パルタガス ショーツ/Partagas Shorts

4.0
パルタガス ショーツ/Partagas Shorts Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 ショーツ/Shorts
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パルタガス ショーツ/Partagas Shorts

葉巻/シガー情報

ブランド名 パルタガス
シリーズ名
ビトラ ショーツ (ミニュート)
葉巻の長さ 110mm (4.33インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 16.7mm (42)
ラッパー キューバ産 ブエルタ・アバホ地区
バインダー キューバ産 ブエルタ・アバホ地区
フィラー キューバ産 ブエルタ・アバホ地区
生産国 キューバ製
価格 2,300円 (2023年4月に購入) → 2,750円 (2024年5月~) → 2,970円 (2025年5月~)

この”パルタガス ショーツ/Partagas Shorts”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、私にとって4本目のキューバ産葉巻となる、”パルタガス ショーツ/Partagas Shorts”です。

キューバ産葉巻の購入は、随分久しぶりとなりますが、行きつけの葉巻販売店でたまたま見つけたため、即、購入してみることにしました。

実は少し前の話になるのですが、葉巻販売店に”ポール・ララナーガ”や”ラモン・アロンエス”等のキューバ産葉巻が50本ほど陳列されていたときがあり、その時は購入せず、来週にでも購入しようかと思っていたのですが、1週間後にはものの見事に全て販売済みとなっていました。(^^;)

そんなこともあり、今回は即購入に至ったという訳です。

私には特段、キューバ産葉巻が吸いたいという願望は無いのですが、キューバ産葉巻の各ブランドの味を知っておきたいために購入していると言えます。

確かにキューバ産葉巻は旨いと思いますが、兎に角、高い…。

今回購入した葉巻も、小さな葉巻であるにも関わらず、1本2,300円で購入しましたが、さらに1ヶ月もしないうちに1本2,750円に値上げされているではないですか!

ちょっと得をしたという気持ちと、もう買うことも無いか…という気持ちが、入り混じっております。

さて、今回購入した”パルタガス”葉巻ブランドについてですが、スペイン人の”ドン・ハイメ・パルタガス/Don Jaime Partagas”は、キューバで最も重要なタバコ供給業者であり、且つ、当時の雇い主でもあった”フアン・コニル・エ・ピ/Juan Conill y Pi”社の財政的支援を受けて、1845年にキューバのハバナに”レアル・ファブリカ・デ・タバコ・パルタガス/Real Fabricas de Tobaco Partagas”と言う名の巨大な葉巻工場を建設します。

今現在、この工場は稼働しておらず、パルタガスの葉巻工場は別の場所に移動しているようですが、元国会議事堂である”エル・カピトリオ”の裏にあるため、共にハバナの観光名所となっているそうです。

さらに、ドン・ハイメは、キューバのブエルタ・アバホのタバコ葉農園を幾つか購入し、品質と保存期間を向上させるため、発酵と熟成の方法を最初に実験した人物であるそうです。

ドン・ハイメの死後は、息子の”ホセ・パルタガス”が引き継ぎますが、1900年には銀行家の”ホセ・A・バンス”という人物に売却され、続いてキューバの葉巻メーカーであった”シフエンテス家”に売却され、”ボリバー”や”ラ・グロリア・クバーナ”を買収し事業を拡大するものの、その後のキューバ革命によりシフエンテス家はキューバを去り、現在はキューバ政府(ハバノスS.A.)の管理下にて運営されているようです。

ま、雑な纏め方をすると、歴史ある葉巻メーカーだと言うことでしょうか?(^^;)

それでは、”パルタガス ショーツ/Partagas Shorts”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

パルタガス ショーツ/Partagas Shorts Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1

まずは外観から見ていきましょう。

キューバ産ブエルタ・アバホ地区で栽培されたラッパーで巻かれた”パルタガス ショーツ/Partagas Shorts”は、僅かな艶を持つ、コロラド色~コロラドマデューロ色(濃茶色)をした葉巻です。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、赤色を基調とした中に金色の装飾がなされ、白色の文字で、”PARTAGAS HABANA CUBA”と記され、中心にはパルタガスのロゴマークが描かれています。

ボックスプレスされた葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さの中にも僅かな弾力があり、品質の良さが窺えます。

葉巻ボディからはの芳香性は意外と弱く、甘く香ばしい香りと言うよりも、スパイシーさが際立ちます。

この葉巻は、平均室内温度25℃・湿度65%に維持した自家製ヒュミドール内にて、44日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する8時間前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、麦わらや干し草の味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約1分40秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

