レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona

3.5
レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 メディアコロナ/Media Corona
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レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona

葉巻/シガー情報

ブランド名 レジウス
シリーズ名 ブラックラベル
ビトラ メディアコロナ (ハーフコロナ)
葉巻の長さ 89mm (3.5インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 18.3mm (46)
ラッパー ニカラグア産
バインダー ニカラグア産
フィラー ニカラグア産
生産国 ニカラグア製
価格 1,500円 (2024年9月現在)

この”レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回、私が葉巻/シガー喫煙レビューする葉巻は、元投資銀行家のイギリス人である”アキル・カパシー/Akhil Kapacee”が、キューバ産葉巻の味をニカラグア産のタバコ葉を使って再現しようと、プラセンシアの協力の元で開発・製造された葉巻である、”レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona”です。

正直、私はこの”レジウス”葉巻ブランドについては、ノー・チェックでした。

購入したきっかけは、先日葉巻喫煙レビューした”ベントレー・ハーフコロナ”のように、大して旨くはないだろうと高を括っていた葉巻が意外に旨かったこともあり、他にもノー・チェックの葉巻ブランドで旨い葉巻が存在するかもしれないと考え、このレジウス・ブランドの葉巻に手を出してみることにしました。

まずは、一番小さくて安価な”メディアコロナ”(ハーフコロナ)ビトラから試してみることにしました。

葉巻を購入してからこの葉巻ブランドを調査してみると、下請け製造はプラセンシアのようですし、キューバ産葉巻の味を追求しているとのことで、これまた意外にも面白い葉巻レビューになりそうな予感がします。

葉巻を開発するにあたって、アキル・カパシーは”ネストル・アンドレス・プラセンシア/Nestor Andrés Plasencia”に対して、あまり刺激が強くない葉巻を希望したため、ネストル・アンドレスはセコ葉やヴォラド葉を使用した葉巻サンプルを作ったようですが、アキルの味覚に合わなかったため、その後、ヴィソ葉数枚とリジェロ葉を追加したようです。

やはり、前回の”ラ・オーロラ プレフェリドス 1903 ゴールド チュボス”葉巻レビューで推測したことは、あながち間違ってはいなかったようです。

”ニカラグア産やドミニカ共和国産のタバコ葉で、キューバ産葉巻の味に近づけるには、ヴィソ葉やリジェロ葉を使用する必要がある”ということです。

アキル自身は、使用しているニカラグア産ハラパ地区のタバコ葉が、甘くクリーミーで複雑な味わいがあるからキューバの味がするのだと述べているようですが、私個人的な考えでは、エステリ地区やコンデガ地区やオメテペ地区のタバコ葉であっても、ヴィソ葉やリジェロ葉を多用すればキューバの味に近くなるのではないかと考えています。

そうなると問題として浮上してくるのは、やはりニコチン量の増加です。

ニコチン量が増えても、刺激が強くなったり、喫味が鋭くなる訳ではありませんが、吸い終わった後に”ヤニクラ”(ニコチン酔い)に陥る懸念があるため、喫煙に対する積極性が弱まってしまいます。

少なくとも、私はそうです。(^^;)

さて、今回喫煙する”レジウス ブラックラベル メディアコロナ”は、本当にキューバの味がするのか、そしてニコチン量はどの程度なのかを実際に吸って確認してみることにしましょう!

それでは、”レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

ニカラグア産のラッパーで巻かれた、”レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona”は、コロラド色(茶色)~コロラドマデューロ色(茶褐色)をしていて、葉巻表面は少し凹凸があって素朴な感じがしますが、必要十分な美しい外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、黒色の下地に金色で装飾されたデザインになっていて、それなりに高級感はあります。

葉巻ボディからは、かなり強い牛舎系の良い香りがします。

葉巻全体を手に持って確認すると、太い葉脈などは全く見当りませんが、少し素朴さが残る作りとなっており、葉巻表層部には僅かな弾力性を備えています。

この葉巻は、平均室温28℃・湿度67%に維持した自家製ヒュミドール内にて、36日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する8時間前に、葉巻を湿度54%のシリカゲル入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移して、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと干し草の味がして、引き抵抗は多少軽めですが、良好の範囲内と言えます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約2分間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、上質で爽やかな杉の木の味からスタートする。

直ぐに、ナッツとごく僅かなカカオ豆の味が追加される。

背景には少し深くローストしたコーヒー豆の甘さがある。

旨い!

