ベガフィナ オリジナル ロブスト/VegaFina Original Robusto
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ベガフィナ |
| シリーズ名 | オリジナル (クラシック) |
| ビトラ | ロブスト |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 19.8mm (50) |
| ラッパー | エクアドル産 コネチカットシェード |
| バインダー | インドネシア産 TBN (コネチカット種とベスキ種の勾配種シェード) |
| フィラー | ドミニカ産 & コロンビア産 & ホンジュラス産 |
| 生産国 | ドミニカ共和国製 |
| 価格 |
この”ベガフィナ オリジナル ロブスト/VegaFina Original Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回の葉巻/シガー喫煙レビューするのは、私が葉巻趣味を始めるきっかけとなった葉巻ブランドである、”ベガフィナ/Vegafina”からの1本である、”ベガフィナ オリジナル ロブスト/VegaFina Original Robusto”(日本の財務省登録名称は”ベガフィナ・ロブスト”)です。
私が葉巻趣味を始めるきっかけとなった場所は、東京駅八重洲地下街にあるリカーショップでした。
酒のお供として、ごく数種類の葉巻がその酒店で販売されていたのですが、そこに置いてあったのが、”クザーノ バンドル セレクション ロブスト チュボス/Cusano Bundle Selection Robusto Tubos”と、”ベガフィナ コロナ チューブ/VegaFina Corona Tubos”だったのです。
この安価にして吸いやすい葉巻を最初に吸っていなければ、おそらく、私の葉巻趣味は始まっていなかったかも知れません。
数十年前の私が若い頃にも、葉巻やパイプを吸ったことはありますが、結局のところ、興味本位や格好をつけることが主体であったため、長続きはしませんでした。
しかし、本当の葉巻の旨さが理解できれば、本物の趣味として長く続けられるのだと思います。
そんな、私に葉巻趣味を与えてくれた葉巻ブランドである、”ベガフィナ/Vegafina”ですが、ここ最近、日本への輸入が滞っていたのか、在庫が不足していて、葉巻/シガー喫煙レビュー出来ずにおりました。
今回喫煙レビューするのは、ベガフィナの中でもスタンダードな、ベガフィナ オリジナル(クラシック)です。
葉巻会社である、”アルタディス USA/Altadis USA”が製造を手掛け、ドミニカ共和国にある葉巻工場である、”タバカレラ・デ・ガルシア/Tabacalera de Garcia S.A.S.”で葉巻は巻かれています。
ベガフィナを語る上で忘れてはならないのは、ベガフィナブランドのマスターブレンダーであった、”ホセ・セイハス/José Seijas”でしょう。
ホセ・セイハスは、2010年までタバカレラ・デ・ガルシアで働き、その後、私の好きな葉巻ブランドである、”ホヤ・デ・ニカラグア”でも働きました。
私が最初に、ホヤ・デ・ニカラグアの葉巻を吸ってみようと思ったのも、”ホセ・セイハス”の影響からです。
ちなみに、葉巻工場であるタバカレラ・デ・ガルシアでは、枝分かれとなったキューバンシガーである、”モンテクリスト”や、”ロミオ・Y・ジュリエッタ”を、ドミニカ共和国産版として製造しています。
”ベガフィナ オリジナル/VegaFina Original”葉巻シリーズの、ミディアムボディの滑らかな喫味は、葉巻初心者のみならず、ベテラン葉巻愛好家の方にも人気があり、特にヨーロッパ圏のスペインでは一番売れている葉巻なのだそうです。
久しぶりに喫煙するこの葉巻に、私はどのような味を感じるのか、とても楽しみです!
それでは”ベガフィナ オリジナル ロブスト/VegaFina Original Robusto”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
エクアドル産コネチカットシェードのタバコ葉で巻かれたラッパーを持つ、”ベガフィナ オリジナル ロブスト/VegaFina Original Robusto”は、僅かに艶があるクラロ色(薄茶色)をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、白色と銀色を基調とした中に、赤色の文字でシンプルに、ベガフィナのイニシャルである、”VF”の文字が描かれています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さがあり、十分な量のタバコ葉が使われていることが分かります。
葉巻ボディ表面は、太めの葉脈等も見当たらず、美しさを感じます。
この葉巻は、平均温度26℃湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて、13日間の加湿・熟成を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、ごく軽いミント系干し草の香りがして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)を炎から2cm程離して煽るようにゆっくり且つしっかりと炙り(約3分10秒間)、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行ってガス抜きをしてから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、軽くローストした杉の木とナッツの味でスタート。
とても軽く、マイルドな吸い心地だ。
背景には、ごく軽い甘みがあり、その甘みを敢えて例えるとすると、糖蜜やキャラメルの味と言ったところか。
喫煙開始11分時点で、軽く焼いたトースト(パン)の味を確認する。
とても吸いやすく、素直な味で、旨い!