パルタガス ショーツ/Partagas Shorts Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、上質で爽やかな杉の木の味からスタートする。

直ぐに、ナッツや麦わら(又は干し草)の味が追加される。

背景には、ごく僅かだがドライフルーツの甘酸っぱさがある。

なかなか良い喫味であり、酸味には至らない爽やかな味を特徴とした葉巻のようだ。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)はミディアム~ミディアムフルと言ったところか。

少し”ツン”としたところがあるため、喫味は少し強めに感じるが、実際のストレングス(ニコチン量)はミディアム程度だと思う。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、小麦粉の粉っぽさを含んだ適量のペッパー(白胡椒)があることを確認する。

喫煙開始12分時点で、1回目の灰折を行う。

灰はしっかりとした形を保っているが、軽い力で折れてしまう。

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

喫煙開始から15分以降の中盤は、序盤の味を引き継ぐが、土の味が追加され、爽やかな喫味に”コク”のようなものが追加される。

燃焼挙動は良好で、火入れ修正を行うことなく、均一に燃焼は進む。

着火後の引き抵抗(ドロー)は良好で、重くも軽くもなく、適度な吸い込み力でたっぷりの煙を口蓋に引き込むことが出来る。

喫煙開始23分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

バンドロールは簡単、且つ、とても綺麗に剥がすことが出来る。

喫煙開始27分時点で、2回目の灰折を行う。

2回目の灰折では、しっかりとした感触と共に折ることが出来た。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

パルタガス ショーツ/Partagas Shorts Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から30分以降の終盤は、序盤・中盤の味を引き継ぐが、少しの苦み(ほろ苦さ)を感じ始める。

しかし、嫌な苦みではないため、まだまだ喫煙を続けることは出来る。

喫煙開始35分時点で、喫味は強くなり、土の味とコーヒー豆のほろ苦さが主体となる。

喫煙開始40分時点で、3回目の灰折を行う。

既に葉巻を持つ部分も無くなりつつあるが、完全に味が劣化することはなく、正常な喫煙を続けることが出来る。

葉巻を指で摘まめなくなった時点で、喫煙を終了することとした。

パルタガス ショーツ/Partagas Shorts Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”パルタガス ショーツ/Partagas Shorts”は、上質で爽やかな杉の木と麦わらと土とナッツの味に、小麦粉の粉っぽさを含む適量のペッパー(白胡椒)、背景に爽やかさの元となるドライフルーツの甘酸っぱさが味わえる葉巻だと言える。

喫煙終盤にはほろ苦さが現れるものの、喫煙終了時まで味が劣化することなく、快適に喫煙することが出来る葉巻だ。

私が過去に喫煙した数少ないキューバ産葉巻と比較すると、その爽やかな喫味は”H.アップマン ハーフコロナ”の味に似通ったものがあると考える。

但し、個人的な好みとしては、上質な杉の木の樹液の甘さを伴う革と木とナッツとカカオ豆と土の味に、適度な量のペッパー、背景にフルーツの甘酸っぱさ(レーズン等)と穀物(パン・小麦等)の風味を味わえた”H.アップマン ハーフコロナ”に軍配が挙がると言えよう。

今回喫煙した”パルタガス ショーツ”は、少し味の複雑さに欠けているように思う。

キューバ産葉巻ではあるのだが、良質なドミニカ共和国産やニカラグア産等のニューワールド・シガー(新世界葉巻)を吸っているような感覚に陥った。

しかしながら、嫌な苦みや鋭さを感じることなく、最後の最後まで吸い切れるところは、流石の歴史あるキューバ産葉巻と言ったところか。

この葉巻の葉巻独自5段階評価は、葉巻価格は考慮しない評価として、4.5/5点寄りの4.0/5点とした。

参考までに、この、”パルタガス ショーツ/Partagas Shorts”葉巻は、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、91ポイントという高い評価を得ています。

喫煙時間

喫煙時間:45分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★☆☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★★☆☆
コーヒー ★☆☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★☆☆☆
土(素朴さ) ★★★★☆
草(ハーブ含む) ★★☆☆☆
ナッツ ★★★☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★★☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★★☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 -
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €9.90 (1ユーロ160円換算にて1,584円)
  • 日本国内価格 ¥2,300 → ¥2,750時点 (参考日本販売価格倍率1.74倍)

葉巻重量

  • 加湿・熟成後重量 6.14g
  • ドライシング後重量 6.09g
  • △減少重量 (減少割合) △0.05g (0.81%)

ギャラリー

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