アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto

3.0
アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 ロブスト/No.5 Robusto
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アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto

葉巻情報

ブランド名 アルファンブラ
シリーズ名 クラシック オレンジ セリエ N
ビトラ ロブスト
葉巻の長さ 127mm (5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 19.8mm (50)
ラッパー エクアドル産 ハバノ種 (キューバンシード)
バインダー ニカラグア産 ハバノ種 (キューバンシード)
フィラー ニカラグア産 ハバノ種
生産国 ニカラグア製
価格 1,050円 (2024年6月現在)

この”アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、葉巻趣味を始めた当初に好きになった葉巻ブランド”アルファンブラ/Alfambra”という葉巻メーカーの、基本となる葉巻シリーズからの1本となる、”アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto”です。

この葉巻シリーズは、元々”サンドイッチシガー”と呼ばれる、ミディアムフィラーやショートフィラー(1枚葉ではなく破れたタバコ葉)を使用して巻かれた葉巻として販売されていたのですが、その後仕様変更され、通常の”プレミアムシガー”と同じ作りである、全て1枚葉(破れていないタバコ葉)を使用した葉巻として作られるようになりました

このアルファンブラ社が最初にリリースした葉巻シリーズの改良版は、価格こそ安価ですが、全てのタバコ葉に高級品種であるハバノ種のキューバンシードが使われています。

安価な葉巻だとは言え、アルファンブラ社のオーナーである”アレハンドロ・マタ・アルファンブラ”の自社タバコ葉農園で栽培したタバコ葉をバインダーやフィラーに使用しているため、品質には安定感があると私は思っています。

アルファンブラ製の葉巻を吸うのは1年以上ぶりですが、葉巻趣味を始めた当初を思い出すことが出来ればと思っています。

それでは”アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

外観・コールドドロー

アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1

まずは外観から見ていきましょう。

エクアドル産ハバノ種で巻かれたラッパーを持つ”アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto”は、コロラド色(茶色)~コロラドマデューロ(茶褐色)をしており、葉巻表面には少しの艶があり、安物感を感じさせる作りではありません。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、オレンジ色と白色と黒色の3色が使われていて、”Alfambra LONG FILER”の文字が確認できます。

葉巻を指で摘まんでみると、程よい硬さの中に僅かな柔らかさも備えており、着火後の引き抵抗(ドロー)の良さも感じさせます。

この葉巻は、平均室内温度25℃・湿度65%に維持した自家製ヒュミドール内にて、50日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する12時間前に、葉巻をドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと、干し草の味がして、引き抵抗は重くも軽くもなく、良好と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分30秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

序盤(1/3ファーストサード)

アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、爽やかな杉の木の味からスタートする。

着火後の引き抵抗(ドロー)はとても良く、適度な吸引力でしっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、ごく僅かな苦みを含む、適量のマイルドなペッパー(白胡椒)があることを確認する。

喫煙開始5分時点で、ナッツと草の味が追加される。

ストレングス(ニコチン量)はマイルド~ミディアム、フレーバー(風味)もマイルド~ミディアムと言ったところだろう。

味は単純だが、とても吸いやすい葉巻だ。

私の苦手な草の味はあるが、ヨーロッパ圏にて1本€2.95(約498円)で販売されている葉巻だということを知っていると、この葉巻のクオリティの高さから、そんな小さなことなど全く気にならなくなる。

副流煙の香りには、甘さは少ないが香ばしい香りがある。

喫煙時間17分時点で、片燃えが気になりだしたため、1回目の灰折を行うと同時に、火入れ修正を行う。

灰は少し崩れるように折れる。

喫煙開始20分時点で、背景に軽い糖蜜の甘さがあることを確認する。

中盤(2/3セカンドサード)

アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から25分以降の中盤は、序盤の味を引き継ぐが、爽やかな杉の木の味は後退し、ロースト感由来の軽い苦みが含まれた杉の木の味となる。

