アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story

4.5
アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|ギャラリー1 ショートストーリー (ペルフェクト)/Short Story (Perfecto)
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アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story

葉巻/シガー情報

ブランド名 アルトゥーロ・フエンテ
シリーズ名 ヘミングウェイ
ビトラ ショートストーリー (ペルフェクト)
葉巻の長さ 101.6mm (4インチ)
葉巻の直径(リングゲージ) 16.7mm/19.4mm (42/49)
ラッパー 中央アフリカ共和国産 カメルーン種
バインダー ドミニカ共和国産
フィラー ドミニカ共和国産
生産国 ドミニカ共和国製
価格 2,200円 (2025年3月現在)

この”アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story”の葉巻/シガー喫煙レビュー

今回の葉巻/シガー喫煙レビューするのは、アメリカにて絶大な人気を誇るドミニカ共和国の高級葉巻メーカー”アルトゥーロ・フエンテ”からの1本である、”アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story”の葉巻です。

”アルトゥーロ・フエンテ”製の葉巻は、私が葉巻趣味を始めて最初に感動した葉巻なのですが、大幅な値上げが実施されてからは、あまり吸う機会に恵まれませんでした。

今回はアルトゥーロ・フエンテ葉巻の中でも、最も小さく、且つ、最も安い価格で購入できる、”アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー”を、久しぶりに喫煙してみたいと思います。

”ヘミングウェイ”葉巻シリーズで特徴的なのは、現在では珍しい”パーフェクト(ペルフェクト)”ビトラであることと、中央アフリカ共和国産カメルーン種のラッパーが使用されていることでしょう。

これはドミニカ共和国製であることを含めて、私が好きな葉巻である”ラ・ガレラ インペリアルジェイド チキートパーフェクト”に似ていると言えます。

1本1,600円で購入できる”ラ・ガレラ インペリアルジェイド チキートパーフェクト”と比べて、今回喫煙レビューする”アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー”はどのような違いがあるのか、喫煙するのが楽しみです!

参考までに、”アルトゥーロ・フエンテ”という葉巻メーカーは、激動の歴史を持つ会社であり、1912年にアメリカ合衆国フロリダで創業して、キューバ産のタバコ葉で葉巻を製造していましたが、工場が火災で壊滅的な被害を負い、操業停止となります。

それから22年後、ニカラグアで葉巻製造に再挑戦するものの、ニカラグア革命によって1979年にまた工場が焼失することになります。

その後、今度はドミニカ共和国で3度目の挑戦を行い、現在の葉巻業界に於いての高い地位を確立するにまで至っています。

この不屈の精神を持つ、”アルトゥーロ・フエンテ”一家が作るその葉巻は、実際に素晴らしい葉巻を作る葉巻メーカーとして、人気を博しています。

それでは、”アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story”葉巻/シガーの喫煙レビューを開始しましょう。

葉巻外観・コールドドロー

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まずは外観から見ていきましょう。

中央アフリカ産 カメルーン種のラッパーで巻かれた”アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story”は、コロラドマデューロ色(茶褐色)をしており、ごく僅かな艶を持つ、素朴な外観をしています。

葉巻に巻かれているバンドロール(シガーリング)は、赤色と金色と黒色と白色を使用した、高級感溢れる作りとなっています。

葉巻を指で摘まんでみると、しっかりとした硬さがありながら、葉巻表層部にはごく僅かな弾力を備えています。

葉巻ボディからの芳香性は、強くはありませんが、ローストされた木や牛舎系の香りがします。

この葉巻は、平均室温19℃・湿度64%に維持した自家製ヒュミドール内にて、64日間の加湿・熟成を行っています。

葉巻喫煙を開始する8時間前に、葉巻を湿度47%のシリカゲル(乾燥剤)入りドライ・ボックス(葉巻の空き箱)に移しての、”ドライ・ボクシング”を行っています。

シガーカッターでヘッド(吸い口側)をフラットカットして、コールドドロー(火を点けずに吸う)を行うと干し草や麦わら等の味が一切なく、全く刺激のないタバコ葉の味と唇に少しの甘さを感じ、引き抵抗は葉巻フットが閉じた状態であるため少し重めですが、良好の状態だと予測出来ます。

今回は、ブタンガス詰め替えタイプのソフトフレームライター(黄色い炎)を使って、葉巻フット(火を点ける側)から1cm程離して、葉巻を水平から15度の角度で固定し、回転させつつ、縁部分から燃焼させ、中央部分まで火が回るまでしっかりと炙り(約1分10秒間)、葉巻フットのラッパーが2mm~3mmほど灰になって着火したことを確認してから、喫煙を開始します。

葉巻テイスティング序盤(1/3ファーストサード)

アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤ファーストサード

※最初に、葉巻(プレミアムシガー)は、葉巻1本の喫煙が進むごとに複雑な味(フレーバー)が順番に、または交互に訪れることを楽しむものであるため、この葉巻/シガー喫煙レビューも、葉巻を3等分に最初の1/3を序盤(ファーストサード)、真ん中の2/3を中盤(セカンドサード)、最後の3/3を終盤(ファイナルサード)と分けて喫煙レビューを記載したいと思います。

序盤は、スパイシーな土と革と杉の木の複合された味でスタートする。

スパイシーで素朴な味がとても心地良い。

まるで、歴史ある古い旅館に宿泊しているような感覚に陥る。

この味は、過去に喫煙レビューした”ラ・ガレラ インペリアルジェイド チキートパーフェクト”に、形も大きさも含めて酷似していると言って良いだろう。

先端のみを着火しただけであるにも関わらず、燃焼挙動は良好で、多少の片燃え程度なら自動修正されるようだし、引き抵抗(ドロー)も良好で、軽い吸引力でしっかりとした量の煙を口蓋に引き込むことが出来る。

