことを付け加えておきたい。
最後に、この葉巻の量産型代替葉巻として製造された、”ドリュー・エステート アンダークラウン マデューロ フライングピッグ”と比較すると、この葉巻は全くの別物と言って良く、圧倒的に今回喫煙したこの葉巻に軍配が挙がるだろう。
この葉巻の葉巻独自5段階評価は、今現在の個人的な味の好みや、価格対性能比もそれほど良くないことから、4.0/5点とした。
参考までに、この”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9/Drew Estate Liga Privada No.9”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、85ポイント~94ポイントという評価を得ており、この葉巻シリーズの”ロブスト”ビトラは、88ポイント~91ポイントという高評価を得ています。また、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 コロナ”は、2015年の葉巻トップ25(94ポイント10位)、”ドリュー・エステート リガ・プリヴァーダ No.9 ベリコソ”は、2014年の葉巻トップ25(91ポイント20位)に輝いています。
喫煙時間
喫煙時間:80分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★★★★★ |
| スィーツ(甘み) | ★★☆☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★★☆ |
| コーヒー | ★★★☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★★☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★★☆ |
| 革 | ★★☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★★★ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★★★★★ |
| ナッツ | ★★★★☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★★☆ |
| フルーツ(酸味を含む) | ★★☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★★☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $16.50 (1ドル148円換算にて2,442円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €19.30 (1ユーロ160円換算にて3,088円)
- 日本国内価格 ¥3,630 (参考日本販売価格倍率1.31倍)


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