ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ トロ/Joya de Nicaragua Cabinetta Toro
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | ホヤ・デ・ニカラグア |
| シリーズ名 | ホヤ・キャビネッタ |
| ビトラ | トロ |
| 葉巻の長さ | 152.4mm (6インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 20.6mm (52) |
| ラッパー | エクアドル産 コネチカット種シェード & ニカラグア産 クリオロ種 |
| バインダー | ニカラグア産 |
| フィラー | ニカラグア産 |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 | 1,400円 (2024年6月現在) |
この”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ トロ/Joya de Nicaragua Cabinetta Toro”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、私の行きつけの葉巻販売店”kagaya 有楽町”店で購入したものではなく、パイプ・煙草 喫煙具専門店”銀座 菊水”で購入した葉巻である、”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ トロ/Joya de Nicaragua Cabinetta Toro”です。
この”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ”葉巻シリーズは、”kagaya 有楽町店”には置いていないことが多く、”銀座 菊水”では”トロ”と”ロブスト”と”コロナ”の3つビトラを、常に置いているようです。
今回喫煙レビューする、”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ”葉巻シリーズは、過去に”ロブスト”ビトラと”コロナ”ビトラを吸ったことがありますが、その時の印象としては、双方ともにロースト感主体の杉の木と革と土とカカオ豆の味に、背景にあるほろ苦さを含むミルクチョコレートの甘さと酸味がある葉巻でした。
ほろ苦さと酸味、この2つのキーワードがネックとなり、やはり私好みの葉巻では無いと思っていたのですが、3度目の正直として、今回はこの”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ トロ”をリベンジ・チャレンジしてみることにしました。
今回は、前回のドライシング無しで喫煙した”ロブスト”ビトラと、2時間のドライシングで喫煙した”コロナ”ビトラでの結果を鑑みて、ドライ・ボクシング時間を12~18時間と、大幅に延ばしてみようと考えています。
それでも味に改善が見られない場合は、もうこの葉巻シリーズを再購入することはないでしょう。(^^;)
ちなみに、この葉巻の特徴は、1本で2つのラッパーを持つ、”ツートン・ラッパー葉巻”であることです。
葉巻フット側の約7割にはエクアドル産コネチカット種シェード、葉巻ヘッド側の約3割にはニカラグア産クリオロ種のラッパーが使用されています。
正直な話、喫煙中に味の違いが分かることはありません。(^^;)
前回喫煙した”コロナ”ビトラのレビューでは、”ただただ、苦みが増えるだけだった”と、記載しているくらいですから…。
今回の喫煙目的は、ドライ・ボクシングで葉巻全体の味を改善することが目的ですので、ツートン・ラッパーのことは無視することにします。
それでは、”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ トロ/Joya de Nicaragua Cabinetta Toro”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
エクアドル産コネチカットシェードとニカラグア産クリオロ種、2種のタバコ葉で巻かれたラッパーを持つ”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ トロ/Joya de Nicaragua Cabinetta Toro”は、滑らかで艶があるクラロ色をしたコネチカットシェードラッパーと、ザラザラして艶が無いマデューロ色をしたクリオロラッパーの仕上がりとなっています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)には、白色がメインに使用されている中に、銅色の装飾もなされていて、シンプルでクラシックな仕上がりです。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さがあり、必要十分な量のタバコ葉が使われていることが分かります。
この葉巻は、平均温度25℃・湿度65%に維持した自家製ヒュミドール内にて、42日間の加湿・熟成を行っています。
葉巻喫煙を開始する16時間前に、葉巻ヘッドをカットした後、ドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、麦わらや干し草の味がして、引き抵抗は少し重めですが、良好の範囲内と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分50秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、爽やかで少し強さがある杉の木とナッツの味からスタートする。
煙は僅かに酸性寄りなためか、コネチカットシェードラッパーの葉巻でありながら、少しの強さ(キツさ)を感じる。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、少し鼻に噛みつくようなペッパー(白胡椒)があることを確認する。
喫煙初期に感じたキツさは、ペッパー(白胡椒)によるものだったようだ。
喫煙開始13分時点で、軽い革と土の味が追加される。
背景には、クリームが含まれた軽いカカオ豆の甘さがあると同時に、カカオ豆のほろ苦さも存在する。
前回喫煙した時と同様に、嫌な苦みまでには至らない、ほろ苦さを感じだす。
どうやら、このほろ苦さはドライシングでは解消できない、この葉巻シリーズ固有の味のようだ。
そう考えると、この葉巻の味も悪くは無い。
酸味に関しては、前回喫煙した時ほど強くはない。
喫煙開始26分時点で、うっかり灰を膝に自然落下させてしまった。
灰は少しもろいようだ。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から30分以降の中盤は、全ての味が1つに纏まり始め、ペッパー(白胡椒)の強さも弱まり、序盤に感じたキツさも和らいでくる。
但し、僅かなほろ苦さは健在であることから、このほろ苦さはやはり、この葉巻固有のものであることを確信する。
ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)もミディアムと言ったところか。
副流煙の香りには、軽い香ばしさが含まれている。
燃焼挙動はなかなか良好で、片燃えに対する火入れ修正も、灰折時のみで済ませることが出来そうだ。
喫煙開始50分時点で、実質2回目の灰折を行う。
灰は軽い力で折れることから、間違いなくもろいと言えるため、早めの灰折を心掛けたほうが良さそうだ。
葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から60分以降の終盤は、ほろ苦さが徐々に口蓋に蓄積され、苦さとなって口蓋を覆いだす。
喫煙開始70分時点で、実質3回目の灰折と同時に、バンドロール(シガーリング)を剥がす。
バンドロールを剥がしたことで、ツートンラッパーのニカラグア産クリオロ98種オスクロのラッパーへ切り替わる境界線が明らかになり、まだ1cmほどコネチカットシェードラッパーが残っていることが分かる。
前々から思っていたが、オスクロラッパーに到達するには最後の最後まで喫煙する必要があり、ここまで到達しないで喫煙を終了する人も多いのではないだろうか?
