ドリュー・エステート アンダークラウン シェード ロブスト/Drew Estate Undercrown Shade Robusto
葉巻/シガー情報
| ブランド名 | アンダークラウン by ドリュー・エステート |
| シリーズ名 | アンダークラウン シェード |
| ビトラ | ロブスト |
| 葉巻の長さ | 127mm (5インチ) |
| 葉巻の直径(リングゲージ) | 21.4mm (54) |
| ラッパー | エクアドル産 コネチカット シェード |
| バインダー | エクアドル産 スマトラ種 |
| フィラー | ドミニカ共和国産 クリオロ 98 , ニカラグア産 クリオロ & コロホ |
| 生産国 | ニカラグア製 |
| 価格 |
この”ドリュー・エステート アンダークラウン シェード ロブスト/Drew Estate Undercrown Shade Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー
今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、過去に喫煙し、葉巻独自5段階評価に於いて、4.5/5点を叩き出した、”ドリュー・エステート ヘレーラ・エステリ ハバノ ショートコロナゴルダ/Drew Estate Herrera Esteli Habano Short Corona Gorda”と同じ葉巻メーカーが製造・販売する、”ドリュー・エステート アンダークラウン シェード ロブスト/Drew Estate Undercrown Shade Robusto”です。
”ドリュー・エステート”は、アメリカのフロリダ州マイアミを本拠地とする、1996年に設立した葉巻メーカーであり、他に取り扱うブランド(葉巻シリーズ)としては、”ヘレーラ・エステリ”や”リガ・プリヴァーダ”や”ACID”などがあります。
この”アンダークラウン シェード/Undercrown Shade”葉巻シリーズは、マスター・ブレンダーである、”ウィリー・ヘレーラ/Willy Herrera”と、オリジナルのアンダークラウンを作ったブレンダー・チームと協力して作られた葉巻シリーズです。
この葉巻の特徴は、ドリュー・エステートでは珍しい、コネチカット シェード ラッパーを使用して、ミディアムボディで滑らかなフレーバーを提供することを目的に開発されたようです。
黄金色をした、コネチカット シェード ラッパーを使用したこの葉巻の外観は、息を呑むほどに美しく、見た目だけなら2,500円する葉巻だと言っても、誰も疑わないでしょう。
この”ドリュー・エステート”が作る葉巻は、まだ、”ドリュー・エステート ヘレーラ・エステリ ハバノ ショートコロナゴルダ”の1本しか吸ったことがありませんが、その1本が私的にはとても”ヒット”してしまったことから、この葉巻にとても期待しています。
素晴らしい味を提供してくれるであろうと考える葉巻であるにも関わらず、1本1,000円台半ばという価格設定も見過ごせません。
1996年に創業した、新進気鋭の葉巻メーカーである、”ドリュー・エステート”は、旧世界貿易センタービル内の小さな葉巻店(5㎡≒3畳)からスタートします。
”ジョナサン・ドリュー/Jonathan Drew”と”マービン・サメル/Marvin Samel”の2人は、他社葉巻工場に葉巻製造を外注するのではなく、なんとしても、自分たちの工場を持ち、自分たちで葉巻を作り、自分たちのやり方で物事を進めたいという、夢があったようです。
1999年には、葉巻製法の伝統を覆す、植物エキス、ハーブエキス、そしてエッシェンシャルオイル等をロングフィラーに注入したフレーバー付き葉巻である、自社製造葉巻”ACID”を発売して、一躍スターダムにのし上がります。
今現在では、ニカラグア最大規模の、”ラ グラン ファブリカ ドリュー エステート/La Gran Fabrica Drew Estate”葉巻工場をニカラグアに持ち、毎日94,000本の葉巻を製造する一大葉巻メーカーとなっています。
自称、”葉巻マニア”の2人が作る葉巻は、どんなに会社が大きくなったとしても、葉巻の味に対する拘りは変わらないように思えます。
社長業(スティーブ・サカ/Steve Sakaya → 現ダンバートン タバコ&トラスト社長)を他人に任せるほど、葉巻が好きなのですから。(^.^)
この葉巻にどのような味を感じるのか、とてもワクワクしますね!