喫煙開始33分時点で、2回目の灰折を行うと同時に、片燃えに対する火入れ修正を行う。

この葉巻の燃焼挙動は良いとは言えず、常に片燃えを繰り返しながら燃え進むため、頻繁な火入れ修正が必要となる。

喫煙開始40分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がす。

バンドロールはとても簡単に、且つ、綺麗に剥がすことが出来る。

喫煙開始42分時点で、ローストされた革と土の味が追加される。

終盤(3/3ファイナルサード)

アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から45分以降の終盤は、序盤の爽やかな喫味が薄れ、少しの苦みを含む味となる。

つまりは、味の劣化が始まったようだ。

序盤の味が素晴らしかったため、中盤・終盤でどのような味になるか楽しみにしていたが、やはりこれは1本€2.95(約498円)の葉巻、残念ながら終盤では価格相応の葉巻の味となってしまった。

否、日本国内では2倍以上の1本1,050円で販売されていることを考えると、コストパフォーマンスは低いと言ってしまったほうが良いかも知れない。

但し、葉巻の作り(外観)は良く出来ており、格安系葉巻には全く見えないところが、逆に悩ましい。

喫煙開始65分時点で、味の劣化も進んできたことから、この辺で喫煙を終了することとした。

アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

総評

総評として、この”アルファンブラ ロブスト/Alfambra Classic Orange Serie N No.5 Robusto”は、爽やかな杉の木とナッツと草と革と土の味に、適量のマイルドなペッパー(白胡椒)、背景に軽い糖蜜の甘さが味わえる葉巻だが、中盤後半から味が劣化し始め、軽い苦みを伴うようになる葉巻だと言える。

約1年ぶりに喫煙したこの”アルファンブラ オレンジ”葉巻シリーズだが、50日間の加湿・熟成に加え、12時間のドライシング実施という適切な葉巻管理を行ったことから、もっと旨い味に化けるのではないかと期待していたが、ほぼ前回喫煙したときと同じ印象であったことが、とても残念だ。

中盤後半から感じた苦みは、アンモニア由来の苦み成分のように感じたため、ドライシングでは発生を防ぐことが出来ない苦みだったように思う。

つまりは、タバコ葉の発酵が不十分であることから出た苦みであったようだ。

これだけ安い価格(€2.95≒498円)で販売できるのは、葉巻製造後の熟成期間が短いことだけでなく、使用するタバコ葉の発酵期間が短いことが理由だと考える。

勿論、発酵不良という訳ではなく、最低限の発酵は完了しているのだろうが、仮にこの葉巻を解体して、蒸留水を吹き付けてからビニール袋に入れ、それを温度45~50℃のファーメンテーション・チャンバー(パン生地を発酵させる時に使うような発酵器)に入れて2週間ぐらい再発酵させれば、かなりの量のアンモニア(水溶液)が生成されるのではないかと推測する。

要は、この葉巻に使われているタバコ葉は、まだまだ発酵させることが出来るタバコ葉だということだ。

葉巻は一度解体してしまうと、再度組み立てることが不可能であるため、私自身、それを試してみるつもりはないのだが…。

しがしながら、この葉巻は価格相応(ヨーロッパ圏での価格の場合)の味であり、喫煙序盤に限っては、爽やかで良質な杉の木の味がする葉巻であったことを再度伝えておきたい。

日本国内では、1本750円程度が適正と呼べる価格であろう。

この葉巻の葉巻独自5段階評価は、前回と同様の3.0/5点とした。

喫煙時間

喫煙時間:65分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★☆☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★☆☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★☆☆☆
コーヒー ★★☆☆☆
トースト(パン・小麦粉) ★☆☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★★☆
★★☆☆☆
土(素朴さ) ★★☆☆☆
草(わら・ハーブ等) ★★★☆☆
ナッツ ★★★☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★☆☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★☆☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 -
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €2.95 (1ユーロ160円換算にて472円)
  • 日本国内価格 ¥1,050 (参考日本販売価格倍率2.22倍)

葉巻重量

  • 加湿・熟成後重量 10.21g
  • ドライシング後重量 10.14g
  • △減少重量 (減少割合) △0.07g (0.69%)

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