レトロヘイルにより副鼻腔に煙を通すと、適量の繊細なペッパー(黒胡椒)があることを確認する。

アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙序盤の終わり頃ファーストサード

葉巻テイスティング中盤(2/3セカンドサード)

アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙中盤セカンドサード

喫煙開始から18分以降の中盤は、まず1回目の灰折を行うことから始める。

灰はしっかりとした感触と共に折れる。

中盤の味は序盤の味を引き継ぎ、スパイシーな土と革の融合された味を主体として吸い進む。

スパイシーな葉巻ではあるが、刺激や鋭さとは無縁の葉巻であり、煙はとてもスムース&マイルドだ。

喫煙開始27分時点で、バンドロールを剥がす。

バンドロールは高級葉巻らしく、とても簡単、且つ、とても綺麗に剥がすことが出来る。

この葉巻は、良質な中央アフリカ産カメルーン種ラッパーが持つスパイシーさと、土の味由来の心地良い”カビ臭”を特徴とする葉巻であり、先ほども記載した通り、”ラ・ガレラ インペリアルジェイド チキートパーフェクト”に酷似した味だが、この葉巻の方がよりマイルドな煙に感じる。

言うなれば、”スパイシー&マイルド”な葉巻であり、スパイシーというのはペッパー(胡椒)が多いという意味では無く、クローブやカルダモン等のミックス・スパイスをしっかりと感じることが出来るという意味だ。

吸っていて、とても心地良い葉巻だ。

葉巻テイスティング終盤(3/3ファイナルサード)

アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終盤ファイナルサード

喫煙開始から36分以降の終盤は、序盤・中盤の味を引き継ぎ、土と革とミックス・スパイスの融合された味で吸い進む。

既に葉巻も残り僅かしかないが、嫌な苦みや鋭さを全く感じることが無いだけでなく、味の劣化も起こらない。

流石、完全に熟成されたタバコ葉だけを使用して巻かれた”アルトゥーロ・フエンテ”の葉巻だ。

最終的に、ストレングス(ニコチン量)はミディアム、フレーバー(風味)はミディアム~ミディアムフルと言ったところだろう。

喫煙開始45分時点で、3回目の灰折を行う。

喫煙時間54分時点の、葉巻を指で摘まめなくなった段階で、喫煙を終了することとした。

アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story Cigar Review|葉巻/シガー初心者の喫煙レビューブログ|喫煙終了後ファイナルアッシュ

葉巻テイスティング総評

総評として、この”アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story”は、クローブやカルダモン等のシパイシーな風味を伴う土と革と少量の杉の木が融合された味に、適量の繊細なペッパー(黒胡椒)、背景に素朴な土の味由来の古い旅館に宿泊している時に感じるような心地良い”カビ臭”がある葉巻だと言える。

この葉巻の味に似ている葉巻、否、酷似している葉巻としては、過去に喫煙レビューした”ラ・ガレラ インペリアルジェイド チキートパーフェクト”が挙げられるが、それも、使用されているタバコ葉の構成内容が酷似していることから当然と言える。

但し、今回喫煙した”アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー”の方が刺激や鋭さが全く無く、よりマイルドな喫味を楽しむことが出来る葉巻だと思う。

問題となるのは価格だけであり、この小さな葉巻に1本2,200円を出費するのは、いささか気が引けてしまうのは、私だけではないだろう。

”アルトゥーロ・フエンテ”は、アメリカ合衆国をターゲット市場としていることから、アメリカ在住の方がこの葉巻を1本1,000円(≒$7.00)程度で購入できることが羨ましい。

とは言え、最近の私の味覚も、この味から離れつつ(飽きてきた?)あるため、新たな味を欲しているようだ。

今現在の私がこの味を味わうのなら、1本1,600円の”ラ・ガレラ インペリアルジェイド チキートパーフェクト”で十分だと考える。

今回喫煙した葉巻の葉巻独自5段階評価は、4.5/5点を与えるに相応しい葉巻だと判断した。

参考までに、この”アルトゥーロ・フエンテ ヘミングウェイ ショートストーリー/Arturo Fuente Hemingway Short Story”葉巻ビトラは、”シガーアフィショナード/Cigar Aficionado”にて、90ポイント~92ポイントという高評価を得ています。

喫煙時間

喫煙時間:55分

味覚フレーバーグラフ

チョコレート(カカオ豆) ★☆☆☆☆
スィーツ(甘さ) ★★★☆☆
クリーム(滑らかさ) ★★★★☆
コーヒー ★☆☆☆☆
トースト(パン・穀物) ★★☆☆☆
木(杉・オーク等) ★★★☆☆
★★★★☆
土(素朴さ) ★★★★☆
草(わら・ハーブ含む) ★☆☆☆☆
ナッツ ★★☆☆☆
ペッパー(胡椒・唐辛子) ★★★☆☆
フルーツ(酸味含む) ★☆☆☆☆

葉巻/シガー 初心者・女性へのおすすめ度

おすすめ度:★★★★☆

世界各国葉巻値段比較(アメリカ・ヨーロッパ・日本)

  • アメリカ国内参考価格 $7.35 (1ドル148円換算にて1,088円)
  • ヨーロッパ圏内参考価格 €14.00 (1ドル160円換算にて2,240円)
  • 日本国内価格 ¥2,200 (参考日本販売価格倍率1.32倍)

葉巻重量

  • 葉巻購入時重量 7.43g
  • 加湿・熟成後重量 7.35g (葉巻ヘッドカット後重量7.22g)
  • ドライシング後重量 7.17g (葉巻ヘッドカット後)
  • △減少重量 (△減少割合) △0.05g (△0.69%)

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