それでは”ドリュー・エステート アンダークラウン シェード ロブスト/Drew Estate Undercrown Shade Robusto”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。
葉巻外観・コールドドロー

まずは外観から見ていきましょう。
エクアドル産コネチカット シェードのタバコ葉で巻かれたラッパーを持つ”ドリュー・エステート アンダークラウン シェード ロブスト/Drew Estate Undercrown Shade Robusto”は、とても滑らかで、黄金色に輝くクラロ色(クリーム色)をしています。
葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は2本あり、白色と金色を基調としていて、とても気品溢れる作りとなっています。
葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さと弾力があり、十分な量のタバコ葉が使われていることが分かります。
葉巻ボディ表面は、全くと言って良いほど葉脈は確認できず、素晴らしく滑らかな仕上がりとなっています。
この葉巻は、平均温度28℃湿度65%に維持した自家製ヒュミドール内にて、30日間の加湿・熟成を行っています。
喫煙を始める2時間程前から、葉巻をドライボックスに移して、”ドライ・ボクシング”を行ってから喫煙を開始しました。
シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、軽いミント系の干し草の香りがして、引き抵抗は、少し重めですが、良好の範囲内と言えます。
今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)を炎から2cm程離して煽るようにゆっくり且つしっかりと炙り(約3分30秒間)、その後、パージ(葉巻を咥えて息を吹く)を行ってガス抜きをしてから、喫煙を開始します。
葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。
序盤は、コネチカット シェード ラッパーらしい、良質でクリーミーな草の味からスタート。
ナッツと革の味も追加される。
フレッシュなフルーツの酸味を伴う。
背景には仄かな甘さがあるが、この甘さを例えるとすると、蜂蜜を絡めたナッツの甘さと言ったところか。
喫味は軽く、ストレングス(強さ)はマイルド~ミディアムに感じる。
ペッパーの量は少なめで、レトロヘイルでの鼻腔への刺激も軽く、心地良い。
旨い。
私の嫌いな草の味がする葉巻であるにも関わらず、初めて旨いと感じた葉巻だ。
ミント系ハーブの風味を感じる草の味だからかも知れない。
副流煙の香りも、クリーミー且つ、フレッシュだ。
喫煙開始21分時点で、1回目の灰折を行う。
灰はかなりしっかりしていて、折るときに少しの力を必要とするほど、硬い。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から23分以降の中盤は、序盤と変わらない味を提供している。
フレッシュなフルーツの酸味はあるが、鋭さは全くないし、苦みも全く感じない。
喫煙開始29分時点で、ごく僅かだが、トースト(パン)の味と、ごく僅かなコーヒー(ミルクコーヒー)の味を確認する。
燃焼挙動は総じて良く、多少の片燃えなら自然修正される。
この葉巻のペアリングとして、私はアイスミルクコーヒーを選択したが、爽やかな軽い喫味とマッチしており、その選択は間違ってはいなかったようだ。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

喫煙開始から45分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。
終盤は、序盤・中盤の味を引き継いでいる。
僅かにコーヒーの味が強くなってきたように感じる。
喫煙開始50分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がそうとしたが、継ぎ目が見当たらないので、葉巻ヘッド側に少しずらして喫煙を続ける。
喫煙開始55分時点で、僅かな苦みを感じだし、味のバランスが少し崩れ出したように感じた。
バンドロール(シガーリング)の継ぎ目を見つけたので、この時点で剥がすことにした。
喫煙開始60分時点で、3回目の灰折を行う。
苦みが少し増え始めてきた時点で、喫煙を終了することとした。


葉巻テイスティング総評
総評として、この”ドリュー・エステート アンダークラウン シェード ロブスト/Drew Estate Undercrown Shade Robusto”は、良質でクリーミーなミント系ハーブの草の味に、ナッツと革とミルクコーヒーの味、背景には蜂蜜を絡めたナッツの甘さがあり、終盤の初め頃まで、フレッシュなフルーツの酸味を味わえる葉巻だと言える。
ペッパー量が控えめなことから、喫味はマイルドで吸いやすい。
副流煙の香りも、甘くクリーミーであることに、少し驚いた。
草の味メインの葉巻だが、草の味が苦手な私でも問題なく吸える葉巻だった。
草の味が好きな諸氏ならば、その上質さから、この葉巻は、きっとベストな選択となるだろう。
参考までに、この”ドリュー・エステート アンダークラウン シェード ロブスト/Drew Estate Undercrown Shade Robusto”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、83ポイント~91ポイントという評価を得ており、この葉巻シリーズのロブストビトラは、86ポイント~89ポイントという評価を得ています。
喫煙時間
喫煙時間:70分
味覚フレーバーグラフ (追記レビュー時毎に更新)
