東京ミッドタウン日比谷の「スーザンズミートボール（Susan’s MEAT BALL）」飲食レビュー

2018/05/01 2021/12/16

NYスタイルのミートボール専門店が、東京ミッドタウン日比谷に登場！

今回ご紹介するのは、2018年3月29日、日比谷にグランドオープンした「東京ミッドタウン日比谷」の地下一階フードホールにある、ミートボール専門店「スーザンズミートボール（Susan’s MEAT BALL）」です。

ミートボールと聞くと、日本人なら「イシイのおべんとクンミートボール」をイメージする方が多いのではないでしょうか？

いわゆる肉団子ということですね。(^_^;)

それは石井食品が製造販売しているレトルト食品ということもあって、チープなイメージが付き纏いますが、海外では決してそうではないようです。

日本の肉団子は、中華風の甘酢あんが掛かっていることが多いですが、スウェーデンではジャムとクリームソースを添えて、味もお洒落に決めるようですし、また、アメリカではトマトソースのスパゲッティ・ミートボールという定番料理が存在します。

そんな海外発信のお洒落なミートボールを提供しているという、ここ、スーザンズミートボールでミートボールを頂いてきました。

肉の種類とソースは自分でチョイスするスタイル

店頭に並ぶとまず目に入ってくるのは正面上部に掲示されたメニュー看板。

肉は・BEEF（牛肉）・PORK（豚肉）・CHICKEN（鶏肉）・VEGGIE（ベジミート）の4種類からチョイス出来るということが分かります。

今回は定番のBEEF（牛肉）をチョイスしました。

次にソースですが、・CLASSIC TOMATO（トマトソース）・BASIL CREAM（バジルクリーム）・CHILI CON CARNE（チリコンカン）・MUSHROOM CREAM（マッシュルームクリーム）の4種類からチョイス出来、今回はCHILI CON CARNE（チリコンカン）をチョイス。

で、出来上がった商品メニューが下の写真。

マッシュポテトとライス（ピラフ？）とサラダとピクルスがテイクアウト容器の中に盛りつけられています。

なかなか、うまそーです。(^^)

ついでにビール（450円）も頼んでしまいました。(^^)

テイクアウト専門店ですが、東京ミッドタウン日比谷の地下一階は「日比谷フードホール」となっていて、そこでテイクアウトした料理を食すことが出来るようになっています。

はたして日本でミートボールを流行らせることは出来るのか！？

お味の感想はといいますと、今回チョイスしたCHILI CON CARNE（チリコンカン）ソースがなかなか美味い！

元々私自身がテクス・メクス料理（アメリカ南部で作られるメキシコ料理）が好きなこともあって、これは私の好みでした！

添えられたマッシュポテトも柔らかくてクリーミーで良い感じです。

チリコンカンソースが掛かったライスもいい塩梅です。

ですが・・・

肝心のミートボールは？と言うと、正直、なんの感動もないといったところ。

それは多少硬く、しっかりとした食べごたえがあり、肉の味を楽しむといった感じの料理ではありません。

以前、千葉県船橋市の「ららぽーとスキードームザウス」の跡地に出来た「IKEA Tokyo-Bay（イケア）」の中のイケアレストランで、スウェーデンミートボールを食べたことがあるのですが、その時食らった肩透かしと同じ感覚でした。

ま、これが本場のミートボールなのでしょうが、日本で流行させるには、そのままでは「ちょっと難あり」だと思います。

「柔らかくて肉汁が滴るようなミートボール」を作り上げることが出来ないとなかなか流行らないのではないでしょうか？

同じ日比谷フードホール内にはステーキ料理の「BROOKLYN CITY GRILL（ブルックリンシティグリル）」やヴィーガン料理の「Mr.FARMER（ミスターファーマー）」などが入っているのですが、こちらは空き席が無いほど混雑しているのに、ここ、ミートボール専門店「スーザンズミートボール」は専用席にも空きがチラホラと見受けられました。

「ミートボール＝肉団子＝チープ」という認識が日本人に根付いていることは周知の事実なのでしょうから、何かしらのアレンジが料理自体に必要だったのではないかと思います。

しかし店舗の作りは鍋にカラフルなル・クルーゼを使用するなど、抜かりはありませんでした。

ちなみに価格は、今回注文した「MEAT BALL BOX（ミートボールボックス）」で1,050円です。

この価格設定も一般的には高い印象となるのですが、日比谷フードコート内に入る他店のランチメニュー価格と比較すると安い部類となるため、「やっぱりミートボールだから安い！」と言われかねません。

思い切って価格は1,500円前後に設定し、内容をもっと豪華にした方がより興味をもってもらえるような気もします。

銀座シックスの地下食品売り場にある「海苔弁山登り」の高級海苔弁当「海（鮭入り）」が1,080円でも馬鹿売れしているようにです。

しかしながら、ここ、「スーザンズミートボール（Susan’s MEAT BALL）」はこれから日本でミートボールを定着させることが出来るのかを見極める良い基準店舗になりそうですね。

興味のある方はぜひ訪れてみて下さい！

店舗情報

店名：スーザンズミートボール（Susan’s MEAT BALL）

住所：東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷 B1F HIBIYA FOOD HALL

電話番号：03-3519-7311

営業時間：11：00～23：00（LO 22：00）日曜営業

スーザンズミートボールfacebook：https://www.facebook.com/susansmeatball/

スーザンズミートボールpicbear susansmeatball_official：http://picbear.club/susansmeatball_official

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この記事を書いた人

テイキチTakeAwayKitchenブログ管理運営

TakeAwayKitchenブログ管理運営・執筆者。
テイクアウト料理のメニューを考えて、作って、食べるのが趣味の、自称テイクアウト料理推進委員会代表。
テイクアウトに関わらず、飲食店で人気のある店や話題性のある店には必ず足を運びます。
繁盛している飲食店とそうでない飲食店の、傾向と対策を考えることも大好きな、立ち飲み酒場好きアラフィフ男です。(^_^;)