『思い出すことを助けるグルメサイト』を考える。より使える次世代のグルメサイト（アプリ）とは！？

2014/02/18 2015/02/04

あなたはどの程度飲食店を利用しますか？

飲食店で食事をしようと思った時、あなたはどんな行動を取るでしょうか？

『自分の直感を信じて、パッと思いついたお店に直行！』

それが出来るということは素晴らしいことです！

一番最初に思いつくお店ですから、今、本当に食べたい料理を提供するお店なのでしょう。

でも、すぐにパッと行きたいお店が思いつかなかった場合はどうしますか？

外食自体に興味がない方や、余り外食をしない方でしたら、『外食するなら大好きなこのお店！』と、数店舗のお決まりのお店を用意しておけば良いのかも知れません。

しかし、外食が好きな方やグルメを趣味とする方にとって、今日はどのお店に行こうかと決めることは、ある意味『悩みの種』でもある筈です。

勿論、その悩み自体が楽しみであることも承知しておりますが、新しいお店を開拓していくということは、必然的に『外す』可能性も多くなるものです。

また、多くの飲食店の存在を知っていくと、その中からの一つしか選べない訳ですから、今回は外さないだろうかと、悩みは苦痛になることさえあります。

私事で恐縮ですが、私は外食が好きで、特に居酒屋と土日のランチには満足行く飲食がしたいと思っています。

同じお店に足を運ぶことも多々ありますが、それはマイベスト１０に入るお店に限られている程少ないです。

新しいお店の開拓をして、お気に入りのお店を少しづつでいいから増やしていこうと、常日頃から考えています。

グルメサイトの利用価値

そんなときに利用するのがグルメサイトです。

グルメサイトは頻繁に飲食店を利用する人にとって欠かせないものとなっています。

グルメサイトが最も多く利用されているケースとしては、忘年会や新年会や歓送迎会などの会社行事利用に於けるものです。

複数人での飲み会や食事会のセッティングに、グルメサイトは多いに効果を発揮します。

しかしながら、家族や気の合う友人や一人でと、少人数で訪れる場合には自分が楽しむことや友人が喜んでくれることを楽しんだりすることが優先されますので、グルメサイトで得られるその画一的な情報では満足出来ない場合が多々あるのです。

更にグルメサイトの弱点として最も大きいのは、『今居る場所・今日の曜日・今の時間に行って、営業しているか？という観点からは検索しづらい』というところにあります。

その条件検索があったとしても『日曜営業』や『夜10時以降入店可能』等にチェックを入れる程度です。

また営業時間表示も軽く考えているグルメサイトが多く目立ちます。

これは電話で確認すれば良いという考えからなのでしょうが、その都度確認していては検索していく意味も薄れてしまうと思います。

営業時間はよく変更になるからというサイト側の言い分もあるでしょうが、実際には営業時間はそんなに変動があるものでもありません。

営業時間に関しては店からヒアリングを行っての確実な情報を掲載してほしいものです。

いずれにせよ、今すぐ行きたいお店をスピーディに探したい（思い出したい）場合には、グルメサイトの検索は使い物にならないというのが私の見解です。

現行グルメサイト（アプリ）の不満な点とは？

どんなサイトがあれば良いのかを考える前に、今一度グルメサイトに見られる不満な点を箇条書きにしてみましょう。

お気に入り登録した（行った・行きたい）店舗の中での『高度』な検索ができない。（常日頃からグルメサイトをチェックしている人が対象となるので、お気に入り登録のデータ内で探すほうが効率的である）
営業日時を指定して検索（条件による抽出）することができない。（私が知りたいのは『今、利用できる店』。時間を掛けて絞り込んでいって探した努力が、店舗への電話確認後に無駄となる）
ランチまたはディナーの、どちらでお気に入り登録したのかが分からりずらい。（ランチなら行きたいが、ディナーでは価格が高すぎて行きたくない店もある）
営業時間の表示が曖昧であることが多い。（広告収益サイトである以上、ページまで誘導する必要があるので致し方ないことなのか？）
サイト操作が複雑すぎて、納得する店を見つけるまでに時間が掛かり、面倒。（もっとスピーディに行きたいお店を思い出したい）

ざっとこんなところではないでしょうか。

グルメサイトも会社行事のセッティングを時間を掛けて行うのなら多いに役立つと考えておりますので、ここでは個人利用で外食をする機会が多くあり且つグルメ（新たな店を開拓する精神のある方）である方を対象に新しいグルメサイトの形を探ってみたいと思います。

では、どんなグルメサイト（アプリ）があれば良いのか？

私が考えるグルメサイト（アプリ）はこんな条件を満たしたものです。

１週間後や２週間後の予約を取るためのものではなく、今すぐに利用したいお店をスピーディに探す（思い出す）ことが出来るサイト。
グルメな方を対象としているため、日々飲食店の情報をチェックして自分でデータを集めていることを前提とし、その中からお薦めの店をお知らせしてくれるサイト。
自分が食べたい、行きたいと思うものだけでなく、『こんなお店も有りますよ！』と、サイトから提案して教えてくれる（営業してくれる）サイト。