余程旨い葉巻でないと、私は大抵の場合、最後の最後まで喫煙することは無いことからそう感じる。
何故、50:50の配分にしなかったのか、はたまた、ただのマーケティング上の施策なのか、ずっと疑問に感じている。
今回はちょっと頑張って、最後の最後まで喫煙してみようと思う。
喫煙開始91分時点でも、この葉巻固有のほろ苦さは口蓋に蓄積されているが、味の劣化による嫌な苦みは発生しないため、まだまだ吸い続けることは可能だ。
喫煙開始97分時点で、実質4回目の灰折を行う。
喫煙開始100分時点で、火は完全にニカラグア産クリオロ98種オスクロラッパーに突入する。
喫煙終盤の終わり頃であるにも関わらず、なかなか旨い!
序盤・中盤に感じた僅かな酸味も消え失せ、ロースト感由来のほろ苦さはあるものの、濃厚なカカオ豆と土の風味を楽しめる。
副流煙の香りも、甘く香ばしい香りになる。
出来れば、このオスクロラッパーのみを使用した葉巻を吸ってみたかったと思うほどだ。
しかしながら、それだと”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ”では無くなってしまうため、ラッパー配分を50:50にすることが最も現実的な提案だろう。
喫煙開始115分時点で、ニカラグア産オスクロラッパーの味も確認できたため、この辺で喫煙を終了することとした。


葉巻テイスティング総評
総評として、この”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ トロ/Joya de Nicaragua Cabinetta Toro”は、杉の木とナッツと革と土とカカオ豆の味に、しっかりと効いたペッパー(白胡椒)、背景に少しのカカオ豆の甘みと酸味とほろ苦さがある、2種のラッパーの味を楽しめる葉巻だと言える。
序盤・中盤のしっかりと効いたいペッパー(白胡椒)とほろ苦さが少しのキツさに感じることもあるが、終盤のニカラグア産オスクロラッパーに切り替わってからは濃厚な土とカカオ豆の味も楽しめる、面白い葉巻だと思う。
しかしながら、私があまり得意とはしていないコネチカットシェードラッパー部分が大半を占めているため、ニカラグア産オスクロラッパーに辿り着くまでに”飽き”がきてしまうことが難点だ。
先ほど、なぜ50:50の配分にしなかったのだろうと疑問を呈したが、もしかすると葉巻製造時には通常、ラッパーは半分にカットしたものを使用し、さらに下3~4割ほどをカットしてから巻き始めるが、本来破棄すべき3~4割の部分を使用している可能性もあるのではないかということに気が付いた。
それならこの75:25程度の配分にも納得がいく。
大手葉巻メーカー程、原価管理にはシビアであることを考えると、この線が強いのではないだろうか。
この葉巻は私の好みの味では無かったが、葉巻管理を適切に行ったお陰で、過去に喫煙した”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ”葉巻シリーズの中で、一番旨さを感じることが出来た1本となった。
この葉巻の葉巻独自5段階評価は、4.0/5点寄りの3.5/5点とすることとした。
参考までに、この”ホヤ・デ・ニカラグア キャビネッタ/Joya de Nicaragua Cabinetta”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、84ポイント~89ポイントという評価を得ており、この葉巻シリーズの”トロ”ビトラは、87ポイントという評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:118分
味覚フレーバーグラフ
| チョコレート(カカオ豆) | ★★★☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★★☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★☆☆☆ |
| コーヒー | ★★☆☆☆ |
| トースト(パン・小麦粉) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★★☆ |
| 革 | ★★★☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★★☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★☆☆☆☆ |
| ナッツ | ★★★☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★★☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)
- アメリカ国内参考価格 $8.75 (1ドル148円換算にて1,295円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €8.40 (1ドル160円換算にて1,344円)
- 日本国内価格 ¥1,400 (参考日本販売価格倍率1.06倍)
葉巻重量
- 加湿・熟成後重量 16.89g (葉巻ヘッドカット後)
- ドライシング後重量 16.80g (葉巻ヘッドカット後)
- △減少重量 (減少割合) △0.09g (0.53%)


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