この葉巻は、確かにキューバ産葉巻の味を彷彿とさせる味だ。

引き抵抗(ドロー)は軽めだが、軽く煙を吸い込むだけで、多くの煙を口蓋に引き込むことが出来る。

ストレングス(ニコチン量)はミディアム~ミディアムフル、フレーバー(風味)もミディアム~ミディアムフルと言ったところか。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、鼻に噛みつくことのない適量の繊細なペッパー(白黒混合の胡椒)があることを確認する。

副流煙の香りは、甘さは少ないが香ばしい香りがする。

燃焼挙動は比較的良好で、灰折時に軽く火入れ修正を行うだけで、均一に火は燃え進むだろう。

喫煙開始13分時点では、土の味が追加され、喫味も少し強くなる。

レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から15分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行うことを始める。

灰は軽い力で折れるが、綺麗な形を保ったまま折ることが出来る。

中盤の味は、序盤の味を引き継ぐが、爽やかな杉の木の味は後退し、土の味が勢力を増す。

同時に、ストレングス(ニコチン量)はミディアムフルとなり、喫味も強くなる。

喫煙開始24分時点で、煙に僅かな苦みが含まれるようになる。

喫煙開始26分時点で、バンドロール(シガーリング)を剥がすが、バンドロールがラッパーに接着されていたため、ラッパーが大きく破損してしまう。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から30分以降の終盤は、まず2回目の灰折を行うことから始める。

終盤の味は、序盤・中盤の旨さを感じることが出来なくなり、煙には苦みが含まれ始め、ストレングス(ニコチン量)はミディアムフル~フルボディとなる。

想像していた通りの、強い喫味の葉巻だ。

ニカラグア産のタバコ葉を使ってキューバ産葉巻の味に近づけるには、ヴィソ葉はリジェロ葉を多用する必要があると私は考えており、ニコチン量が否が応にも増えてしまうのは仕方のないことだと思っているが、この葉巻でキューバ産葉巻の味を味わえたのは序盤のみであり、終盤に於いては完全に劣化した味になってしまうのは、マイナス評価する他ない。

喫煙開始50分時点の、完全に味が劣化して苦みが増加した段階で、喫煙を終了することとした。

レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”レジウス ブラックラベル メディアコロナ/Regius Black Label Media Corona”は、上質で爽やかな杉の木と土とナッツと少量のカカオ豆の味に、鼻に噛みつくことのない適量の繊細なペッパー(白黒混合の胡椒)、背景に少し深くローストしたコーヒー豆の甘さと苦さがある葉巻だと言える。

流石にキューバ産葉巻の味を目指した葉巻なだけあり、キューバ産葉巻を彷彿とさせる喫味を味わうことは出来るのだが、それは喫煙序盤に限ってのことであり、中盤の終わり頃からは苦さが増し始め、終盤では完全に味が劣化してしまう葉巻であったことは残念でならない。

非キューバ産葉巻でキューバ産葉巻の味に寄せていくには、ニコチン量の強いヴィソ葉やリジェロ葉を多用する必要があるのだろうが、それと味の劣化が早い段階で始まることとは無関係であると考えているため、使用しているタバコ葉自体の発酵・熟成に問題があるのだろう。

即ち、キューバ産葉巻の味を目指しつつ、且つ、低価格帯での販売を試みているために、熟成期間の短いタバコ葉を使用するしか方法がなかったのだと推測する。

そもそも、私はプラセンシアの農園で栽培・発酵・熟成されたタバコ葉の味自体が、私好みの味では無いのかも知れない。

勿論、不味い筈もないのだろうが、今まで喫煙してきたプラセンシア製の葉巻にそれほど執心することが無かったのは、それが理由だったようだ。

そのことを除外しても、喫煙後半から味の劣化が始まるこの葉巻に、それほど良い評価を与えることは出来ないだろう。

喫煙前にはこの葉巻に多少期待していたところもあったため、とても残念だ。

この葉巻の葉巻独自5段階評価は、喫煙後半から味の劣化が始まるとはいえ、喫煙序盤に限ってはキューバ産葉巻の味を彷彿とさせる良い喫味であったことを評価し、4.0/5点寄りの3.5/5点とした。

参考までに、この”レジウス ブラックラベル/Regius Black Label”葉巻シリーズは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、87~91ポイントという高評価を得ていますが、この”メディアコロナ”ビトラに於いてはランク外となっています。

喫煙時間

喫煙時間:54分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★★☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★☆☆☆
コーヒー(苦み含む) ★★★☆☆
トースト(パン・穀物) ★☆☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★☆☆
★★☆☆☆
土(素朴さ) ★★★☆☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★★☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★☆☆☆
フルーツ(酸味含む) ★★☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★☆☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $4.90 (1ドル148円換算にて725円)
  • ヨーロッパ圏内参考価格 £7.12 (1ポンド190円換算にて1,352円)
  • 日本国内価格 ¥1,500 (参考日本販売価格倍率1.44倍)

葉巻重量

  • 葉巻購入時重量 7.69g
  • 加湿・熟成後重量 7.42g (葉巻ヘッドカット後重量7.34g)
  • ドライシング後重量 7.29g (葉巻ヘッドカット後)
  • △減少重量 (△減少割合) △0.05g (△0.68%)

ギャラリー

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