自分の考えだけにとらわれないで、行きたい店を教えてくれるサイトがあれば良いのにという、私の願望が入っています。

なんでも自分の考えだけで決めたいと思っている方や営業を掛けられるのが嫌いな方には理解しがたいことだと思いますので、例えでご説明しましょう。

例えば初めての中華料理屋に入ったとしたら、何を注文するでしょうか？

それは貴方が今、食べたいものですか？

私ならその店のお薦めを食べます。

知らない店ですからそれが美味しいかどうかなど分かりませんし、飲食に於いて自分の考えを押し通すことなど、それほど重要ではないと私は考えています。

その方が料理に関してのオーソリティ（権威）である場合は話も違ってきますが、営業されるがまま受け入れるということが良い結果をもたらすことも多々あるのではないかと思っています。

また、他の例として、家電量販店で洗濯機を購入するケースを考えてみましょう。

自分で価格ドットコムなどを調査して、機能面やコストパフォーマンスなどを比較検討するのも良いと思いますが、私なら一番売れている洗濯機をターゲットにします。

その情報を得た上で店員さんに意見を求めて購入します。

このケースで言いたいことは、私は洗濯機に全く興味がなく深い知識もありませんので、店員さんの薦めるものや多くの人が選んでいるものを購入するほうが賢明だと考えているということです。

営業される立場になるということは幸せなことだと、私自身、常々思っています。

家電製品のオーソリティでも無いのに、『自分で調査してこれが一番だと判断したのだから、貴方（店員）の提案など受けたくない！』という考え方はどうかと思うのです。

料理に関して、初めて入る店では皆素人と言える訳ですから、その店が薦めるものを食べるのが最良の選択だという考え方です。

これを飲食店を探すということに置き換えてみると、『自分は今、洋食が食べたいんだ！』とか『あの店のうな重が食べたいんだ！』などという、その場その時の考えは果たして本当なのか？ということなのです。

それはただ、他の料理や他の店を知らないから、思い出せなかったからに過ぎないからではないのか？と私は思ってしまいます。

具体的な私にとっての最良なグルメサイト（アプリ）とは？

私にとって、あると便利であろうと思うグルメサイトの理想を下に纏めてみました。

定時におすすめのお店を知らせてくれるスマホ・アプリ『グルメDo（仮名）』

毎日午後12時と午後6時に、その場その日その時間に営業している、登録した飲食店舗から、又は好み（条件）に合うと思われる飲食店舗から、お薦めの飲食店舗を知らせてくれるアプリ。
食べログやホットペッパー等のAPIデータを利用して表示された飲食店情報から、興味のある飲食店を登録しておきます。
設定にもよりますが、基本は登録の中からのお薦め店1軒と、条件に合うと思われる自動条件判断された店1軒を表示するようにします。
登録の中からの1軒に興味がない場合は、第二候補、第三候補を順に表示できるようにします。（自動条件判断された店も同様）
また、興味が無い店が表示されたら、条件を指定することもできるようにします。（例：洋食・うどん・ラーメン・焼き肉・居酒屋等、行った店・まだ行っていない店等）
このおすすめされたお店に行った場合はそのデータが次回からのアルゴリズムに反映されるようにします。

私がグルメサイトに望んでいることは、能動的に飲食店を見つける作業を行うのではなく、あくまで受け身で教えてもらうということ。

教えてもらう飲食店は能動的に探して自らお気に入り登録しておいたものが基本ですので、決して的ハズレな提案など有り得ません。

さらには趣味嗜好が合うと判断された、全く知らないお店の営業も仕掛けて貰える。

そんなサイト（アプリ）なのです。

行きたいと思っていたお店を、急遽思い出すことなんて無理！
グルメサイトの検索って、なんだか仕事をしてるみたいで、面倒！
今日この時間に営業している店だけを表示することが、何故出来ない！
どの店に行きたいかなんかは、貴方（プログラム）が決めてくれ！

こんな不満、皆さんはありませんか？

これを解決してくれるグルメサイト（アプリ）『グルメDo』は如何思われるでしょうか？

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テイキチTakeAwayKitchenブログ管理運営

TakeAwayKitchenブログ管理運営・執筆者。
テイクアウト料理のメニューを考えて、作って、食べるのが趣味の、自称テイクアウト料理推進委員会代表。
テイクアウトに関わらず、飲食店で人気のある店や話題性のある店には必ず足を運びます。
繁盛している飲食店とそうでない飲食店の、傾向と対策を考えることも大好きな、立ち飲み酒場好きアラフィフ男です。(^_^;)