このはベガフィナオリジナル葉巻シリーズは、私が葉巻趣味を始めた当初に吸った葉巻であり、複雑な味ではないが、こんなに吸いやすくて、且つ、旨味もしっかりとある葉巻であったことに、驚いた。
喫煙開始20分時点で、軽い革の味が追加された。
喫煙開始24分時点で、1回目の灰折を行う。
灰は軽くもろいと言えるが、意外としっかりとしている。
着火に手間取ったせいか、多少片燃えしたため、火入れ修正を行う。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から26分以降の中盤は、序盤の杉の木メインの味から、ナッツの味へと、主役の味が交代する。
驚くほど、味に嫌な苦みや雑味がない葉巻だ。
中盤でのこの葉巻の味は、軽くローストしたナッツの味を主体に、軽い杉の木と革の味、軽い糖蜜やキャラメルの甘さと、軽く焼いたトースト(パン)の味だと言える。
煙はクリーミーではあるが、アルトゥーロ・フエンテのような、バタートーストの味とまではいかない。
この葉巻は今までで一番、葉巻初心者や葉巻を始めたばかりの女性喫煙者におすすめしたい葉巻だと思った。
この葉巻を最初に吸えば、決して、”葉巻など、二度と吸いたくはない!”、などと言うことはないだろう。
それどころか、また葉巻を吸ってみようと、思ってもらえると思う。
しかし、そのためには、これは人それぞれの感覚だが、このキャラメルのような甘さや、軽く焼いたトースト(パン)のような味を感じてもらう必要があるだろう。
私が過去に記事にした、”レトロヘイリング葉巻喫煙技法”の記事をぜひ読んでいただき、より葉巻の詳細な味を感じていただきたいと思う。
喫煙開始44分時点で、うっかり失火してしまったので、再着火を行う。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から45分以降からの終盤は、中盤の味と変わりなく、嫌な苦みや雑味なく、心地良く喫煙できている。
序盤から、ごく軽いペッパー(白胡椒)が背景にあり、飽きずに吸い続けられている。
喫煙開始55分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。
葉巻趣味を始めた当初、この葉巻を吸ったときに、”もうこの葉巻だけで、他の葉巻は吸わなくても良いかも?”と、思ったのも、うなずける味だ。
結果、そうはならなかったが、逆に葉巻の奥深さにハマってしまう結果となってしまった。
喫煙開始60分時点で、ロースト感が少し強まり、味のバランスが崩れだしてきた。
依然、嫌な苦みや雑味を感じないが、この葉巻の旨さを十分に味わえたと考え、この時点で喫煙を終了することとした。

葉巻テイスティング総評
総評として、この”ベガフィナ オリジナル ロブスト/VegaFina Original Robusto”は、軽くローストしたナッツと杉の木と革の味に、軽く焼いたトースト(パン)の味、背景に糖蜜やキャラメルのような甘さと、ごく軽いペッパー(白胡椒)を味わえる、とてもマイルドで吸いやすい葉巻だと言える。
葉巻趣味を始めた頃、このベガフィナ葉巻シリーズの葉巻を吸ったときの印象とは、大きく変わっていたが、それは私の味覚・嗅覚がトレーニングにより進化したことと、葉巻の味に関しての知識が増えたことが大きな要因だと考える。
葉巻初心者に推奨される葉巻ではあるが、ベテラン葉巻愛好家にも人気があるのも理解できる、良い葉巻だ。
葉巻初心者の方には、最後まで嫌な苦みや雑味がなく、マイルドで吸いやすい葉巻として、また、ベテラン葉巻愛好家の方には、この葉巻の、より深い味を見つけることによって、ヒュミドールの常連となるのだと考える。
つくづく、葉巻趣味は奥深く、面白いものだと実感させられた1本であった。
参考までに、この”ベガフィナ オリジナル/VegaFina Original”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、85ポイント~91ポイントという高評価を得ており、この葉巻シリーズのロブストビトラは、85ポイントという評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:66分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★☆☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★☆☆ |
| コーヒー | ★☆☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★★★☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★★★☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★☆☆☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★★★☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★☆☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★☆☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★★★
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 -
- ヨーロッパ圏内参考価格 €6.80 (1ユーロ160円換算にて1,088円)
- 日本国内価格 ¥1,430 (参考日本販売価格倍率1.31倍)
ギャラリー
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2023/7/9
自宅ヒュミドールにて15日間加湿・熟成したものを吸う。
ヒュミドールは、平均室温28℃・湿度69%の設定。
今回で2本目となる、”ベガフィナ オリジナル ロブスト/VegaFina Original Robusto”を喫煙する。
着火は、詰め替え式ソフトフレームライターにて2分30秒程かけて着火。
ティア・レオーニ主演の海外ドラマである、”マダム・セクレタリー/Madam Secretary”の最終話を見ながら、リビングで喫煙する。
序盤は、軽い草の味と杉の木の味でスタート。
背景には、ほのかな糖蜜の甘さがある。
何故か、葉巻/シガー喫煙レビューをしながら喫煙した前回の味の印象とは、大きく異なっていた。
前回はごく僅かにパンの味も確認したが、今回は全く感じることは無かった。
何故、今回は前回感じなかった、”草の味”がしたのかも、不明。
リビングで、葉巻のことは何も考えず、海外ドラマを見ながら吸っていることが起因しているだろうが、その具体的な要因として、前回は喫煙時間66分、今回の喫煙時間50分と、ファスト・スモーキングが大きな影響を及ぼしていることが考えられる。
前回の、この葉巻に対しての賛美は、何だったのかと、自分を疑った。
勿論、マイルドで吸いやすく、良い葉巻であることに、疑いの余地はない。
しかし、何故か、私がこの葉巻を吸う前に、”ワクワク感”(期待感)が、少し欠けていたことも事実だ。
葉巻を吸うということに対して、葉巻愛煙家は、”刺激”を求めていることも間違いないと思う。
私の葉巻愛好家としての旅路は、まだまだ先が見えそうにない。
葉巻独自評価は、4.0/5点から3.5/5点へと修正することにしました。
喫煙時間:約50分


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