| チョコレート(カカオ豆) | ★★☆☆☆ |
| スィーツ(甘さ) | ★★☆☆☆ |
| クリーム(滑らかさ) | ★★★☆☆ |
| コーヒー(苦み含む) | ★★☆☆☆ |
| トースト(パン・穀物) | ★☆☆☆☆ |
| 木(杉・オーク等) | ★★★☆☆ |
| 革 | ★☆☆☆☆ |
| 土(素朴さ) | ★★☆☆☆ |
| 草(わら・ハーブ含む) | ★★★★☆ |
| ナッツ | ★★☆☆☆ |
| ペッパー(胡椒・唐辛子) | ★★★☆☆ |
| フルーツ(酸味含む) | ★★☆☆☆ |
葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度 (追記レビュー時毎に更新)
おすすめ度:★★★☆☆
世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本) ※2024年11月1日更新
- アメリカ国内参考価格 $9.45 (1ドル148円換算にて1,398円)
- ヨーロッパ圏内参考価格 €10.30 (1ユーロ160円換算にて1,648円)
- 日本国内価格 ¥1,980 (参考日本販売価格倍率1.30倍)
葉巻重量 (2024/11/10追記レビュー時のデータ)
- 葉巻購入時重量 15.33g
- 加湿・熟成後重量 15.22g (葉巻ヘッドカット後重量15.03g)
- ドライシング後重量 14.95g (葉巻ヘッドカット後)
- △減少重量 (△減少割合) △0.08g (△0.53%)
ギャラリー
追記:葉巻喫煙レビュー 葉巻喫煙日:2024/11/10
今回が2本目となる”ドリュー・エステート アンダークラウン シェード ロブスト”を喫煙する。
2024年11月から1本1,980円に値上げすることが分かっていたため、この葉巻は10月時点の1本1,680円で購入したものだ。
平均室温23℃・湿度65%の自宅ヒュミドールにて、22日間加湿・熟成したものを吸う。
喫煙前に7時間ほど、湿度50%のシリカゲル入りドライシング・ボックス内で、”ドライ・ボクシング”を行う。
ドライシング後の減少重量を測定すると0.08g減少しており、全体の0.53%の適切な葉巻内包湿度を減少させたことを確認して喫煙を開始する。
着火はブタンガス詰め替え式ソフトフレームライターを使用して、約3分かけて着火する。
自宅リビングソファーにて、2023年にアメリカにて公開されたテレビドラマである”ウィンター・キング:アーサー王物語/The Winter King”シーズン1を最終話まで見ながら喫煙する。
私はアーサー王物語について全く詳しくは無いが、この”ウィンター・キング:アーサー王物語”は新たな解釈で書かれた”バーナード・コーンウェル/Bernard Cornwell”の小説である”ウォーロード・クロニクルズ/The Warlord Chronicles”3部作を原作としており、アーサー王は王ではなく、将軍であったのではないかという解釈で描かれている。
このドラマには、海外ドラマの”エージェント・オブ・シールド”でオタク味を帯びた技術開発担当者を演じていた”イアン・デ・カーステッカー/Iain De Caestecker”が主演のアーサー王役を務めており、脇役としては私が好きな”エディ・マーサン”も出演している。
アーサーが失敗も犯す人間味溢れる将軍像として描かれており、個人的にはとても良いドラマだと思うのだが、何故かシーズン1で打ち切りとなってしまった。(^^;)
シーズン1は、全くの尻切れトンボ状態で終わっており、非常に残念に思う。
どうやら、根強い”アーサー王物語”ファンからすると、このドラマは見るに堪えられないドラマだったようだ。
元々、根強いファン層を持つ物語であることからスポンサーが得られ、撮影許可も下りているということから、その根強いファン層から嫌われてしまっては、打ち切りも致し方無いといったことろか。
映画の話はさておき、早速、葉巻レビューに入りたい。
序盤は、爽やかな干し草とクリームとカカオ豆(ナッツ類)と土の味からスタートする。
背景には、少量のカカオ豆の甘さがある。
悪くない味だ。
同じ系統の葉巻としては、”ダビドフ シグネチャー”葉巻シリーズを彷彿とさせる味だ。
ただ、少しの鋭さがある。
レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、ごく僅かな苦みと鋭さを含む適量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。
ストレングス(ニコチン量)はマイルド~ミディアム、フレーバー(風味)もマイルド~ミディアムと言ったことろか。
この葉巻の喫煙をしているとき、私の隣ではうちのかみさんが”ダビドフ プリメロス ドミニカン”を吸っていたが、かみさんにこの吸わせてみると”ちょっと鋭い”と言っていた。
それはそうだろう。
小さい葉巻ではあるが、曲がりなりにも”ダビドフ シグネチャー”葉巻シリーズの葉巻と比べてしまうのは、あまりにも酷だろう。
喫煙開始60分以降では、少しの苦みも感じ始める。
僅かな鋭さと苦みが全く気にならないということはないが、90分以上の喫煙を楽しむことが出来た。
悪くない葉巻だと思う。
だが、1本1,980円に値上げされた今後は、この葉巻をリピート購入するかどうかは分からない。
ダビドフの味が好きな諸氏には、あと120円追加出費して”グリフィン ロブスト チューボ”を購入することを、私はお勧めするだろう。
この葉巻の葉巻独自5段階評価は、価格が上がったことも鑑みて、前回の喫煙レビュー時の4.0/5点から、4.0/5点寄りの3.5/5点と評価を下げるのが妥当だと判断した。
喫煙時間約93分。


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